SHIAのレビューコレクション
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七文字しりとり学園物語私からよりにもよってスライスチーズを奪うなんて、会長許すまじ!! そちらが7文字のデパートならこちらは7文字の百科事典となって必ずや大・爆・発!!させてやるんだからね!!とシナリオに乗っかって、七文字しりとりを心行くまで楽しませていただきました。 イーヒッヒッヒと高笑いしながらスライスチーズを奪っていった生徒会長をこらしめるため、7文字しりとりをかき集めてリベンジバトル!! 人生で一番熱いしりとりをさせていただきました。 @ネタバレ開始 ありとあらゆる縁からいただいた7文字しりとりを駆使して会長に勝てた時は嬉しかったです。 会長が爆発した時は特撮戦隊ものにある敵がバーーン!!と爆発する映像が頭に浮かびました(笑) しりとりをここまで真剣にしたことがなかったので、とても斬新かつ様々な手法から次の単語を導き出すという戦略も知ることができてタメになりました。 もし現実でしりとりバトルをすることがあれば、ルックアラウンド法などをフル活用したいと思います。 @ネタバレ終了 どんな窮地に陥っても、それこそ走馬灯の中からでも7文字しりとりの単語を生み出すことが可能なのだなと、しりとりの可能性としりとりの熱さを体験できる素敵な作品をありがとうございました!
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死に戻り階段天妙神社へと続く600を超える階段、通称「死に戻り階段」。普通に筋肉が死にさらす階段にしか思えない段数のその階段にはとある噂があって……から始まる、最後まで読み続けたくなる仕掛けが施された楽しい作品でした。 一人分の話をクリアすることで次の人の視点へと切り替わる上、前の人で残されていた謎などが次の人の視点で明かされるなど、ノンストップで読みたくなる仕掛けが施された素晴らしいシナリオでした。 @ネタバレ開始 神主の真天院さんの正体が大変なことになっていましたが、場所が場所だけに、この世には神仏はいないのかと思っていました…。 ようやく天使さんたちが現れたと思ったら、アッサリと退場してしまわれて…(汗) 最後が「こうして邪悪な存在は成敗され、噂も消えました」ではなく「ここは死に戻り階段…」と続く形で終わっていたのが、ゾッと怖気を催させて、ホラーの醍醐味だと感じました。 シナリオとは無関係ですが「イッヒッヒッヒ!」の笑い声が大変特徴的で、一番耳に残りました。 禍々しいビジュアルが大変雰囲気があって、絶対にお近づきになりたくないと思うほど怖かったです。 でも、若返りたいと思う人ならばどんなビジュアルやどんな恐ろしい悪魔とも契約するのだろうな…と思いました。 人間の若さに対する執着心は並々ならぬものがあるので、悪魔はそのあたりよく分かってらっしゃる…!(笑) @ネタバレ終了 初回ではマッハで「知らぬが花」エンドへと辿り着きましたが、シナリオの構成からすると、そこから入ってもよかったかなと思います。 死に戻り階段の噂の真相やその仕組みはもちろん、人間の心理などまで巧みに編み込んで構成された大変面白い作品でした。 ありがとうございました! -
ラムネ瓶入り夏休み風が撫でる風鈴の音色を耳に、あの雄大な積乱雲が世界の中心に座す青空を見つめながら縁側でラムネが飲みたくなる、過ぎ去った夏を懐かしく思う短編でした。 効果音としては鳴っていないのに、どこからかセミの鳴き声が聞こえてきそうな夏独特の彩度の高い透明な空気を感じる色合いの風景イラストが、ラムネ瓶を伝う水滴に映る夏の景色を思い起こさせました。 いつまでも続いてほしいと思いながら、過去になり、思い出になっていく―――そんな時の流れをとてもうまく落とし込んだ京香さんのセリフが胸に残りました。 京香さんもとても魅力的だったのですが、私の中ではおじい様の顔、特に目元から慈しみが感じられて「ああ、とてもしなやかな心をもって人生を歩まれてきた方なのだろうな、そんな御顔をしている」と、おじい様のお人柄が感じられるような立ち絵が好きでした。 とてもやさしいおじい様と京香さんにまた会いに、来年の夏も行きたいなぁ……と思う、ノスタルジックな物語でした。 ありがとうございました! -
タマキハル~石章 山沢損編~フォロワーさんが推しておられてTLでもよくお見かけしていて気になっていた作品です。 プレイ想定時間7時間~と大ボリュームな物語、堪能させていただきました。 とても丁寧な日常の描写から、後半の圧倒的な疾走感のクライマックスまでとても面白かったです! どのキャラクターも個性的かつ魅力的で、表情がコロコロ変わるのも素晴らしく、特に水城くんの「にょ~ん」と顔がまったりしていたり高松くんのギャグの泣き顔差分がとても面白かったです。 今作のメインヒロインである椿姫さんもとてもとても可愛らしく、一つ屋根の下でちょっとずつ距離を縮めていく様子が見ていて微笑ましくもありました。 @ネタバレ開始 赤いスカートのおばさんがカミソリスラッシュを連打している時の奮い立つ陽介くんがとてもカッコイイと感動していたら、トントンと椿姫さんと胡桃ちゃんが家に暫く滞在することになり……と、物語がいよいよ動き出していくんだね!と襟を正した矢先、椿姫さんがある意味で期待を裏切らない料理苦手ぶりでかわいかったです。 胡桃ちゃんを前にした陽介くんの抜群のお兄ちゃんっぷりも大好きです。 魅惑の太腿が出てきた時に俺主婦の自己暗示と香月さんリフレインには笑いました…! でもあんな素敵な生足を前にしたら理性を保つにはそれくらいしないと駄目ですね! 椿姫さんのような華麗な美しい人にあの少し潤んだ瞳をされながらスラリと伸びた美脚を見せられたら狼しか出てこないのです! 耐えきった陽介くんはすごい!となりました(笑) 遊園地の時もボリューミーなお胸の誘惑に対抗すべく香月さんコールがすごい陽介くんの香月さん大好きっぷりを再確認しつつ、陽介くんには申し訳ないですが笑いました。 尚、椿姫さんの陽介くんへの鈍い発言についてはもう同感しかありませんでした…陽介くん、恋愛以外は何もかもかパーフェクトなのに、なぜ恋愛だけ…もうちょっと悟ってあげて…!! 女の子2人から好意を寄せられる楽しい日々を送っていたら拘置所を脱走した赤いスカートのおばさんがやって来て今度は目的を遂げてしまったので「組織って!?」となって、それ以上に「我らが癒しの天使胡桃ちゃんは!?」とここからはクリックする手が止まりませんでした。 途中で何かに目覚めた川野さんが面白かったり、恐怖のヒルクライム事件が勃発したり、柳田くんマジ柳田くんと驚愕したり、この盛り上がり正にノンブレーキ・ノンストップでした! 背後で何か落ちたり転がったりと大変なことが起きていても知らないよ!! 諸々着地すべきところへ着地して椿姫さんにいざ告白、もうこれでハッピーエンド!!末永くお幸せに!!と画面の前で二人に向けて撒くための花籠を用意し始めたら、二度あることは三度あると言わんばかりにまた赤いスカートのおばさんが出てきたので、さすがにビックリしました(震え声) このオバサン、まさかプラナリアみたいに分裂してるんじゃないか!?と疑いさえしました(苦笑) ところで途方人って何ですka)...とか呆けている間に陽介くんたち2人が…!! そして、「え、ここで終わる!!!??」(大声量)というところで終わってしまい、しかも最後のあの呟き……何が起きているのか、真実が気になります!! 続編、今から楽しみにお待ちしております…!! @ネタバレ終了 プレイした人は皆「続編!!」と思うこと間違いなしの素敵な作品でした。制作頑張ってください。 ありがとうございました! -
新任神様の考える幸福開始して数分で「もうあなたとは会えないし、あなたの記憶からは消えるから」と告げられて「え?」となっている間に日常が始まり、会社に行ってせっせと働いて帰宅したら―――自分を神だと名乗るかわいい女の子出現まではよかったのですが、その後に話を聞こうとした途端、いきなりとんでもないことになりました(笑) とんでもないことになった後、一瞬ポカンとしたいのですが「これはなにかの間違い」と選択、無事に物語に復帰できて良かったです! そこから先に怒涛の展開を迎えるとは思わなかったのですが…! @ネタバレ開始 自宅でかわいい女の子に挟まれてどうなるかと思いきや、実は沙霧さんも美都音さんも二人ともが神様、しかも沙霧さんのほうはちょっと怖い思想の神様ということで「そういう展開か…!」とうなりました。 実は全人類が改変されたりしていただなんて…! いきなり脱ブラック企業をしたのにはそういう理由が…え、それはそれで過労死や自殺者やワンオペ育児や生きづらい人が減って良くない?とも考えましたが、人類は人類の手で良い未来を選べるのが一番ですね。 Aエンドに行った後で物語地図から全エンドと全シナリオを埋めました。 途中で主人公が「世の女性はすべて超絶可愛い」とか言い出し「キモ!キモ!キモ!キモ!キモ!キモ!」とキモ!を連呼されたりと面白い展開などもあり、シナリオをコンプリートするのが楽しかったです。 物語地図でいつでも好きな選択肢へジャンプできる、スキップする作業が極力ないというのが大変親切設計でした。 スキップ作業が多いと「また既読部分でスキップ開始かー。物語云々の前に飽きてしまう…。」と感じるので、このシステムは本当に素晴らしいと思います。 個人的には那世理さんが好きだったので、Gエンドが好きでした。 威圧感バリバリの最強オーラを出している那世理さんが最高です。 @ネタバレ終了 プレイし始める前はかわいい女の子と過ごすお話かな?と思っていたのですが、実はかなり壮大な設定を孕んでいた驚きの作品でした。 素敵な作品をありがとうございました! -
時には嵐に飛び込むことも人ならざる人を喰う異形の者たちとそれに対抗する異形探偵たちが繰り広げるバトルもので、探偵である皆さんがどなたも個性的、見習いの主人公も見習いなりに大活躍して、続きが気になる物語でした。 これからの研修はどうなるというポイントで終わったので、瑠奈さんのハニーがこれからどうなるのか楽しみです。 本作はシリーズもののなかの一つということで、他作品で夜子先生たちがどんなご活躍をされるのかが気になります! 最後に一点だけシステム面で失礼します。 コンフィグ画面が正しく機能しておらず、残念でした。 せっかく実装しておられるので、(読む速度の変更など)自分のプレイスタイルで遊べると嬉しかったです。 素敵な作品をありがとうございました! -
少女達に花束を学園ラブコメと聞くと主人公が様々な美少女たちに好かれる夢のような状況が0.02秒でフワッと浮かびますが、本作も学園ラブコメの看板を裏切らず主人公は全方位から好かれる夢のような物語でした。 本作では妹、幼馴染、転校生という三種の神器みたいな最強ポジの女の子たちから好意を向けられます。 エンド回収は楽なので、選択肢でセーブしていれば問題なく全エンド回収できました。 @ネタバレ開始 どの女の子もかわいいのですが、主人公と異なり胸は大きければ大きいほど好っっき!な私は躊躇うことなくまずは幼馴染ルートに走りました。 こんなかわいい幼馴染に顔が可愛いかどうかなんて聞くな、主人公よっ…!! 幼馴染の顔がカワイイことなんてこの世の摂理なんですよっ…!! 教科書にも書いてあるし、入試問題にも出るっ…!! なんなら宇宙の摂理を記した銀河典範などにも書いてある…!! 転校生との急接近すぎる展開が「この好感度の振り切り具合、まさにラブコメ!」と言わざるを得ない、何もなかったのに何があったでした(笑) 何も始まってなかったのに、もう何かが始まったことになっている図に笑いました。 @ネタバレ終了 短編かつ王道・お約束な展開がしっかり盛り込まれつつも、主人公の冷静なツッコミに味がある物語でした。 素敵な作品をありがとうございました! -
四季折々に溺れるそれぞれの季節に3つのストーリーがあり、全部で12の物語が読める、贅沢なゲームでした。 1話10分程度のものから1時間程度のものまで、どれもこれも様々な病み(闇)があって良かったです! 複数の方が参加されているので、文章や作風にも幅があり、新鮮でした。 今からプレイされる方は必ず主人公さんのお名前を入力してからプレイされることをオススメします。 未入力でプレイすると変数名が出てきて雰囲気を鮮やかにブチ壊します(涙) 「読むぞー!」と勢い余って未設定でプレイしてやらかしました。 @ネタバレ開始 全作品読ませていただきましたが、Definition of holyが一番好きです。 黒司教様と主人公の二人だけの世界with存在しない神という狂っている感、画面全体を覆う真冬の夜の冷気のような雰囲気が最高でした。 冷え切った教会の冷たさを感じるような雰囲気、カファナさんの狂気性とある意味で突き抜けられた純性、そしてカファナさんよりも澄み切ってはいないけれど地獄のある場所を知っている主人公の組み合わせが、大変美味しゅうございました。 @ネタバレ終了 病み作品がたくさん読みたい・病みについて理解したい・とにかく病みにズブズブに溺れたいというあらゆる病みニーズを満たす素晴らしい作品だと思いました。 素敵な作品をありがとうございました! -
恐怖体験談REALホラーが苦手なのでタイトル画面を見て「大丈夫かな」と思っていましたが、ガチホラーな幽霊の画像などはなかったので最後まで安心して読めました。 @ネタバレ開始 一般人が怪異に巻き込まれる形で物語は展開、ふむふむと読み進めていくと途中で怪異が出現し、あわあわしているところへ助けてくれる人が参上!のスタンダードな運びで選択肢などもなし、熱いバトルを含めて純粋に読み物として最後まで楽しめました。 上から順に読んでいったので、夜のドライブの時点で「これはっ…! 熱いバトルもの…!」と分かってからは、ノンストップでクリックでした(ガチホラーでないと気づいて安心) 「一般人はこんなのに出会ったら死ぬしかない」と思うヌエさんも、まさか今日が命日になるとは思ってなかっただろうに…! ヌエさんが「確か、聞いたことがある~」と言い始めたときには「ヌエさん、そのセリフは死亡フラグや…!」と思ったのは秘密です(笑) 4つの話を読んだ後のオールスターズ状態のヤオヨロズに属する皆さんの大活躍、やはり総大将と言えばこの方でしょうという格違いの敵が現れて窮地、かーらーの!! 最後はもう「メカー!!」としか言いようがない展開で一気に読破させていただきました。 (総大将はまた300年後くらいにお目覚めに…? またメカー!!の大活躍が300年後に!?) @ネタバレ終了 サクサクと進む展開で中ダルミなどもなく、最後までリズムよく読み切れる熱い物語でした。 素敵な作品をありがとうございました!
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生きるその先に -岐尾森編-頑丈さハイスペック☆男子でよかった!なんて思ったのも束の間、不思議な女の子との深夜のボーイ・ミーツ・ガールなんてワクワクする~とワクワクしている場合ではありませんでした…残された余命は14日!! キャラクターたちと日常を楽しみながら選択肢で分岐する正統派ギャルゲーです。 シナリオが秀逸で、涙腺最弱族の筆頭である私は深夜にボロボロガン泣きでした…!! 夜中からプレイして朝ご飯を挟んで、昼ご飯前にプレイし終えるくらいガッツリと遊んでいました。 目玉腫れ腫れお化けになるくらい泣きました。 攻略順は鬼晶さん→結さん→水輝さんです。 @ネタバレ開始 序盤で主人公が眠っている時に見た「いつかこの痛みが苦しみが報われると、独りで悲しみに耐えた先に、生きるその先に未来があるのか、神様教えて」と涙する誰かの姿(大体予想はしていた)に、後々に衝撃を受けて涙を流しました。 夏生さんのお姉さんの謎など徐々に出てくる謎とその謎が明かされていく、いわゆる本作の謎などがすべて明かされるルートが鬼晶さんのルートだと思うのですが、最後までプレイすると「終われない…!! これでは終われない!!」と泣きながら悔しさの拳を握ることになりました。 記憶を取り戻していくことで徐々に体に不調をきたしてしまった夏生さんのために力を使い果たしてしまった鬼晶さんが、夏生さんの知らないところで負傷してしまったところから「ああ、もうこれここから涙腺崩壊の流れだわ」とティッシュスタンバイ(デュエルスタンバイ系のニュアンスで)。 案の定、鬼晶さんのことをしっかり思い出したのに別れることになってしまい、涙が止まりませんでした。 とてもとても長い時間を生きてきて、夏生さんのためなら命だって惜しくはない、誰よりも何よりも大切な夏生さんのためならなんだってしてあげたい…本作の全ルートを経た後だと、鬼晶さんが夏生さんのためならば自分のことなど二の次にする姿を見てきたので、こんな報われない終わり方は駄目だとまた泣きました。 棘の道を血まみれになりながら歩いてきた人の終わりが、その旅路の最後がこれでは報われないと。 序盤で見た夢の「いつかこの痛みが苦しみが報われると」には遠すぎて、チキンは!!納得が!!できませぬ!!(ズビビビビビビ!!/涙を拭き鼻をかみながら) 大切な大切な人であるおねえちゃん(鬼晶さん)のほとんどすべてを忘れて生きていかなくてはならない夏生さんのこの終わり方は…本作においてはこれはこれで完結とは分かっていても、誰も幸せにならない!! お姉ちゃんも夏生さんもプレイヤーのチキンも誰も!! みゃあすけ隊長様、どうか幸せにしてください…!! 覚醒編、楽しみにしています…!! 結さんルートの後悔の真相には泣きました。ボロボロに泣きました。鬼晶さんルートで泣いたのに、まだ泣く。 涙の貯蔵庫が空になるまで泣きます…!! 一番初めは桜をガリガリする結さんに「え、どうしたの!?」とちょっと引き気味だったのですが、一年ごとに繰り返す幻の存在として記憶も失ってしまう中で桜の木に刻むことで悔しさと痛みで自分をかろうじて保っているという真実に絶対に救ってあげたいと思いました。 最後の姉妹の会話にはもう泣けて泣けて…10年越しの「おねえちゃんと呼んでほしい」という、苦しみ抜いた先の救いに涙が止まりませんでした。 先に鬼晶さんのルートをクリアしていたので夏生さんが「俺が結さんの代わりに(桜の木の神霊に)なる」と言い出した時には、鬼晶さんは絶対に「そんなことはさせない」と思っていただろうなと思いながらプレイしていたので、最後のこの姉妹の終わり方には胸を撫で下ろしつつ、結さんとまた再会できたのがとても嬉しかったです!! 車椅子生活ではありますが、遠くない未来に夏生さんと二人で歩きながらこの桜を見に来る日が来るのだろうなと、心があたたかくなりました。 水輝さんは出会いの時からとても元気いっぱいのイメージでいたので、中盤以降のお兄さんがどんどん関わってくるところから、弱いところをもっと見せてもいいんだよ・頼ってください…!という気持ちでした。 お兄さんが不幸にも亡くなってしまい、しかもその直接的な原因が自分であるがために「これは罰だ。自分が死ねば許されるのか」とまで思い詰めてしまう姿が苦しかったです。 兄が妹の幸せを願わないわけがない!!と握り拳をして読み進めていたら、やっぱりそうだったので本当に良かったです…!! あんなに水輝さんを大切に思っていたお兄さんが、天地がひっくり返っても宇宙が新しい創世を始めても神に脅されても、水輝さんに不幸になってほしいとか死んでほしいとか、そんなこと思うわけがない!!と信じていました。 水輝さんの最後の幸せいっぱいの抱擁スチル、髪の毛がハートにくるりんとなっていて可愛かったです! オマケの春生さんと秋生さんの暴露話、とても面白かったです! 2006年当時のスチルもそれぞれ雰囲気があってすごく綺麗です! お気に入りは当時は鬼晶さんの耳が尖ってたんだよの一枚です。 おねえちゃん・おねえちゃんがおねえちゃん・おにいちゃんになったというエピソードや、実は当初は鬼晶さんではなく結さんがメインヒロインだったエピソード、極めつけは鬼晶さんのおねえちゃん設定はリメイクするにあたって入ってきた…など、驚きのエピソードがいっぱいで大満足でした。 女の子3人分の物語は、どの子も本当に素晴らしい物語でした。 日常会話もすごく面白く、それぞれのキャラクターに思い入れができていて、気がついたらそれぞれのキャラクターが背負っているものに涙・涙・涙でした。 一番好きなのは鬼晶さんです。 報われないかもしれない、でも前へ歩み続ける…と人知れず苦しみながらも歩み続けるヒロインは私の酸素レベルで大好き好き好きなので、もう本当に大好きです!! このタイプのヒロインと出会うと、お肌が水をバシバシ弾くようになります! 最後に。 とても長い感想になってすみません…! シリアス大好きチキンなので、本作は本当に本当に大好きな作品です!! ここまで読んでいただきありがとうございます! @ネタバレ終了 ギャルゲーはギャルゲーでも、主人公が総モテハーレムになったりするようなタイプではなく、物語としてガッツリ読ませて心を鷲掴みにして震わせてくる感動タイプですので、万人にオススメです!! シリアス大好き・感動して泣きたい方には絶対にオススメの作品ですので、是非遊んでください! 素敵な作品をありがとうございました!
