龍のな@*untitled*のレビューコレクション
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或る食屍鬼の詩難易度が高いのか、最初の戦闘すら勝てませんでした…うーんこれは最初のお食事内容が良くなかったのかな、最初からやりなおしてみたんですけどやっぱり負けてしまって。
テーマとしてはかなり気になるものなので、ぜひ遊んでみたかったのですが。
アップデートの際に、バランスも少々見直していただけたら嬉しいです。 -
檻のビブリオ特殊な本を管理する図書館、そこでは開きっぱなしの本から文字が逃げ出したりすることも日常茶飯事…みたいな、すごく不思議な世界観を持つ図書館の話です。
そんな独特な図書館に迷い込んだ魔法使い・オトの、逃げ出した文字を追いかけろと言われたときの困惑とか、徐々に慣れていく様子とかが丁寧に描かれていて、うまい具合に、世界観の解説と、プレイヤーをゲームに引き込むことが出来ています。
キャラクターもくるくると表情を変えますし、そんなキャラクターのやり取りも楽しく、ビジュアル的にもとても楽しめる作品でした。
過去にティラノゲームフェスで受賞したゲーム「ガラス姫」も、ここで管理されている本のうちの一冊、という設定ですので、もしそちらを遊んでいないなら、ぜひこの機会に遊ぶことをお勧めします。 -
愁影町小噺1 雨の一幕ちょっと不思議な雨の日の物語なんですが、雨らしくしっとりとしていて、それでいて優しい雰囲気のお話でした。
主人公はあくまでも傍観者で、不思議な二人が何かをしているのを見るだけなんですが、そういう傍観者視点が妙にリアルで、大きな魅力になっています。
縁を持ったので、また二人に会えるのかな、楽しみにしてます。
また、ゲーム本編とは関係ない部分ですが、ゲーム制作を考えているのにしり込みをしている方を後押しするような、作者さんの気遣いには感服です!
ティラノビルダー、本当にいいツールですよね。おいでよ制作の森! -
アリス♂パニック!!過去の記憶と、夢の中のような現実の世界を、行ったり来たりながら語られてゆく、奇妙な友情で結ばれた3人の少年の物語です。
タイトルなどには、有名な不思議の国のアリスの挿絵が使われていますが、アリスのようなお話、とそのままではなく、あくまでもモチーフとして、主に比喩的に使われています。
三人の友情の終わりは、あんな形で迎えたけれど、アリスの存在は、三人の最期まで残るものだったのでしょう…。
…三人は、連続になれたのでしょうか、そしてアリスのことを忘れかけてすらいたルイは、それをいまさら望んでいたのでしょうか。
頑張って感想を書きましたが、コメントが難しい作品でした。
何を言っても、この作品の前では陳腐になってしまうからです。
だけどきっと、アリスは、このお話のさいごまでずっと、連続になることを望んでいたのでしょうね… -
命のない唄 [奈落の庭]手元に置きたいような美しい絵本でした。
さいごの時計の音がずっと耳に残りました。
死とはいったいなんなのかとか、この人生が一度きりじゃなかったら?とか、いろいろと想像させる話でした。 -
メグリモノ最初トゥルーエンド見たんですけど、えっこれでトゥルーなの!?ってびっくりしました…
でも救いのないホラー、って確かに一番ホラーらしいかも。
ノーマルエンドもハッピーエンドじゃないんですよね、おまけまで見るとちょっと悲しくなります… -
鶏島ああ、なるほど。これは悪夢だ。朝、猫に起こされたけどまだ布団から起き上がらず、なんかすげー夢見たな…とか思ってる時のあの感覚を、意識をはっきりとさせたまま体験できる貴重なゲームです。
基本的に、悪夢のような生物たちは実写なんですが、たまにちょっと気の抜けたイラストが混じるのがまた(主人公が絵を描いたらこんな感じなのかなーとか勝手に思ってました) -
Farewell切ない話でした。
リクが帰ってきて泣き崩れた、というワンシーンが、いつも笑っていたというリクとイコールされなくて、それが彼の深い悲しみを思わせて、とてもつらいシーンでした。
彼女がしっかりと前を向いて歩けますようにと願ってやみません。 -
ある座敷童の一生肉体を持つ本物の座敷童がいるならば彼女がそうだったのでしょうか。
座敷童がいる家には幸福が、座敷童が去った家には不幸が訪れる。
むかしむかしの、悲しいお話でした。
心がぎゅうっとしました。
プレイ時には、二周することをお勧めします。 -
星屑とステラ邪龍と良き龍の伝説のある国で、邪龍の伝説のせいで殺されかけた自分を救った巫子・ステラへと恩返しをするという言う話なのですが…
グッドエンドは、オープニングの反転なのですね…すごくグッときました。
うう、しかし先生、すごい好みのキャラだったのになあ…。