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深山宵のレビューコレクション

  • 【完結】女攻めの国のアリス【R-15版】1/18更新
    【完結】女攻めの国のアリス【R-15版】1/18更新
    いつも素晴らしい作品をうみだしておられる制作者様おふたりが強力タッグを組まれたと知って以来、ずっと気になっていた作品です。 趣向を凝らした演出の数々、 美しい文章とグラフィック、そして女攻め……!! じっくり堪能させていただきました! @ネタバレ開始 とにかく黒うさぎの美形ぷりと ばぶちゃんとのギャップに萌えころがりました。 可愛すぎる……! アリス様も一見つよつよにふるまってるけど 中身はとてもピュアで弱い部分があり、 惹かれずにはいられません。 お話が進むうちアリスに大変つらい過去があることもわかり、 不穏な過去を垣間見るシーンではどうなってしまうのかとハラハラしつつ、 かつえっちなシーンにドキドキしつつ読み進めました。 みんなの正体にはとても驚きましたし (黒うさぎのエケチェンぶりに納得です)、 アリスに過去なにがあったかも推察すると とても胸が痛みましたが無事救われてよかったです……! 愛が起こした奇跡に感動しましたし、 晴れやかな気持ちになりました。 強くてかっこいいアリス様と、 健気で可愛くて芯はとても強い黒うさぎ。 すれ違いはありましたが、 無事結ばれることができて良かった……! 性にも自由で楽しい大人のおもちゃの国で、 未来永劫仲良く幸せに暮らせますように。 @ネタバレ終了 素敵なお話をありがとうございました!

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  • 北限のアルバ~冬の章~
    北限のアルバ~冬の章~
    今回のお相手、透也くんの圧倒的美少年ビジュアルが大変好みだったこともあり、ずっとプレイするのを楽しみにしていたこちらの作品、無事バッジをゲットすることができました。 おおお……感無量です……!! @ネタバレ開始 ここまで春夏秋とプレイしてきてとうとう迎えた冬の章。 おなじみの舞台におなじみの登場人物たち。 でも今回のお相手はいままでと少し趣が異なるみたい……? 概要欄での注意書きや皆様の反響などから何かが違うんだと存じあげてはいたんですが、まさかこのようなお話だったとは! 大変驚くと同時にとても感動しました。 透也くーーーーーーん!!!(号泣) (アイヌ民話のイベントを挟んでくださったことで、すんなり受け入れることができました。 そういえば湊くんもアイヌの血をひいてるんですよね……) 彼が年齢よりも大人びた振る舞いを身につけてしまうに至ったこれまでの人生や境遇、そしてほかの人とは違う──その美しい外見もふたつの記憶も──という孤独を想い、さらには真ちゃんに「気づいて」しまったあとの葛藤を想うと、自然と涙が出てきてしまいます。 最初のエンドは真ちゃんが東京に帰るエンドだったのですが、やるせなさにもんどりうってしまいました。 こんな失恋の仕方ってありますか……!(誉め言葉) 透也くんが「夜明け」だと言うシーン、そのあとの美しいスチルも含めとても印象に残っています……。 なのでもうひとつのエンドでまだふたりの関係に変化の可能性があるとわかり快哉を叫びました。 恋なのか家族愛なのか悩む気持ちはふたりともにあると思うけれど、どうかためらわないで、自分の気持ちに素直になってほしいです。 どちらのエンドも好きですが、じつはもんどりうったはずの切なさMAX失恋エンドの余韻がいまも心に強く残っています。ごめんね透也くん……。 サブストーリーでは特に、透也くんが美瑛に残る理由がわかるお話で情緒が無事崩壊しました。 だからずっと美瑛にいるって言ってたんだ……。 彼がいかにあの時の記憶を大切にしているかが伝わってきて、ここでも全私が泣きました。翌朝目がパンパンでした笑 今回も人間関係や美瑛の美食、北海道の文化などじっくり丁寧に描かれていてとても素晴らしかったですし、湊くんの真実や真ちゃんの過去のお話など、心に残るエピソードもたくさんありました。 また温かいグラフィックやUIも毎回季節にそっていてとても素敵でした。 @ネタバレ終了 シリーズ完結本当にお疲れさまでした。 どの季節も本当に楽しませていただき、 素敵な時間を過ごさせていただきました。 ありがとうございました……!

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  • 和泉くんと三姉妹。~"End" is where we always start from~
    和泉くんと三姉妹。~"End" is where we always start from~
    大好きな和泉くんシリーズの最新作です! 全エンドクリアしました。感動しました……! 思い返せばこちらのシリーズと出会ったのは2020年のTGFから。 両親が海外出張のためひとりになってしまった雅くんのもとに家政婦さんとしてやってきた三姉妹。 雅くんと彼女たちとの交流を温かく優しく、時にはユーモラスに、そして時には切なく描かれたお話に夢中になり、新作が出るたびプレイさせていただきました。 雅くん&三姉妹をはじめとした登場人物は 皆いきいきとしていてとても魅力的です。 豊富なスチルも賑やかで楽しいですし、 しかも今回はフルボイスやふたりきりの会話イベントなどお楽しみがいっぱいでわくわく……。 @ネタバレ開始 サブタイトルに含まれたEndの文字、そしてはじまりのモノローグに切ない予感を抱いたのは束の間で、久し振りの和泉家に実家のような安心感を覚えました(*´ω`*) ほのぼのとした日常、いつものここちよい三姉妹との時間、楽しいやり取り……そして雅くんのメイド姿に大喜びしていたその時。 三姉妹の前に現れた男性が波乱の幕開けを告げて……。 って貴文さん!???どちらさま!!!!????? イケメンだし!!!  三姉妹の呼び方もなれなれしいぞ! ここからいままでの穏やかな日々が一転し、 ドキドキハラハラ、そして先が見えない不安な展開に……。 結婚を阻止できるかはらはらしましたが、 間に合ってほっとしました。 くるみちゃん>しずくちゃん>あまねさんの順にクリアしまして、その後ED1.2等も回収して8エンドすべてクリアしました。 (攻略サイトもとても助かりました。おかげさまでスチルも無事コンプできました~(*´ω`*)) 以下キャラEDにつきまして。========== ◆くるみちゃん 今回個人的にくるみちゃんにすごく共感しまして、 貴文このやろう~と思ってましたすみません(;´∀`) 施設にいたころ、妹たちの知らない貴文(もう呼び捨て)とあまねさんの時間があったのかもしれないし、彼にだっていろんな事情があるんだろうとは思いつつも……大切なあまねさんを奪われるという気持ちが強かったです。 最推しのくるみちゃん、今回も可愛かったです!! 今回はこれまで以上に弱いところも見せてくれている気がしました。それって信頼のあらわれですよね……? 最後、相棒になってくれるところも彼女らしいなと思いました。恋人未満友達以上の関係、でもいつかは……。 あと、ラストのしずくさんの号泣には激しく心を揺さぶられました。 待っててしずくさん次はあなたのもとへいくから~! ◆しずくさん ちょっとドジっ子だけど清楚で優しいしずくさん。 今回雅くんへの思いが隠しきれていない気がします。恋人繋ぎのシーンなんてもう雅くんにぞっこんでは?いいぞいいぞ~~! そしてくるみちゃんEDでの彼女の号泣を思い出しました。 そりゃあ泣きますよね……。 過去のお話でどうしてお料理が得意になったのか、そしてドジっ子になっちゃったのかがわかってしんみり……。 無事両想いになってからは積極的なしずくさんにドキドキ……これからの二人に幸あれ~~。 (ラストでくるみちゃんがへこんでるのを見て切ない気持ちになりました。くるみちゃん、それはやっぱり恋じゃないのかな……( ;∀;)) ◆あまねさん 突然の貴文氏との再会、そしてプロポーズ……。 きっと貴文氏は昔、あまねさんがそばにいてくれたおかげでめちゃくちゃ救われたと思うんです。 そして面倒見がよくて優しいあまねさんだから、その包容力で彼のことも「おともだち」として大切に思っていたのかなあなんて……。 雅くんの両親の会社について、あまねさんが彼にどこまで言われていたのかは想像の余地が残りますが…世話になっている人が自分のせいで窮地に立たされるかもと不安になってしまったのでしょうか。 それとも貴文氏、再会できたことで運命を感じて必死になってしまい、その結果半分脅すような破目に陥ってしまったのかなあ……なんて妄想してしまいました。 ほかのふたりと比べたら雅くんに対して一歩後ろに引いてる感のある彼女ですが、雅くんのアプローチを受け入れてくれてよかったです! 少しアダルトな展開も素敵でした~! ラスト、しずくちゃんとくるみちゃんが失恋に打ちひしがれながらも、あまねさんの幸せのために現実を受け入れるシーンが心に沁みまくりました。 ほんとに……皆いい子たちすぎて泣けてきちゃう……。 そしてあまねさんの大胆なお返事にテンションブチあがりました。 しかも初めてなんですか!!!?????わー~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!! 責任取ります!!!!!!!!!!!!!! =========== それぞれ無事両想いになるところまで見届けられたこともあり、これで最後なのかも……と覚悟していたのですが、新作をまた作られる可能性があると知ってとても嬉しいです。 またいつか皆に会える日がくるのを楽しみにお待ちしております。 @ネタバレ終了 素敵な時間をありがとうございました!

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  • 一夜おどりて
    一夜おどりて
    ずっと気になっていたこちらの作品、 ようやくプレイさせていただきました! 統一感のあるグラフィックは可愛くて温かな絵柄でとても癒されました。和風のたたずまいがたまりません……! 登場するキャラクターたちも皆個性的で素敵でした! @ネタバレ開始 厳しい環境でも一生懸命生きているヒトヨちゃん。お金を大事にしているところにこれまでの生い立ちや人間味を感じます。 怖いけど愛嬌もある鬼たちや可愛いトヨマル、そしてイグサ兄さん!兄さん~~!! 会話の端々からこれまでのふたりの関係や互いへの信頼感などが感じ取れ(妄想し)て悶えてしまいました。 兄さん好きだ~~~~!! 粋な演出があちこちにちりばめられ遊びやすさも抜群で、シナリオミニゲームともにほどよい緊張感を味わうことができました。 お話はくすっと笑えるところあり 人食いである鬼たちの怖さ(かわいらしさ)もあり……。 店主許すまじだったので 最後の展開とてもスッキリしました! また踊りのパートは程よい難易度で、私はあまり器用ではありませんが、詰まることなく鬼たちを酔いつぶせました(*´ω`) ふたつあるENDはどちらもよかったです。 どちらでもヒトヨちゃんとイグサ兄さんが仲良く助け合っていてほっこりしました!! これからもヒトヨちゃんとイグサ兄さんが仲睦まじく、 そして願わくばもっともっと幸せになってほしいなあと思った次第です。 @ネタバレ終了 とても面白かったです。 楽しい時間をありがとうございました!

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  • きまぐれシャノワール
    きまぐれシャノワール
    ずっと気になっていたこちらのお話、 ようやくプレイすることができました。 女児向け風ファンタジーと銘打たれている通り、 子どものころ学校の図書室やベッドのなかで 夢中になって読んだ物語のような心躍る体験をさせていただきました! @ネタバレ開始 自分に自信のない女の子、みのりちゃん。 彼女の心の揺らぎが読みやすく瑞々しい文章で表現されていて、 たちまち感情移入できました。 序盤登場した長髪美少年翔太くん、大変好みのタイプなので そのあたりもシンクロしてしまい……笑 そしてカペラ王国からやってきた一見黒猫、 実は魔法使いのケット・シー、ロダン。 突然の出会い、謎めいた宝石の存在、 そして魔法で家猫に擬態して居候に……! みのりちゃんとしか言葉が通じなかったり 家族や他の人には猫をかぶってたりしていて ニヤニヤがとまりませんでした。楽しすぎる……! そんなふたりが互いに影響を与え合いながら 成長していく姿が丁寧に描かれていて素晴らしかったです。 脇を固めるキャラクターも皆魅力的で、 真帆ちゃんたちやおじいちゃんなど 人柄を知れば知るほど好感が持てる人たちばかりでした。 とりわけエリザベートさんは知性と美貌、 そして気品のある素晴らしい女性だと思いました。 最初は苦手だった子たちと やがて打ち解けられるのもよかったです。 私も運動がとっても苦手なので、 みのりちゃんにさらに共感しておりました。 彼女が頑張る姿や成長する過程、 バスケがうまくなって貢献できたところなどは 本当によかったなあと思わず親目線に……。 ロダンはロダンで聖人君子というわけではなく、 むしろ悩みや苦しみを人一倍抱えているし 不安定で危ういところもあるように見えました。 彼女を羨ましく思う気持ちも理解できる気がします。 ありのままの彼を好きなんだと伝えるみのりちゃん、 本当にいい子だなあって感動しました。 一般家庭で家族から愛されて育ってきた子特有の強さ、 楽観的明るさがあると感じました。 それがロダンにとって救いになるといいなとも。 お弁当を魔法の丘で食べるシーンでは ロダンが心を開いてくれた嬉しさを私も共有できました。 お互い支え合えるなんて素敵すぎるじゃないですか。 ロダンと空を飛ぶシーン、思わず泣いちゃいました。 おじいちゃんに会いにいったのをきっかけに、 みのりちゃんが将来何がやりたいか気づくことができたり、 ペンダントの詳細が判明して……。 冒頭のシーンから、カペラ王国から転送された 勇者の子孫が現代日本にいるんだろうと推測してはいたんですが、 おばあちゃんだったんですね……! おじいちゃんもロダンの言葉がわかるのにも驚きました。 最初内緒にしてたおじいちゃん、お茶目さん(*´▽`*) 迷いを持ち始めているロダンにエーテルハートについて 穏やかではない情報が……。 このあたりで、ロダンはみのりちゃんを 特別大事な存在として考えているんだなと実感できました。 そして……。 SNSで拝見した黒髪のイケメン氏の正体がわかった時、 全私がスタンディングオベーションしました。 とても嬉しい展開です!!! おめかししたみのりちゃんの美少女っぷりよ……! いつか選択肢が出るのは存じ上げていたのですが、 いよいよそれが現れた時、ついに来た……!!と 居住まいを正しました。 全エンド回収したかったので、 あえて諦める方から選んでいったのですが、 ひたすら悲しいBE1 平和だけど切なすぎるBE2、 どちらもゲームならではの世界線を味わうことができました。 黒い蝶にも泣きました。 おばあちゃんとの邂逅を経てカペラ王国に自ら向かう みのりちゃんの凛々しい表情が目に焼き付いています。 とても強くなったなとまたしても親目線&涙目に……。 ロダンをとりこんだ魔王はとても強くて どうなってしまうんだろうとはらはらしました。 エリザベートさんまで石になったときマジ絶望しました……。 みのりちゃんの想いが通じて、 ロダンが我に返った時は本当にほっとしました。 ふたりとそして王国の皆が力を合わせて 魔王を撃退するシーンは胸が熱くなりました。 チェーザレ……きっと彼にも悲しい過去があったんですね。 しかしこのあと、もう一波乱が待っているとは 夢にも思っておらず……。 記憶を失うみのりちゃんと、王国追放寸前のロダン。 彼の両親の真実には驚愕しました。 そしてロダンを忘れてしまったみのりちゃんにも……。 このあとのみのりちゃんの運命が ロダンの選択肢に託されるところ、 非常に燃える展開だと思いました。 ◆恋愛エンド もちろん両方見る気満々でしたが、 イケメンロダンくんを知ってしまった自分としては 人間の彼をもっと見たい……!!!というわけで先にこちらのエンドを選択。 10年後のみのりさん&彼女とようやく再会したロダン、 ちょっぴりやきもきしながら見守りました! 大人になったみのりさんを見る私は ロダン目線になっていたので、 以前彼氏がいたとわかった時には オレ以外の男と付き合ってたんかい!! とジェラシーの炎がメラメラしてしまったり…笑 思い出せてほんとによかったです! 魔法の丘のスチル素晴らしかったです!! 人間同士、これからずーーっと一緒に 仲良く過ごしてほしいです(*´ω`) そういえばふたりが結婚して、 人魚伝説のある島に行くくだり、 もしかしなくてもあの島でしょうか?ですよね……? (裏話等に書いてあったらすみません。 感想文を書き終えるまでは拝読するのを我慢しておりまして…… これを投稿したら拝読しに伺います!) ◆友情エンド こっちは時間が続いているぶん、 翔太くんと伊藤さんのその後なども知ることができ、 真帆ちゃん翼くんのこともリアルタイム感覚で 祝福することができてほっこりしました。 ゲーム内でタイトル名が出るのも熱かったです! 一方で言葉が通じないロダンの悲しさが 切実に伝わってきて……。 とくにおじいちゃんとのオンライン通話のシーンでは、 必死でわかってもらおうと訴えかけているのがわかってしまい、 切なさに身をよじりました。 ここでエリザベートさんが助けにきてくれたのが 本当に嬉しくって。相棒にしたかったくらい 大事なロダンのこと、心配してくれてたんだなあって……。 無事もとどおりの関係になれたふたりが、 これからもずっと一緒に生きていくんだとわかる エンディングもとても素敵でした。 バッジふたつのエンドのうち、どっちがより自分好みか ずっと考えていたんですが結局選べませんでした。 両方味わえるのがゲームの醍醐味、ですもんね……? どちらも満喫させていただきました!! あたたかくて優しい絵柄もお話にぴったりでしたし、 スチルやイメージ画像などもふんだんにあって 物語の世界をより深く理解することができました。 ボイスもキャラクターにぴったりで、 おまけのフリートークも含め楽しませていただきました。 幼チェーザレ、如月さんだったんですね!! そういえばSNSで拝見してました!多才すぎる!! 前に進むために頑張ることの大切さ、尊さを みのりちゃんたちからたくさん教えてもらいました。 @ネタバレ終了 心温まる、素敵な時間をありがとうございました!

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  • パワハラ課長が捨てられた!?
    パワハラ課長が捨てられた!?
    SNSのTLでバッジやタイトル画面等拝見して以来、 ずっと気になっていた課長にお会いしてきました! @ネタバレ開始 パワハラセクハラし放題、特技逆ギレ社長の縁者! 数え役満だ~~!! ころされているのに誰にも悲しんでもらえないのは 日頃の行いが悪すぎたせいですよね……。 犯人にも思わず同情してしまいました。 とてもテンポがよくノーストレスで推理を楽しむことができました。 皆キャラが立っていて会話が楽しい!嘘を暴くのも楽しい! エンド後、直前からのやり直せる親切設計で とても遊びやすかったです。 とくに印象的なのはEND4です。 皆の間にひろがった狂気が印象的でした。 おまけもわかりみが深すぎて面白かったです! @ネタバレ終了 短編ながら推理ものの楽しさが詰まっていて 素敵なひと時を過ごすことができました。 楽しい時間をありがとうございます!!

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  • 人狼ハラスメント
    人狼ハラスメント
    しょっぱなの注意書きからもう面白い笑 人狼ハラスメントとはいったいどういうことなのか、 真相をたしかめたくてプレイさせていただきました! @ネタバレ開始 いったい誰が人狼なのか。 いやぶっちゃけ全員怪しい気がする!と 癖つよな登場人物たちにツッコミをいれていたのも途中まで。 私はまだこのゲームに潜む大どんでん返しに気づいていませんでした……。 過去の作品でも制作者様におたずねしたような記憶があるのですが、 このお話をどうやって思いついたのかぜひともききたい。問い詰めたい。 まさか主人公たちの正体が……だなんて、想像もしてなかったわけですよ。 戦闘がはじまった時にはお腹がいたくなるくらい笑ってしまいました。 曲がめっちゃかっこいいのもいい。 当方かなりうっかりしてるので岸くんの特性を思い出すまで 何度も負けてしまったわけですが……。 面白い中にも時折ぞくっとするシーンもあり、 ジェットコースターに乗ったかのような グルーブ感を味わわせていただきました! @ネタバレ終了 今回も楽しかったです。 素敵な時間をありがとうございました!

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  • 人の気持ちが分からない!
    人の気持ちが分からない!
    ずっと気になっていた作品のひとつです。 今回も美麗なグラフィックと文章を楽しませていただきました。そして観察パートがお話と結びついたシステムもとても好きです! どの登場人物も魅力的で、人々の思惑が絡み合うさまが素晴らしかったです。 今回も機微を巧みに描かれていて心を揺さぶられました。 @ネタバレ開始 一番好きになったキャラはマリアンヌさんです。 とても聡明で芯の通った女性ですし、たたずまいも美しくて素敵です。 男性陣もシャルル殿下はもちろんのこと、モーゼス氏も気品あふれる初老男性で大変魅力的でした。 あのシャルルさんが出てくるお話だと事前に知っていたのですが、内容についてはなるべく知らないようにしていたので、最初は恋人と痴話げんかしてるんだな~なんて呑気に考えていましたら。 その後の展開に大変驚きました。 (前作を再確認させていただいたんですが、メイドについて等言及されていてこの時からすでに伏線がーー!!とさらに驚きました……!) 初回プレイはハッピーエンドになりました。 彼女への気持ちを手放そうとしてはじめて彼女からの許し(あるいは停戦?)を得ることができたのがとても趣深かったです。 でも不穏なエピローグに鳥肌がたちました。 えっえっ……ベニーさん!?どういうことですか!? 次に見たのがバッドエンドです。 最初箱の中には指輪が入ってるのかな?(*´ω`)などと 呑気に考えていたので中身に仰天しました。 取り返しのつかない道に足を踏み入れた感覚がたまりませんでした。 シャルルさんの美貌が拝めるスチルと最高に不穏な愛の告白、そしてラストスチルがめちゃくちゃ好きです。 END名にも痺れました……! その後解放されたルートで、気になっていたベニーさんの素性や本心などが明らかにされ、色々と胸にストンと落ちるものがありました。 シャルルさんの敵味方関係なくフェアに接するところ、自身への能力の信頼も感じとれてとても好きなのですが、自分をもっと大事にしてほしいと心配もしていたので、マリアンヌさんとともに過ごすうちに彼女からいい影響を受けられるといいなと思いました。 おまけのSSなどもとても楽しかったです。 (今回も座談会があって嬉しかったです!モーゼスさんおいしいな……そしてルチアーノさんイケメンがすぎませんか?めっちゃタイプです……照) @ネタバレ終了 とても面白かったです。 素敵な時間をありがとうございました!

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  • オプライド
    オプライド
    大好きなSFジャンルに乙女ゲー要素が入っていると知ってからずっと楽しみにしていた作品です。 ようやくプレイすることができました! 洗練された文章と美しいグラフィック、そしてBGM。 これらが三位一体となって素晴らしい世界が構築されており、完成度の高さを感じました。 @ネタバレ開始 SFが大好きなので、痺れる設定がたくさんでテンションがとてもあがりました。 永遠の命を得られるかもしれないレセプター技術。 人工の肉体に詰め込まれる脳。 人間の悲願を叶える夢のような技術だけど、 実用段階にはまだ遠く、子どもたちを実験台にしている。 人権を奪われ、苦痛のなかコアとして生きる子どもたち……。 とくに「人間なんて しょせん血の詰まった肉袋」という台詞が印象的でした。めっちゃ好きです。 台詞のみで進むお話ですが不自然なところは一切なく、SF的用語は会話やTIPSで丁寧に説明されるのですんなりと理解できました。 また主要人物の三人もとても魅力的でした。 とくにジータさんが好きです。 見た目は少年だだけど実際はウラノさんより年上なだけあって、時折見せる包容力にぐっときました。 彼の過去を覗き見るシーンでは特殊体質ならではの苦悩を感じ取ることができて切なかったです。 そして主人公の正体にはとても驚きました。 ルイスさんのほのぼのしたいいおじっぷりや、 毒舌だけど面倒見のいいアニキな一面を見せるジータさんにきゅんとしつつ、「恋愛要素あり」の本当の意味が分かったのはウラノさんにスポットライトがあたったEND3ルートでした。 このあとの展開に非常に心を揺さぶられました。 主人公はコピー・コアであるはずだけど、 たしかに実在しているし、 ウラノさんたちのことを「思い出す」ことができる。 それはもしかしたら彼女の魂のようなものがそこに宿ってるからじゃないかなって、だったらいいなって。 そして彼女の複製人格を大切に保管していたウラノさんのことを想うと……。 コピー・コアでもいい、自分のことを忘れてもいい。 大切な人だから失いたくない。 彼の彼女への愛の深さや重さに涙腺が崩壊しました。 彼女が戻ってきてよかったね……。 @ネタバレ終了 とても面白かったです。 素晴らしい時間をありがとうございました!

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  • 夜半に道連れ
    夜半に道連れ
    女性ふたり、車内で繰り広げられる短くて長い夜の会話劇。 あらすじでふたりが埋めるモノがなにかもわかっていたので、 女女巨大感情というのがますます気になっておりました。 @ネタバレ開始 ふたりの女性が、ひとりの男を介して 運命的な出会いをする── この男が清々しいくらいのクズ野郎で、 このような結末を迎えたことにも納得しかなかったです。 また彼女たちの身の上を知ると、 いままで他に救いはなかったのかと切なくなります。 極限状態での出会いだったけれど、だからこそ、 どこか似た者同士な相手とようやくつながることができてよかったと思いました。 佐枝子さんもあさひちゃんも優しくて、 互いを思いやる気持ちが悲しくも美しかったです。 ED1 衝撃的でした。あさひちゃん……涙 ED2 待ち受けるものが破滅でも、 ふっきれたふたりの明るさが好きです。 最後に追加されたED3によって、 地獄のなかにも一筋の光明を見出せました。 罪は罪だけど、これからふたりには幸せになってほしい、 なんとか生き延びてほしいなと心底思いました。 @ネタバレ終了 作者様ならではのハイセンスなグラフィックや美しい文章に、 エモいBGMが調和していて素晴らしかったです。 素敵な時間をありがとうございました。

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