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深山宵のレビューコレクション

  • 蒼白のマジックシールエメラルド
    蒼白のマジックシールエメラルド
    一時間ほどで読了いたしました! 旅人シンくんが穏やかな町フォレスフィルに訪れるところから始まる物語は、封印師リーフィちゃんと出会うことで山の封印の地を巡る展開になり……。 @ネタバレ開始 ロストサウザンドの世界は作りこまれていて、壮大なサーガの一部という印象を受けました。 主人公のシンくんは一見ほのぼのとした風貌なのに、戦うととても強くてかっこいい! 戦闘シーンも臨場感たっぷりでテンポもよく、シンくんの無敵っぷりも合わさって、痛快な気分を味わえました。 ヒロインのリーフィちゃんは可愛らしいだけでなく、封印を行うときはどこか神秘的でドキッとさせられました。 おまけにて続編について拝見しましたが、リーフィちゃんの出番もあるといいなあ……。 このあとシンくんがどうなるのか、続きが気になっております。続編を拝見できる日を楽しみにしています。 @ネタバレ終了 冒険活劇を楽しませていただきました! ありがとうございました!

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  • タイトル無し
    タイトル無し
    サムネの一面の黒にひかれてプレイさせていただきました。 15分ほどでクリアできました。 うわーー! これはすごい体験をしてしまいました……。 最初は何事が起きたのかわからなかったです。 でもしばらく続けていると…… @ネタバレ開始 なにもないことへの恐怖をかきたてられました。 ラストに浮かび上がる文字の数々と、そのあと続く怒涛の削除に虚無への道程を連想してしまい、めちゃくちゃ怖かったです! @ネタバレ終了 新感覚のノベルゲームだと思いました。 楽しませていただきました。ありがとうございます!

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  • さよならキャットボックス
    さよならキャットボックス
    プレイさせていただきました! 最初の印象は、まず灯子ちゃんがとってもかわいいということでした。笑顔がまた愛くるしい! そんな彼女とデートを満喫していたのですが……。 @ネタバレ開始 何気ない雑談が招いた結果が、まさかああなるなんて。 自分が思いもよらないことで他人を深く傷つけてしまうことがある。そのことを痛感させてくれる物語でした。 また灯子ちゃんの事情に共感できるところも多々ありました。 精神的に不安定な時期だったとは思いますが、彼女には幸せになってほしかったです。 一周目で悲しい結末を迎えたので、二周目はちがう選択肢に。 この終わり方のまま、彼女がずっと無事だったという未来を選びたいけど、いずれふたりの価値観の違いが別れをうむのかな……。 色々と考えてしまいました。 タイトルロゴ、拝見して気づいたのですが「シュレディンガーズ」ボックスだったんですね。なるほど……! @ネタバレ終了 物語の世界を堪能させていただきました。 ありがとうございました!

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  • かみかくしの夜
    かみかくしの夜
    全ENDINGクリアしました! タイトルを拝見したときからずっと気になっていました。 往年の名作が脳裏によみがえり、これはやるしかない、と。 出だしから丁寧なチュートリアル、そして吹雪の中からはじまるオープニング。 テンポのよい展開で、どんどんのめりこんでいきました。 随所に面白ポイントが散りばめてあり、怖い話なのにくすっと笑えるところもあって。 選曲、効果音、そして選択肢のセンスがとても好きです。 システム面でもぬかりなく、安心して世界観を楽しめるつくりになっていました。 @ネタバレ開始 登場人物もみんなキャラがたっていて個性的で、序盤からすぐ見分けがつけられました。 登場人物で一番印象に残っているのは先輩です。 M岡S三ぽいところ(個人の感想です)とか、人間らしいところが面白かったです。 一番好きなキャラは、理沙ちゃんです。全ENDINGみたあとも理沙ちゃんです。 あ、でも最初に爆笑したのは智香ちゃんのKY発言です。 一周目、BADENDかと思ったらエンド1だったのです。 まさに、え? でした。 どういうこと?と二周目をはじめたら、最初に追加されたシーンに衝撃をうけました。 そしてようやく気づきました。犯人が誰なのか。 メモをとり、真剣に考察したのにわかりませんでした。 いやあ、あの方は怪しいなと思ってはいたのですが…! 真犯人の言動の一部始終に戦慄を覚えました。 一周目で読んだセリフなども改めて読み返すとただただ怖いです。 やばたにえん! うってかわっておまけシナリオは爆笑してしまいました。 メタい発言が連発し、禁断?の時事ネタ、空耳ネタやか〇いたちでおなじみカラオケシーンなど小ネタがこれでもかと含まれていて、当方思わず椅子から何度も転げ落ちそうになりました。 オチの島貫の存在感が悲哀に満ちていたところもよかったです……。 最後に。紹介文のキャッチフレーズ。 真の意味に気づいたときに鳥肌が立ちました。脱帽です。 @ネタバレ終了 とても面白かったです。ありがとうございました!

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  • ヘブンズ・ロワイヤル
    ヘブンズ・ロワイヤル
    今年の作品は続編とのことでしたので、 まずは一作目のこちらからプレイさせていただきました! 天国で二度目の人生……と喜んでたら地獄へ突き落され、しかも殺し合いに強制参加!? 出だしから怒涛の展開でした。 その後も意表をつかれるシーンの連続で、続きが気になり読了まであっという間でした。 なんといってもキャラクターがみんな魅力的! ヴィジュアル面もさることながら(スチルの美麗さに目をみはりました)、性格的にもみんな個性あるキャラクターばかりでした。 @ネタバレ開始 自分が一番好きなキャラをあえて選ぶとすれば、やはりヒロインのルーシーちゃんでしょうか。 強欲で、かわいくて、戦闘能力抜群。 コンプレックスが逆鱗にふれちゃうところもおっかなかわいかったです。 最初はかなり剣呑なやりとりをしていたルーシーちゃんとナルガさんのふたりが激しい戦いの中で互いを徐々に信頼しあっていくところや、強すぎる天使たちに策略を巡らせて立ち向かっていくところがとても読み応えありました。 @ネタバレ終了 楽しい時間を過ごさせていただきありがとうございます。 続編もプレイさせていただきますね。

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  • メモリ - 迷い犬 -
    メモリ - 迷い犬 -
    一時間ほどで最後まで読み終わりました。 とても面白かったです! はるか未来、完全記憶を持つことが当たり前の世界。 思わぬ理由で美術部に入部した百合子さんと、顧問の女性教師が繰り広げる、日常で発生した謎を解き明かすお話でした。 @ネタバレ開始 百合子さんから明かされる「思い出話」は、どこか郷愁を感じさせる上品な口調で語られていて、とても心地よかったです。 個性的なモノクロームのグラフィックも、百合子さんや先生の会話にぴったりあっていると思いました。 時折差し込まれる鮮烈な青、美しい音楽もお話を引き立てていて素晴らしかったです。 百合子さんのお嬢様風だけどどこかとぼけたキャラクターや、先生のちょっとだらしないところがあるけど鋭い推察を展開するところなど、キャラクターの魅力もさることながら、日常の謎も意外性があり、読み応えたっぷりでした。 そして最後の最後で気になる展開に。 驚いてしまいました。 続きがとても気になっています。 @ネタバレ終了 ありがとうございました。 続編もプレイさせていただきますね。

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  • 初恋の後悔
    初恋の後悔
    プレイさせていただきました! 主人公、「まこ」くんこと玉木悠太くんが成人するまでの心の揺れ動きを丁寧に描いたお話でした。 以前私も玉木くんと同じようなことを考えた経験があり、他人事とは思えませんでした。 @ネタバレ開始 クラスメイトたちとあまりなじめず冷めた目で見てしまったり壁をつくったりしてしまう高校生活。 なぜ玉木くんがこうなってしまったのか、小学校での出来事を振り返ることでその理由が判明して、彼の辛さにすっかり共感してしまいました……。 友人がみんなやさしい子たちで、玉木くんが完全にぐれなかったのは彼らのおかげだなと感じました。友人に恵まれましたね、玉木くん。 かさくんや倖成くんみたいなお友達、私も欲しいです。 彼が少しずつ成長していき、人に触れるようになったとき、そして好きな人ができたとき、私もとても嬉しくなりました。 恋情に関する考察、とても面白かったです。 玉木くんの人生の一部をのぞかせてもらった気分です。 これからの彼の旅路に幸あれと願うお話でした。 そして、迷いながらも前に進む勇気の大切さを感じました。 @ネタバレ終了 素敵な物語をありがとうございました! 次回作も楽しみにしています。

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  • 地下監獄ESCAPE
    地下監獄ESCAPE
    45分で無事TRUEENDに辿り着けました。 スタイリッシュなグラフィックと演出に小粋な音楽、スリルあり、謎解きあり。面白かったです! @ネタバレ開始 初めてタイトル画面を拝見した時なぜピンクの監獄?と不思議に思いましたが、理由を知って納得しました。 看守長さまにはミスった回数も見透かされドキドキしました……。 また他の登場人物が皆ユニークなところも楽しかったです。 (後日談の元看守たちとの集いにほっこりしました) @ネタバレ終了 次回作も楽しみにしています。ありがとうございました!

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  • 深夜徘徊のための音楽 beats to relax/stray to
    深夜徘徊のための音楽 beats to relax/stray to
    兄と妹が夜の街を巡りながら会話する物語です。 ひと癖も二癖もある妹と兄との、時折脱線しながらも続く軽妙なトークが楽しかったです。 レトロな雰囲気のグラフィックや少し気だるげで寂しさを感じる音楽と相まって、個性的な世界観が強く確立されていると感じました。 夜眠れなくなってしまった時、きっとまた読み返したくなる、そんなお話でした。 素敵な物語をありがとうございました。 次回作も楽しみにしています。

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  • フィルム・ラプンツェル
    フィルム・ラプンツェル
    約2時間半で読了し、余韻にひたっております。 文章、グラフィック、BGM、演出など隅々にこだわりが感じられ、世界観に圧倒されるお話でした。 @ネタバレ開始 祭里くん、天音ちゃん、伊織くん。 みんな孤独で傷を持っている人たちだと感じました。 それは目に見えないものだったり、見えるものだったりして、 読んでいて胸をしめつけられるような気持ちになりました。 そんな三人がひかれあって、近づいて、離れていくお話は、祭里くんが抱えている「鏡」の闇を丸ごと受け入れてくれそうな小絢ちゃんの存在が救ってくれたのかなと思いました。 一番好きになったのは、やはり天音ちゃんです。 たたずまい、話しかた、無邪気かと思えば時折見せる妖艶な表情。 最高です。 @ネタバレ終了 素敵なお話をありがとうございました。 次回作も楽しみにしています。

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