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柘榴雨(ザクロアメ)のレビューコレクション

  • 好きだよ、黒田くん!
    好きだよ、黒田くん!
    短編ですが、過不足ない説明や会話文から 黒田くんと「私」の関係が分かったり、 展開によってガラリと曲が変わる所や 立ち絵の切り替わりにセンスを感じます。 @ネタバレ開始 「そうなんだ。で、彼女いるの?」で 主人公ちゃんの「黒田くんの彼女の有無を絶対聞くぞ」 という強い意志を感じてちょっと笑いました(笑) 好きな人の好きな人……知りたいですよね! ノーマルエンドでこちらに向かって 手を振ってくれる所が好きです……。 ベリーハッピーエンドで両想いと分かって ほほえましい気持ちになりました。 @ネタバレ終了 楽しくて全エンドクリアしました。 黒田くん可愛かったです……♪ 読後感が良いステキな作品でした!

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  • 佐伯くんインダクション《恋人つなぎ編》
    佐伯くんインダクション《恋人つなぎ編》
    手の大きさで、穏やかな佐伯くんの 「男の子感」を意識させられるという、 とても甘い乙女ゲームでした……。 全部のスチルの佐伯くんのお顔が好きです。 本当はただの興味からの行動ではなさそうな 佐伯くんに惹かれずにはいられません…。

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  • 公衆電話
    公衆電話
    以前に実況動画で拝見していたのですが、 アップデートされていたのでプレイさせて頂きました。 隠しエンド含めて全エンドを見られたかと思います。 公衆電話ボックスに閉じ込められた主人公が たった3回電話をかける状況からドラマを作る発想が凄いです! @ネタバレ開始 語り口はシンプルでありながらも、過去から現在まで 主人公のたどった人生や性格がしっかり伝わってきて、 システムとストーリーが融合している所が良かったです! @ネタバレ終了 【ご報告】なおダウンロード版でプレイ致しましたが バッジが獲得出来ませんでしたので、ご確認頂けますと幸いです。 こちらの環境のせいでしたら失礼いたします。

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  • フィルム・ラプンツェル
    フィルム・ラプンツェル
    選択肢、エピローグ、サイドストーリー全て拝読しました。 バックログの文もほぼ全て拾えたのではないかと思います。 ほの暗いボーイミーツガールかなと思い読み進めていましたが、 防御していない側面からも殴られて立ち上がれなくなりました…。 NLとBLの両方を扱っていますが、どちらの要素も無くしては 本作を紡げないと実感しました。良かったです……。 @ネタバレ開始 祭里と天音の物語が主軸だと思っていただけに、 天音が世界から早々に退場したことに大変驚きました。 けれど祭里の中では天音の存在は絶対で、 小絢さんとの未来を選んでも、天音の存在は別格なのだなと。 一人の「人間」として天音を見なかったために信仰心が生まれ 他の「人間」とは異なり素直に好意を寄せられたのだと思いつつ、 小絢さんへの想いに気づけたように「人間」も愛せたのだとしたら タイミングが違えば、別の未来もあったのではないかと……。 自ら命を絶った伊織への祭里の独白には涙が出ました。 伊織君……頑張り屋で優しい貴方に幸せになって欲しかった……。 歪んだ関係に見えかねない彼らでありつつも、 交わされる言葉や日常から二人の築いた情は温かく見えましたが、 祭里が伊織を『大事な友人』と言った所で虚像ではなかったのだと…(涙) 『居てくれるだけで嬉しかった』祭里の本心を伊織に届けたい……。 タイトル画面を今見れば弔われているのは天音だけで、 伊織は黒い羽根となって辺りに散っているのがもう……。 そして結果だけ振り返れば、祭里君が兄妹の箱庭を 踏み荒らし二人の命を奪ったという事実も辛いです……。 路地裏に佇む兄妹を見て責められているように感じてしまったのは 自分だけでなく、祭里君も同じなのでしょうか…? @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。

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  • 朝霧しおんの謎解き - gray misty rain IS Me - #1
    朝霧しおんの謎解き - gray misty rain IS Me - #1
    読みやすくやわらかな文体に優しい物語。 温かなミステリーを読ませて頂きました。 文章自体も読みやすいのに加えて フォントの種類や大きさも丁度良く、 選曲も絶妙で作者様のセンスが伺えます。 猫の置物が出る場面で猫が鳴くような BGMを選ばれている所が特に好きでした。 風に吹かれる芝生など、背景が動いたり とにかく丁寧に作られた素敵な作品です。 最後のシーンの謎には驚きました。 上質な体験をありがとうございました!

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  • Home coming
    Home coming
    雰囲気あるグラフィックに惹かれてプレイしました。 モノクロの背景に漂う黒点の演出が好みです! 立ち絵も海外作品のように個性的で素敵です。 お話はとても短く、2ENDすぐに回収出来ました。 記憶に関する物語とセーブ回数で分岐するシステムが 融合して世界観を作っているのが印象的な作品でした!

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  • ポストライト
    ポストライト
    5分とかからず読み終えるのに余韻の残る 演出が素晴らしい……何とも素敵でした…! この世界をもっと見ていたい……。 短編で「魅せる」とはこういう事なのだなと思いました! ロゴ・背景・立ち絵・BGMのどれもが洗練されていて ちょっとした仕掛けもあり、とにかく刺さる作品です。 短時間で上質な体験が出来ますので、ぜひプレイを! (余談ですが素敵なフリー音楽を提供されている デイドリームゴースト様を存じ上げていたため、 ゲームまで作られているとは驚きました…!)

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  • ヒビワレガラス
    ヒビワレガラス
    タイトル画面BGMで既にセンスの良さが現れております。 青で塗られた背景、ひび割れたメッセージウィンドウ、 色鮮やかな登場人物たち…世界観の統一が素敵でした。 @ネタバレ開始 冒頭から目々にヤンデレの気配がしていましたが 確かに歪んでひび割れた感情を持っていつつも、 ヤンデレとは少々違う感じがしました。 好きな人を手に入れるため相手を傷つけつつも その行動を「歪んでいる」と目々が自覚しているのが、 真っ当な人間の感情に思えたからです。 ひび割れた部分から全部零れてしまうから、上手く注げない愛…。 枢への相反する感情を持って、CDを何度でも「割る」…。 まさに『ヒビワレガラス』という作品ですね。 @ネタバレ終了 関係性を割って混ざり合って、一つになれたのでしょうか。

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  • キミ以外の人間なんかみんなゴミだよ
    キミ以外の人間なんかみんなゴミだよ
    サクッとプレイ出来る短編でもきちんと登場人物に個性を持たせ、起承転結をまとめられる所に、いつも作者様の才能を感じています。 主張が強いのに作品にピッタリなBGMを使われるのも作者様ならではと思っていますが、今作もその通りでした。 どちらのENDも拝見して、内に抱えた狂気があるにしろ表面上は甘利くんは柏木くんの良き親友になってくれそう。それはそれで良いのかも…と思ってしまいました!

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  • ごめんね、オタクくん
    ごめんね、オタクくん
    オタクくんさぁ、ワンチャン私と付き合えるって思ってたわけ?自分のこと鏡で見たことある?ねぇ、釣り合わないでしょ?なのに帰り道付け回したりしてきて、キモイって思われることしてるのわからない?わかんないんだよね。わかんないからモテないんだよねwwwあーぁ。泣いちゃって、きったない顔。マジ不細工。こっち向きなよ写真撮ってやるからさwwwあは、いい顔。ねぇ、そんなに私のこと好き?へぇーー…。まっ、言わなくても分かるけど。でもさ、オタクくんには私の気持ちわかんないよね?え、わかるって?はは、ますます泣いちゃって。……ほら、わかってないじゃん。

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