みたけのレビューコレクション
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ほほえみサンフラワータイトル画面の雰囲気が素敵でそこから興味を持ってプレイさせていただきました。 鮮やかなひまわり畑に優しい空色のワンピースという美しいビジュアルに、優しいカントリー調なBGMも物語の雰囲気に合っていて素敵でした。 @ネタバレ開始 ほほえちゃんは見た目は結構大人っぽいのに話し方が無邪気だなと思っていたのですが、まさかの精神年齢9歳に驚きました。美しいとはいえ、何年もひまわり畑にひとりきり。そんなほほえちゃんの気持ちを考えると胸が締め付けられると同時に、そこに現れた主人公はまさに「王子様」だなと何だか切なくなってしまいました。 END1もEND2も少し寂しさが残るものの、どちらも違った良さがあり納得のできる結末だなと感じました。 あとがきも読ませていただきましたが、作者様が子どもの頃に生まれたほほえちゃんを今も大切にしていること、そしてそういった存在を実際に作品として世に送り出したということがすごく素敵だなと思います。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました。 -
ねぇ、あそぼ怖すぎるプロモーションカードのデザインとホラーなストーリーを想像するタイトルに興味を持ってプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 きっと寂しい思いをした女の子の怖くも悲しいお話なのだな……と思っていた私の予想の遥か上を行くストーリーでした。 1週目は王道ホラーだと思っていたので、幽霊には負けてなるものかと物理で除霊をしようとして攻撃力の高い武器を選び、見事に失敗しました。そのため間違った時にすぐに選択肢へ戻れるのが大変ありがたかったです。 何とか正解を選び続け、安心していたところに出てきたロケットランチャーの大きさにピンチだというのに思わず声を出して笑い、この頃に作品タグの「ちょっと笑える」の意味にやっと気づき始めました。 無事に帰ることができ、2週目を促す選択肢の強い圧にふふっとなりつつももちろん2週目へ。 蛭沼さんが邪悪過ぎる!! もう逃げている途中も怖くて「早くロケランでこやつを始末せねば!」とずっとハラハラしていました。ホラーだからもしかしてこの子は……とずっと不安でしたが、最後がハッピーエンドで心の底からほっとしました。 でも好奇心で蛭沼さんを解き放ちました。ごめんなさい。 @ネタバレ終了 面白くて素敵なゲームをありがとうございました。 -
ハルカナツカ誤字があったので再投稿失礼します。 バチャフェスでお見かけした可愛らしいアバターが気になり、そこから興味を持ってプレイさせていただきました。 キャラクターがビジュアル・掛け合い含め可愛らしく魅力的で、だからこそホラーとしての不気味さやストーリーの悲しさが際立っていたなと感じました。 @ネタバレ開始 ナツカさんは強くて安心感があり、物理で怪異を解決するシーンでは笑ってしまいました。ヒロアキさんは真面目でしっかり者な印象がありましたが、物語が進むにつれて意外と不安定なところもあることがわかり、そこがまた魅力でした。 (あと本当にストレートな感想になりますが、個人的にイチョウさんのビジュアルが大変好みです……!) またホラーとしての怖い演出もしっかりとあり、特に選択肢が壊されるシーンでは思わずドキリとしてしまいました。 2週目では1週目でわからなかったシーンの意味が徐々に明かされていき、物語としてぐいぐい引き込まれました。1週目でふたりの仲の良いやりとりを見ていた身としては、ヒロアキさんが動かないナツカさんを引きずっていくシーンが悲しくて辛かったです。 ふたりがお別れするのは寂しいですが、また会う約束をしていたところに救われました。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました。 -
黒猫骨董品店タイトル画面のイラストがとても好みで、そこから興味を持ってプレイさせていただきました。 雰囲気のあるイラストとオルゴールの綺麗なBGMが不思議なストーリーによく合っていて、世界観にじっくりとひたることができました。 @ネタバレ開始 END1→END3→END2の順番で見ましたが、どれも怖さや謎が残るENDで面白かったです。あの女性は一体なに者なのか気になります。タイトル画面が変わったあとの女性の笑みが少し含みがあるようで怖かったです。 シリーズ作品ということで、続きも楽しみです。 制作応援しています。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました。 -
怪異缶タイトルが気になりプレイさせていただきました。 描写が生々しく良い意味での不安や居心地の悪さがあり、ホラーに求めるものがぎゅっと詰まっていてどの話も楽しめました。 @ネタバレ開始 個人的には私自身が丁度PCでプレイしていたということもあり、場面をリアルに想像できた画面の中の彼女のお話が一番印象に残りました。綺麗なオチやタネあかしがない分、余計に想像力を掻き立てられて怖かったです。 @ネタバレ終了 思わずゾクゾクしてしまう、素敵なゲームをありがとうございました。 -
あと5分でメール書かなきゃだけどこの部屋・・・何か変・・・?メール作成と異変探しというゲームのコンセプトに興味を持ってプレイさせていただきました。 面白かったです! @ネタバレ開始 メールの選択肢は落ち着いていれば簡単でも、異変探しで焦っていると一瞬迷ってしまうような難易度で良かったです。個数と箱数を間違えたりひらがなをタイプミスしたりという、実際にありそうな間違いが面白かったです。 部屋に起こる異変も可愛らしいものばかりで、ホラーがあまり得意ではない自分でも安心してプレイすることができました。少し叱るとちゃんとおさまるところが可愛いです。 またタイトル画面の「how to」やメモでメール内容をいつでも確認できる仕様など、全体的に親切な作りで遊びやすかったのもいちプレイヤーとして嬉しかったです。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました。 -
御気楽異界御散歩倶楽部タイトル画面のふたりの表情が良すぎたので、興味を持ってプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 二足歩行の猫ちゃんがいたり魔法があったりする世界観が個性的で、なおかつホラーとしてもしっかり怖い展開があって楽しかったです。 キュウショウさんはプレイ前は見た目が猫ちゃんなのでもしかして気まぐれなタイプなのかも?と予想していましたが、ちょっと苦労人(猫?)の空気を感じてすごく好きになりました。 ヒナツさんは真面目でしっかりした子かなと思っていましたが、思ったよりも色々突き抜けていて、なおかつ頼りになるタイプで一緒にいて「あ、何とかなりそう」と思える安心感が良かったです。見た目が大人っぽいので学生さんだったことにも驚きました。 少し薄暗いような緑ががった色合いの画面や、不気味さを感じる怪異のデザインも良かったです。肉球ボタンタッチで会えるねこちゃんも可愛かったです。(もしかしてキュウショウさん?) このふたりの活躍をもっと見てみたいな、と思いました。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました。 -
女中の話 The Maid's Story読むミュージカルという文言に惹かれ、プレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 女中さんの白い肌や人魚の顔が映える黒を基調としたしまりのある画面。海外のお話を訳した昭和初期の絵本ような雰囲気を感じる言葉選び。唯一無二の物悲しい歌(作詞・作曲・歌すべてが作者様!)。画面から文章、音、物語すべてに至るまで圧倒的な世界観と創造性のあるパワーを感じました。 女中さんは同情していたとはいえあそこまでの狂気に至ったのは、人魚に非道なことをしていた屋敷の人間たちなら若い女中さんのこともひどい扱いをしていて、だからこそ多かれ少なかれ人魚に自分を重ねてしまったからではないかと思いました。 一方人魚が女中さんを可哀想だと思ったのは、人間から酷いことと同情しか貰っていなかった故に同じように彼女へ同情を返したのではないかと想像しました。そして同情は愛情ではないが憎悪とは違う感情であることは確かで、それは人魚にとっても同じ。だからこそ人魚は女中に同情し、彼女を口にしたのではないかなと思います。(さすがに憎んでいる相手を食べることはしないと思いますので……) どれも的外れな想像かも知れませんが、色々と思いを馳せてしまうほど心の奥の方に突き刺さるお話でした。 起こったのは惨劇や悲劇としか言いようのないことですが、女中さんも人魚もお互いに救われた部分があって欲しいと思わずにはいられませんでした。 @ネタバレ終了 仄暗く美しい、雰囲気抜群の素敵なゲームをありがとうございました。 -
梅見月会長の華麗なる一日わーい!会長に飼われたいー!!(語弊)という私利私欲と、可愛らしい猫ちゃんの飼い主を見つけてあげるぞ!という気持ちを胸に突撃させていただきました。 @ネタバレ開始 タイトル画面がすでに豪華すぎる……! タッチすると星が出るところや画面の中で動く足跡など、見ているだけで わくわくするようなギミックがいっぱいでどこを触っても楽しかったです。 そしてさすが作者様の作られるゲームのヒロインさん。こねこちゃんがとっても可愛い!出会った生徒を「〇〇なにんげん」と表記するところや、覚えた人間が写真として記録されているところもすごく微笑ましかったです。またこねこちゃんのボイスを募集されていたことは知っていたのですが、それでも本物の猫だと思うくらいにキュートな声でした。 攻略の順番ですが、私はEND2→6→3→8→5→4→9→7→10→1の順番でエンドにたどり着きました。 どの生徒も個性的で、なおかつ「確かにこんなことを言いそう!」と思える解析度を保っているのがすごいなと思いました。誰と会話しても楽しかったですが、個人的に一番印象に残ったのはマコちゃん歩夢くんコンビと千影くんリンネくんコンビでした。 マコちゃん歩夢くんコンビはまさかの会長の方が押されているという事態に驚きました。いつもの余裕ある会長も素敵ですが、意外な一面を見ることができてこれはこれでニヤニヤしてしまいます。 千影くんはテンションが可愛いな……からのリンネくん離席へのあざやかな流れに笑っていましたが、意外過ぎる飼い主候補・用務員さんの登場にこちらも「おおっ!」と驚きました。リンネくん良い仕事過ぎる。 そして武彦も仲間に入れてくださってありがとうございます! 猫ちゃんから人間かどうか疑われていて笑ってしまいました。武彦、怪しいですもんね。それでも無事に飼い主になることが出来て嬉しかったです!(会長に良い子だと認識されているのも嬉しかったです!) さてさて会長の家の猫になれましたし……と満足していたところでまさかの乙女ゲーが始まり、ひとり歓喜しました。ボイスがイケメン過ぎる……。 特別なひとにだけ見せる会長の貴重過ぎる姿の数々にドキドキしたり照れたりと、こねこちゃんを見守っていたつもりのはずが何故か私の感情がジェットコースターでした。これはファンクラブが出来るはずだ……とますますの納得です。ふたりの写真も高校生らしいはしゃぎっぷりでとても可愛らしかったです。 そしてもう一度タイトル画面も変わって最後までたっぷりと豪華な仕様で感動しました。ファンクラブのおきてもしっかりしていて、(特に6、7が大事だと思いました)フェス会場でお会いしたファンクラブ会員の方々の会長に向ける真っ直ぐな情熱と愛情を感じました。 FAは(「会長好きです……」)(脳内に直接)の気持ちと、「こねこちゃん幸せに暮らしてね~!」の気持ちを込めました。会長はこねこちゃんの前では生徒会長として学校にいる時とはまた違う笑顔を見せてくれることもあったらいいなと思っています。(解釈違いでしたらすみません!) @ネタバレ終了 あの会長の猫になれる!(語弊2回目)夢高生のみんなに会える!と高まりに高まった期待を軽々と超えてくる、素敵な夢のゲームでした。 素敵なゲームをありがとうございました! -
夜の生きものタイトル画面のレトロな雰囲気が素敵で、興味を持ってプレイさせていただきました。 全編を通して静かで淡々としていて、わっと驚かすような怖さはありませんが、不気味なノイズや不安を煽るような画面構成など、じわじわとくるような演出が多く怖かったです。 @ネタバレ開始 タイトル画面に戻ってくるたびに何かが増えている演出も少しずつ夜の生きものに浸食されていくようで、思わずゾクゾクしました。 最後のルートはかなり驚いてしまいましたが、主人公がたまに「蹴飛ばす」や「飲み物をかける」など中々怖いことをするなと思っていたので、怖かったと同時に少し納得もしました。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました。
