heart

search

灯野ともるのレビューコレクション

  • イオエルと左利きのキア
    イオエルと左利きのキア
    プレイ後、二人のことにゆっくりと思いを馳せたくなるゲームでした。余韻がすごいです。 グラフィックがとにかく美しいです!!背景もご自身で描かれているとのことで、キャラクターと色味が合っていてとても美しい画面でした。特に、スチルの明暗の付け方がドラマチックで素敵でした!どれも映画のワンシーンのようで見入ってしまいました。 イオエルとキアのやりとりにニヤニヤしてしまいました。イオエルのツンケンした態度の背後にキアへの信頼のようなものを感じて微笑ましかったです。ずっと二人のやりとりを見ていたいと思いました。 @ネタバレ開始 キアの正体に驚きました。そして、「女王様」と呼んでいたのは、冗談だけではなかったんですね! 別れの時に寂しそうに笑ったキアが印象に残りました。 最後に王位を継いだ二人が、出会った頃の無邪気なだけの関係でなくなったのが、伝わってきて、切なくなりました。 タイトル画面の変化も良かったです。髪を切ったイオエルに、過去の自分との決別や、色々なものを背負っていく覚悟のようなものを感じました。 Extra Storyを読んで、やっぱりイオエルはキアが好きだったのだなあ……、と胸が締め付けられました。 若かりし頃の小さな冒険とドラマチックな出会い、最初から結ばれないと分かっていても抱いてしまった淡い恋心……。胸に刺さりました。最高でした。 @ネタバレ終了 エンディングテーマも雰囲気抜群で良かったです。 読後の切ない後味が好きな作品でした。ありがとうございました!

    レビューページを表示

  • 人を呪わば恋ひとつ
    人を呪わば恋ひとつ
    ひなまつりの前日譚ということで、プレイしました。  呪いの話なので、しっとりした感じかと思いきや、途中からは笑いっぱなしでした。 @ネタバレ開始 三宝と左大臣は、女雛と男雛になる以前から出会っていたのですね。何度も呪いの人形を浄化する式と、それを笑って受け止める人形の対比が切なかったです。三宝から左大臣への想いの強さを知って、胸が締め付けられました。最後は、左大臣が高貴な薫物を調合してもらえるようになって良かったな、と思いました。 三宝があれだけ厳しいのは、左大臣の理想になるためなのかなと思ったら、三宝がとても可愛らしく感じられました。 @ネタバレ終了 笑いあり、切なさありでとても楽しかったです。ありがとうございました!

    レビューページを表示

  • 贋作のゆりかご。
    贋作のゆりかご。
    短時間でひきつけられた作品です。 静かな語り口で淡々と語られる物語と、画面が次々に移り変わる演出が魅力的です。 @ネタバレ開始 完全な真作なんてこの世界にないものの、追い求める気持ちは分からないでもないので、何とも言えない気持ちになりました。 @ネタバレ終了 1周目終了後の演出には鳥肌が立ちました。 強く余韻の残る作品でした。ありがとうございました!

    レビューページを表示

  • 今日は恋するひなまつり
    今日は恋するひなまつり
    ひな祭りなのでプレイしました。面白かったです! どのエンディングも予想外の展開があって、満足感が高かったです! キャラクターがみんな個性的で面白く、キャラクター同士の関係性が少しずつ分かってくるのも楽しかったです。一番好きなキャラクターは右大臣です。 @ネタバレ開始 これまでの30年間、どういう想いで過ごしてきたのだろうと思うと、言いしれない思いが湧きます……!右大臣エンドは、男雛エンドを見た後だと、より良かったな……と思いました。 左大臣と三宝の話も好きでした。前世では悲しい別れがあったけど、無事結ばれて良かった……!と思いました。 持ち主と女雛の未来がリンクして変化するのも面白かったです。弟と結婚した結末は、さすがにビックリしました笑 @ネタバレ終了 とても楽しかったです。ありがとうございました!

    レビューページを表示

  • 愛しのフランケンシュタイン
    愛しのフランケンシュタイン
    細部まで作りこまれた世界観がとても魅力的な作品でした。美しいビジュアルとどこか温かさを感じられる文章、静かなクラシックのBGMがマッチしていて美しかったです。 キャラクターでは、ミゲルさんがあまりにも好きでした。孤独な貴族で、本当はすごく優しいのに不愛想な態度しかとれないところが最高です! サブミッションやたくさんのエンディング、アチーブメントとやりこみ要素が豊富で、贅沢な作品でした。とても面白かったです!! 中でも印象的だったのは、ハーヴィーのエンディングです。 @ネタバレ開始 まさか最後にあのアイテムをくれるとは思わなかったので、驚いたとともに何だか感激してしまいました。素直じゃない態度がまた素敵です。 ED1の「この家には、本当の親子もきょうだいもいやしないのに、誰も彼も当たり前に家族という言葉を使う」という台詞が印象に残りました。この言葉に彼らの絆が象徴されているような気がしました。いつまでもこの家族で、温かく一緒に過ごしてほしいと思いました。 @ネタバレ終了 有償版もあるようなので、そちらもプレイさせていただきます。 温かくて、優しくて、少し切ないこの世界にいつまでも浸っていたくなるような作品でした。ありがとうございました!

    レビューページを表示

  • 【脱出ゲーム】プリンセス・ブレイク
    【脱出ゲーム】プリンセス・ブレイク
    キャラクターがみんな可愛くて微笑ましかったです。特に魔王ちゃんが好きでした。尊大な態度なのに、すぐ余裕なくなるところが堪らないです。 ギミックは、難しすぎず、サクサク遊べて楽しかったです。 @ネタバレ開始 カスタード王子の扱いには笑いました。アイテム欄に入ってしまうんですね笑 @ネタバレ終了 最後の終わり方がほっこりして良かったです。素敵な作品をありがとうございました!

    レビューページを表示

  • 暴君フィアンセ
    暴君フィアンセ
    キャラクター、画面デザインがとにかく可愛かったです。プレイ時間が短いのに、スチルがたくさんあって、贅沢でした。 ディルくんのルートが一番好きでした。 @ネタバレ開始 冒頭で暴君っぷりを発揮していたディルくんが、ルリカちゃんに押され気味でワタワタしてるのが堪らなく可愛いです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!

    レビューページを表示

  • ぶれいんぼむ
    ぶれいんぼむ
    複数の子に告白するのに、本命は一人という構成が面白かったです! どのキャラクターも魅力的で可愛かったです。 @ネタバレ開始 紫乃さんのルートが切なかったです。すごく喜んでくれたけど、そうじゃないんだよと……。 祈赤ちゃんと紺助くんの距離感が好きだったので、本命が祈赤ちゃんと分かってからテンションが上がりました。トゥルーエンドにはニコニコしてしまいました。末永く爆発してほしいです。 @ネタバレ終了 楽しい作品をありがとうございました!

    レビューページを表示

  • バロックを抱く揺籠
    バロックを抱く揺籠
    冒頭の演出から、この世界にどんどん引き込まれて行きました。静かなBGMと落ち着いた色のイラストが素敵です。 それぞれの登場人物の置かれた立場に思いを馳せると、胸を締め付けられるような切なさを覚えます。 5枚目の肖像画の演出が、特に素晴らしかったです。涙が溢れそうになりました。 しばらくは、この余韻に浸っていたくなるような物語でした。プレイして良かったです。ありがとうございました!

    レビューページを表示

  • ショート・ショート・ショート100
    ショート・ショート・ショート100
    短い話がたくさんあって楽しかったです。寝る前のちょっとした時間等に重宝しました。ジャンルも多種多様で、贅沢な時間を過ごせました。 短い物語なのに、心をつかまれる話がいくつもあって、楽しかったです。 @ネタバレ開始 特に印象に残った物語は下記です。 ・大好きな貴方 オチまでの文章がとにかくなめらかで、すっと読んでしまいました。最後は爆笑しました。 ・聖キャラ学園ツンデレ科 聖キャラ学園という設定が面白かったです。やはり、ツンデレは良いですね! ・時を止める力 こう来たか!と思わせる物語でした。面白かったです。 ・競争 甘酸っぱくて切ないのが素敵でした。競争というモチーフが物語にとてもマッチしてて、良かったです。 ・封印されし魔法書の行方 結末が素敵でした。主人公の弟子はどうしただろう、と想像を膨らませていました。 ・あのとき助けていただいた者です それぞれの虫の特徴をよく捉えてて面白かったです。最後のオチに笑いました。 ・あやかしのきみ 「大事なもんが守れるなら、それでいい」という台詞が印象的でした。最後の切なくも静かな結末が良かったです。 ・マスターの昔話 温かいお話で素敵でした。北園さんとの再会のシーンが印象に残ってます。本当に二人が再会できて良かったです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!

    レビューページを表示