灯野ともるのレビューコレクション
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温泉彼氏 リメイク版ローディング画面から笑えて、「これは絶対面白い」と確信しました。 いずみちゃんの社畜描写がとてもリアルで、感情移入してしまいました。仕事で疲れた時には、お風呂でゆっくり癒されたいですよね……。 入浴剤を入れる時の言い方など、ちょっとした言い回しが上手くて、最高に笑えました。疲れた時にプレイしたくなる、元気の出るお話でした。 エフェクト、効果音も多彩でとても素敵でした。 2周目以降、1つ目の選択肢を選んだら、GO TO NEXTで次の選択肢に飛べるのが親切設計で良かったです! 硫黄さんのエンドが一番好きでしたが、ナトリくんの最後のスチルも可愛くて最高でした! おまけストーリーまでボリューム満点で、とても楽しませていただきました。ありがとうございました!
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タイトル無しホラーは苦手ですが、こういうタイプの恐怖はむしろ好きでした。雰囲気が独特で、プレイしていくうちにどんどんのめり込んでいきました。 @ネタバレ開始 どんどん色々なものが無いことに気付いていくのが恐ろしくて良かったです。個人的には、自分の体が無いことに気付くシーンが一番怖かったです。 ラストのゴミ箱を削除するシーンも印象的でした。「削除しない」を選んだのに……。先に進めるには「削除する」を選ぶしかないんですね。 全て消えてしまうのが悲しすぎて、ゲームをプレイしている私の中のあなたまでは消えてないからね!!と伝えたくなりました。 @ネタバレ終了 間違いなく記憶に残る作品でした。ありがとうございました!
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隠さなきゃ最初は小さな隠し事から始まり、徐々に重くなる展開に夢中になりました。 @ネタバレ開始 一番印象に残ったのは、大学生の時のお兄さんとのルートです。「隠したままでもいい。でも、嫌なことや辛いことがあったって事実そのものやそういう気持ちまで隠さないでほしい。」という言葉が胸に刺さりました。自分に辛いことがあったとき、こんな言葉をかけてもらえるといいなと思いました。 エンディングを迎えるたびに「更生」という言葉が出てくるのを見て、人は早いうちに大切なことに気付かないと、取り返しのつかないことになるものだな等、色々と考えさせられました。 主人公がどうしてここまで母親に良い顔をしようとするのか、二人の関係性がとても気になりました。 @ネタバレ終了 BGMが一つの曲のアレンジ違いなのも、印象深かったです。 素晴らしい作品をありがとうございました!
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うなずく、うべなう全エンド回収しました。ヒントに助けられました。 頷く、瞬きする、額に貼ってあるお札が見える等の演出の工夫でかなりの没入感を味わえました。 紫暗と明緋の置かれている状況が、二人との会話を通じて少しずつ分かってくるのが楽しかったです。二人とも、お互いのことを思いやっているのに微妙にすれ違っているもどかしい感じがたまりませんでした。 二人の出会いはどんなものだったのか、ご主人と三人でいる時にはどんな会話をしていたのか、想像が膨らみました。 素敵な作品をありがとうございました!
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もんだいがある▼後日談を含め、完全攻略しました。どのキャラクターにも個性があってとても魅力的でした。須藤君が一番好きですが、木嶋くんのちょっと食えない性格にも惹かれました。 @ネタバレ開始 初見では「一週間で告白!? しかも、かなり食い気味! どうしてそこまで引き下がるの?」と思いましたが、後日談まで読むと、須藤君の想いの大きさが分かって、初見とはまた違った印象になりました。ギャップのあるキャラクターが大好きなので、とても刺さりました。10年前に母親からかけられた言葉のせいで、想いを伝えるのにひどく遠回りする結果になったのかなと想像しました。 @ネタバレ終了 キャラクターの表情がコロコロ変わるのも可愛らしくて良かったです。とても楽しませていただきました。ありがとうございました!
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怒ると死にます。話のテンポが良くて、一気にのめりこみました。途中で入る選択肢も、制限時間のおかげで緊張感があってとても楽しかったです。美喜ちゃんが可愛すぎますね!本当に面白かったです。 ドクターのキャラクターも良かったです。とても笑わせていただきました。 面白い作品をありがとうございました!
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空の果てからこんにちはReadmeや主人公の名前で、開始直後からすでに笑ってしまいました。軽妙なやりとりが豊富で楽しみながら読み進められました。リコもメイラも可愛いです。 設定が斬新で、それにまつわる謎が徐々に回収されていくのが楽しかったです。続きが気になって、どんどん先に読み進めたくなりました。 特に印象に残ったのは、オールクリアに至る前のギミックです。あの演出からの、感動のラストには胸が震えました……! 楽しい作品をありがとうございました。
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人間らしく短いながらもパワーのある作品だと思いました。冒頭の状況説明がリアルだったため、すぐに主人公の置かれている状況に思いを馳せることが出来ました。 死を前にしたとき、自分だったら何をしたいのかということを考えさせられました。 素敵な作品をありがとうございました。
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夏の想いは星影に夏独特の透明な空気感が感じられる素敵な作品でした。グラフィックや効果音、文章の全てが統一の世界観を作り出していました。 高校生独自の微妙な距離感を感じて甘酸っぱい気持ちになりました。その距離感を何年も経ってから思い返すというのがまた切なくて良いですね。 @ネタバレ開始 冒頭の「しばらく帰省していなかったが、お盆に帰省することとなった」というのは、伏線だったのですね。なるほど、と思いました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
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嘘の手紙最初はルールが分からず手探り状態でしたが、進めるうちに段々と要領がつかめてきました。様々な人の言葉やエンディングから主人公と山中の関係性を少しずつ読み解いていくのが楽しかったです。 とある場面でBGMが消えたり、電話の発信音で終わるエンディングがあったりと演出が素晴らしかったです。グラフィックも、独特の雰囲気を醸し出していて印象的でした。 気が付くとこの世界観に夢中になっていて、どんどん読み進めていきたくなりました。 素敵な作品をありがとうございました。