七色鳥のレビューコレクション
-
試作品0号すべてがおしゃれで、とてもかっこいい。素敵。 近未来的な画面に、Live2Dが生きているように動いて、 本当にこういうアプリがあるみたいだなと思いました。 ZEROさんがとてもかわいく、成長していくのが見て取れ、 育成しているようで楽しめました。 @ネタバレ開始 語尾のぜよ、笑いました。最初に見たのは友情エンドです。 明るくて前向きでいい終わり方だなと思いました。 大人女子エンドになかなかたどり着けなくて、 女子にべたべた触るのは逆にアウトなんじゃろか? と真剣に悩みました。 (ヒントの出し方スパルタすぎだよ)(へのへのもへじ見えたよ?) 個人的にはN×Zエンドが、深く印象に残ってます。 終わりが来ることも、永遠に続くことも、かなしいことだなと思いました。 ゼロくんを壊して猛省しました。 あれを見ちゃうと、たとえ家族エンドや恋心エンドを選んで幸せでも、 いずれ人生の別れは来るのだと思えば、最初から友情エンドの、 新しい世界に送り出してやりたいなとも思いました。 長い間そばにいるのは可哀想だなと感じてしまいます。 (そもそも恋心エンドのあの体は老いるのかい、どうなんだい) スチル修正版もやり直したのですが、 大人男子が倍くらいときめきました。(旧版ももったいないので保管してます) CGモードまで目パチなどをしてくれて驚きました。う、美しい。 あと、あっちむいてホイは3連勝まではできたのですけど、 連勝続けると何かいいことあったのかしら…。 2連勝中に警告遮断されたときは、 ぬぁびぃ(NAVI)~~~って本気で思いました。 それと、「起動」がロードなのもリアル感があって斬新でした。 @ネタバレ終了 演出もスタイリッシュで何もかもが美しくて繊細で眼福でした。 選択次第で変わる関係がどれも興味深かったです。 とても面白かったです。ありがとうございました。
-
ココロ・コンフリクト ~はつこいドロボーとわたし~乙女ゲームにもRPGにも感じるとても素敵な大作でした。 美麗なスチルや豊富な立ち絵に、かわいい小物たち、 キャラクターもみんな魅力的で、お笑いも満載、 プレイヤーを太らせたいのかと思うくらい、食べ物もおいしそうな、 にぎやかかつ丁寧な長編でした。コンプリートしました。 @ネタバレ開始 最初に見たのはフィンくんのTrueエンドです。 責任感が強くてとてもいい子、自分まで泣きそうになりました。 インテリクールなマオくんルートも非常に面白く、 なかなか腹を割ってくれないレオンさんルートにも感動しました。 それぞれ問題を抱えている彼らに、主人公が寄り添っていく様子が、 年齢より幼かったりもして、見ていてハラハラしたり、 一緒に冒険しているようで楽しかったです。 「こんにゃく」や「何か違うお姫様抱っこ」で笑いました。 ユイナちゃんがかわいかったです。 Trueエンドはどれもあたたかい気持ちになりました。 でも、「ぱんこ」を読むと、大どんでん返しでとても驚きました。 すべては仮想現実だったのかな。 主人公のつらそうな状況に、なぜ夢見心地のまま終わらせてくれないのかと、 歯ぎしりしたのですが、表題の真意がそこにあるのなら、 続きが読みたいなと思いました。 個人的に一番好きだったのは、シルフさん。 モフモフの方で出てくるたびにかわいくてニヤニヤしてました。 あと、カイくんが好きです。飄々とした感じがすごく好きです。 スチルはどれも素敵だけどレオンさんTrueエンドの絵が特にお気に入り。 それと、あとがきの隠し場所がかわいかったのと、 マオくんだけおまけの熱量が段違いで笑ってしまいました。 アイテム図鑑や立ち絵などを見ていると、 どれだけの労力を費やしたのかと気が遠くなります。本当にすごい。 @ネタバレ終了 物語の背景が複雑でちゃんと理解できてないかもしれないし、 うまく感想が言えないですけど、 どのルートも演出が細かくて、素敵シーンもいっぱいで、 次々と読み進めてしまう作品でした。 とても面白かったです。ありがとうございました。
-
ティラノフェス2022オープニング
-
交響曲第十番「融合」壮大な交響曲でした。 立ち絵がない分、よりストレートに、 自然や生き物の息づかいを感じました。 @ネタバレ開始 常々、神話は何か本当にあったことを、 大げさに伝えてきたんだろうと思っていたので、 至極説得力のあるストーリーでした。 作中の前文明が、 もしかして核戦争で滅びちゃったのかなと思うと、 かなりショックですが、 融合という言葉が、最大限に活かされた締めくくりに、 希望も感じることができました。 @ネタバレ終了 理知的な文章が世界観を際立たせていて、 構成や演出もよく考えられている作品でした。 面白かったです。ありがとうございました。
-
暗がりビオトープマニアックな空間を舞台に、 子供の成長過程が俯瞰的に描かれていて、 暗くなりすぎないスマートなドラマでした。 @ネタバレ開始 途中で主人公が女の子だとわかった途端に、 ぐいぐい感情移入させられました。 やさしい店長さんにほっこりしたり、 サクラバさんの、若さゆえの余裕のなさに、 よい意味で苛々させられました。 最後の再会が、お互いの成長を思わせてくれる、 爽快感がありました。 終わり方からの、エンドロールが、 オシャレでかっこよかったです。 各章のタイトルも印象的でした。 @ネタバレ終了 色数を抑えた画面も物語に合っていて素敵でした。 面白かったです。ありがとうございました。
-
椿堂ノ火シンプルな画面で語られる物語に、 喜びとは何か、悲しみとは何かを、 考えさせられました。 @ネタバレ開始 お面の意味に気づいたとき、 胸が締め付けられました。 回想の「四人分の豪勢な海鮮料理」に、 親の気持ちが切なくてつらかったです。 こんなにひどい決別さえしなければ、 もっと早く再会できていたろうにと思う反面、 こうでもなければ、交際相手の誠実さや、 子供の本心を、親が知ることもなかったとか、 人間の業の深いことよ、と思いふけりました。 @ネタバレ終了 うまく言えませんが、 誰もが何かを感じる、とてもよい作品でした。 読ませていただき、ありがとうございました。
-
混同仮面いっそ清々しいほどの言葉遊びに、 とんでもないゲームもあったもんだと思いました。 鈍いので何度もバッドエンドへ行ってしまいました。 @ネタバレ開始 責任を取るとはいえ、 いきなり子持ちは女子かわいそうだなと思ったので、 真剣にプレイしました。(正しい遊び方) そしてバックログ芸がすごかったです。(すごい労力) @ネタバレ終了 あやのさんがかわいかったです。オープニングもかっこよかったです。 はちゃめちゃにハイテンションな性教育ゲームでした。 面白かったです。ありがとうございました。
-
魔法学園 進級試験進級試験に合格できました。 システムやミニゲームも丁寧に作られていて、 いろいろ遊べる楽しいゲームでした。 @ネタバレ開始 試験は何回か撃沈しました。 知識低めの方向でもトライしてみたのですが、 スキルが足りてないと、順番とかけっこう頭を使うので、 とても楽しめました。 情報屋のお仕事も楽しくて、荒稼ぎしてしまいました。 級友と徐々に仲良くなるストーリーもとてもよかったです。 エンディングの後日談にほっこりしました。 図鑑も両方コンプリートできました。(猫で笑いました) 素直じゃないオットーくんがかわいかったので、 ファンアートを描いてしまいました。(魔道具作成の想像図) @ネタバレ終了 面白かったです。ありがとうございました。
-
恋に落ちてはいけない20分不道徳ゆるさぬ、という強い気持ちで挑んだものの、 勝手に上がる好感度に笑ってしまいました。 なるほどこれが風変わりと話題の乙女ゲームかと、 早々に白旗でした。 @ネタバレ開始 初回END2に行ってしまって、 可愛いでは済まされない主人公の行動力に仰天しました。 心理的ダメージがすごかったので、 北海道だ京都だなんて、わかるわけないだろうよと、 ぶつぶつ文句を言いながらコンプリートしました。 (迷わず北海道を選んだ自分) END4へ導いてもらえるシステムも超親切でした。 (むずかしかったです) END4が最高だなと浸りつつ、EXTRA STORYを読むと、 どうしても雛子さんが気の毒に思いましたが、 彼女の今後に幸多かれと願うばかりです。 クリア後のタイトル画面がとても爽やかで、 時系列を追ったエンドロールもすごくよかったです。 やけに親切な上司にちゃんと理由があって、 きれいにまとまっている素敵なお話でした。 女子が好きなシチュエーションも多くて、 ドキドキしました。 所長さんの昔の髪型も好みでした。 @ネタバレ終了 紫を基調とした画面の雰囲気がよく、BGMも素敵で、 かっこいい上司と夜のドライブを楽しめました。 面白かったです。ありがとうございました。
-
わたしの素敵なおうじさまジャンルもちゃんと確かめずに、 王子様なタイトルに釣られてダウンロードし、 想定外の暗黒劇場に泡を吹きました。 @ネタバレ開始 初回からトイレにつかまって、 なんだこのゲームは?と、首をひねっていたのもつかの間、 次々と明かされる驚愕の相関図に、 読む手をとめられませんでした。 坂下先生が、けなげで、あわれで、 第三幕は涙なしには読めませんでした。 斧を振り上げてる姿を見てもまだ、 愛していると言ってくれる人と、なぜ向き合えないのかと、 すごくかなしかったので、 ベストエンドがあって本当によかったです。 エトセトラのクエストも倒して超スッキリしました。 いつか彼女が真実を知るとしても、 積み重ねてきた幸せは偽りではないと、 思ってほしいです。 @ネタバレ終了 ハイセンスな画面に、簡潔で美しい文章、 特に比喩表現が秀逸で、心の様が目に見えるようでした。 あの内容でこうまとめると不謹慎かもしれませんが、 面白かったです。(語彙力) ありがとうございました。