アリエール真白のレビューコレクション
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初恋は年齢天秤の中で「初恋は年齢天秤の中で」シナリオが本当に素晴らしい。構成力や人物の描写、テーマや社会性、どれも良くて読まないと損、読んで良かったです。 読み返すと、何気なく読んでいた部分が伏線になっていたんだなと驚かされました。 幅広い立場や年齢の人に刺さるメッセージ性があるのも凄いですね。 唯一心配なのは松戸さんの健康。甘いものは魅力的だから仕方がない…
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ナナツモリ「ナナツモリ」読後感爽やかな青春ホラー。 学校の七不思議をモチーフにした怪異アドベンチャーゲーム。しっかりと怖い描写もありますが読み終えた後は爽やかな気分になる素晴らしい作品でした。 天南さんと露草くんの過去や未来が気になる、続きが読みたくなりました。
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もしかして私の王子クズ男!?「もしクズ」モラハラVSストーカー!イケメンだけどクズな王子たちとの乙女ゲーム。 一見コメディなお話かなと、油断していたら、王子たちの執拗で行き過ぎたアプローチにゾッとさせられました。特に、現実パートが挟まれることで、寓話でもなんでもなく現実にこういう奴いるよねってリアル感が増しました。 現実だったらと思うと愉快ではないお話ですが、テンポよく軽快に書かれているので読みやすく楽しむことができました。
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暴走族夜怪「暴走族夜怪」不良×怪談=めっちゃ怖い ツッパリることが勲章の不良たちが語る怪談は怖いに決まってる 描写が恐さや痛みを感じさせるような、身に迫る生々しさがあってゾッとしました 怪談も魅力的ですが、語り手の不良たちのキャラも魅力的 怪談を聞いていくうちに性格や人柄が分かっていくのも素敵な作品でした
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隣人と和解せよあなたの選択がニアの物語になる。 対話型関係性選択ゲーム。 「隣人と和歌せよ」では選択された対話を通じてニアとの関係が決まり、ニアの過去や現在、未来が物語られます。 その物語は悲しいものであったりつらいものであったり、または、心暖かなものだったり可能性に満ちたものだったりと様々です。 ゲームのボリュームは小さいですが、その中に物語が詰め込まれ、プレイヤーの想像力で広がるような素晴らしい作品です。
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The Defence of Duffer's Drift 〈愚者の渡し〉の防御
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BRADLEY(ブラッドリー)
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囚われのヘンゼル
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サリエンシー月の光のような作品、寂しく幻想的で冷たさを感じさせる。 その一方で、かなたと私のつながりがあり、暖かさや繋がりが対照的に際立っている。月が死と再生と相反するものを象徴するように、寂しさと繋がり、冷たさと暖かさがある、そう感じた。
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塔の上の幸福な王子様 The Prince in the towerキザで影がある王子とまっすぐで頼りになる兄属性のツバメ、どちらのキャラもかっこよく良い作品でした。 プレイ時間は2~3時間程度で、王子ルート、ツバメルートどちらも読みごたえがありました。スチルイラストが20枚あったのも満足できました。 誤字脱字や重言、未読部分もスキップしてしまうこといった、粗い部分もあり、それらが修正されるとより良くなります。