あびのレビューコレクション
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SUMMER MEMORY
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僕達は幸せになれない
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purple skyどこか近代的にも現代的にも近未来的にも感じられる獣族がいる世界でのお話でした。 田舎と都会で、若者にすら極端な意識差があるようだったのが多分そういう印象を抱いた理由なんだろうなあ、と思います。 田舎の可愛い子ちゃんを連れて俺は東京に戻るぞうおー! 作中で明言はされてないけど、こういうことかな、と考えてにこにこしたりしました。しあわせになれますように!
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lostなんとない違和感は序盤からあったのですが正体は掴めず、ぼんやりとした不安感と共に物語を進めて行ったら……そういうう……。 あれもそれもどういった意味だったのか、いったい何があって何時から始まった物語なのか、あとになって色々と考えたくなるお話でした。 限りなく句読点等が排除された独特の語り口が、いっそうのこと物語の不可思議な雰囲気を作り上げていて良かったです。
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失われたIを求めてすっきりした画面デザインに、すっきりした物語構成に、すっきりした気持ちになれるお話でした。 まずテーマが面白いなあ。それが出来る環境さえ周囲が整えてくれれば誰にでもなれる君……。 機械的でクールなのに、どこか優しくて切ない雰囲気が素敵でした。台詞として選択肢を押していくのも気持ちよかったです。 それと動揺するとこが可愛くて思わずにこにこしました。かーわいー!
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ボクを育てて! ニャンダー星人ゆうま! くんが! かわいい! なでる時のアニメーションが特にお気に入りです。かわいい。 とにかく幼体ゆうまくん可愛いだったので初めて成体を見た時はびっくりしました。笑 5パターンの中では4番目に見たのがトゥルーエンドだったのですが、ただでさえ可愛いのに嬉しい……かわいい……よかったね……! でとても幸せな気持ちになれました。よかったー! ママー! それとは別に成体パターンとしては最後に見た甘えんぼみたいな子がめちゃくちゃ可愛くて好きです。にゃーん一緒に居てくれー! (以下トゥルーエンドに辿り着けない方に向けて) 私の場合は、ごはんとなでるを同数で、あとはバランスよく、でした。
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チョイス!マインスイーパー始めて数分でタイトルの意味に納得するゲームですね……! 沢山選択肢はありましたがヒントもあるし最初の様子を見ていたら大体は分かるしで途中エンドも回収しやすかったです。 おまけゲームの方では反応が可愛いシアンくんもだけどカードゲームを楽しんでるカーヤさんも可愛くてふふってなりました。 (ネタバレ伏せ)と比べると髪も瞳もちょっと色素が落ちてるんですねえ。うーんカーヤさん美人かわいい。
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或る食屍鬼の詩なかなか殺伐とした状況と心境から始まる物語ですが、少年と出会った後の展開には可愛いなあと癒される場面もあってにっこりしました。 リズムが良くて物語も文章もとても上手いので読み進めていくのが非常に面白かったです。特に人狼のじいさんが登場した辺りからが堪らなかった。先にED2を見てからED1を見ましたが、どちらも思わず口を噤むような余韻があって良かったです。 戦闘もTRPGを彷彿とするようなスキルの取捨選択と確率勝敗による面白いシステムですね。演出もかっこよくて、SE等が入ったら更にワクワクしそうだなあと思いました。 ただ二戦目のスキル使用時に高確率で固まってしまうようで、セーブ&ロードで数十回ほどチャレンジしましたが決着まで進行できた数回では殆どが敗北でした。なんとなく敵のスキル使用前にこちらの勝率が三桁以上だと固まる傾向にある気がする? 私の場合は勝率100%から敵のスキルで50%に下がった際に何とか決着まで進行可能&勝利できました。ひとまず参考までに……?
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ねえ、先生ちょっぴり切ない過去のワンシーンのやり直しの物語でした。 どの選択肢を選んでも現在が変わる訳ではなくて、だけど、ほんの些細な相対で取れる心の痞えもあったりする。 でも少し怖いっていうか吃驚したぞ僕は僕は!
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LMMサムネのタイトル画面を見た時から非常に気になってた作品です。ようやくプレイできた……! うっとりするほど美しいグラフィックと音楽で、プレイしている間ほんとに心地よかったです。 最初は殆ど何も分かっていない状態から手探りで始めて、ようやく色々と仕組みを把握できてきたのが五周目からでした。これは遅い方だと思います。 ゲーム内でも本当に周回を積み重ねている感があったのが楽しかったです。途中からメモをしながら進めていましたが勘が多い状態でもあったので音楽……というかあれ……が切り替わった時にはびっくりしました。まだ全員と話せてない! ひとまず物語の流れ的に、これは彼等の意思を大事にせねばなるまい、と思って先に進エンドを見ましたが、ほんっとに演出が良かったです! こういった仕掛けの物語って人生において何度も触れすぎていると逆に白けてしまったりもするのですが、こちらの作品では演出がめちゃめちゃに良くて美しくて、そこに至るまでの流れもあって燃えたので(これにはデザインセンスも含まれていて、とても簡単には真似できないのですが、ほんとに惚れ惚れしたので何度もじっくり見たいです)(それと少しですが察していた部分もあったので気付かない内に伏線を読んでいた物語のように受け入れることに拒絶反応がなかったんですね)、とっても良かったです。かっこいい。こういった仕掛けって本当にゲームとしてのクオリティの土台あってこそ一層に輝くんだなあ、としみじみ思いました。 デザインから物語構成まで、ひとつひとつを本当に丁寧に練って作られているのが感じられて画面を見ているだけで感動してしまいます。つまり君って最高だ。 あと分からない方もいらっしゃいそうなので記しておきますが(ブラウザ版だけなのかと私も最初は気付きませんでした)タイトル画面のリセットからバッジの獲得可能モードで遊べるようになるんですね……! ありがた。 やっぱり全員とお喋りしたかったのと侵ルートの方も気になったので更なる周回を重ねてきました。ごめんね。 ところで設定資料集も拝見させていただいたのですが、各キャラの紹介ページにおける意思の宿るパーツ欄が途中から大体胴体になっているのは誤植かな……? たっぷり情報やイラストが掲載されていて満喫させていただきました。