灯野ともるのレビューコレクション
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G目線上のエリアプレイしているうちにGが可愛く思えてしまう不思議なゲームでした。エンディング後、すぐに探索画面に戻るので、ストレスなくエンディング回収できます。 エンディングはバリエーション豊富で、クスッと笑えるものもあり、楽しめました。 エンディングとおまけまでコンプリートしましたが、バッドエンド3だけは攻略を見てしまいました。 BGMが、G線上のアリアの色んなアレンジ違いだったところにこだわりを感じました。タイトルのセンス、とても好きです……! @ネタバレ開始 ネコやクモに追いかけられたときには、適度な緊張感があって楽しかったです。 トゥルーエンドには笑ってしまいましたが、同時にそんな未来があったらECOで素敵だなと思いました! 敗者復活戦は、ほっこりできて良かったです。人間と共存できる未来があって良かったなと思いました。 @ネタバレ終了 楽しいゲームをありがとうございました!
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花枕(第一章~第二章)独特の文体が癖になる作品でした。時折挟まれる軽快なやりとりやウィットに富んだ文章にクスッと笑ってしまいました。 @ネタバレ開始 最後のオチはなんとなく読めていましたが、それでも心を打たれました。言葉にすると陳腐ですが、自分の技術で誰かを笑顔にできるのは素敵なことだなと思いました。 最後にとてもメタな話が出てきたのは笑いました。 @ネタバレ終了 三上くんがこれからどうなっていくのか、気になります。ありがとうございました!
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愛しのリョーくんリョーくんが優しくて、カッコよくて、短時間でたくさんときめきました。ED1に一番キュンとしましたが、元気になったと強がったときにリョーくんが叱ってくれるのも大変良かったです。表情では、リョーくんの照れ顔、とても尊かったです……! @ネタバレ開始 ……と、思っていたら、おまけを見て愕然としました。本編との落差が激しくて、とても情緒が乱れました。最高です……!ED4のメッセージも、前後のメッセージと一緒に見ると全く印象が変わりますね! @ネタバレ終了 楽しませていただきました。ありがとうございました!
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暗がりに咲く花短時間で、切ない感情に胸がギュッと苦しくなったり、泣きそうになったり、ドキドキしたりと、情緒が乱されました。淡々としていながらも的確に胸を打つ美しい文章に夢中になりました。 特に、主人公の自分の人生に対する考え方に、胸が苦しくなりました。その気持ちは、なんとなく分かるような気がします。そんな中で、ミーアさんへの気持ちが本当に美しくて、尊かったです。 @ネタバレ開始 告白の結果がどうなったか、はっきりと描かずに余韻を残すラストもとても良かったです!一番最後の一文が、色んな気持ちを感じられて、とても好きです! @ネタバレ終了 初恋の鮮やかさを見事に表現していて、素晴らしかったです。短い時間で、本当に心を揺さぶられました。ありがとうございました!
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雨の袂短い文章の中に高濃度に圧縮された感情が感じられる作品です。一文一文噛みしめながらゆっくり読みました。しっとりとしたBGMが素敵で、作品によく合っています。 @ネタバレ開始 佑悟くんと伊代さんの、幼馴染だったけど、疎遠になり、また話すようになったという関係性が、とてもリアルだなと感じました。二人の会話が絶妙で、単純な好意だけではない複雑な感情を感じられ、味わい深かったです。 幼い頃と同じように、傘を少し前に掲げるシーンには、とても胸が締めつけられました。その後の虹は本当に美しかったです。 @ネタバレ終了 雨が降る頃に読み返したい作品でした。ありがとうございました!
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使用人との恋短編ながらエンディングのバリエーションが豊富で面白かったです。献身的で優しいアランと頑張り屋の主人公のやりとりをニコニコしながら眺めていました。これまで恵まれてきた生活をしていただろう主人公が身の回りのことをできるようになろうと奮闘する様子がいじらしかったです。 フルコンプしましたが、選択肢総当たりのため、攻略はそれほど難しくありませんでした。 @ネタバレ開始 「困難な道でも二人なら」のルートの、アランの独白にはうるっと来てしまいました。こういう切ないのにとても弱いです。そこからのハッピーエンドには拍手喝采してしまいました。 でも、切ない片想いのまま終わるノーマルエンド「使用人は使用人」も好きでした。 @ネタバレ終了 選んだ選択肢による展開の変化に納得感があり、楽しめました。ありがとうございました!
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籠中話シリーズ①『トリカゴさま』凝った演出とトリカゴ様のキャラクターが魅力的なゲームです。主人公の感情を画面の揺れだけで表現していたのは、すごかったです。とにかく画面が綺麗で、新しい絵が出るたびにしばらくじっと見つめていました! ホラーが少し苦手なのでドキドキしていましたが、これは大丈夫でした。 @ネタバレ開始 一番好きなのは、餌箱のスチルでした。美しいです……! 最初、天使のような朗らかな雰囲気だったトリカゴ様が、途中で一変して悪い顔になるのが最高でした。 顎に手を当てて、正面を向いて目を細めて笑う立ち絵が特に性癖に刺さりました。トリカゴ様にもっと見下されたい、罵られた……(自主規制) あと、エンディングのトリカゴ様にもやられました。和風の世界観でまさかそう来るとは思わないじゃないですか!!!しかもあの差分!!!……最高でした! @ネタバレ終了 今後トリカゴ様がどうなっていくのか気になります。ありがとうございました!
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混同仮面ミニゲームもあるアメコミ風のギャグノベルです。テンポの良い演出に夢中になりました。アニメを見ているような感覚で面白かったです。下ネタがとても多いのですが、すごく勢いが良いので、いやらしい感じはしませんでした。 キャラクターでは、あやのさんが可愛くて好きでした。脚がきれい……! UIのイラストも凝っていて良かったです。 途中で入る混同仮面のカットイラストがめちゃくちゃかっこよかったです。 @ネタバレ開始 そして、実際とのギャップに笑いました。登場した瞬間に家も本名もバレバレなのには爆笑しました。 ラスト2回のバッドエンドとそのあとの演出も良かったです。確かにこれは、混同仮面にとってはバッドエンドですね笑 @ネタバレ終了 ミニゲームも、適度な難易度で楽しかったです。スマホでプレイしたのですが、ちょっと判定が厳しく感じたので、PCでプレイしたほうが良さそうです。 たくさん笑いました。ありがとうございました!
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ぐらぐらするどのキャラクターも生き生きとしていて、各自の選択した生き方の違いが会話の中で鮮明に描かれた、味わい深い作品でした。 職場の和やかな会話が「あるある!」の連続で楽しかったです。おじさんかわいい。 立ち絵無しで登場人物が多いですが、Notesのおかげで困ることはありませんでした。Notesの情報が少しずつ増えていくのが、草田くんが職場のみんなを少しずつ知っていくようで良かったです。ホラー要素はありますが、ホラーが苦手な私でも大丈夫でした。 @ネタバレ開始 「サボりじゃないですよ」と言ったり、耳栓してる藤原さん、好きです。 田中さんに対するあたりの強さには、胸が痛くなりました。どこの職場でもこういう光景はありますよね……。 草田くんの顔色が悪いときに周りの人が色々世話を焼いてくれたシーンにはほっこりしましたが、同時にお姉さんとのシーンや田中さんへの対応のギャップに(良い意味で)しんどくなりました。 田中さんが昔藤原さんに言ったという、「人それぞれご事情がおありですから」という言葉は、私の胸に深く刻まれました。こんなことを言える大人になりたいものです。 取りに戻らない方のエンドが、草田くんのさり気ない気遣いが光って好きでしたが、きっとこっちはIFエンドで、真エンドは取りに戻る方なんだろうな、と感じました。例のものを突き返すシーンには胸が痛くなりましたが、草田くんの気持ちも分かるような気がして、葛藤していました。草田くんは、きっとこの先要領良く生きていくんだろうな、と思いました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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ウソからはじまる物語どれも読み終わった後にほっこりと心が温かくなる素敵な物語でした。 上から順番に読みました。真っ赤なウソが、微笑ましくて一番好きでしたが、ウソから出た誠にも惹かれました。 3つの話に出てきた人物が上手く絡み合ってて、読み進めるたびに「これはあのときの人だ」「あのときこの人たちはこういう関係性だったんだ」「あの人はこんなことを考えていたんだ」等と分かってきたのが面白かったです。簡潔だけど味のある文章で読みやすかったです。 @ネタバレ開始 エピロードの「私たち、いろいろあるのよ。でも、頑張ろう」というメッセージが爽やかで、胸にすっと溶けて好きです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!