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灯野ともるのレビューコレクション

  • 願い星は少年の形をしている
    願い星は少年の形をしている
    血を流している間だけ会える死んでしまった友人との心の交流を描いた物語。 人との交流を頑なに拒む風子の心情が丁寧に描かれているのですが、とても胸が締め付けられました。夢中になって読んでいました。 UI、グラフィック、音楽と全てが調和して美しい世界観を作っていました。エンディング動画もあるのですが、物語のラストにあれを見るともう……色んな感情が噴出してきました。 @ネタバレ開始 自傷行為でイオリくんに会えるという設定がすごかったです。イオリくんのためなら、自分の痛みなんて何とも思わない風子ちゃんと、自分のせいで傷を作るイオリくんの対比がとても切なかったです……。 終盤では、イオリくんの、風子ちゃんへの想いに泣きました……。イオリくん、本当にいい子ですね……。 タイトルと同じ名前のエンディングで、最後に、ずっと人と関わるのを拒否していた風子ちゃんがイオリくんの想いを受けて、一歩前に踏み出したところで涙があふれてきました。とても心揺さぶられました……! エンディングでは、最後のイオリくんが消える演出に、胸が締め付けられました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!

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  • 幸せな毎日を夢見る
    幸せな毎日を夢見る
    高校生男子が予知夢を見られるようになったことから展開する物語。 面白かったです! 文章がとても読みやすく、世界観にすんなり入れました。途中で起きる出来事には驚きの連続で、この先どうなるの!?とハラハラしながら読んでいました。 @ネタバレ開始 廻船さんとの世界線の書換え合戦(?)の場面がワクワクして楽しかったです。 @ネタバレ終了 最後は、非常に綺麗に着地し、色んな疑問がしっかり解決したので、スッキリしました。 素敵な作品をありがとうございました!

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  • 「私のこと、ご存知ですか。」
    「私のこと、ご存知ですか。」
    「私のことご存知ですか?」と村人に聞いて回る話。 どんな結末なのかドキドキしながらプレイしました。会話のみの文章なので、サクサクと読みやすかったです。 @ネタバレ開始 最後の結末は、すごく切なかったです……。覚えてもらう嬉しさを知ってしまったからこその切なさですね。でも、彼女にとっては、これが正解だったんですね。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!

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  • 怠惰な天使は夢を見る
    怠惰な天使は夢を見る
    美しいUIデザインや色数を抑えたイラスト、語りすぎない文章が作る世界観がとても素敵でした。すごくセンスが良いです……! キャラクターでは、悪魔のビジュアルが好きでした。可愛い……! また、あえてキャラクターに名前をつけないのが、面白いと思いました。それによって、彼らの存在が普遍的なもののように感じられました。 どこか優しい世界観が素敵でした。一番好きなのはEND2ですが、END4も気になりました。 @ネタバレ開始 長髪の天使のためにそこまで手の込んだことをやる悪魔、良いです…! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!

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  • 名もない吐息
    名もない吐息
    印象的なタイトルとキャッチコピーが気になり、プレイしました。 本を読んでるようなUIが斬新で、実際、そのような気持ちでプレイしました。鴨野さんが時々動くのが可愛らしくて素敵でした。 「矢張り」や、「暫く」等、普段ひらがなで書くような言葉を漢字にしているのが印象的で、独特の空気感を作っていました。しかし、読みにくさは無かったです。 @ネタバレ開始 特に海のシーンの演出が素晴らしくて、息を呑みました。 漫然とした生きづらさのようなものと、それでも生きていこうという意志のようなものを感じました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!

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  • 未完の後悔
    未完の後悔
    自分の中に燻る後悔に決着をつける物語。 それぞれの登場人物の心理描写がすごく丁寧で、引き込まれました。 @ネタバレ開始 外から心配しながら眺めることしかできない深田さんや先生、助けたいのにいつも蚊帳の外にされて悔しがる亜美ちゃん、そっと助けてくれる先輩……。みんな優しくて魅力的なキャラクターでした。 平山くんと小坂さんの言い合いのシーンには、胸が締め付けられました。 主張しすぎないBGMと時々しか表示されないイラストのおかげで、文章を読むのにじっくりと集中できました。 @ネタバレ終了 こういう青春物語は好みなので、とても楽しかったです。ありがとうございました!

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  • 点鬼簿行路
    点鬼簿行路
    とにかく演出がすごかったです。声、ビジュアル、物語の全てがハイレベルで、それらが絶妙にマッチしていました。虚構と現実が入り交じるような不思議な世界観に夢中になりました。 @ネタバレ開始 上手く言えないのですが、小夏先輩がどんどん演技の世界にのめり込んでいき、向こう側に行ってしまったものの、渕上くんも小夏先輩を追いかけて一緒に演じていたところがとても刺さりました。特に、人としての倫理観にそむいても、何度も戻してしまっても、先輩の首を切り落とそうとするEnding-Bの描写には胸をつかれました。そこに「先輩を(演技の世界に)一人にしたくない」という渕上くんの強い想いを感じました。常人には理解できないような世界に行ってしまっても、それでもついてきてくれる人がいて、小夏先輩は幸せだっただろうかと思いを馳せていました。 ENDING-Aの結末も、好きでした。水葬ではなく、挙式っていうのがまた……いいですね。台本の続きを演じて、ちゃんと「終わらせる」綺麗な結末だなと思いました。 @ネタバレ終了 素敵な体験をさせていただきました。ありがとうございました!

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  • voice ~私たちの選択~
    voice ~私たちの選択~
    キャラクターの表情がよく動き、服装差分も多く、恋に夢にとストーリーも盛りだくさんな贅沢な乙女ゲームでした。 声優学校の描写は、経験したことのない世界だったので、興味深かったです。特に、合宿での2つの授業描写がストーリー展開にも上手く関係していて、読んでいて楽しかったです。 演出面では、時々、成瀬君やミオ先生と目が「合う」感覚がしたのにすごく「ドキッ」としました。目を閉じたり伏せたりしたときの二人のまつ毛が美しすぎて、まつ毛ばかり見てしまいました笑 @ネタバレ開始 夢に関する描写がすごくリアルで、惹きつけられました。周りの実力との差が見えて、自分に失望する場面、実力がとびぬけすぎた成瀬君が、周りの言葉に何となくきまずくなる場面等……。胸が締め付けられました。 メロスの選抜の話では、目の前のことに囚われて、大きな夢を諦めようとしている成瀬君と、年上ということもあり、先を考えて成瀬君を止めようとしている主人公の対比が良かったです。 恋愛面では、恋心を抑えているシチュエーションがツボなので、すごく楽しめました。成瀬君ルートのすれ違いも、ミオ先生ルートの「先生でいたい気持ち」と「近づきたい気持ち」の間で揺れているのが垣間見えるのも、もどかしくて切なくて非常に良かったです。 成瀬君の壁ドンには驚きました。私のPCも驚いたのか、ちょうどそのシーンで落ちてしまったので、しばらく惚けていました笑 でも、どちらかと言えばミオ先生推しです。ミオ先生がアドバイスを求められて、もう大丈夫でしょという趣旨のことを言っていたシーンが素敵でした。 ビジュアル面では、メガネありバージョンとメガネなしバージョンの両方あったのが美味しすぎます。 スチルがどれも色気があり、すごかったです。特に、誰もいない教室のスチル。先生の首筋と鎖骨から目がそらせませんでした笑 主人公がハイテンションで、ところどころ心理描写で笑えました。明るくて楽しい性格で、愛着が湧きました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!

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  • 今宵、忘却列車にて。
    今宵、忘却列車にて。
    ビジュアルも、物語も、全てが優しく切ない世界観を形作っていて、没入感がすごかったです。 橘くんのビジュアルと静かな語り口がとても好きでした。いつまでもお喋りしていたくなりました。 @ネタバレ開始 どのエンディングでも、結局は離れ離れになるんですね。でも、それこそが、橘くんが主人公を大切に思っている証のような気がしました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!

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  • 還る
    還る
    読み進めていくうちに、心がひやりとしました。一般的なホラーは苦手ですが、この手のホラーはむしろ好みでした。 @ネタバレ開始 何度も記憶をなくし、繰り返し絶望する展開が恐ろしかったです。男が誰かと心を通わせようとすれば何かが変わったのだろうか、男は永遠にこれを繰り返すのだろうか、これが地獄なのだろうかと想像が膨らみました。 @ネタバレ終了 短い中で、色々と考えさせられました。ありがとうございました!

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