あびのレビューコレクション
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季節は、未来に恋をしている。僕は、君に恋をしている。プレイ前は「僕。」のような形式の短編集と思っていたのですが春を読んだ所で「あっタイトルなるほど……!」となり、はたしてどうなるのかどきどきしながら読み進めてました。 ボイスが本当に各キャラに合ってましたね。 こゆきちとひおりんの仲良しが賑やか可愛い~! くて好きです。
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公衆電話
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暗き夜よ、汝の名は女なり彼女と別れた男が夜道を歩く中で様々な女と出会う話。 さっぱりしてるのにどこか不可思議な雰囲気と文体で、次第に見えてくる男の物語がまた。 名前も知らない女との一種の救済かも分からぬような会話も雰囲気が良くて、どんな結末に至るのか途中まで全く先が読めず面白かったです。
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罪咎オペレッタ去年の作品の前日談かつ後日談ですが、彼や彼女が前作に至るまでの経緯や感情について詳しく描写されているので、前作未プレイでもプレイ出来そうですね。ていうか説明文で大体説明されてる(なんて仕事してる説明文なんだ……)。 絵がいっぱいで進化してる~! どう足掻いても幸せな結末だけは待ってなさそうなどとは言ってましたが……うん……悪意と悪行の因果応報……。 どちらもどうしようもないあれなので仕方ないネ! どちらも原因の根底は両親だけどネ!
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巨大靴下の女の子と真夏の雪遊びホラーって言うから身構えてたけどテキストは面白いし和やかな話じゃないですか~! などと思ってたら……が……画面……。思わず画面を手で隠しながら読み進めました。 でも後味が悪い訳ではなく、やはり面白かったです……。なんだか悔しいくらいに……。でも画面は隠した……。
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茜色の空の下、約束の場所でこれ気付いて……る!? ない!? これから!? そんな少しもだっとするような可愛らしい異種族の二人のお話でした。 イラストも差分含めて沢山あって画面が豪華でしたね……! あわてんぼうでドジな節もあるけど積極的なゆいちゃん可愛いです。
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【フルボイス】Nine Lives 序章序章ということで入れ代わり立ち代わり的に沢山のキャラが登場して、割とすぐ切り替わるので最初は覚えられずにいたのですが、何度か登場回数を重ねることでキャラクター像が掴めてくるような形でした。 イラストもボイスも可愛かったです。個人的に男性キャラも女性声優さんが演じてるの好き。
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幸福のラルカティラノゲームフェス2018界の高級レストランスイーツですよこれは……。わたし調べです。 まず素材が良く、その調理方法も実に素晴らしい。 シンプルで上品に美しいUIが非常に好みで、暫くコンフィグ画面で遊んでました。 アニメーションに凝られているぶん、私のような低スペック環境だと重くて固まる場面もあったのですが、しかし丁寧で素敵な画面演出だったのでオーケーです。何故なら美しさは全てに勝るので。 立ち絵は瞳の動きが好きで……。喋ってる相手に視線が向かうの良いですよね。各台詞に対応する表情も自然で、余韻、というか空白というか、つまりは表情で語るような空気感も良かったです。 ボイスも皆さん非常に上手でした! それぞれ語り部シーンのしっとりした雰囲気もよき。 ピアノ音楽が好きな人間なので雰囲気に合ったBGMとても大好きです。よかった。
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命のない唄 [奈落の庭]スタートの瞬間から演出がとても良い! とにかく一瞬でゲームに引き込まれました。不気味でありながら美しい構成。まさに鬱くしい。 絵本形式ということで本作はイラスト量が非常に多いのですが、その上で、文章、効果音、その全てが効果的に独特な雰囲気を演出されていて、これは独断と偏見による個人感覚ではありますが、よく一般に想像されそうなノベルゲームのイメージからは外れながらも正に「ビジュアルノベル」をプレイした、という読了感を得られました。 私としては一度では足りなかったので二周してきたのですが、それでも全てのパズルのピースが当て嵌まった時のような感覚はありません。まだ物語には余白があって、しかし、このままでいいな、と思える余白でした。 若干ホラーチックな演出はありますが、それでも夜の静かな時間にプレイすることをオススメしたい作品です。よかった。
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ヤンデレラ