トレアのレビューコレクション
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アニマ地下飲食街意味深なイメージビジュアルに惹かれてプレイさせて頂きました! 「美味しいものが食べられる」と評判の地下飲食街に迷い込んだ主人公。 案内人に促されるまま、3か所の飲食店を訪れる事になるが…? @ネタバレ開始 イケメン店主3人にときめき、メニューの多さと美味しそうなビジュアルに飯テロされ、END数の多さに圧倒されながらも楽しすぎてノンストップでフルコンプしちゃいました! ふんわりしたヒントから、がっつり答えまで色んな段階のヒントがあって助かりました…! 3周目まではメニューのフレーバーテキストまでばっちり拝ませて頂きました! 全部美味しそう…いなり亭は繊細な和食の雰囲気が見事に表現されていて、妙に醤油と餡子が恋しくなる場面が多かったです。 ルーナはオシャンティなデザートと焼きメインの料理が多くて、このカロリー爆弾が…!とグギギしてました(深夜にプレイするもんじゃないですね…) 虎寅飯店のメニューはカタカナ表記+メジャーな名前でも改めて教えてもらえて、味の想像がしやすく一番すきっ腹に効きました…! それにしても、主人公めっちゃ食べますね…太らないのかな?羨ましい…。 左側に表示されているフィールドは色々調べられたりして、古きよきTRPGを思い出して懐かしい気分に浸れました…! 全体的にほの暗いビジュアルなのにオシャレにまとまっていて、視覚的にも楽しませて頂きました(*^▽^*) 既にだらだら語ってしまったので非常に申し訳ないのですが、各ENDも堪能させてもらったので迎えた順に感想を語らせてください。 めちゃくちゃ長くなってしまったので、鬱陶しかったらスルーしてください…。 END8 キツネのショクザイ 本能に抗えないからこそ、午前二時から三十分(多分丑三つ時だから?)は店を空けているのかなと思いました。 けど今回逃がしてくれた件といい、本当に人間が好きだとわかるので親友を手にかけた時は辛かったんだろうなぁ…。 END10 オオカミのショクザイ お母さんが人狼だったからこその悲劇か…。 彼自身は穏やかな気質だと見受けられたので、生まれのせいだけで不幸に見舞われるのが痛ましいですね…。 けど、ご両親は本当に愛し合っていただけに切ない…! END3 虎寅飯店からの帰り道 まさか事情を聞く前から帰してもらえるとは思わなかった…! 故郷の村で何があったのかすごく気になります…。 END11 なすすべもなくやられた…!? というかエンドロールの内容…?ほぼ製作者さん1人でこれだけの作品を手掛けられたとか凄すぎません!? 最後のスチルも、物騒だけど恰好良かったです! 主人公、綺麗な魂の色してるんだなぁ。 END1 迷子のお客さん なるほど!!同じメッセージだとすぐお腹いっぱいになっちゃうんですね…! そして何も知らないまま食べられる主人公…どんまいすぎる。 END2 いなり亭からの帰り道 他ENDでいっぱいお話した後だと、このあっさり感がもの悲しいですね…。 けどやっぱり、キツネさん良い人だなぁ。 END6 トラのショクジ 食べられると相手の思い出が覗ける感じなんですね…! 人間だったころのトラさん、可愛いですね…。 こんなに幸せそうなのに、呪いでトラになっちゃったのか…。 けど、主人公の魂で人間に戻れるのなら、主人公も浮かばれるんじゃないかなと思います。 END17 京志郎 やっぱり優しいキツネさんだった…! というか、薄々気づいてたけど案内人が元締めか…! 今までやらかしてたとは言え、主人公からしたら何度も命を救ってもらってるのでどうにかして幸せになって欲しいですね…。 END9 トラのショクザイ ここまで話してくれた上で主人公を逃がすなんて、よっぽど主人公の事を気に入ってくれたんだろうな…もしくは、久々に話せて嬉しかったのかな。 何にしても、トラさんにも幸せになって欲しいなぁ。 END4 ルーナからの帰り道 すんなり帰してくれるけど、この時のオオカミさんは一体何を思っていたんでしょうね…やっぱり、他の2人と一緒で人と普通に話せて嬉しかったのかな。 END5 キツネのショクジ 何気ない日常って、過ぎ去ってから大切さに気付くものですよね…。 やっぱり好物はお揚げさんですよね…そうですよね…。 END7 オオカミのショクジ お母さんが人狼だと知られる前は、本当に幸せな家族だったんだなぁ…。 さり気なく両親にも敬語なオオカミさん可愛い!! END13 アニマ地下飲食街 この会話は…直前に出てきた人の視点かな…? 結構重要な事がわかる内容でしたね!! 一体この案内人さんの最終目的は何なんだろう…ワクワクしますね! END12 終わらない狩り 仲間に対しては結構友好的ですよね、案内人さん。 (もちろん、捕食される側にも対応は穏やかではあるんですが…) 一体、どれだけ長い間ここで狩りを続けてるんでしょうね…。 END16 人の面影 よかったねええええ!! オオカミさん、形としては複雑だけどご両親に会えてよかった…! 個人的に、お母さんも人の魂としてカウントされてたのが嬉しかったです! END15 人の記憶 トラさんも家族に会えて良かったね…!! 小さい弟さんの話が主だったのでどうなる事かと思ったけど、お兄さんが探しに来てくれて良かった!! 愛のある家族だったんだなぁ…。 END14 人の僮憬 この感じは…全部を打ち明けた上で受け入れてくれたんだろうなぁ…。 良かったね、キツネさん…! END21 サカナのおみやげ サカナさん良い人…! だけど、店主さんに怒られないかだけがちょっと心配ですね。 END20 ヘビのおみやげ ヘビさんも良い人だった…!! 方向音痴っぽい感じだったのに、地図を手に入れた途端道に迷わなくなったという事は、実は方向音痴じゃないんですね…羨ましい(そこ?) END19 オリバー こんなに優しい人が生まれのせいだけで不幸な目に遭うのが本当にやるせないですね。 もっと早く主人公のような人に会えていたら、もっと幸せな人生を歩めたのかな…。 END18 ウロ この系統のENDは全部やるせないですね…! みんな主人公を守って死んでいく…主人公が魔性すぎる…。 END22 冥界との別れ ルカさんもめちゃくちゃ主人公の事を気に入ってるじゃないですか…! 流石人たらし…すごいな…。 みんなが望んでいた結末の筈なのに、なんでこんなにも空しいんでしょうね。 END23 献身 悪魔だった頃のルーファスさんが望んでいた結末だったのに、結局もっと辛い道を強いることになっちゃった…。 けど、主人公以外のみんなが無事なのは幸いでした。 END24 君の幸運を祈る ルカさんとちびっこい3人可愛い…!! 他ENDでも感じていましたが、本当にルカさん敏腕で優しい人ですよね…。 一緒に居たおかげで無理やり魂を引きはがさずに済んで良かったです。 これからはジェイドさんとして、みんなとずっと末永く幸せに暮らしてほしいです。 そしてエンディングのみんながほんと可愛い…! ルカさんがパクついてるのが三角おにぎりなのが良きですね。 ヘビさんは小さいおにぎりが好みかっ! 魚さんは…仕方ないですね、食べるものが違いますもんね…。 蝙蝠さんはどんまい…? またいつか戻ってきた時は、暖かく迎えてくれると嬉しいですね…! 独特の世界観に魅了され、その世界観が形成されたキッカケが生粋の人たらしである主人公であることに驚かされるなど…長編作品にも関らず、中だるみする事なく最後まで楽しませて頂きました! 最終的に迷子案内係…もとい、ルカさんも主人公に絆されている様子がとても微笑ましかったです。 職権乱用しまくって主人公の転生条件をこれ以上ないレベルに引き上げてるの、堅物っぽい容姿とのギャップがあって可愛いです…!最推しです。 作中で、「悲惨な最後を迎えた魂は来世で優遇される」という表記を見かけたと思うので、他の3人も次に転生する時は幸せな生を全うできるのかな?なんて、想像の余地も残されているのも良きでした。 長文&乱文にもほどがあるレベルの感想を投げつけてしまい、申し訳ありません。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます!
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ゆめの深く~割れた心の向こう側~超シリアス…!これは闇深な気配を感じるなと思いプレイさせて頂きました。 病んでしまった妹の夢の中で、深層心理に触れるお話です。注意書きに偽りなし! @ネタバレ開始 移動するたびに出てきた不気味な何かは、妹ちゃん自身が今まで殺していった自分自身の心なのかな…と個人的に思いました。 だからこそ、最初は親友が助けてくれなかった事実を直視しないように視線を合わせなかったり、後半では絶望と憎悪が入り混じった目で凝視してきたのかなと…。 最初はお姉ちゃんとして妹ちゃんを助けたかったのでそちらを選択しましたが、妹ちゃん自身が手を差し伸べてほしかったのは「当時の親友」だったんですね…。 最終的に妹ちゃんの中で真実はねじ曲がってしまいましたが、それがキッカケで社会復帰が可能になるのなら、嘘も方便と言いますか…時には優しい嘘も必要なんじゃないかなって思います。 ただ、専門家を頼って妹ちゃんが元気になった後に、元親友ちゃんに連絡を取る未来もあり得るんじゃないかと考えると、今後の展開が凄く怖いです…! 序盤でバク先生が、以前先生をしていたという話をしていましたが、てっきり睡眠状態を深くするための演出かと思っていましたがガチで先生だったんですね!? 普段の穏やかな表情とは一転して、恨みに満ちた表情になったのがとても印象的でした。 バク先生の生徒さんもきっと何かあったんだろうな…もし、それがキッカケでバクとしての能力が身に着いちゃったとしたら先生もある意味いじめの被害者なのかもしれないなと思いました。 きっと優しい人だと思うので、バク先生にも幸せになってもらいたいですね。 @ネタバレ終了 心に残る、素敵な作品をありがとうございます!
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イケメン殴られし時ビューティは動く~犯人を捜せ~タイトルの語感の良さとイケメンが気になりプレイさせて頂きました! テンポのいいお手軽推理ものです。 @ネタバレ開始 メタい発言のおかげで、知りたい事ややりたい事がサクサク進行してノンストレスで結末まで突っ走る事が出来て楽しかったです! ユウトおぼっちゃま、言ってる事もやってることも酷いけど潔いところを見るに、性根が腐ってる訳じゃないのが良いですね…! ビューティちゃんのさっぱりした性格も好きです。 推理パートは、鉄棒さんとケイ君の墓穴の掘りっぷりのお陰で推理が苦手な私でも難なくクリアすることが出来ました! 正解ルートでは色んなビューティちゃんのヨガポーズが見れて楽しかったです…! 1度、わざと間違ってゲームオーバーになりましたが展開のシンプルさも絶妙でツボにはまりました。 こだわる部分と、そうじゃない部分のメリハリがはっきりしていて良きです! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます!
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闇崎アズリは取り扱い注意!?バッジが実装されるとのことだったので、しばらくステイしながらプレイ出来る日をお待ちしておりました…! 接し方を間違えればとんでもない目に遭っちゃう!?そんな危険な女の子との急接近恋愛ノベルです。 @ネタバレ開始 全てのルートを拝見した上で一番に出た感想が、「レンジさんは聖人か何かなの…?」でした。 たまに暴言は吐いたりしますが、立場を考えれば挨拶みたいなレベルの口調なので、そりゃあアズリちゃんも惚れちゃうわと納得しちゃいました…! 以下、迎えたEND順で感想を語らせてください。 バッドエンド1 冗談も時には命取り いきなり殺されちゃったなー!? 図星ついちゃったらダメな感じですか…! ノーマルエンド 本気で何も始まらなかった…! もしかしたら、これが一番平和なエンドになる可能性もある…? (本気で一番平和なエンディングでしたね…) バッドエンド2 純情を弄べば、死 冗談も言っちゃダメだと!? アズリちゃん、取り扱い注意どころかむしろ人間地雷なのでは…。 トゥルーエンド1 偽りの幸せ 2人が幸せならそれでいいんだけど…! (うっかり少し先の展開を見ちゃったので)レンジさんが近い将来やばい事になるんじゃないかなって心配になりますね…。 トゥルーエンド3 記憶喪失 今回はアズリちゃんしおらしいですね…? 頭に血が上らない限りは良い子…なのか…? いやでも血が上りやすい時点でタイトル通り、扱い注意ですよね…w トゥルーエンド2 仁義外れの逃避行 何されてもガチギレしないレンジさんの懐の広さよ!! オヤジも良い人過ぎる…。 これからも、アズリちゃんの地雷を踏まないように幸せに過ごして欲しいですね。 何だかんだレンジさんにべた惚れなアズリちゃんと、アズリちゃんには甘いレンジさん…二人は出会うべくして出会ったのかもしれませんね…! 末永くお幸せに!! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます!
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イマジナリー・バッドフレンド制作者さんの描かれる世界に惹かれて、こちらの作品もプレイさせて頂きました! 引きこもっている主人公の元に現れたイマジナリーフレンドとの交流のお話です。 @ネタバレ開始 初っ端からチグハグ感全開でしたが、蓋を開けるとキッカケが切な過ぎますね…。 元々気が合う親友のような間柄でしたが、活動的で天真爛漫な主人公に引っ張られる形だったシオミ君がとっさに起こした行動でこの結末なんですね…。 以下、迎えたエンド別に感想を語らせてください。 エンド2 遠回りはしちゃったけど、ずーっと一緒に居たいと思える悪友と一緒なら死後の世界に堕ちるのも悪い事ではないのかな…?と思いました。 シオミ君自身が言っていた通り、きっと主人公が居ない世界で過ごす方が辛いんじゃないかなぁ…。 これからはイマジナリーな存在じゃなくて、生まれ変わるその日まで対等な友達として仲良く過ごしてくれればいいなと思います。 エンド1 あぁ…こっちでは何も知らないまま、シオミ君だけが覚悟を決めた形だったんですね。 エンド2でも言っていた通り、この日はシオミ君も覚悟を決めてやってきたのは確かなんでしょうね…。 けど、大事な事をシオミ君自身の内に秘めたままの状態なので、主人公にとっては憂いなく過ごせるかもしれないけど、いつか関係が破綻しそうな気配を感じます…。 辿る結末は一緒ですが、過程が違うとこうも心の置き所に迷う結果になってしまうんだなと感慨深かったです。 @ネタバレ終了 心に残る、素敵な作品をありがとうございます!
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ミレニアムニューホームジャックポットラットで製作者さんの世界に魅了され、こちらの作品も続けてプレイさせて頂きました! 可愛らしいお家紹介ツアー…だけど、端々に気になる部分がある…? @ネタバレ開始 20000色の中から選び抜かれた色のカーペットや、絵を飾るための大きな額など主人公はとっても愛されてるなぁ…と、途中までほっこりしていました。 ですが、「好きだった」や「思い出だった」等、不穏な言い回しが散見されるようになり最終的には主人公は既に…という事実がわかり、とても切なかったです。 クリア後のとある記述のお陰でまだ希望を抱く事は出来ましたが、具体的な期間が書かれていなかったので冗談抜きで一緒に過ごせるのは「最後の数年間」なのかもしれないんですよね…。 けど、選択窓が出たという事は視覚と聴覚は既に回復しているのかも!? ニアちゃん(くん?)には希望を捨てずに、再開出来るその日まで健康に過ごしてもらえればなと思います。 キャラや家具のデザインが素敵で、色々調べたり見て回るのがとても楽しかったです! ニアちゃん、センスも良いしオシャレですよね…! ジャックポットラットをプレイ後だとモールホール・ドーナツショップの文字にドキッとしたり、隕石の話で心ときめいたりと他作品の繋がりを見つけるのも楽しかったです。 所々に呪術師XXXのお話が挙がっていたので、イマジナリーバッドフレンドは関連なのかな…?と、こちらの作品にも興味を惹かれたので続けてプレイさせて頂こうと思ってます! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます!
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ジャックポットラット落ち着いた色合いの可愛らしいイラストに惹かれてプレイさせて頂きました! 取り返しのつかないミスをすれば即処刑!?処刑間際の2人の掛け合いを楽しむ作品です。 @ネタバレ開始 この世界ではチーズに穴をあけるお仕事もあるんですね!? 流石に500個も穴をあけるのはやばいと思いますが、それが取り返しのつかないレベルだと判断されるの方がやばいと思います…! ラックラット先輩の厄介払いしたいだけの可能性もありますが、それでも新人のフォルマ君まで巻き込んでる所を見るとただ単に人事がものぐさなだけかも知れないですね…。 フォルマ君が何かある度に「コミュニケーション能力に自信がある」と豪語しているのが可愛くて印象的でした! 実際にラックラット先輩からも沢山お話を聞けたし、入社するまでの道中で色んな人にお世話になった様子だったので人を惹きつける才能がある子なんだろうなぁと思います。 私も他の方と同じように、一緒に生き残るエンドが好きなので2人には是非とも砂漠で一獲千金のお金持ちになって幸せに暮らしてほしいなと願っています。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます!
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終末、執事と星に歌う公開されるのを今か今かとお待ちしてました! 生存し続ける事がほぼ不可能になった地球から脱出し、アンドロイドの執事と彼が仕えるお嬢様が宇宙船の中で今までの思い出を追想する切ないお話です。 @ネタバレ開始 ありきたりな表現で申し訳ないですが、ただただ最高でした…! 序盤のモノローグで「いつもどちらか1人だけがだった」と表記されていたので、絶対不穏!ただの星間移動じゃない…!とビクビクしていたのですが、予想していた何倍も辛い理由が隠されていたんですね…。 何度同じ状況になってもマリちゃんを生存させようと奮闘し続けるリートが痛ましいのはもちろんの事、「本物の」リートに再び会う為に彼に地獄を見せ続けるマリちゃんも相当な心労があったと思います。 そして記憶を移植されただけの同一TAR-42S型の彼も、マリちゃんと一緒に過ごした時間こそ存在しませんが、リートからマリちゃんを大切に思う記憶は引き継いでいたと思うので感情こそないものの、儚い存在ですよね。 最初の頃から、人間に服従するようインプットされているとは言え、リートとマリちゃんとの約束内容が妙に人間っぽいというか、全体的なやり取りが人間同士のそれだったので、絶対感情芽生えてるよね?宝石ひったくるタイミングとか絶対焦ってたよね??と思っていたんですが、リートの中でマリちゃんに対する感情が生まれたのは赦された(矛盾を指摘された)あの瞬間なのかな…? だからこそ、リート視点でマリちゃんと会話する時のBGMがアメイジング・グレイス(讃美歌)なのかな?と思いました。 マリちゃん視点でリートとの思い出を追想する際にサン・サーンスの白鳥が流れていたのは、作中でマリちゃんが思っていた通り「白鳥っぽい人」というリートに対する第一(第二?)印象ももちろんですが、優しさ故に心の中でエラーを蓄積させ続けてもがき続けているリートと、水上では優雅な振る舞いだけど水中では懸命に足を動かしている白鳥的な面も意識されていたのかな…なんて勝手に思っています。 これに関しては、下手に勘ぐり過ぎだったらすみません! 既にだらだら語り過ぎている感じはありますが、END感想も書かせてください。 END1 ダンス・マカブル プレイヤーが不甲斐ないばかりに申し訳ない…!! この結末については、最序盤に数回しか発生していないものだと信じたいです…あまりに浮かばれなさすぎる。 END2 デイジー・ベル 現実ではあり得るはずがなかった結末。 マリちゃん自身の後悔の念から生まれてしまったものだという事も含めて、リート側からしたら一番のBAD ENDなんだろうなと思います…。 エラーを放出し続けるリートが痛ましい…。 END3 雨の中の涙 あの時の宝石…っ!!! マリちゃんを想うが故の記憶のコピーなのに、「この宇宙での思い出は私だけのもの」だと自分の内にのみ閉じ込めてるのが本当にもう…!!大好きです! 「お嬢様は私の全てです」も、かなりの殺し文句ですが私は前者の方が心に響きました。 これに関しては(後々ばれるにしても)現時点ではプレイヤーとリートしか知りませんからね!やったぜ!(?) 無音の宇宙でキラキラ星が流れるのはずるいです…涙腺にくる…。 TRUE END 終末、執事と星に歌う マリちゃん!?マリちゃんが並々ならぬ執念でリートを見つけ出してる…! これぞ生物の壁を越えた愛のなせる業か…!! 最後の最後までループしている原因が尻尾を出さなかったのでソワソワしていたんですが、まさかこんな壮絶なプロジェクトが展開されているなんて思いもよりませんでした…。 その間、マリちゃんの心が壊れなかったのはシミュレータ内?とは言え、リートを傍に感じられたからなんでしょうか…。 けど、それと同時に心がすり減る体験も多いので、やっぱり強くて素敵な子なんだろうなと思います。 リートが目覚める最後のきっかけがお嬢様からのキスだというのも良かったです…! 「賭け」の結果発表もずるい!いいぞもっとやって!!! 美麗なグラフィックと世界観と一体化したUI、そして2人記憶の追体験からの伏せん回収に目頭が熱くなりました。 欲を言えば、いつか気が向いた際にでも再開後の2人の日常が見られたら嬉しいなと思っています。 あまりに好みの男性だったのでFAを描かせて頂きました…優しさ全振りで最高でした! @ネタバレ終了 心に残る、素敵な作品をありがとうございます!
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帰省幹線が渋滞している場合(ゲーム)普段から車を運転している人間としては気になるゲーム!と思い、プレイさせて頂きました。 本来ならイライラの種である渋滞ですが、そんな渋滞中の時間が少しエモく感じる短編作品でした。 @ネタバレ開始 健常者同士なら運転中でも何気なく交わせる会話でも、耳が聞こえない凪沙くんが相手となれば渋滞でもない限り車中で話す機会なんて早々ないですよね…。 家族間でもお互いに知ろうとしなければ相手の趣味も好みも見えてこないので、2人にとってこの時間がかけがえのない思い出の1ページになったんじゃないかなと思うと、凄く心が温まりました! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます!
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平平鬼六の鏤骨※24/7/24エンディング追加恋する夜中に引き続き、こちらの作品もプレイさせて頂きました! 陰陽庁の特科を舞台にしたテンポがよく、明るく進行していくお話ですが登場人物達全員の背景が後ろ暗い…! シリーズものですが、こちらの作品のみでも楽しくプレイ出来ます。 @ネタバレ開始 「恋する夜中」では半年前に神様が隠居したと言われてましたが、娘さんと奥さんが亡くなったのが原因だったんですね…。 平平さんの奥さんが八喜子ちゃんの娘さんだったのか…それは辛いなぁ。 おうまさん、完全に気が触れたのかと思っていましたが娘の亡骸と対面する時はとても穏やかに会話されるんですね…。 腐臭の中で笑顔を絶やさない鬼六さんが健気で切ない…! あやめ殿の様子が急変したのも、この辺りが原因だったのかと思うと胸が苦しくなりますね。 彼自身は何も悪くないけど、身内が関係してるとなるとほっとけないんだなぁ…あやめ殿は優しすぎますね。 恒子さんみたいに、ドライで居られたら良かったんですけどね…。 いや、むしろ恒子さんがおかしいんですかね…?でも、あのぶっ飛んだ感じ大好きです!クセになります…っ! 被害人数が壮絶過ぎましたが、私自身もマネージャーさんと一緒で「対象の人物に好意を抱きつつも、相手が眩しすぎて劣等感に押しつぶされそうになる」経験は何度かしてるので、気持ちはわからなくはないです。 かと言って、それが免罪符になるわけではないので「実行はダメ。絶対!」な訳ですが…。 才切芽ちゃん…才能を切る芽で、凄く上手い名づけだなぁと感心しました。 (ファンは犠牲になったっぽいですが、彼女自身も消えてしまったんでしょうか…?) 順番は前後してしまいましたが、TGF対象作品を一気にプレイさせていただいてあやめ殿がとても好きになりました!! 今後はどんな活躍をしてくれるのか、楽しみにしています! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます!