meliのレビューコレクション
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死んだ僕の葬式に来た君は綺麗だ。僕の葬式に来た君と彼女の話。 人称代名詞の嵐です。文字が滝のように流れてきます。ちゃんと読めたか分かりませんが、僕と君と彼女の歪な関係が窺えるお話でした。 @ネタバレ開始 厭世的な僕は親友だった君との関係を壊してしまい後に解放した?君はかつて僕を愛していたが、捨てられたと思い今はとても恨んでいる?でも君は葬式に来て泣いてくれた。 彼女は君から僕を奪ったと己を恥じていて。僕に愛されたかったけど、僕はまだ君の方に親しみを感じていたようで?でも君はそのことを知らない…? @ネタバレ終了
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椿の主主人公の家に家事代行で派遣されてきた少女。先に道を踏み外したのがどちらかは明らかなのに。選択肢1つで視界ががらりと変わるのがおもしろいです。賢いヤンデレ強い。 真っ白な状態からここまで教育できる主人公にも闇を感じてしまいますね…
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白き部屋にて君と飛ぶ明日いなくなる「彼女」の話。彼女と話していると楽しくてすっかりそのことを忘れてしまいます。 2周目に入ると展開の変化に驚きます。どのルートも彼女と誰かの優しくてちょっと寂しいお話で、5枚目のサムネイルの台詞が特に好きです。 何度巡っても彼女の迎える結末だけが変わらない。不思議な雰囲気の作品でした。
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~いいからチョコを投げろ話はそれからだ~爆発耐性!?が付いたバレンタインチョコを5人のうち誰に渡すか。それぞれ違う方向性の魅力があっておもしろ可愛カッコよかったです。 和服の彼が謎多き不思議さんで可愛いなと思ったら、さらに想定以上の要素が降ってきて…!彼らが1人でもやもやぐるぐる考えているところを覗くのも楽しい。 バッジのミニキャラも全部可愛かったです!
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嘘つきジョアンナと春の雪主人公が嘘をつくから、ずっと雪が降って止まない。一体どういうことだろうと思ったら… 男の子たちのやりとりを勝手にそわそわしながら見守りました。 降り続けた雪は冷たいだけではなかった。最後の最後、画面の変化にも涙腺持っていかれました。優しさに包まれた素敵なお話でした。
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ケッカイさん祖父母の家に預けられた小学生の男の子。近所の子と肝試しに参加したあと、夜な夜な怪奇現象に襲われて… 悪意がなかったとしても、容赦なく降り掛かってくる現象がホラーらしくてよかったです。真夜中、ひとり布団の中で耐えるのは怖い。絶対無理…! 最終的に主人公が考えに考えて出した答えが良い結果に繋がってホッとしました。
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語部古書館迷い込んだ古書館で雨宿りさせてもらうことに。閲覧できるショートショート作品全てがフルボイス。超豪華でした! 本棚の上段右のお話が特にお気に入りです。あのなにがなんだか分からなくなる感覚がすごく好きです…!
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せや、ひとりかくれんぼでもしたろ都市伝説に出てくるものを実際に試してみるお話…なんですが、超序盤からビクッとさせられました。完全に油断してました笑。 ゆるい絵柄とやってることの温度差がすごいです。納得のカワイイ系ホラーでした!
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てんがいちかく男の子が主人公に語りかける口調が本当に穏やかで、でも主人公はこの人のことも忘れてしまったのかと思うと悲しかったです。それもすぐに驚きへと変わるのですが。 もしあの人の勇気が違うことに向けられていたら、また違った結末になったのかもしれませんね。 望まれた結末ではなかったけど、それを受け入れた姿はあの橙を表す言葉に重なるところもあるのかな…と思いました。 やさしくてやさしくて、ちょっと切なくなるお話でした。
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とある惑星の記録(No.S-01)あなたの記録は確かに届きましたよ、伝えるすべもなくしんみりしてしまいました。 途方のない時間もなにもかも忘れられないことも、1人に押し付けるには重すぎる役目ですね…それでも彼女の隣にはいつも誰かがいてくれたことが分かるから、それだけは良かったなあと思えました。