meliのレビューコレクション
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AMN(N)ESIAボリュームたっっっぷりで大満足の脱出ゲームでした。 知らぬ間に閉じ込められがちなプレイヤーが探偵となり、対象の精神世界の中を探索するという世界観も新鮮です。 難易度は易しいものからちょっと難しいものまで幅広く。出題形式もバラエティ豊かで解いても解いてもどんどん新しい謎解きが出てきてすごいです。 ゲーム内のヒントと、時々ヒントページを1行分ずつスクロールしながら、大量の謎解きにのめり込んでいきました。 熱中するあまりストーリーなんだっけ状態になっていたので、前後編構成のおかげで仕切り直すことができました笑 @ネタバレ開始 後編は前編のマップでまた別の謎解きをするのかな〜なんて思っていたら、完全に新しいマップが登場してそのボリュームに大興奮でした。 @ネタバレ終了 こんなに毎日セーブ&ロードを繰り返して遊ぶ長編脱出ゲームは久しぶりでとっても楽しかったです!
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怪獣の人 ―かいじゅうのひと―目が覚めて自分の姿が巨大な怪獣になっていたら?大パニックだし呆然としてしまいます。 そんな中、主人公が混乱しつつもひとつひとつ確認しながら状況を整理していく様子に感嘆です。予備知識のあるオタクは強い…! @ネタバレ開始 怪獣vs怪獣のバトルはロマンですね!家族や周りの人を傷つけないように頑張っているのに、いつかただの怪獣になってしまうかもしれないという不安。ハラハラしながら見守っていました。 一体どうやって元に戻るんだろうと思いながら先へ進み…ここで!?となり続きが大変気になります。 怪獣にはなりたくないけど口から光線はちょっといいな…なんて思ってしまいました笑 @ネタバレ終了
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超時空ジュース屋さん冒頭のやりとりで「あっ好き」となって図鑑コンプまで一気に遊んでしまいました! 時空を超える神出鬼没なジュース屋さん。弟子天使さんの捉えどころのない接客と、話が通じたり通じなかったりする様々なお客さんとの絡みがおもしろいです。 @ネタバレ開始 図鑑埋め周回中…図鑑一段目左から3番目の方に初めて会ったときの嘆きというか叫びというか。流れで押しただけなのに、そんなんなると思わなかった〜!!とめちゃくちゃ笑ってしまいました。 @ネタバレ終了
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静かな場所白く淡い色合いの世界で脈絡がなくふっと場面が変わったり、妙に危機察知能力が高くて、見慣れない景色の中をあてどもなくふらふら歩き回ったり。 頭の中から消える途中の夢を覗いているような不思議な雰囲気の作品でした。
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透明人間彼女ずっとひとりで抱えていた大切なものを偶然出会った彼女が共感・共有してくれて… プレイヤーからも見えない透明人間な女の子との、ぎこちなくも温かいやりとりが微笑ましいです。 最後の選択肢を見て、彼女の存在もあの作家の作品と同じように「僕」を支える優しいものであってほしい…!と思いました。
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The Hotel条件を満たせず戻ってきたときの空気感が印象的です。長い夢から覚めたと思ったらまだ夢の中だった感。 慣れない古びたホテルの中にいるからか、主人公さんの言動に触発されてか。周回すると不穏な夢の中を延々歩き続けているような気分になります。他作品ではわりと飄々としている蜘蛛男さんの落ち着いた喋りに安心感を覚えるくらい笑。 なんとか最後までたどり着いた時には静かなノベルゲームをプレイしたとは思えない、でも心地よい疲労感に包まれました。 @ネタバレ開始 ハコニワ観測所さん恒例といいますか、クリア後も最後の最後まで楽しませていただきました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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レギオン蓋を開けてみればじゃんけんゲームなのですが、UIや演出がめちゃくちゃカッコよかったです!赤と黒で統一された画面がハイセンス…! セリフのバリエーションも多く、戦闘中の短い時間でもキャラクターの性格をいろいろ想像できるのがいいなと思いました。 @ネタバレ開始 もしかして防御一択でも勝ててしまう?とポチポチしていたらそんなことはなく。しっかりゲームオーバーになりました笑 @ネタバレ終了 シンプルなルールでもっと先まで遊びたい!と思わせる魅力が詰まった作品でした。
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ふらっと!温泉ルンルン道誰一人として正気の人が出てこないちょっと不条理ギャグ&ホラー。イベント・キャラクター・アイテム・数値全てがランダムで、いつまでも遊べてしまう最高のシステムでした。 周回中はゴール直前のあの店の人を!殴りたい!!!という気持ちでいっぱいで、拳を握り込みながらバッジ回収をしていました。 @ネタバレ開始 もうあそこで飯食うと絶対ゲームオーバーになる…!と半ば恐怖でした笑。ある意味ラスボスよりも強かったかもしれません。でも純粋に一番怖かったのは木の人です。リアルにゾッとしてしまいました。 @ネタバレ終了 常に気の抜けない戦闘とリソース管理、バッジ回収ととってもやり込みがいのある作品でした!
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チダマリ イン グランマハウス初っ端からクライマックスでタイトル通りのバイオレンス…! 可愛らしい顔してやることがえげつない。おばあさんの発想もなかなか危険な香りが。孫の言動を見てちょっと血筋を感じます。 @ネタバレ開始 愛され系猟師さんに冷徹な赤ずきんさん。キャラ付けが予想の斜め上を行き、終始ふええ顔な狼さんも本心だだもれでいっそ清々しくて笑ってしまいます。 @ネタバレ終了 止めてくれる人が誰もいない、ツッコミと笑いが漏れるお話でした。
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故郷からの便りこの手紙を書いた人は、受け取った人はどんな人なのかと想像しながら読みました。 @ネタバレ開始 見覚えのある名前の人がいる…!と作品同士のつながりにも気づいたり。 @ネタバレ終了 マキシさんの後ろからそっと手紙をのぞき込むような感覚で、流れ弾で秘密を知ってしまいましたが内緒にしておきます笑。 目の前の誰かとの会話ではなく、送られてきた手紙を読み上げるというスタイルも新鮮でおもしろかったです。 誕生日を前にお手紙を書いてくれる家族、とっても素敵ですね。