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白玉ユキトのレビューコレクション

  • アイテムさがし
    アイテムさがし
    アイテム探し! 楽しかったです。 ファンシーな世界で手描きのイラストが可愛かったです! 謎の生物がいい味出してました。 ステージ10は難しかったですね。めちゃくちゃ溶け込んでて。 @ネタバレ開始 ステージ9のキツネとタヌキが特に可愛かったです! アイテムを拾うたびに動いてる! 女の子になった! ……と思っていたらムキムキに笑 キツネくん男の子だった! @ネタバレ終了 ありがとうございました!

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  • 吊り餌
    吊り餌
    タイトル画面を見て興味を惹かれてプレイしました。 雰囲気が抜群に良いですね! タイトル画面でアレコレ選んで見ている段階で既に怖かったです。物語を読み進めていくと少しだけ、本当に少しだけ実態が分かって震えました。 @ネタバレ開始 サイトのほうにもアクセスして閲覧しました。裏で何があったのかがぼんやりと分かって、じわりじわりと怖いですね。 真ん中のサムネイルの画面が見られていないのが、少々心残りではありますが。 追記)無事に見ることができました! 女の子……不気味でした。 @ネタバレ終了 短いプレイ時間の中で、じとっとした恐怖を味わわせて頂きました。 ありがとうございました!

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  • VictorySouls
    VictorySouls
    ティラノでカードゲームが遊べる! 気分を盛り上げてくれるボーカル入りの曲や、綺麗なカードイラスト、また、カードを使うごとにエフェクトが発生するリッチな作りで、触った感触がすごく良いですね! ただ、カードゲームとしては少々運に偏重していて戦略を立てづらいのが難点かな、と思います。 @ネタバレ開始 相手が何をしてくるかが分からないので「強い組み合わせを出して祈る」という戦略になってしまいがちかもですね。相手の選択肢が分かれば読み合いが成立するので、いっそ手札をオープンにしてしまうとか、あるいは自分と相手の手札が被らないようにするとかなら、予測しての読み合いもできるのかな、と思いました。相手のDELETE読みでREFLECT当てたいし、それを読まれてBRAVEで躱されたりしたい。 自分でも作るぐらいカードゲーム好きなのでいろいろと書きましたが、気に入らなければ無視してやってください。 @ネタバレ終了 それにしても、できる人が本気で作ったらティラノって本当に何でもできるんですね! すごい! 楽しかったです。ありがとうございました!

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  • バグだらけ研究室
    バグだらけ研究室
    バグ探しゲーム! 初回は毎回報告ボタンを押しながら進めて「物語が全然入ってこない」とか笑いながら8個発見。あと何があるんだろう? と確認したら数が多すぎてビックリしました! @ネタバレ開始 で、どこにあるんだとシステムボタンを押してみたら、何もかもがバグっててやばかったです。 スキップ押したら瞬間でエンディングなの笑いました。そして弄ってたらパラメータが出てくるあるあるのバグ。 あと開幕の座標がずれて埋まってるやつ好きです。進めたら「にゅっ」と出てくるの「もぐら叩きみたい!」確かに! @ネタバレ終了 楽しかったです。ありがとうございました!

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  • 身の程知らずの恋と嘘
    身の程知らずの恋と嘘
    同性愛とかストーカーとか、入りにくい要素が多くあるのに、妙に先が気になってスルスルと読めてしまう作品でした。扱いにくい要素だからこそ、くどさも違和感もなく描かれているのがすごいなと思います。とても面白かったですし、最後は温かい気持ちになれました。 @ネタバレ開始 成海くんの行動がかなり行き当たりばったりで、「これ、すぐばれるでしょ。ばれたらどうするの」とヒヤヒヤしました。飲み物のパックを拾ったり、事故の報せを聞いて飛び出したり、恋人だったと嘘をついたり。 仁坂くんも、なぜ男同士で恋人であることを受け入れるんだ、と思っていたのですが、後半の視点が切り替わってから明かされた過去で繋がって驚きました。一見ギャグのぬいぐるみがこの伏線だったとは。文化祭の映えドリンクも納得です。 お互いに、自分が悪く思われてでも相手を守ろうとするのがいいですよね。あと、お互いに相手を可愛いと思い合っているのも尊い。 物語的なところで言えば、二人だけの世界にならず、クラスメイトもしっかり話に絡んでくるのが構成の上手さだと思います。その分、エンディングの後はどういう立ち位置になるのか、心配になったりもしますが。 「警戒心の強い猫か!」って突っ込み、好きです笑 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!

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  • 白と黒と、あの彼女は -The Colour Out of Space-
    白と黒と、あの彼女は -The Colour Out of Space-
    クトゥルフ神話! 宇宙からの色! プレイ時間は短いですが、どうにもならない状態での主人公の心の動きが丁寧に書かれていて、読み応えがありました。結局どうにもならないのも、この手の話のお約束ですよね。 @ネタバレ開始 行き詰まったところで出会う美少女は、それはもう救いですし縋りますよね。彼女の真意は如何に。 強烈な光を浴びた結果失明するみたいに、強烈な色彩を見たことで世界の色が失われたのかな、と想像しました。 「沙耶の唄」を知っていると開幕で察してしまう所はあるのですが、それでも正体を見てビビりましたし、何だかとても創作意欲が掻き立てられました。 @ネタバレ終了 金色の蜂蜜酒のほうはリメイク予定だそうで、楽しみにお待ちしております。 ありがとうございました!

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  • 教室に巣食う悪魔たち
    教室に巣食う悪魔たち
    いやー、エグいお話でしたね! 初めは主人公の人物像や物語の目的が明かされずに進むので作品に入り込みづらかったのですが、登場人物の関係性や隠された謎が分かってくるに連れてどんどん引き込まれていきました。 登場人物が誰も彼も癖が強く、「ちょっと嫌だな、関わりたくないな」という感じなのですが、こういう人達だからこそ、そこに大きな問題が起こるのだという妙な納得感がありました。 また、学校で起きた事件に対して、週刊誌の報道や先生達の対応・生徒の反応などが描かれるのですが、そこに強いリアリティを感じました。読み終えてエンドロールを見れば多くの参考文献が挙げられていて、丁寧に調べて作られたが故なのだなと驚いたものです。 @ネタバレ開始 謎が明かされた時に、それに納得できるだけの情報が既に出ているんですよね。 最初は主人公の名前も性別も分からなくて、性別は深水さんのイベントで分かったわけですが(まだTSの可能性はありましたが)、後から振り返ってみれば、女生徒との距離の近さや同僚男性のアプローチの仕方などで納得がいくんですよね。 グラフィックが顔より下なのもプライバシー的な表現だと認識していましたが、真相が分かってみれば「だからか!」と腑に落ちますし、地の文が一切ないのもそうでしたし。 主人公は知らぬ振りしてることが多いので、どこまでが本当なのか分からず怪しさ全開で、ミスリードには見事に引っかかってしまいました。エンディングの後に更なる真相があって、残ったパーツが繋がったのは本当に見事でした。寿司ネコとかクラシックとか不登校の彼とか。 自殺を扱った作品は多々ありますが、本作はその選択に納得感がありました。あれだけの仕打ちを受けて最後に縋ったものにまで裏切られたとなれば、この世への諦めを悟るのも已む無しかな、と。そう、加害者を殺したいとかじゃないんですよね。平穏に生きることが許されないことへの諦めであって。 タイトル画面は昨年の事件の瞬間だったのか、と後から気付いて慄きました。音がね……。 手帳のハートとドクロは何だったのか気になります。 個人的に、読み味からブラックオクトウバーを思い出しました。 イベントの途中で閉じて再開した時も芸が細かいですね。というか、オートセーブすごい。 それと、行末の調整は気を遣ったんだろうな、と読んでいて感じました。 ところで、雄三って何者なんだろう笑 @ネタバレ終了 なかなかキツイ描写もあって人には勧めにくいのですが、人間の汚さもまざまざと描かれていて、サスペンスとして非常に面白かったです。 プレイさせて頂き、ありがとうございました!

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  • ふたりだけのPARADISO
    ふたりだけのPARADISO
    とても良いお話でした。 起動するなり広がる青い空と海。初々しい二人。破壊力抜群の甘酸っぱいやり取り! とても幸せな気持ちでプレイできました。 場所の写真もそうなのですが、昼と夜の写真が使い分けられているからでしょうか、そこで過ごした気分になれました。文章も読みやすかったです。 @ネタバレ開始 奥手男子が積極的なの好きなんですよねぇ。ドンピシャで気持ちよく読めました。 本場のペスカトーレ、食べてみたいです。 最初に幸せなところからきて、途中で悲恋の人魚の話が出てきたので、すごくヒヤヒヤしたのですが、幸せなまま終わって安心しました! 家族になれて良かったですね! @ネタバレ終了 読ませていただき、ありがとうございました!

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  • COVERUP
    COVERUP
    意味が分かると怖い話、一時期読み漁っていたので結構知ってる話もあるのですが、「これ知ってる!」という感じの楽しさや、逆に全然知らない話が出てきて驚いたりして、面白かったです。 それぞれが短いので一気にプレイできますし、何より雰囲気が抜群に良いですね。案内人のシカさん謎すぎる。 @ネタバレ開始 一部、おかしな点は分かっているのに、どれを選べばいいのかで迷うことがありました。 雪崩れの話は救済という言葉がピンと来なかったり、 ソファからベッドへの移動は怪奇現象なのでは、とか、 今は横断歩道も音が鳴るので、目が見えなくても止まれるはず、とか。 それにしても、暗号で脅迫する女の子、可愛いですね! @ネタバレ終了 楽しかったです。また新しい話ができたら読んでみたいと思いました。

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  • 周波数は夜の底
    周波数は夜の底
    一風変わったタイトルに惹かれてプレイしましたが、とても印象的な作品でした。 イラストの雰囲気からもう少しポップなものを想像していたのですが、割とド真ん中のサスペンスでした。強く興味を引く設定に、ハラハラする展開としっかりとした文章が相俟って、終始引き込まれたまま読み進められました。謎を解明しようと藻掻くのに、常に謎が少し上回っていて、最後まで追い立てられて進んでいく構成が上手いなと思います。 ストリートビューに映る死体、という今風の都市伝説が面白いですよね。しかも、その死体の少女が生きていた、という出だしで、強烈な謎として物語を牽引してくれます。途中で出てくるグループチャットの都市伝説も、実際にありそうな感じで怖かったです。 その死体のはずの女の子、初音ちゃんは、幼くも達観している謎めいた雰囲気がとても魅力的でした。主人公の宗矩とは、全く理解し合えない部分だったり、逆に共通点が見つかったり、少しずつ共鳴していく関係性がすごく好きでした。また、物語が基本的に暗くじめっとしているので、いくみちゃんの明るさには救われていたかなと思います。 @ネタバレ開始 「親の命を消費して生きている」という実感を幼い頃に持ってしまったのですよね。生きることそれ自体に罪悪感を持ってしまって、罪があるのに罰がないという居心地の悪さが彼女の認知を歪めてしまっているように見受けられました。一見すると死を求めているのに、死なないよう一緒に逃げている辺りも、こうした歪みの表出なのかなと思います。 ただ、この辺りのバックボーンが作中で語られないんですよね。「初音ちゃんに何があって今の人格を形成しているのか」という謎も読み進める動機の一つでしたので、読み終えてやや物足りなさは残りました。マンションに一人暮らしで弁護士の後見人がいて金に不自由していない、とか気になる要素が結構強かったですし(お金に関しては宗矩も気になりました)。 他にも「いくみちゃんが宗矩をここまで気にしてくれるのはなぜか」とか「空き巣や轢き逃げの犯人は誰か、真相は何か」とか、最後まで謎が謎のままなので、そこは知りたかったところですね。どっぷりと物語に浸っていたので、もっと詳しく知りたかったし読みたかったです。 とはいえ、ラストの宗矩がいくみちゃんからもらったものを初音ちゃんに与えることで繋がる終わり方は、非常に綺麗で印象的でした。その後の取り組みが、上手くいったとしても生活が破綻しそうなのが不安ではありますが。 あとは、地の文も多く、文章がしっかりと書かれているので、サウンドノベル形式の全画面タイプのほうが読みやすかったかもしれません。1行ずつ切られると前後の繋がりが把握しづらくて、バックログで確認し直すことが多かったので。 @ネタバレ終了 長々と書きましたが、ずっしりとした感情を与えてくれる作品でした。 面白かったです。ありがとうございました!

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