SHIAのレビューコレクション
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絶対ギャグになる世界トップスピードで始まり一度も減速せずトップスピードで終わる、そんな疾走感MAXのギャグになるしかない全力ギャグゲームでした。 @ネタバレ開始 最初から最後までonlyギャグで、ツッコミを入れるとたちまち予想もつかない怒涛のギャグ展開が続いて、とても面白かったです。 絵関係の素材の量が半端なく、オールカタツムリだったり納豆プールだったりと、印象に残るイラストが多かったです! OPムービーはところどころに挿入される遊び心(最寄駅を通り過ぎるおじさんとか)満載の内容がとても面白かったです。 個人的にジイヤーのワサビ100倍が一番好きでした。 @ネタバレ終了 フェスのすべての作品を見渡しても、これほどギャグに全振りした作品は他にはないのでは…と思いました。 とても面白い作品をありがとうございました!
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もし乙女ゲの攻略対象がギャルゲーマスターだったらますたくんに攻略されると見せかけてのますたくん攻略ゲーム!?、ギャルゲーあるあるのツボを押さえた会話やノリが面白いゲームでした。 レベルデザインがおかしい世界から始めてごめんね~となりつつ、きちんと攻略されたり攻略したり、無事にフルコンプとなりました。 @ネタバレ開始 初回は「私は絶対に攻略されんぞ!」という鋼鉄の意志を貫いたため、ますたくんから「レベルデザインどうなってるんだ!」と驚かれましたが、2周目は好感度100というチョロさに落ちたりして、攻略完了されました。 ますたくんのギャルゲーに絡めた発言の数々が面白かったです! 三連休の電話が一度に一回のお誘いというのには特に笑いました。 スチルのますたくんが度々かわいかったです。 個人的に「まだ帰りたくない」と後ろから抱きついてくるスチルは「よし、ますたくんトゥルーエンドへの必須イベントを回収したぞ!(ギャルゲ脳)」の心地でした(笑) それくらいかわいかったです。 @ネタバレ終了 ギャルゲーが好きな人なら絶対に楽しめる、ギャルゲーはあまりやらない・まったくやらない人も楽しめる素敵なゲームです。 ありがとうございました!
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ステンドグラスは砕かれた飛び立つ鳥の翼が悠々と大空に広がる瞬間のあの生命の躍動、希望の在処に思いを馳せたい人…この言葉にピンと来た人には是非遊んでほしい、残酷な過去がもたらす今に抗う物語でした。 @ネタバレ開始 ご両親の愛によって守られた命が、また無事に羽ばたく日が来て本当に良かったです。 あのスチルは感動しました。 初めはどんな感じかなとふわふわした気持ちで見ていましたが、いつの間にかチュカさんやヒョウさんの持つ魅力に惹かれて「彼は解放されるのだろうか」とか「この腕はどうなるのだろう」とか「彼女の努力は報われるのだろうか」とか…クリックする手が止められず、一気に読破いたしました。 彼の腕がああなった真相、ご両親の愛、お爺様の苦悩、チュカさんの諦めない心などすべてがとても素敵なお話でした。 タイトルロゴから入れるRECOLLECTIONの本編になかったオマケ、パパさんの活躍などに思わず「そうでしたか!」となりました。 私も、あのシーンで突如壁が崩れて「何事…! でもよかった!」と思っていたんです、パパさんでしたか。 @ネタバレ終了 最後まで一気にプレイしてしまうほどキャラクターと物語そのものに魅力があり、とても面白く素敵な一時でした。 ありがとうございました!
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Kariya憧れのあの人にラジオ番組で取り上げてもらいたい・コメントなどももらいたい…そんな気持ちで投稿したは・ず・が。 人生は何が起きるか分からない…最後は怒涛の展開に驚愕でした! @ネタバレ開始 きのんさん、いえ、愛華さんとのまさかの展開に「え、えええ!」と驚きの声が出ました。 結婚待ったなし、歩く日本国憲法通じないお嬢様との不穏な(?)結婚生活の幕開けルートに人生が突入するとは! リスナーだった主人公のショックから湧き出た行動力がまさかの結末へと発展し、しかも選択肢のどちらを選んでも「結婚しましょう」になるので、これはもはや運命だったのだと思いました(真剣な顔で) @ネタバレ終了 結末まで見た方は「まさかの展開!」と唸ること間違いなしの、予測できない物語でした。 主人公の冷静なツッコミとのギャップも面白かったです。 ありがとうございました!
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ぷらんちゅ In Singapore(ぷらんちゅ2)前作が面白かったので迷わずこちらもプレイ! 今回は国が変わって、植物も見慣れない子たちが多くとても新鮮な気持ちでお勉強しながら恋も楽しませていただきました! プラナちゃんという新たなかわいい女の子の登場で、思わず主人公がフラフラしてしまいました(それは駄目だ) @ネタバレ開始 最初はやっぱり植物好子さんとの開花エンドを目指して…失敗しましたが、周回では踏ん張りました。 プラナさんのドレス姿がセクシーすぎて思わず画面をじーーっと見つめてしまいました…不審者…! プラナさんたちの攻略も難しくなく、植物に詳しくなりながら仲を深めていく展開、好きなものを通じて心を通わせていくのが前作同様に心地よかったです。 個人的な体感で、前作よりも遊びやすくなっていて、特に序盤は質問の傍にヒントがあることもあり、スルッと物語に入れました。 制限付き問題も緊張感があって「えーと、これはどっちだー!?」と慌てつつ、まったく分からないものは当てずっぽうで当たったり外れたりしつつ、と楽しい時間を過ごさせていただきました。 前作もあれだけの写真を集めるのは至難の業だと思いましたが、今回も本当にお疲れ様でした! @ネタバレ終了 今回は物語としてもさらに深みが増していて、登場人物たちとのやり取りはもちろん、主人公と登場人物たちの関係性の変化などまですべて楽しめる大ボリュームで大満足でした! 前作に続いて素敵な作品をありがとうございました!
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ぷらんちゅ植物好きさんは必見! 植物に詳しくない人も必見! 園芸委員としてかわいい植物好子さんとお話して仲を深めながら植物にも詳しくなれちゃう、とても素敵なお話でした! どれが○○かな?と考えながら選ぶことが楽しく、自分が生きる傍にはこんなに色々な植物があるんだなと驚きました。 @ネタバレ開始 どれかカシですかー!と最後の最後まで惑いながら当てずっぽうで正解し、5時にぼっち終了は避けられました。 無事に開花し、めでたしめでたしでしたが、普段は何気なく見ている様々な植物のことを何も知らずに今までよく生きてこられたね(白目)ともなりました……イチゴってバラ科だったのですか(無知すぎて気絶) 普段から信号待ちなどをしている時に植物を見たり、道を歩いている時にも歩道脇の花々を見たりするのは好きですが名前や科まで考えたことがなかったので、すごく勉強になりました。 @ネタバレ終了 第二弾も公開されているので、今からプレイするのが楽しみです! とてもタメになる素敵な作品をありがとうございました!
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お前が死んだらオレも死ぬ⁉一蓮托生、どちらかが死んだらどっちも死ぬ! 入口目指して仲良く共闘、無事に出口に辿り着いた先には…残HPなどでエンドが分岐、トゥルーエンド到達も難しくない&様々なエンドを見ていくうちに「敵はアイツかー!」となること間違いなしの面白い物語でした! @ネタバレ開始 「おお、勇者よ!世界を救ってくれ!」とか他力本願という言葉の代表者みたいなテンプレ王様が出てきたと思ったら、ラスボスとは…「元祖他力本願の鏡にして世界の敵!!」みたいな新しいキャッチで売り込んできそうな王様、無事に倒させていだきました。 エンドはもちろんトゥルーエンドが好きです! 大団円ハッピーエンドが大好きなので、人間か魔族のどちらかを不幸のどん底に落として駆逐していくのではなく、二人で世界を変えようと未来志向なのが大好きです。 世界を半分こにしつつ、これからも勇者と魔王の二人で世界を、人間と魔族の共存と幸せを頑張れー!とエールを送ります。 @ネタバレ終了 ヒールを使うタイミングをギリギリまで温存していたので、トゥルーエンドも無事に見られました。 私の場合は、どちらかと言うと魔王様のHPをいかに100にしたまま出るかという感じのプレイでした。 面白い作品をありがとうございました!
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そしてxxxの夢をみるタイトル画面の紙で顔を隠している女の子がとてもインパクトのある本作、同じ夢を見続ける冬野くんが夢の中で出逢う少女こそタイトル画面の女の子なのですが、現実にもよくよく見ると「あれ、もしかして?」と思う子がいて…雪が溶けるように謎が徐々に解けていく物語、とても面白かったです! @ネタバレ開始 終盤で主人公が「いざ、夢の中へ」と決意した後にジョーズのような鮫夢など全然見たい夢が見られずにいるのは、ちょっと笑ってしまいました。 夢って見たいと思っても必ずしも見られるわけではなく、不確かなものだからこそ面白くもありますよね。 誰でも夢の中のほうが現実よりも幸せならば、マシならば、夢を見続けていたい…けれど、逃げても逃げてもいつかは現実と向き合う瞬間が来る…主人公の言動からは、夢から覚めることへの大切さが感じられました。 夢の中だけで終わらせるのはもったいない、現実でも―――という冬野くんの言葉が、彼女がこのまま覚めない夢に落ちてもいいと思っていたところから心を動かしたシーンは胸に響きました。 校門での「……おはよう!」と笑顔がとても眩しかったです! そのあとの雪那さんの浴衣姿、とてもとても可愛らしかったです。 本編のリアルだと表情らしい表情をあまり見せてくれなかったので、彼女の柔らかなかわいい笑顔がたくさん見られて嬉しかったです。 狐のお面もとてもよく似合っていました! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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ザゴーストペインターとても面白い、まさに芸術的作品でした。 あまりにも面白いので、肖像画の完成までとても悩みました。 謎解きもノベコレさんのゲーム紹介から行ける親切なヒントもありますが、ヒントなしでも解ける絶妙な難易度でとても面白かったです。とにかく描いてみるのが大事ですね。 タイトル画面のボタンもシュッと出てくるアンダーラインなど細部まで非常に美しく、またゲーム本編もトリカゴが揺れる・電話のダイアルが回るなど細かなところに動きがあり、全体的に静の画面作りでありながら動も感じられる素晴らしい作りに感嘆せずにはいられませんでした。 次はどんな肖像画を…と、キャンバスに向かうたびに心がワクワクしました。 とても素敵な作品をありがとうございました!
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おいなりっ!昨年のフェスでも「これフリゲでいいの?」と思うハイクオリティな作品を遊ばせていだいたことは記憶に新しいサークル様の新作、今回も「これフリゲでいいの?」と思うすべてがハイクオリティな作品でした。 @ネタバレ開始 終わってみると「で」という楽しいキャッチを挟んだりしながらも、メリハリのある泣ける物語でした。 声優さんの素晴らしい演技につられて、胸がきゅーっとなったり、ワクワクしたりと、プレイ中は作品の世界にどっぷりと浸かっていました。 カラスさんと琴音さんの過去のシーンはウルッときました。 いずれそうなると理解していても「そうしたかったから」という理由でカラスさん(烏塚さん)に接し続けた琴音さんの最期の泣き顔が、あまりにも悲しかったです。 タマさんとのお別れと再会は涙なしには見られませんでした。 タマさんに会いたいと訴えかけるシーンで私の涙腺はギリギリ、しんしんと雪が降り積もる中でずっと待ち続ける主人公の姿が脳内で見えてもうほんど涙零れかけ、そこからタマさんが登場して抱きつくシーンでは涙がボロボロと出ました。 最後はタマさんとふたたび一緒にいられるようになり、試験にも合格してのハッピーエンド、「ああ、よかった」ととても清々しい気持ちで読み終えられました。 サイドストーリーもたっぷり大ボリュームでどのお話もキャラクターたちの内面や本編にはない一面などを見られたりと面白かったです。 特に好きなのは姫奈さん視点から友だちになるまでの話と、俊足のタマさんの酒ガチャのお話です! 特に後者はみんなでわちゃわちゃしている光景が微笑ましくて、本当に修学旅行のようでした。 @ネタバレ終了 笑いあり涙ありの物語と最高峰のグラフィック、声優さんの素晴らしい演技が光るボイスなど、すべてが魅力的でとても楽しい時間を過ごさせていただきました! 素敵な作品をありがとうございました!