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御子柴のレビューコレクション

  • 口裂けカレシ
    口裂けカレシ
    タイトルの美しいながら不穏な雰囲気に惹かれ、プレイさせていただきました。 登場人物3人が全員マスク着用で、謎感たっぷり‥それぞれキャラデザがおしゃれで、印象に残るキャラクターです! 1つめのENDに辿り着くまで約20分、テンポのいいホラーコメディで、あっという間に全エンド回収させていただきました。 @ネタバレ開始 ふたを開けてみたら、ポポ君もベーゼさんも相当やばい奴。 愛が重い男に囲まれながら冷静を貫くハルちゃんが強キャラ過ぎました。二丁拳銃の女子は強いに決まっています‥! 恋敵二人が小学生のように「バーカバーカ!」言い合っているのが、かわいくて面白かった笑 どちらかを選ぶとしたら、やばやばストーカーで裏社会を牛耳っていそうなポポ君が好きです!ハルちゃんにどろどろに依存して(すでにしている)忠犬のように付き従う姿を想像してニッコリしてしまいました。 でもやっぱり、みんな一緒!なEND3が好きです。マスクをとったハルちゃんが、大きな口で笑っているのがとっても可愛かった~。 @ネタバレ終了 コメディもヤンデレも楽しめる、素敵な作品でした。 楽しい時間をありがとうございました!

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  • 夢にまで見たアイドル
    夢にまで見たアイドル
    プレイさせていただきました! どこかレトロで少女漫画ちっくな可愛らしいイラストが素敵‥そしてゲームを起動してみたら、なんとその可愛いイラストがタイトル画面で動く!?開始直後から期待度マックスで、全エンドクリアさせていただきました。 @ネタバレ開始 夢の中で交流していた二人は、実は違う時間を生きてきた‥とても切ない物語だと思いました。 二人の気持ちが近づいていくのに、時代が違うゆえに現実ではどうしても一緒になれない切なさが、もどかしい反面このお話のクライマックスとして本当に感動的でした。エンド5・6で縁と恵双方の視点からタイトル回収されているのがあまりに巧みで、思わず膝を叩いてしまいました。 アイドルとミュージシャンという立場は違えど、音楽でこの先二人が成功を手にする明るい未来を想像し、プレイ後はとても爽やかな気持ちになりました。 6つあるENDのうち、コメディ寄りではありますが2の縁くんがめちゃくちゃイケメンアイドルになっていて栄養価が高かったです‥!これはこれで、好き!!キャラが変わっているところも一気に開花した感じがあってクスリとしました。 @ネタバレ終了 全エンド回収で30分少々でしたが、短い時間のなかにときめきも感動も可愛らしさもぎゅっと詰まった作品でした。素敵なプレイ時間を、ありがとうございました!

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  • 地雷系女子!?ほなみさん
    地雷系女子!?ほなみさん
    プレイさせていただきました! タイトル画面のザ・地雷系ファッションでかわいいお顔のほなみさんに惹かれました。地雷系と言えばメンヘラっぽいキャラクターなのかな?と想像していましたが、また違った性格でとっても可愛かったです。 主人公の凛もお兄ちゃんの恭介くんもそれぞれのキャラが素敵で、あっという間に全エンド回収させていただきました! @ネタバレ開始 凛くんの性別がエンド4を見るまでずっとわからずにいましたが、謎が溶けてようやく二人が共感している部分が見えてきて‥これからどんなふうに素敵な関係を築いていくのか、この先を楽しく想像させていただきました! ちょこっとお色気要素やヤンデレの気配も感じられて、エンドによっていろんなほなみさんが見られて楽しかったです。ほなみさんの真っ直ぐな性格は、どのシーンでも全力で応援してくなりました。 エンド後に獲得できるゲームバッジで、素のほなみさんが凛くんの作った髪飾りを着けているイラストが最高すぎる‥! これからも凛くんの作ったお洋服やアクセサリーが、ほなみさんを幸せにしてくれるんだろうなぁ~と温かい目で見守りたい気持ちです。 お兄ちゃんの京介くん、クールながらほなみさんのお願いを叶えてくれるなんて、なんて優しいんでしょう。 そして作者様のX情報で、京介くんメインのお話も制作予定があるとのこと‥!?楽しみでなりません~! @ネタバレ終了 ポップでハートフルな作品に、プレイ後とても温かい気持ちになりました!素敵なプレイ時間を、ありがとうございました。

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  • NARCIST COMPLEX —ナルシスト・コンプレックス—
    NARCIST COMPLEX —ナルシスト・コンプレックス—
    全エンド、フルコンプさせていただきました! 4人×3エンド、あわせて12の結末が違った展開・味わいがあって、どのエンドもハラハラしながらプレイさせていただきました! まずイラストの美しさと画面センスの良さに惹かれてプレイし始めたのですが、初見の期待を上回るグラフィックで、本当にフリーゲーム?と驚くばかりでした。 ひとりずつ、じっくり物語を味あわせてもらいました! 4人の美形男子たちしかも全員ナルシスト!という個性抜群のメンツとシェアハウス。 冒頭からどんな話になるのかワクワクしました。 日常のほんわかした会話から、切れのいいコメディ、物語の核心に近づくとシリアス展開に引き込まれ、続きが気になるお話ばかりです。 @ネタバレ開始 彪先輩と、晃くんが好きです!!! どちらを最推しにしようかめちゃくちゃ迷ったのですが、二人ともそれぞれの良さがあって結局決められませんでした……!複数攻略対象がいる乙女ゲームで、最推しを選べなかった経験は初めてです。 以下、キャラ別の感想です。 ・夜巳さん 主役というか、正規ルートなのかな?という印象で一番最後に攻略しました。 テーマの「ナルシスト」を体現しているキャラクターですが、このゲームを通して「ナルシスト」という言葉の意味に対する印象がガラリと変わりました。 夜巳さんは自分のことを全肯定しているし、それと同じくらい優しいまっすぐな気持ちで他の人、相手の事も肯定できるとても懐の大きい人なんだと感じました。 過去に付き合った相手との痛手から、「自分を肯定すること」が人を傷つけてしまうと恐れている……その傷を、しずくちゃんが寄り添って癒していく。 そんなエンドAがやっぱり一番好きでした! 夜巳さんルートの彪先輩、あまりにかっこよすぎです……。 A・Bはいわずもがな、エンドCでさらに一歩踏み込んでしまう彪先輩が好き過ぎて、夜巳さん攻略後思わず彪先輩Aエンドにもう一度行ってきました。 ・晃くん 二面性のある年下キャラ!たまりません、大好きです。垂涎もの。 しずくちゃんとの会話にもありましたが、二重人格…ではなく、晃くんが意識的にオン・オフを切り替えている結果が一人称『俺・僕』であり、髪型の変化なんだなぁと思いました。 家庭の事情から『いい子』であり続けることを選択して来た晃くんの努力や心細さを想うと胸が痛むし、それを中学時代の事件や大学入試面接の一件でえぐられる姿を見ていると、とても辛かったです。辛い反面、その痛みをしずくちゃんと共に乗り越えていく姿に感動しました。 エンドAの合格発表でしずくちゃんたちと同じ大学には入れた喜びや、その後大声で告白する青春!!な展開に、これまでの苦労が報われた気がしました。 アフターストーリーでぐいぐいしずくちゃんに攻めてくる晃くんがあまりにツボで、やばかったです……こういう年上女子の反応を楽しみながら攻めてくる感じ、たまりません。好きです……!!! このSっ気は、お付き合いが進んだらしずくちゃんをたじたじにしてしまうんだろうなぁ、とよからぬ想像が捗ります(すみません) ・緑先輩 穏やかな美人の裏側に、かなり深い闇を抱えた人でした……! イラストレーターとしての姿だけでも驚きなのに、さらに自分の容姿に深く固執してしまう。そしてその事に対する罪悪感を抱えて苦しんでいるとは……。 過去の事件も、事件そのものの痛みでは無く自身の『性質』に気付いてしまったことが何よりのショックだったんだなぁ……。 他のキャラは「やっぱりエンドAが好き!」なんですが、緑先輩だけはなぜかエンドB・Cの闇の深さがどうしても先輩に似合うのでは……と思ってしまいます。 しずくちゃんを守るために、自分を差し出す姿が美しくて、幸せじゃない未来も似合ってしまう、不思議な魅力を見せつけられました! ・彪先輩 初見で絶対好きになると確信していました。ちょっと身長低めでこの性格で、抜群に顔が良くて頭も良い。最強です……。 兄たちと比べられてきた家庭環境、そこから絵に自分の可能性をかけていった過程がすごく丁寧に描かれていて、彪先輩の葛藤がありありと伝わってきました。 彪先輩ルートで印象的だったのは、周りのサブキャラたちがみんなあったかい、ということ。 初登場時は敵キャラに見えた礼豪先輩も、彪先輩の才能を見出して未来の可能性を広げてくれる。確執があるかのように見えた兄二人も、実は末っ子の彪先輩を心配して大学まで来てくれる優しい人たちだし。(余談ですが兄弟三人の名前、千鳥・斑・彪……と柄(パターン)にちなんでいる…!?) エンドAではそんな中で彪先輩が自分のコンプレックスと向き合って、しずくちゃんと一緒にいる道を選ぶシーンが感動しました。彪先輩の泣き顔、かっこいいのに可愛い!!普段の性格と、時折ふっと見せる寂しそうな表情のギャップに終始「くぅっ!」となっていました。 彪先輩は他のキャラクターのルートでもいつも大活躍で、男前でした。 晃くんルートでは面接で痛手を負った晃くんのために本気で怒ってくれるし、緑先輩ルートでは親友として格好いいところをたくさん見せてくれるし……。夜巳さんルートの彪先輩はすごくツボです。自分が悪役を演じていると自覚していて、しずくちゃんにわざと迫るところが切なかった。 @ネタバレ終了 ずいぶん長々と失礼しました……! どのキャラクターも深いところまで作り込まれていて、繰り広げられるドラマに夢中になっていました!そしてなによりしずくちゃんの真っ直ぐな性格に、どのルートでも救われた思いがします。 ナルシスト、だけどコンプレックスも内に秘めている。 そんなキャラクター達と迎えるどの結末も、じっくり楽しませていただきました! 素敵なプレイ時間を過ごさせていただき、ありがとうございます!

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  • はこにわのみこ
    はこにわのみこ
    前に一度プレイさせていただいており、また優しい世界に触れたいな〜という気持ちで再度プレイさせていただきました! イラストやデザイン、UIやアニメーションが一体となって、動く絵本のような世界観を作り上げている素敵な作品。 プレイ時間20分ほどでエンディングまで辿り着きましたが、プレイ後の満足感はそれ以上でした。 そして今回2周目をしてみて、1回目のプレイでは気づかなかった伏線や考察が楽しめました…!2周目でまた深みが増し、また遊んでよかった〜!と思える作品です。 @ネタバレ開始 アニーが『みこ』として過ごしている穏やかな物語なのに、どこか秘密も隠れていて…あっという間に読み進めました。 ラストに近づくにつれタイトルの意味や、アニーの存在・秘密が明かされますが、劇的な展開は無く…そっとクロさんと部屋を出ていくラストがこの先のアニーの生活に明るい希望が見えて、とても良かったです。 外の世界で2人が穏やかな日々を過ごせますように! エンド後に窓によじ登るシスターにまで、こんな秘密が隠されていたなんて…! 余す所なく楽しませていただきました。 @ネタバレ終了 ストーリーは言わずもがな、システム面も本当に素晴らしい作品。こちらのサークル様はフリーとは思えないクオリティのシステムで、UI周りや親切設計の画面を見ているだけで「すごい〜!!」の声が止まりません。 優しい世界観と、お話に没頭できるゲーム作り…脱帽です。 素敵な作品をプレイさせていただき、ありがとうございました!

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  • 月明かりと夜風のワルツ
    月明かりと夜風のワルツ
    制作中からフリーゲームとは思えないクオリティがずっと気になっていて、プレイする日を楽しみにしていました! 魔術の存在する世界観や、可愛いかつ人間味のあるキャラの魅力に引き込まれ、あっという間にエンディングまで楽しませていただきました。 システムやUI周りがとにかくすごいです……! 本当にこれをフリーで遊ばせていただいて良いのかと思うほどのクオリティで、サクサク動く快適なシステムに見入っていました。 デザインも物語の雰囲気にぴったりの優しい色合いで、眺めていてとても心地よかったです。 @ネタバレ開始 お嬢様と執事というポジション、そしてレナートさんのイケメン度合いから、いろいろな想像をしてプレイし始めたのですが……想像以上にレナートさんがかわいくて、子犬!という感じがたまりませんでした。 「ひゃわわ」と言ってくれそうな半泣きの表情差分が特に可愛いです~! でもいざという時は覚悟を決めて、リシュアちゃんの思いに応える素敵な一面も見せてくれて、このタイプの執事、良い……!とあらたな開拓を果たした気分でした。 リシュアちゃんは心優しいけれどそれだけじゃなくて、「魔術をこれからどうしていきたい」など自分の意見を持った芯の強い女の子。レナートさんの執事としての葛藤に歩み寄るシーンなど、ヒロイン力の高さにため息が漏れる思いでした。 ラストシーンでワルツを踊る二人、そしてエンドロール後に一歩進んだ二人が見られて、とってもハッピーな気持ちにさせていただきました! リシュアちゃん、あの迫り方は反則です。 可愛いが過ぎる! サブキャラもとても魅力的で、特にお父様があまりに理想のスパダリでした。街の人たちにも、娘にも、執事にも優しい。す、素敵すぎる……! @ネタバレ終了 楽しくてあっという間に読了してしまいましたが、TIPSで作中の用語など丁寧に解説があるので、クリア後もしばらく用語やCGを鑑賞して作品世界に浸らせていただきました。 一部背景まで制作者様が描いていらっしゃることを知り、驚きと感動もまたひとしお。これほどのタスクを、これほどのクオリティで仕上げてしまうなんて、脱帽です。 素敵なプレイ時間を、ありがとうございました!

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  • 北限のアルバ~夏の章~
    北限のアルバ~夏の章~
    北限のアルバ・夏の章プレイさせていただきました! 春に引き続きこちらも遊ばせていただいたのですが、背景などがしっかり夏仕様に変わっていて、臨場感たっぷりでした。 春と同様まっすぐでかわいい主人公・真ちゃんと、のんびり癒されるソメさん、アルバのマスコットキャラクター・エナちゃんにまた会えて嬉しかったです! @ネタバレ開始 今作の攻略対象である日向くんは幼い頃からお家の酪農業を手伝っている青年。地元民とのことで、北海道弁や『生まれも育ちもこの町』だからこその地元に対する愛着や葛藤がとてもリアリティがあって、なんだか近しく感じられるキャラクターでした。 あと口元にホクロがあるのが個人的にとてもツボです…すき……。 とても私事ですが自分も日向くんと同じく、地元である北国にずっと暮らしている人間です。 なので日向くんの「家業が大切だけどある種の劣等感も抱いてしまう」そんなところに、ものすごく共感していました。 東京からやってきた真ちゃんへの憧れと、自分と比較した時に感じる眩しさ。本当に日向君の心情がリアルに描かれているなぁ、とすっかり感情移入していました。日向くんの方に……! もはや途中から日向くんの目線で真ちゃんを攻略したくなっていました(笑) だって真ちゃんがいつもまっすぐで健気で頑張り屋さんでかわいいんですもの……! エンド2つ見て、やっぱり二人が一緒にいられる酪農を継ぐエンドが好きでした。もちろん好きな事に挑戦して美大に進む日向くんも素敵だけど……! でも泥だらけになって二人で毎日忙しく過ごす姿が幸せいっぱいで、Happy気分になれました。 @ネタバレ終了 春の章もとても好きでしたが、北国の民の感情移入度から、夏の章がさらに胸に響く作品でした! こんな素敵なストーリーを四季おりおり4作品も作ってしまう、制作者様の気概とお力に脱帽です。 秋・冬と、これからの作品も楽しみにしております。

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  • 北限のアルバ~春の章~
    北限のアルバ~春の章~
    北限のアルバ・春の章プレイさせていただきました! ほのぼの美味しいグルメや美しい風景を楽しみつつ、じんわり心に響くストーリーに癒されました~! 主人公・真ちゃんがいつも一生懸命でつい応援したくなります!攻略対象である隼人さんやおばあちゃんのソメさんとゆったり過ごすペンションでの時間が、とっても素敵なお話でした♪ 背景やアイテムイラストに至るまですべて水彩タッチの(本当に水彩なのかな…?イラストに疎くすみません!)ほんわかした雰囲気で、全部が一体になってこのゲームのゆったりとした雰囲気を作り出している!と感じました。 食材を選んでお料理を作ったり、会話での選択肢が随所で現れたりと、何度もプレイしてスローライフを楽しませていただきました。 @ネタバレ開始 隼人さんの悲しい過去、そして最後にお父さんのカメラでシャッターを切るシーンはとても胸に来るものがありました。 それをそっと隣で支える真ちゃんがなんとも健気で、かわいい……。2つのエンディングは、やっぱり二人が一緒にいられる結末が幸せいっぱいで好き。 ……ですが、離れ離れのエンドで見られる隼人さんのスーツ姿は破壊力がすごかったです……! これまであんなほんわかしていたのに、スーツを着た途端できる男の顔!これ絶対頭いいひと!! ギャップのある隼人さんもとっても良きでした! @ネタバレ終了 随所で『北の地』を感じられる風景、会話、食材が大活躍していて、旅行気分も味わえるゲームでした。 素敵なプレイ時間を、ありがとうございました!

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  • カップラーメンは待ってくれない
    カップラーメンは待ってくれない
    カップラーメンが出来上がるのを待つゲームなのに、なぜこうも全選択肢を回収しないと気が済まなくなるのか……1回目で無事に食べられましたが、結局全選択肢回収していました! 外れたときのコメントがどれもくすりと笑ってしまう… 今度カップラーメンを食べる時は、いつものシーフード味じゃなくて醤油味にしようと思います。 ごちそうさまでした!

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  • ハーレムなんてあるわけないじゃないですか
    ハーレムなんてあるわけないじゃないですか
    『ハーレムなんてあるわけないじゃないですか』プレイさせていただきました! 綺麗なイラストと個性的なキャラクター。 そしてなにより、大ボリュームなストーリーで数多の結末を楽しめる、ものすごい作品……! タイトルと序盤の雰囲気からコメディを予想していましたが、各キャラのルートに入ると一転してシリアス展開。攻略キャラとの距離もぐっと近くなり、どのルートを選んでも大満足のボリュームでした! @ネタバレ開始 ぜんぜんハーレムを作るゲームじゃなかった……!! いやはや、裏切られました…とてもいい意味で。 以下各キャラルートの感想です。 ジル 温厚でちょっと天然なところのある幼馴染。 実は魔術師としての腕前はすごかったり、モニカの事故に責任を感じていたり。あんなやわらかな笑顔の裏でたくさん悩んでいたんだね……と肩ポンしたくなるキャラでした。 ジルルートのモニカが生き生きしていて(特におまけストーリーでは楽しそうだったな~)見ていてホッとする二人でした! クリス イケメンだけど不器用さん。実はお兄ちゃんとして兄弟たちを守っている優しさが素敵です。 先にBADふたつを見て、「この人ちゃんとハッピーエンドでも生きてるよね……?」と不安になりましたが、幸せなエンドを迎えられてよかったです!素敵なスチルばかりですが、なかでも『屋上で夕陽を眺める二人の後ろ姿』の一枚がめちゃくちゃかっこよかったです! キャラクタープロフィールで見られる、妹・ララちゃんの紹介がとてもツボでした笑 かわいいのに強い&賢い妹、いいですね……! エメ 作中で、最推しです……!強いオネエさん、最高。 占い師と言いつつ宰相として国を支えているというだけでも素敵なのに、さらにルートに入ってからの男姿が!!あまりに格好いいです。 「自分はなんでもやってきた」と言うように、国のために辛い事も甘んじて受け入れていたんだろうな。でもそれを詳しく聞かないモニカの包容力も素敵だし、だからこそエメさんがこの先も一緒に生きていきたいと思ったんだろうなぁぁ……などといろんな考えが止まりませんでした。この二人の組み合わせ、大好きです。 エンディングスチルで二人とも花嫁姿なのが最高にハッピーで嬉しくなりました! アシム タイトル画面で見られるリオネルのヒントが無ければ、たぶん見逃していました。 攻略中、何度「こ、こいつ……!」と思った事か。笑 一番闇が深くて、私のブラック性癖を刺してくる男でした……。ハッピーエンド以外ではシャルルが目的なのか!なんて男だ……!闇が深くてすき!!(乱文感想失礼します) ハッピーエンド後のおまけストーリーで、ようやく歩み寄る事ができたんだなぁ。この距離間が、リアルな感じがして良かったです! リオネル コレクト魂を総動員して、なんとか攻略にこぎつけました。制作者様の公式HPにある情報も参考にさせていただきました! 序盤のハーレムを作る提案も、まさかモニカを縁談から遠ざけるためのものだったとは……。ルートに入るまで難航しましたが、真相を知ってようやく作品全体の重さがわかるルートでした。 誰よりも一番昔からモニカの事が好きだったリオネルが、本当のラストで結ばれることが出来て感涙です。 二人が花屋を営むところも、序盤の会話でモニカが「私が花屋の娘だったら……」から繋がっていて、感慨深いものがありました。 リオネルルートを攻略後にジル・エメ・クリスのルートを思い返すと、リオネルの策略とモニカへの気持ちの重みを改めて知る事ができました……。 @ネタバレ終了 スチルの数がものすごくたくさんあって、そのどれもが素敵&構図が美しい。クリア後、何度もスチルを眺めて余韻に浸っていました! これほど大ボリュームの作品をプレイできて幸せです。 素敵な作品を、ありがとうございました!

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