冬紀のレビューコレクション
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でじゃびびっど!日常パートでの二人のやりとりが可愛くて微笑ましかったです。 競い合い、信頼しあえる幼馴染って憧れます。 個人的には『世界なんてどうにでもなれ! 皆んな滅びるなら誰からも責められないし大丈夫!』と思うのですが、愛里ちゃんの意思を尊重したいという気持ちもあり、悩みました……。 ラストはしっかり感動させてくるストーリーでありながら、間には程よいコメディ性もあり、とても楽しかったです。 立ち絵もスチルも可愛いくて、制作者さんの愛を感じるイラストとストーリーでした。
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タイトル無しタイトルも背景も無いという斬新な作りに惹かれてプレイ。 進めるほどに謎が深まり、結末が気になって一気に読みました。 フラグを回収すると選択肢が消えるので、ストレスなくプレイでき、よかったです。 最後の演出と、結末にゾッとしました。 背景やイラストなしでここまでプレイヤーを引き込むことができるんですね……! テーマや構成が素晴らしく、とても楽しかったです。
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てんがいちかくとても密度の濃い短編でした。この長さでこれほど何度も騙され、驚かされ、感動させられるとは……! 単純な周回ではなく、軽い探索の要素もあってさらに楽しめました。 悲しい結末ですが、面白かったです!
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指先で世界を見るおしゃれなタイトル画面に惹かれてプレイしました。 一つの事象を複数の人物視点で語るのはとても興味深いです。 全員がAを非難しているわけではなくて、好感を持っている子、憎んでいる子、そもそもどうでもいい子……などなど、同じものを見ているはずなのに全然違う思いが生まれるのが不思議であるとともに、恐ろしいなぁと思いました。そして、ただの噂に踊らされている人間はなんと愚かなのだろうと……。 私の語彙力不足のせいで、陳腐な感想となってしまうのですが……色々考えさせられる、深いお話でした。とても良い作品でした。
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贋作のゆりかご。一人の少女の複雑な心情と生い立ち、そして罪の独白。 ただそれだけなのに、人間の価値とか、愛とか、そういったものへの疑問などもなげられ、考えさせられるお話でした。 『誰かの真作になりたい』という願望は、私自身も昔から思っていたことなので、心にグサッときました。 頻繁に変わる毒々しい色の背景が読者の不安を掻き立てます。 一本道のストーリーですがこういう演出が、普通の小説とは違いノベルゲームならではで、より世界観を楽しめるのがとても好きです。 面白かったです!
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呪詛返シ白黒の仄暗い手書き風イラストが味があって素敵でした。 BGMがないのもさらに怖さを引き立てます。 @ネタバレ開始 単純な一本道ではなく、探索で進んでいく構成なのが面白かったです。 どちらのENDも決してハッピーとは言えませんが、ユリちゃんの気持ちも、マリちゃんの気持ちもわかるのでなんとも言えない後味の悪さがありますね……。 人間の暗い部分を描いた物語は個人的にとても好きなので楽しませていただきました。 @ネタバレ終了
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バンパイア・ローズ吸血鬼、バラ、不思議なお店……あらすじを読んで、私の好きな要素が詰まっている!と思ってプレイさせていただきました。 怪しげな雰囲気や、独自の世界観が素敵なお話でした。 少し残酷で、けれど美しい終わり方だと思います。エンディングが物語にとてもよく合っていて印象に残りました。
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窓辺の彼女外に出られない男の子の正体に引っかかり、途中で真相に気がつきましたが、最後まで楽しく読ませていただきました。穏やかで優しい気持ちになれるお話です。 文章が読みやすく、それだけで小説として完成しているのに、ボイスとBGMやその他演出を合わせて、さらに完成度が高くなっていて素晴らしいです。楽しませていただきました。
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さみしいカッパとても可愛らしいタイトル画面に惹かれてプレイいました。 絵本風ということですが、細かく動きがあって可愛いし、なんだか和みます。 どのエンドもほっこりして幸せな気分になりました。 大人も子供も楽しめるのがいいですね。
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ハローライブ!ハイクオリティでとにかくすごい……! ティラノで音ゲーを作るなんて斬新ですね! ひよりちゃんがめっちゃ動くし、とても可愛かったです。ひよりちゃんだけでなく、周りの人もリズムに合わせて応援してくれていて笑っちゃいました。 引きこもりのお兄ちゃんを応援するという設定もストーリーも面白かったです。 ですが、反射神経も音感もない私にはなかなか難しかったです……! でも、とても楽しかったです。