龍海人@『異世界の大樹〜最初で最後の王〜』公開!のレビューコレクション
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双子の兄が四人居た。双子の兄が四人とは……ポチッ。 @ネタバレ開始 主人公の翠は、兄の別人格を淡々と一番、二番、三番と番号で呼び、当の人格たちもその呼び方を受け入れている様子。 真実を聞きたくないと距離を置きつつ、きちんとメモを取って向き合っている。 今の兄の現状を受け入れられないようではあるけど、同居している。 一番はダメージをモロに受けて無気力な人格なのかな、とか 二番は余裕のある大人であり兄で居たい人格なのかな、とか 三番は自分が弟だったら違っていたかもと思っているのかな(双子なら時代によっては兄と弟が逆になってもおかしくはないだろうし)、とかメンタルクリニックが苦手と言うことは既に行って嫌な思いをしたのだろうか、とか。 そして葵について、親から「一緒に暮らしてやってくれ」と言われたと言うことはさじを投げられ押し付けられたのか、合格した大学生活で何があったのか。 色々想像は出来るけれど、確証は持てない。 調子悪い時って長い文章理解出来ないよね、とか。この先きっと長くなるんだろうな、とか。 主人公も無理はして欲しくないけど、主人公に見捨てられたら兄行くとこなさそうだな、とか。 兄も介入出来ないと言いつつ多重人格の自覚はあって大分参ってそうだし辛いんだろうな、とか。 複雑で曖昧な『現実』が描かれている気がしました。 出来れば良い方向に向かって欲しいものです。 映画のようにハッピーエンドになってくれるのでしょうか。 @ネタバレ終了 読みやすく、考えさせられる作品でした。 -
きみはよばんめ目覚めた自分はよばんめの人格で、自分を含めた偽物の人格全てを消さないとこの体が危ない……? 突然の状況の中、シイは「本来の人格」を見極めに他の人格たちに会いに行く……。 @ネタバレ開始 真相は、切ないけれど、とても温かな「かぞく」の物語でした。 「人格」であっても、みんなレイを守ろうとしていたんだなぁ……。 しんどいだろうけど、ちゃんと生きてくれるといいな……。 自分は長子だけど、出来ればみんなで助かりた……(え、煩悩?? 全員生きてる方が幸せじゃない? 物語としてはあれだけど……) 切なさでしんみりとしつつ、それでも後味はどこか温かい。 @ネタバレ終了 とても素敵な物語でした。 -
好きなものは何ですか?どういう状況??? 真っ暗だけどnotホラー! 好きなものについての質問に答えるゲームです。 @ネタバレ開始 好きなものに最初に入力した自分の名前を入れると「ご自身が一番好きと言うこと〜」と判定されるのが面白かったですw 後で「ゲームマスター」でも変わると知ってやってみましたが…ドキッとしますねw そしてオチも! こんなことしなくても協力者は集まりそうだけどこの企画、あのネーミングセンスの持ち主の発案だったりするのだろうか…? @ネタバレ終了 色々と想像力が働く作品でした。 -
セシル=テイラーと謎の秘宝一族の秘宝を探すセシルとトレジャーハンターのローランはとある屋敷を探索する……。 探索した所は赤いチェックマークが入り、アイテムは赤文字で表示され、ヒントも見られる親切設計。 @ネタバレ開始 って、何となくセシルに陰が見えるなーと思っていたら!! 単なる探索物ではなかったーー!!!! とんでもなくシリアスな激重展開が!!!! 気付いた時には既に遅く、焼け野原になっちまった!! 頑張ったのですが、時間を掛けすぎ……タイトル画面のヒントを見ても、魔神召喚と魔導器破壊のフラグが別々であることに気付くまでえらく時間がかかり、どうやって最短で……? と何度も最後の探索をやり直しました。 (何とか自力で辿り着こうとして画面右上のヒントを見なかった結果です。チャプターの力は借りずに済みました……) 良かったハピエン……! ノーマルエンド1→ノーマルエンド2→ハッピーエンドの順に拝見しました。 そしておまけが……しっとりと前日譚や後日談を拝見しましたが……ラブコメで気温差で風邪をひきそうな程笑い散らかしました……! てんこ盛り……!! @ネタバレ終了 とても濃い内容を楽しませて頂きました! -
いまから都市が沈みます。絵本の昔話の様な語りだしから、視点が切り替わり……都市に無情な宣告が。 「いまから都市が沈みます。」 @ネタバレ開始 視点が切り替わりつつ、描かれる物語。 博士が創った最高傑作。 唯一人への手向け。 つまり、これは。 周回するたびに新たな情報が得られ、パズルのピースが嵌まっていくような感覚。 初期化にまで仕掛けが……! @ネタバレ終了 切ないけれど、どこか優しい余韻が残る物語でした。 -
氷の上のしあわせ ~Pour vous,Pour over~寒いけれど、ワカサギ釣りでほのぼのと温かい気分になれるとのことで……ポチッ。 @ネタバレ開始 ケモ耳ダブルデートを微笑ましく眺められます。 みんな耳当てを人耳の方に当ててるけどケモ耳はもふもふだから寒くないのかな……?と本編とはあまり関係ない所に注目しつつ。 ワカサギとっても美味しそう! いっぱい釣れて良かった! スチルシーンは美麗でしっとり! @ネタバレ終了 寒いからこそ温かさを感じられる、そんな一時を楽しませて頂きました。 -
異界戦記モノトーンの荘厳な雰囲気が印象的な作品。 呪いを解く為に孤独に戦う剣士の行く先は…… @ネタバレ開始 徐々に強そうな見た目の敵が迫って来る……! 戦闘時のBGMやSEがカッコよかったです。 @ネタバレ終了 手軽に古の城でのRPG戦闘が楽しめました。 -
掌巡る季節の中、公園でおばあさんが手を振っているだけ。 何に手を振っているのだろう? そう思いながら読み進めて行くと…… @ネタバレ開始 なるほど、季節によって隠れていたのですね……! お見事でした! ホラーや悲しい展開でなくてほっとしました。 おじいさん側の家族(猫含む)への想像が、具体的で解像度が高く、理解と信頼が垣間見えた気がしました。 @ネタバレ終了 ほっこり温かくなれる作品でした。 -
しよくぱんの上手な焼き方最初に名前を入力してスタート。 画面上をクリックするとフキダシに文字が出るシステム。 パン屋として色んなパンを作れるのに、しよくぱんだけ上手に焼けないとはどういうことなのだろうか……。 @ネタバレ開始 夜に店にやってきた真っ黒な姿の子ども、コム。 何やら訳がありそうな様子で、ありったけのパンをあげちゃいました。良く食べるなぁ。 そして主人公の体調が悪くなっていく様子にはらはらしつつ、師匠との思い出にじんわりしつつ。 結果的に全員無事でほっとしました。 (またじめじめした日に主人公の体調が悪くならないかは心配ですが……炭を置けばきっと……!?) そして色んなパンのイラストが飯テロ過ぎました……!! @ネタバレ終了 温かい素敵な物語でした。
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ひかりともして前作の前日譚とのことで……ポチッ。 主人公の蛍くんは気付いたら夜の遊園地で一人。 ぬいぐるみのリヒトくんと共に真っ暗な遊園地に明かりを付けて回ることに……。 柔らかいタッチの絵柄で丁寧に表情が描かれます。 @ネタバレ開始 ちょっぴり怖い遊園地での探索と冒険。 見え隠れする『現実』の影にどきどきしました。 選択肢の文章がぬいぐるみのリヒトくんが喋っているようで、あれ?と思っていましたが…… 最後、リヒトくんにあなたってルビが入る演出がとても良かったです。 タイトル画面の変化も素敵でした。 @ネタバレ終了 切ないけれど、前向きになれる、温かい物語でした。
