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富井サカナ/DIGITALLのレビューコレクション

  • 失恋、ときどき死別
    失恋、ときどき死別
    ノベコレ作の中でもトップレベル、いやトップと言って過言ではない抜群の演出技術が味わえます。制作者目線では「こんなことができるの!?」と驚きの連続でしたが、その技術が実装された演出自体が非常に効果的で、本作のテーマやシーンにピッタリでした。春夏秋冬の各シーンはプレイヤーの想像力を強くかきたてるような内容になっていて、プレーヤーによって異なるプレイ体験が得られるようにも感じました。

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  • 天使のご機嫌取り
    天使のご機嫌取り
    天使らしからぬ不遜な?態度を取り続ける天使たちのご機嫌を取り続ける死神のお話です。マナーを大切にする天使の目に留まらないよう、卒なくこの場を切り抜けていかねばなりません! ここで問われるマナーは現実世界と類似のものなので問題なくGood ENDに到達でき、なんだか自身のサラリーマン人生を肯定された感すらありました。 EXTRAをプレイしても世界観の奥行きはまだまだありそうなので、今後の展開ももしあるなら楽しみにしております!

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  • 夜半に道連れ
    夜半に道連れ
    Lo-fi音楽と女性2人の車内でのけだるい感じがマッチしていて、もうとにかく物凄くエモい雰囲気でした。ストーリーの大半が乗車中というワンシチュエーションですが、差分や構図の異なるグラフィックや差し込まれる回想シーンのおかげでテンポと緩急が付いていてとても楽しめました。 ED2の終わり方が凄く素敵でこれやエモいなぁ、と思ったらED3はもっとエモかったです(個人の感想です)。 とても周回プレイがしやすくなっているユーザーフレンドリー仕様も良かったです。

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  • 少女がひとり、生贄となる。~水葬~
    少女がひとり、生贄となる。~水葬~
    生贄となって死んでいく少女との出会いを描いた作品です。 人生最後の夜を過ごす若き少女と旅人の邂逅というシチュエーションが非常にドラマチックでした。テキスト・グラフィック・画面レイアウト・フォントのいずれもがストーリーに没入するために最適化されているように感じました。特に画面レイアウトは印象的でした。本編および追加シナリオはどちらも非常に印象的でした。ゲーム概要の注意書きの通り少女は助からず死にますが、よりプレイ後の印象が強まった感があります。

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  • 驟雨交々
    驟雨交々
    こちら、声に出して読みたいタイトル(しゅううこもごも)となります。 通り雨に遭遇した男女のお話です。ゲーム全体を包む温かい雰囲気と、意外性のある展開が良かったです。ちょっと一息、コーヒーブレイクのお供にぴったりと感じました。あとがき大好きマンなのであとがきも嬉しかったです。

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  • YOU CALL ???
    YOU CALL ???
    フジ可愛いよフジ!ということでいきなりの漫画形式のスタートで驚きました。その後は通常のADVが始まったかと思いきや、内容は思いっきり本格推理ゲーでした。ルールを示す雑誌記事の再現度が素晴らしいですし、折り目の部分のデザインが芸が細かくて最高です。 なんとか初回プレイで無事にハッピーエンドに到達しましたが、他の結末が見たくて何周もしました。ストーリー内容のおかげもあって、フジがくるくると表情が変わって冒頭の叫びの通り最高に可愛かったです。また、メイン画面両脇のデザインがひっじょーに好きです!

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  • ☓☓☓に捕まったので助けてもらっても良いですか?
    ☓☓☓に捕まったので助けてもらっても良いですか?
    サクッと遊べるワンアイデアが炸裂している短編作品でした。開始冒頭から興味を持たせる引きから、意外性のあるオチまで10分程度で一気に楽しめます。サムネにある通りスキマ時間などにもピッタリです。 サクサク展開で周回プレイもはかどりましたし、プレイ後に登場キャラのおさらいができる人物紹介も良かったです!

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  • ももちゃ~ん
    ももちゃ~ん
    タイトルはももちゃ~んですが主人公は栗!栗と桃とキノコが織りなす昔話風ゲーム。初回プレイではボスに打ちのめされましたが、2周目で逆にぶちのめしてやりました。終始一風変わったノリが楽しめてとても面白かったです。オチもまさか、という感じでした。 個人的にとても好きだったのはEDでノリノリのダンスをキめるシーンで、これが凄く良かったです。超ゴキゲンで最高だった「G目線上のエリア」のEDを彷彿とさせる、思わず笑顔のこぼれる演出でした!

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  • おじさんの居る世界
    おじさんの居る世界
    ドット絵がとても優しい雰囲気の世界ですが、ゲーム内容もとてもほのぼの系で癒されます。シナリオがかなりエモいですし、フリゲ作者としては親しみのある内容で面白かったです。 他の作者さんのゲームを含めたコラボのアイデアは斬新な趣向だと思いましたし、アイテムを配置していくシーンはワクワクしながら楽しめました。

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  • 図書館の季節に閉じこめた
    図書館の季節に閉じこめた
    図書館を舞台にした少し不思議な温かいお話でした。イラストからも音楽からもぬくもりが伝わってくるような雰囲気に癒されました。 今も昔も図書館愛好家なので、なんだか舞台設定にも親しみを覚えました。本に囲まれる空間はとっても神秘的で魅力的だよなぁ、と改めて感じました。

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