SHIAのレビューコレクション
-
妖魔戦史和風で王道のボーイミーツガールな物語、楽しませていただきました。 こよりさんがとても可愛く、さらに強いときて、彼女の大活躍シーンはわくわくしながら読みました。 @ネタバレ開始 学生服も可愛いこよりさんですが、巫女さんのような戦いのときの服もとても可愛かったです! ラーメンを選ぶとドン引きで「えぇ…」と嫌そうですが、カフェを選んだ時のキラキラした期待に満ちた様子、彼女ももちろん年頃の女の子なのでラーメンより断然カフェですよね、赤くなった顔がすごく可愛かったです! 笑顔から怒った顔、泣き顔まで表情豊かで、特に最後のシーンで泣き顔があったときは、胸にグッときました。 主人公が最後に主人公全開で踏ん張る姿も、とても格好良かったです。 無事に宿敵を倒した二人がこれからも幸せでありますように。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
-
未来の車窓から‐寝台特急たそがれ号殺人事件‐犯人は……きっとこの人!(当たりました) しっかり見ていけば必ずわかるようになっているまったりミステリで、楽しませていただきました。 @ネタバレ開始 一番初めは「どの人も怪しいなぁ…」でしたが、お写真を撮り始めたあたりで、最有力候補が出ました。 ショッキングな死亡写真は鏡に映っているのでたぶん反転された映像だ、つまり犯人は左利きだ!ということはこの人だ!と気づけたのが嬉しかったです。 夕食のときにコートを見て確信したので、お薬タイムはスムーズに選べました。 無事に友人と一緒に生き残ることができましたが…再度乗車するとまさかの展開。 まさか。まさか。累計3回もまさかを言いたくなるまさかのバイトでした。 ダチくんが何事も知らずに平穏無事に過ごせてよかったですが…そうか…君が…。と、暫く真相に呆然としました。 @ネタバレ終了 無事に解決したーからのーもう一転!な展開が大変面白い、してやられた!な素晴らしい作品でした。 ありがとうございました!
-
バードウォッチングタイトルの静寂の中の耳鳴りのような音が耳に残る、バードウォッチング…主人公の人生に関わるお話が非常に練られていて、どうなるのかなと思いながら読ませていただきました。 @ネタバレ開始 主人公が追い求めていた長年の謎に手が届いてよかったです。 謎の女の人が誰なのか、呪いがどのようにして生まれたのかなど、最後のほうで明かされる衝撃の事実と主人公の的確なツッコミは読んでいて楽しかったです(曾祖父様が特に凄い人物でした…!) ここから先がどうなるのか、主人公はこれで調査に一区切りをつけるのか…主人公のその後が気になりました。 2024/10/27現在 DL版プレイで、コンフィグ画面から戻ろうとすると必ずそこで進行が止まるバグがあるようです。4回ほど試しましたが、4回とも進行停止し、再度起動する必要がありました。(バグ報告ご迷惑でしたら申し訳ありません) @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
-
とがラジオ選ばれた人しか聞けないというラジオ…なんだかとても怖そうな雰囲気ですが…。 @ネタバレ開始 逮捕された~のあたりは「ほー、即死させていくスタイルかと思ったらちゃんと逮捕されている、良心的!」と思い、天罰により大軍勢でガブガブ!のあたりも「これは自業自得…死ななかっただけ良かったと思ったほうがいいかも…」となりましたが…いざ主人公さんが読み上げられたときは「これは…! どっち!?」と頭が少し混乱しました。 本当にポイ捨てをしていなければ冤罪、ポイ捨てをしていたらそれは確かに良くないことではありますが…。 前者の場合は、このラジオは情報の真偽に関わらずそのまま咎めていくということ…つまり、誰でも嘘や思い込みなどの情報で誰かの命さえもを奪えるということ…とても怖いですね。 この部分を曖昧にして終わっているのがとても秀逸だと思いました。 @ネタバレ終了 ラジオを持っていないので選ばれることはないと思いますが、もしラジオを持っていても選ばれたくないなぁ…と思う、とても怖いお話でした。 素敵な作品をありがとうございました!
-
マッチョ・ピッツァ・フィアーバ毎年楽しませていただいている作者様の作品、今年も拝見できてうれしいです。 そして、毎年疑問だったのですが…この写真素材たちどうやって用意しているんだろうと思っていました。 今年も盛大に疑問でした(本当、毎年すごいです) レッツ・マッチョメン! @ネタバレ開始 今年も名言迷言まみれで、大変楽しかったです。 私の体中の筋肉が楽しい感情を感じ取り、喜びで打ち震えておりマッチョ…はっ、語尾までマッチョに!? 店名が意外と普通だったので驚きました(なんてことを言うんだ) でも動画などは元通りに全力マッチョしていたので、安心しました。 さらに、今作も前作までに出てきたマッチョメンズが登場して、第二形態になったりと楽しかったです。 いやもう、本当にシナリオがすごすぎてどれだけの言葉を尽くしてもいかに楽しかったかをお伝えすることができないのです。 プロテインも真っ青のボキャブラリーマシマシムキムキのシナリオ、いったいどれほどの筋肉があればこのような筋肉に満ち満ちていて、大変面白いシナリオが書けるのでしょうか。 もはや拡声器で叫ぶしかないです。 あなたが筋肉の神かっ!!!!!!!!! と。 息を吸うように会話の中にさりげなく挟まれる筋肉たち…そう、これはもう一つの言語と言っても過言でない「筋肉語」、今年も堪能させていただきました。 たまに「え? なんて?」と言いたくなるルビも面白かったです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました! マッチョ!
-
惑わしミンクス仕事でドタバタして24時間ぶっ通しで起きていた深夜、深山さんの新作が公開されているではありませんか! 深山さんの最新作だ、うれしい~~!!ともうテンション爆上りで、就寝前の最善の行動と確信して飛びついていきました。 深山さんの作品だからプレイする!というくらい私の激推しフリゲ制作者様である大好きな深山さんの最新作、堪能させていただきました! @ネタバレ開始 凛音さんがとにかくかわいい!!!!です!(拡声器) 性別的に凛音さんに操っていただくことのできないひよこユーザーですが、凛音さんに操られたいです。 「アイス買ってきなさい」「いますぐに! サーティー○ンのバラエティーボックスでいいですか!?」という幻覚を見ました。 私の幻覚(すみません)は置いておいて、きちんとした感想を。 主人公の斗亜くんが壊れたスマホで不器用な当たり屋さんをしているときはただの不器用さんなのかなと思っていましたが、後々になって分かる恵梨香さんとの流れに身を任せてしまうあの感じだと、当たり屋として肩などをぶつけたときに相手が怪我したりするのは…と心のどこかで躊躇する気持ちがあったのかなと思いました。 人によっては流されやすいと評する方もいるかもしれませんが、やさしい人なんだなと。 凛音さんの家に来た後間もなく、空腹を満たしているときにおばあ様を思い出して泣きそうになるなど、心根がやさしいから恵梨香さんの火遊びも断れなかったんだなと…手を出すには相手(彼氏)が悪すぎましたが…。 凛音さんとの買い物デートの会話は、女性のファッション評に慣れていない男の子を弄っている感満載の凛音さんと頑張ってハッキリ言ったら逆に弄られている斗亜くんが大変大変可愛かったです。思わずにやにやしてしまいました。 斗亜く~ん、女性に体型のことをいうのは駄目なんだよ~と画面越しにお姉さんムーブをかますプレイヤーでした(ここ女性ユーザーは高確率でお姉さんムーブするはず…!) お風呂から出てきた凛音さんにキスをせがまれて、さすがにここは流されないだろうと思っていたら…そこも流されちゃうのか、斗亜くん!?と斗亜くんのやさしさMAXに「ええっ!?」となり、次の瞬間に「この子がいくつだと…」と自戒した瞬間、なぜかホッとしました…。 ここは凛音さんが傷ついたような顔をするのがグッときました。 その後の「手加減せずに殴り合え」の女王様然としたシーンでは「凛音様!」と思わず様付けしたくなる威厳がありました。同時に、先ほどの不安そうな傷ついたような姿は、稀にしか見せない彼女のやわらかな内側なのだなと感じて切なくなります。 NOを言ってくれる人がほしい、という言葉を、私は「〃私〃を見てくれる人がほしい」という意味にも解釈しました。 私が間違ったことをしたときには止めてくれる、私が嬉しいときには一緒に笑ってくれる…命令が利かないがゆえに、裏表なくありのまま自分を受け入れて接してくれる人。心を寄せて傍に入れてくれる人。斗亜くんに求めているそれは、彼女が斗亜くん以外では手に入れることのできないもので、ずっと切望し続けたもの、とっくのとうに擦り切れた遠い願いのようなものだったのではないかと感じました。 だから、あんな手を使ってでも引き留めたいと思ったのだろうと感じました。 斗亜くんを抱きしめ歓喜に染まる彼女の顔こそ見えませんでしたが、きっと泣きそうな顔で笑っていたのでは…と想像しました。 さて…若干不穏な感じの曲が流れつつのエピローグ…晶くんが盛大な独り言を言っているようには見えないので、当然目の前にいるのは…の時点で「あっ…(察し)」でした。恵梨香さんのところに行った時もお察しでしたが、恵梨香さんのちょっと小馬鹿にしたような表情差分、素敵ですね。あの少し歪んだ笑い方、大変嘲笑されている感があります。「へらっ」という擬音が聞こえました。 さむいそら様の描かれたとても雰囲気のある晶くんと恵梨香さんも大変魅力的でした。 晶くんは最後、大変残念ですが……あれは人的にもアウトなので…無抵抗のお年寄りを傷つけて何も思わない人は…うん…という感じでした。凛音様におかれましては、晶くんと一緒におばあ様とちょっと遊んだという他の子たちもロープを木にかけるような感じの内容でお話してほしいです(このユーザーはひよこの皮を被った悪魔です) あの無言で進む最後の最後のシーン、静かな空気の中で足元だけヒリヒリしているような雰囲気が良かったです! 事の顛末は何も知らない斗亜くんですが、これから先、凛音さんと一緒に幸せになってほしいと思いました。 斗亜くんも凛音さんもとても美しい御姿で、スチルたちも大変眼福でした! 作品を追うごとにどんどん美麗になられるイラストに、今回もうっとりでした。 そして、私が初プレイしたときは読了後のタイトル未実装だったため、再度プレイさせていただきました。 あーー!! なんて素敵な二人!! 凛音さんのこの満足そうなお顔!!(深々とお辞儀して拝み) ずっと見ていたくなる大変素敵なイラストでした。 FAは凛音さんを描かせていただきました。 私は色々な意味でやるときはやってしまう女の子がドストライクです…凛音さん尊い…!! (文字が拡大鏡必須の豆粒ちゃんになっていますが「最高でした!!」と書かれています…最高でした!!) 追伸:2階の見てはいけない部屋は…はたしてどんな秘密が…。(私の読解力がないだけでしたらすみません…!!) 秘密の部屋にはあの時触れられたのみでしたので、大変気になります。いずれ公開されるnoteなどで秘密が明らかになるのでしょうか…楽しみです。 @ネタバレ終了 今回も最高オブ最高でした。 素敵な作品をありがとうございました!
-
あなたは世界でいちばん怖い「電話ボックス」を知っていますかホラーは得意ではないのでタイトルの雰囲気に少々引け腰になりつつ…紹介文などからこれはガチホラーではなさそう、よし行ける!とふんでいざ挑戦させていただきました。 途中まで心が折れそうでしたが、途中から主人公の熱意によって救われ笑い転げました。 @ネタバレ開始 じゃりじゃりと踏む足音、なんかどんどん激しくなっていません?と相当ビビッていたところ…「僕の後ろから、何人もの~」…。 うそぉおおおおおーーーー!!!!と、もう怖すぎて怖すぎて、主人公さんの後ろの人たちがびっくりする音量で悲鳴を上げるところでした。 その後も少女の怖すぎるホラー描写が延々と続くので「主人公、帰ろう…もう空を飛んでお家に帰ろう…?」と主人公に空を飛ぶように勧誘し始めたところで、あの主人公の一喝。 その後の怒涛の電話ボックス愛に笑いがこみあげてきて、さきほどまでの恐怖はすべて忘れ去りました。 主人公、しゃべるしゃべるしゃべる…すごくしゃべる、おもしろすぎです! そして強すぎる! テレホンカードで無双する主人公、あまりにも強くて途中のテレホンカードのありがたい解説まで必殺技の説明のようで面白かったです。 使命に目覚めた主人公さんの最強ぶりたるや、圧巻でした。 タイトルの意味もプレイ後だと「なるほど!」と納得です。怖すぎますね、幽霊視点だと! @ネタバレ終了 完全なホラーの世界にいたはずなのに、気づけば笑いが止まらない…こんな体験は初めてでした。 大変面白かったです! 素敵な作品をありがとうございました!
-
博士と絵描きのロボット絵を描くために何が大切かを教えてくれる、初心を忘れないためにもじっくり見たい物語でした。 @ネタバレ開始 いいねや万バズ狙いで常にソワソワしているような承認欲求に心がドロドロになった人などには、まさに清涼剤のように効くかもしれないな…と思いました。 誰もが初めはそうだったのに、…とパン屋の少年に共感しました。 物語の当初はすべてロボット任せだった博士が、最後は自ら一生懸命描いていたのがとても良かったです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
-
春田環の虚構演戯過去作ご登場の大変気になる謎の存在だった春田さんの物語と聞いて、これはプレイせねばと意気揚々とやってまいりました。 プレイしてみて驚愕の真実…謎で無敵な存在に見えていた春田さんの一人の人間としての強さも弱さも見ることができて、ますます好きになりました! @ネタバレ開始 ウィンクしたお顔がとてもチャーミングな春田さんとともに脱出するぞーと拳を突き上げていたのも束の間…まさかのお母さま! 重たい真実にショックを受けました…精神的におかしくなってしまうほどのことだったとしても、欠片ほども愛していなかったのだろうかと、春田さんが不憫でなりませんでした。 撃たれたときは「ライターくん!? ちゃんと受け止めたよね、ライターくん!?」とライターの存在を覚えていたので、ライターが盾になって無事でよかったです。 重たい過去を背負いながらも、力強く楽しく生きていってほしいなと思いつつ…Extraで最後の最後にバシッと決める春田さん、カッコイイです! 煙草のスチル最高でした。これは煙草を吸う者同士でしかできない超レアなシチュエーション! 盛大に萌えさせていただきました。 センパイから別の呼び方に変わる日も近いのかな…なんて、最後はワクワクしながら読了となりました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
-
四辻の骨董怪新たなイケオジ様に会えると聞いて飛んできました、こんにちは! どれもこれも迷っちゃうなー(チラッ)、これもあやしいなー(チラッ)…と、チラチラとイケオジ様を見ながら手に取ったものを「これでお願いします!」と決めたら……。 @ネタバレ開始 ―――ワラニンちゃんに、叩きころがされました(表現をぼかしております) バッドエンド一直線ならお任せの私、無事にころがされました。 その後も「なんで本物しか選ばないかな…」と四辻さんに言われそうなくらい本物しか選ばず…私のバッドエンド鑑定眼が優れすぎておりました。 そのあと、ようやくその地獄から抜け出して…え、そういうことだったの!?となりました。 四辻さんもとてもミステリアスなイケオジ様ですね! 見つめ合っていいの!? では遠慮なく!!(遠慮しなさい) 四辻さんを無言で眺めていてもいいのなら、粛々と納まるとします。 動機が不純。 でも他にも四辻さんと一緒にいるために納まる人は私以外にたくさんいる…そう感想をいくつか読めば同士がいるはず!と信じて。 その後もカッコイイ四辻さんと見つめ合い納められながら、読了となりました。 どれに収められても四辻さんと一緒ならどれでもいいか♡と、もはや不純な動機の塊と化しお店に居座る所存です。 あ、ライターになったらあの素敵なクールイケオジ様に買われたので、私、ライターになります(おい) という未来も捨てがたいぃいいーーー!!!! 四辻さんも今回は少しだけ出てこられたあの無敵のイケオジ様も、どちらも本当に素敵なイケオジ様でした! @ネタバレ終了 あさぎさんのイケオジ様からしか得られないイケオジ様成分、今年も堪能させていただきました。 素敵な作品をありがとうございました!