moge-moge-kunのレビューコレクション
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ロストフレンド
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かみかくしの夜北アルプスの登山中に起こったミステリーノベル「かみかくしの夜」 序盤は丁寧なキャラ紹介や雰囲気たっぷりの昔話などがあり、 読みやすい設計になってました。 そのまま読んでしまう癖があるので最初はエンド1に到達。 ルート回収では、〇〇さんの死に思わずリアルで「え?」って 声が出てしまい、他の死よりショックを受けるほど、物語の進行が気になってたんだと感じました。 意外にあっさりと終わるルートもあったり、とあるルートではハラハラし通しだったりと、楽しく読ませていただきました。
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GHOSTEACHER
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鳥籠の嘘かわいい絵柄とうらはらな微サイコホラー短編ノベル。 さくっと読める掌編でした。 タイトルの「鳥籠の嘘」って凝ってましたし、 画面、サイドストーリーも凝ってました。 個人的にとても好みです!かわいいと微サイコ、素敵でした。
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人間らしくプレイ時間は短いのですが、内容が丁寧に積み上げられていて 伝えたいテーマがグッと心に届いてきたゲームでした。 ラストの描写は、しばし見入り、音楽に耳を傾けていたほど 作品の余韻に浸ることができました。 なんでかな。最後に心地よさが残りました。 心地よさが残る雰囲気の作風ではないのに、不思議です。なので不安や恐怖など暗いイメージだけではない作品でしたのでオススメです。
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不死身の英知読み応え、読みやすさ、面白さ、どれも素晴らしかったです。 個性的なタッチの絵もよく、Live2Dで動くので映画を見ているような感覚でした。 文章力が高いのもありますが、 物語を停止させる選択肢の場面が極力省かれていたのも良かったです。 そのため、リズムを崩すことなく、ぐいぐい読み進められました。 出てくる登場人物にもしっかり立ち絵やシーンがあり、 20~30分という短いお話のはずが、 1時間くらいの短編映画を見たようなボリュームに感じられました。 クリア後の充実感(読後感)もありました。 同作者の「不死の~」シリーズに出てくるキャラクターとのことで、 他の作品も気になりました。 作者のこういうのが書きたい!こういうイメージだ!ってのが ストレートに伝わって来て、ほんと面白かったです。 一部、欠損や流血などがあり(R15指定とのこと)、それがちょっと動いたりするので、耐性がある方、 SFローファンタジーが好きな方にはプレイをオススメします。
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星を食べる子ファンタジーで、かわいい絵柄どおりのお話でした。 「星のように光る君」と紹介されている通りの雰囲気で進められ、最初にtrue endを見て、ほんわかと幸せな気持ちになりました。 アイテムを手に入れたときの効果音がいいアクセントになっててよかったです。 ほのぼの気分だったので、残酷表現があるという注意書きをすっかり忘れてしまい、他ルートを見た時はゾワゾワと怖くなりました。(怖いのは好き) ほのぼのなエンドとバッドエンドとの温度差が大変ありました。 最後に、絵がふわふわしてかわいい!
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夢幻の秋他の方のレビューで気になって読ませていただきました。 お話の視点は二分割されている構成で、エピローグを含め「鶺鴒」との結び付けがある「寂しい秋」のような内容でした。 分岐無しの30分ノベルとのことでしたが、 美しい写真と音楽、さらっと読める文体で長さは感じられず、一気に読めました。 短いお話ですが、読者をひきつけて読ませる構成が良かったです。 前半の気になるシーンを読者に印象付けたまま後半に入りますが、 後半は追体験のような文面が多く、丁寧な描写に惹きつけられました。 「鶺鴒」「秋」「手紙」というキーワードが生きていて、短いお話でしたがメッセージ性のある深い内容でした。ありがとうございました。
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カペル-Caper-独特の雰囲気がするゲームでした。 END数は7つとそれぞれ解釈が広くなりつつも、見た分だけ解釈が広がっていくのが面白かったです。 ですが、Trueを見たときは真逆の印象になり、また違った解釈が広がったことにおどろきました。 薄暗く、何が正解かわからない、どこかファンタジーな世界観。 切なかったり怖かったりといろんな思いをさせられた素敵なゲームでした。
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オオカミガールと機械人形の嘘つきレクイエム