あびのレビューコレクション
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喫茶ル・キャド
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明くる日の夢「contract of memory」のプレイ途中にプレイ。いわゆるスターシステムでいいのかな? 設定の違いも含めて楽しませていただきました。はっきり出てきてはいないけどお姉ちゃんはお姉ちゃんに違いないんだ……持って行ってくれるとこ好き……。 絶妙に不憫な天狗に幸あれ。
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あなたと3人とどうとでもなる死体調べた。わからなかった。で笑いました。さらっと出てくるのがずるい……。 ひとまず推理ミスとベストエンドまで。かなり選択肢があるけど他にも特殊エンドがあったりする……のかな?ないかな? 丁寧に作られていて調査にわくわくしました。 全てが明かされないからこその雰囲気ある後味もまたよし。
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紅乙女一匹の金魚に恋した男と「女」の話。 とにかく演出効果に凝られていて凄かったです。フォントやSEも非常に雰囲気に合っていて、妖しくも美しい「女」という存在がゲーム全体を以て表現されている。 初期はオートで進むように設定されているのかな。自分は画面と文章をじっくり堪能したかったのでオートを解除して手動で読み進めたのですが、オート進行に任せて映像作品を見るようにプレイする楽しみ方もある作品ですね。 近付いてくる、呑まれるような瞳のシーンが個人的には特に好きです。うつくしくて……。 ブラウザ版プレイ。読み込み直せばいいだけの細事ですが、自分の環境では続けて二周目をプレイする際に文字が表示されなくなっていた点だけ少し気になったかもです。
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血染めの楔感情が表情に出ない妹を持つ兄が作家志望の同級生と出会い関わっていく話。 少し悩んでいましたがフェス期間中ということで、こちらから失礼しますね。 あらすじやタイトル画面を見るとシリアス一辺倒に思えますが、内容としては軽快なシーン等も含まれていて、全体として重くなり過ぎずに読める作品でした。ファー! シナリオ面では実に多様な方面の要素を含み構成されている印象で、そのため上手く纏めることが出来ずにいるのです、が、個人的には「物語」「表現」「相互理解」等のテーマ性を強く感じたかな、と。ああでも最終的に纏めると「人間関係」になるのかな……。 日常生活において普段使用しないような語句に対して随所に挿入されているTipsが、読み進める中では勿論のこと物語の内容とも上手く絡み合ってる印象を受けて良かったです。またシーンに合った音楽チョイスも素敵でした。 めちゃくちゃ物騒だなと思っていたタイトルも最後にはなるほど……!
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七人の竜殺士先のコメントにもありますが現時点でも進行可能なのはあらすじ途中までの模様。 しかし文章力があり、途中までながらノベルゲームとして丁寧に作られている印象もあるので世界観や行く末など興味を惹かれる作品だなあと思います。どうなるのかな。
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それが恋だと気づいたらある高校生達の関係性の変化の話。 どうやら続編作品のようなのですが、そちらは未プレイになります。すみません。 そういうこともあって序盤から入れ代わり立ち代わりでキャラクターが登場するので、最初は誰が誰だか把握が遅れて名前や関係性の把握に戸惑ってしまいましたが、ルートによってはメインとなるキャラも変わるなど群像劇的な話で面白かったです。 あとタイトル画面が彼等の未来を思わせるような優しいイラストでいいなあ。
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あなたの命の価値幸せな家庭を築くことを夢に児童養護施設で暮らす少年と過去や心に傷を抱える少女達の未来に向かう話。 道中分岐エンドがありつつも基本的な時間の流れとしてはスムーズにさくさくと進んで行くのですが要所要所や全体を通して児童虐待等のテーマ性が強く感じられる作品でした。 夏美ルートが作品のテーマとしては実に本番というような内容で、嘗て虐待を受けていた彼等が大人になる、夢物語で終わらせず、幸せになる夢を叶える中で本当に向き合わなければならないことと向き合って、時に苦悩しながらも懸命に乗り越えようとしていく様が丁寧に描かれていて良かったです。 また幼少期に充分な愛を受けられなかった子供が平和に生きていける場所を得て、ようやく唯一の家族で最も信頼できる兄に安心して甘えて頼って愛を求められるようになったけど、いつか幸せな家庭を築いていく彼等の最愛は兄であるべきではなく自分の足で立っていかなければならない、ということで由紀ルートが成長の物語だったのは本当に本当に安心しました。
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茶番ブラウザ版プレイ。バッドエンド/消失後「ラベル'Start'は存在しません」と表示されて進行不能になる現象など。 以下、プレイ中に誤字かなと思った箇所の報告になります。 「俺は必死に倒れている奴『にに』呼びかける」 「そんなことを言い『し』ながら、誰かが近づいてくる」 「…いや、『誤』った所で許されないか」→謝った 「殴られたで済んだだけまだましだろ]←ここだけ『」』の部分が半角になっていたので 「消された人間も『戻っいった』らしい」→戻っていった 他、「何しにここ『え』来た!」「う『な』ぎりもの」など? また細かい箇所ですが「音読」選択肢での会話における「国語の教科書音読しようぜ」「音読って言われても本なんか持ってきてない」「これ(国語の教科書)でいいだろ」の流れが少し違和感かもでした。後になって国語の教科書を提示するなら最初は国語の教科書とは言わない方が自然かな、などと……。個人の感覚ですが。 仕様の場合には流していただけますと幸いです、失礼しました。 (こちらのコメントは後ほど適当なタイミングで削除させていただきますね。……モブの姿がモブの姿な為に最後の最後まで親友を疑っていた件についてはごめんな!)
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茶番ギャルゲー世界の主人公が茶番を繰り広げる話。 序盤からメタネタで突っ走り、中盤以降もメタネタを基盤とし、おや流れが変わったな……? そんな物語としては中盤以降がメインとなる構造ではありますが序盤の愛すべき日常な茶番も好きでした。 もうちょいヒロイン以外のモブにも作画班の時間を割いてくれてもいいと思うなギャルゲー世界……!笑 敢えてセーブ機能を使わずに駆け抜けたらハッピーエンドに至ったので二周目で各選択肢を回収する形となったのですが、バッドエンドからの流れも世界観に合っていて良いなあと思いました。