ありんこのレビューコレクション
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ル・ソレイユの殺人すっごく面白かったです。夢中になって5時間でクリア。 自分はポンコツ探偵でしたが、推理パートの導線がとても丁寧なため、ゲーム―オーバーせずに事件解決できました。やったぁー! 推理物としてのストーリーはもちろん、個性的なキャラクターと細かい所までこだわった背景もとっても魅力的でした。 @ネタバレ開始 キャラクタ―が本当に魅力的でしたね。 淡白なのにちゃんと探偵やる主人公、好きです。 序盤で佐伯さんに好意を抱き、「ランプシェードが凶器なら佐伯さんは犯人じゃない」って決めつけました。 チャラいけどだんだん可愛くなってくる谷地君、ホントにいいやつ竹内君、好きだ―。 推理は、合っていたところ・大違いしていたところ・全然わからないところと、かなりのポンコツでしたが、間違えてもやり直しできる推理パート前半で随分と整理されました。真犯人は二人までは絞れていたのですが、ラストはカンでした。当たってよかった! @ネタバレ終了 どんどん進むストーリーに、新たな情報と新たな謎! 本格推理物として大満足のボリュームと内容でした。 素敵な作品をありがとうございました!!
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狭間列車(はざまれっしゃ)じんわり微ホラーでした。ホラー苦手な人でも楽しめる内容だと思います。 @ネタバレ開始 「電車でたとりついた先が黄泉」というのは定番ですが、定番だけに好きな設定ですし、やはりぞくっとしますよね。 絵本の内容が、人間の醜さを表していて、とっても好きだなぁと思いました。 どこまでが夢でどこからが創作なのかと思ったら、ほぼ夢なのですね。夢の中であんな絵本を読むなんて、、、創作につながる夢を見るのもある種の才能なのかも、と思ったりしました。 @ネタバレ終了 実際の夢より表現をマイルドにしたとのことですが、実際の夢がどんなのだったのか、怖いもの見たさで知りたくなりました。 素敵な作品をありがとうございました。
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チョコサンデーへの約2時間bitter→sweet→sweetとbitterを交互に、で3回読みました。 おしゃれかつ個性的な表現がすごくて、特にsweetはおしゃれの塊みたいで素敵でした。 @ネタバレ開始 「メロンパンを食べる時の音の表現」「本屋の風景」「ランプシェードにベッドが映っている」などのイラスト表現は唯一無二な感じで素晴らしいと思いました。 文章も個性的で「脳内と冷蔵庫の中身を同期させ」とか、すごい!と思いました。 また、sweetとbitterをいつでも切り替えられるので、場面ごと・セリフごとに比較する楽しみもありました。この切り替えシステムも素晴らしかったです。 bitterでカップアイスを食べた時とsweetでチョコサンデーを食べた時の表現の類似と対比は本当に素晴らしかったです。 最初、bitterは憂鬱と感じましたが、読み比べてみて、どちらも素敵な日だったのでは、と思いました。むしろ憂鬱なのに頑張って外出したbitterのすぅひらぎ氏はえらい、と応援したくなりました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
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カレーにりすを入れますか?すっごく面白かったです。やりこみ要素のあるゲームは面倒くさいと思ってしまうズボラ者なのですが、こちらのゲームはすごくはまってフルコンプしました! 探索と料理はもちろんのこと、研究員や兵士のみんなとの会話やミニストリーもすごく面白かったです。 ただリスゲームは難しかった! とにかく「面白かった」しか感想がなくなるくらい面白かったです!
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#妄想乙女ゲー攻略対象化計画 - サポートキャラ編 -元ネタとなった企画は存じ上げないのですが、サクッと楽しめる青春物語でした。 短編なのにスチルが多く差分もあって豪華でした。画面の切り替わりがおしゃれでミニキャラも可愛かったです。 @ネタバレ開始 イオンちゃん、すがり君とも、とてもいい人なので、素直に二人の恋を応援しました。 恋斗君の恋は実らなかったけど、素敵な友人に囲まれて素敵な高校生活だなーと思いました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
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同音異義の工作ラーメンズの元ネタは存じ上げないですが、とても面白かったです。まさかの漫才スタイルノベル! 立ち位置を入れ替えるところで気づきました。背景が舞台なのもそのためか! 立ち位置を入れ替える時の動きがとても面白かったです。 一本目の分かりやすいネタから、二本目、三本目とやや複雑なネタになって、四本目のネタは、どういうネタだ?と考えながら見ました。答え合わせで納得して面白かったです。 せっかくならボイス付きで見たかったなぁと我儘なことを思ってしまいました。 楽しい作品をありがとうございました。
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おちない ゆめのはなし
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すみません!ちょっとキスしてくれませんか!?めちゃくちゃ面白かったです。 @ネタバレ開始 セリフも動きもやたらとイラっと来る謎生物に絡まれ、「殴る」の選択肢を必死で探しましたが、見つからなかったので仕方なく全力で拒否ったらなぜかあんなことに。 イケメンになってもやっぱりイラっとするレオ君でした。なお、イケメンになった瞬間にメッセージウインドウ消しました! エンディングに吹き出し、思わずユーフルカさんのところへ探しに行きました。この曲、本当にあるんだ!! @ネタバレ終了 ユウちゃんもレオ君も非常に美形で表情豊か、動きも面白かったです。 素敵な作品をありがとうございました。
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地下室の少女絵本×ホラー×脱出ゲームです。タイトルが不穏な感じですが、絵本要素が強めでホラーも控えめなので安心してプレイしてください。 少女のイラストとスチルが可愛くて印象的でした。 ホラー系脱出ゲームのハラハラもありつつ、絵本らしい可愛い作品でした。 @ネタバレ開始 全エンド回収しました。一緒に脱出するエンドは少し苦戦しましたが、少女の笑顔ですべてが報われました。 一人で脱出しようとして少女に見つかった時のスチルがばけものより怖かったです。(罪悪感) @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
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おかしな音色とコンサートキャラクター達の関係性や設定などでやや難解と感じるところがありましたが、エンドを回収して少しずつ分かってきたような気がします。 おそらくすべてのENDを回収したと思います。 @ネタバレ開始 BITTER END 嫉妬深いがGreen eyedは初めて知りました。 かのんはアルトを守りたいと思っているのに、嫉妬によってあのような結果に...本当にほろ苦いエンドでした。 TRUE END 何度も食べられた後にこのENDだったので、ツキミを許す気にはなれませんでしたが、このルートだけで考えれば「なにもなかった」し、ツキミも罪を反省しているので、いいのかなと思いなおしました。 アルトが気持ちを整理して再びピアノを弾くようになる、アルトとかのんの友情も深まる、まさにハッピーエンドだと思いました。 MERRY&おまけ 何とも言えないエンドでした。「かのんは自分が軽い」とのツキミのセリフ通り、自己犠牲というにはあまりにあまりなかのんの在りようが可哀そうになりました。 @ネタバレ終了 個性的で素晴らしい作品、ありがとうございました。