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あびのレビューコレクション

  • 夏休みの行方~妖精を助けたら夏休みが無くなりそうな件~
    夏休みの行方~妖精を助けたら夏休みが無くなりそうな件~
    提出物を出すことが出来なかった期末テストの代わりに追試としてポーションを作る話。 手伝ってくれる同級生の三人を中心にポーションの材料を集めるのがメインとなっています。なお説明文にある通り妖精は本当に殆ど出てこない!笑 サブキャラも含めて非常に綺麗なグラフィックで構成されていて、まだまだ掘り下げることが出来そうな世界観と登場人物達でした。というか謎の妖精の使命など何かしら続編がありそうな……? ところで主人公の性別はどっちなんだろうと最後まで確信が持てなかったのですが、どっちでもいい感じのあれですかね……。ちゃん付けも幼馴染なら普通にありだよなあ、と。 甘えたな節がある寂しがり屋のエレナちゃんが好きです!

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  • 時絆ぎの境界
    時絆ぎの境界
    俺はゲームで遊んでいると思ったら出雲を観光してた。 序盤の観光展開がゆったりと丁寧で、いくつか道中疑問は浮上しながらも、平和な時間の中で少しずつ二人の距離が縮まる様子にほのぼのとしました。出雲そば、覚えた。 中盤以降は神話的内容が軸になりつつも確かな友情が根本にある物語で、そこはかとなくマイペースだけど通すべき意思は強い優希那のおかげで、はらはらするような展開もどこか安心して見守ることが出来たように思います。 ところで画面外で退場していった……あの……いっそ哀れが過ぎて笑った……。

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  • 徒桜ノ恋
    徒桜ノ恋
    桜が咲く数日間だけ姿を現すことが出来る桜の精の話。 入れ替わるように時間ごと現れる三人とお喋りしながら進行していく話で、特に葵と琥珀のルートは片方を選んだら片方が切り捨てられるような対の構成になっているので何だか胸が痛かったです……。すまない。 願いを叶えることに重きを置かれてるのが人間である葵ルートであったことが好きでした。それでも人間を人間たらしめた欲は大事な物なのだ。 あとどのルートでも本当に常盤様が良い立ち位置ですね……。

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  • アデルと蔦の時計塔
    アデルと蔦の時計塔
    とある名前のない時計塔がある国に引っ越して来た青年と少女の話。 まだ家族に至りきれていない二人が、それでも家族のように日常を過ごす光景が少し切なくも微笑ましかったです。 作中で浮き上がった謎については全てが明確に明かされる訳ではなかったように思いますが、どこか曖昧にも雰囲気を大切にした作りが良かったです。音楽も素敵。 ただ先のコメントにもある二度表示される文章部分はやっぱりプレイしていると目に付きました。笑 アデルが「おじさん」と呼ぶ度に、こう、なんか絶妙な距離感がいいなあ、と思っていたのですが。それはそれとして最後の一言もまた二人の関係性なんだなあって。

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  • ANGEL REAPER
    ANGEL REAPER
    妹とクラスメイトを中心とした日常が決定的に狂う日の話。 中盤までは大人しい妹と騒がしいクラスメイトとの賑やかな遣り取りがメインとなっています。ぼっち気質の主人公ですが、もう授業中の事件をきっかけに俗な雰囲気を出していけば多少は溶け込めるようにな……、だめか。まるで何も学習していない馬鹿さに笑いました。 ある出来事を機に空気が一変してからはヒエッと。あの後どうするんだろうなあ。 プレイ後のタイトル画面が可愛いけど怖かったです。

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  • Dress UP For You!
    Dress UP For You!
    ホワイトデーの日に会う恋人の為に着飾る話。 すみません原作の方はPVだけ摂取してきましたが未プレイとなります。しかしあれだけ登場人物がいてフルボイスとは非常に豪華ですね……! こちらの作品では主人公を除いた3キャラの台詞パートがフルボイスとなっています。それと美麗なグラフィックが魅力的なミニゲーム。 ただ無粋だとは思うのですがエンディングによって変化するお返しを見て、わざわざ三種類用意してたのだろうかとか考えてしま……、ほんとに無粋なツッコミですね! 二人の反応ではいまいちなコーデも可愛いんだよなあ……。

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  • ともだちができる廃集合住宅地
    ともだちができる廃集合住宅地
    友達が出来ると噂で聞いた廃マンションに少女が行く話。 選択肢が沢山あり一寸後ろはバッドエンドだったりしますが規則自体はすぐ掴めるのでプレイしやすく、また数多くあるバッドエンドもどこかワクワクしてしまって楽しかったです。 特にイラストがある方のバッドエンドは見物なので苦手でさえなければ是非回収していただきたい作りでした。個人的には蝶の所のバッドエンドが好きです……。 グラフィックの主線の色が独特だなあと思ったのですが、そこから生み出される妖しくも幻想的にも見える雰囲気が進めていくとゲームに非常に合っていて良かったです。 マスコットの所だけ拾うと選択肢が発生しなくなるので何でかなと思っていたのですが、グッドエンドから考えるに、ここの場合だけは寧ろ拾っているとあのバッドエンドには至らないような感じだったのかな……?

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  • 或る事情による充電の方法
    或る事情による充電の方法
    謎の静電気が多発する社会で少女と出会う話。 少し未来、というより少しだけ世界線がズレた現代というような世界観に個人的には感じたのですが、だからこそ事件の真相に身近な納得感があって面白かったです。 それからオープニングを読み返して、また改めて色々と納得しました。なるほどそういうことか! 読みやすく短く纏められている中で、すっきりと満足感のある物語でした。 あとプレイ後には凛のヘアピンが某キャラの尻尾に見えてきたりなど。

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  • マイトナイト
    マイトナイト
    ちょいちょい遊んでいたのですがステータスカンスト状態で討伐を終えたので中断。 最初の頃は安心して戦える敵がゴブリンしかいなくて帰りたい帰りたいと言い続けながら討伐に出掛けてました。笑 だんだん軌道に乗ってくるとサクサクと色んな敵が倒せるようになるのですがステータスを上げても厄介な強敵ばかりで少し気を抜くと危うくなってしまったり。ステータス減少キライ! あと攻撃力や体力が足りてない中盤では、倒しても旨味が少ないのに絶妙に体力も攻撃力もあるミミックに出くわすたびに宝箱の姿に騙される冒険者の気持ちを味わいました。進めば進むほど宝箱が美味しいだけに……。 少しずつ強くなり深く潜っていけるようになる進行感が楽しかったです。

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  • Ghost Order
    Ghost Order
    空手に生きる少年達と殺された親友の話。 親友が死んで今日で四十九日。言葉を交わすことも出来ないのに傍に居続ける親友の幽霊と共に、彼の死の真相に迫ったりもします。 いくつか途中で選択肢がありますが正規ルート以外は全てバッドエンドだったので回収しやすかったです。それにしても死の可能性が近過ぎる……。 現代の感覚で考えると最初の事件で止めなかった時点でどこか精神が逸脱しているような、とんでもないような気もしますが。けれど例えば剣が当たり前の時代だったなら、そういった突き進んでしまいすぎる精神もまた身近に感じられたのかなって。 それでも前に進んで行くのだろう少年達の輝きある物語でした。

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