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冬紀のレビューコレクション

  • Lunatopia
    Lunatopia
    箱庭療法をモチーフに……ということで、一体どんなゲームなんだろうと気になってプレイしました。タイトル画面もとても綺麗…! 選択肢の分岐がわかりやすかったので、3つのエンドを回収するのは簡単でした。 @ネタバレ開始 最初は、幸せになれるんだと思って、何の迷いもなく月へ誘ってしまいました……。童話のような可愛らしいイラストからは想像できない衝撃的な展開に驚きました。しかし、そこで終わりではなく、月で星の子と笑顔で再開するところが……ハッピーエンドに見えて、とても悲しいENDだなぁ……思いました。 子供を月へ誘うと、”名前を呼ぶ”という演出が入るんですが、この演出も切ないですね……。名前を呼んでも届かないのが悲しい……。 月へ誘わない場合、子供たちは辛い現実を前向きに生きることを選びます。月からエールを送る星の子たちという、優しい終わり方でした。最後にこのENDを見たので泣きそうになりました。 @ネタバレ終了 最初は絵本のような子供向けのお話なのかな、と思っていたのですが、とてもメッセージ性の強いお話でした。 ただ物語を読むだけでなく、探索や入力など、ゲーム性があったのも良かったです。 素敵なお話でした!

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  • ショート・ショート・ショート100
    ショート・ショート・ショート100
    その3。連投失礼しました……!

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  • ショート・ショート・ショート100
    ショート・ショート・ショート100
    ファンアートその2です。 (一気に上げれないんですね……まとめればよかった……!)

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  • ショート・ショート・ショート100
    ショート・ショート・ショート100
    まず、画面デザインや、UIがおしゃれ! ブックカフェで本を読んでいる感じを表している……のだと思いますが、お話が始まるごとにドアベルが鳴る仕様も雰囲気があっていいですね。 どのお話も、短い中で、ちゃんと起承転結になっていてすごいです。綺麗にオチまでまとまっているものもあれば、物語の冒頭文という感じで「え!? 続きないの!? 気になるんだけど!」というものもありました。 もちろん、100個もあれば、合う合わないはあるのですが、お気に入りを探すのも楽しいですね。 ジャンルも様々あり、いつもは読まないジャンルに触れられたのも、新しい発見があってよかったです。 作者様の味が出ているお話はもちろん、いつもと違った感じで書かれているものもあり、「この方はこういうのも書くんだなぁ〜」と楽しく読み進めました。 私は気になるタイトルから読んでいきました。どれもセンスの光るタイトルで、(一応ゲーム製作者の端くれとして)勉強になる部分も多く、ありがたいです……。 今回、このゲームをして、私は『短い中でもラストで「あっ!」と言わされるお話』が好きなことがわかりました。もちろん、切ない終わり方も、ほのぼのも好きですが……。 読み進めるうちに順に解放される『マスターの昔話』も面白かったです。先が気になってしょうがなかったし、最後まで読んで、このゲームがブックカフェ風なことにも納得しましました。そういう設定とても好きです……! あとがきを読んで、制作の2年間、大変なこともたくさんあったようで……お疲れ様でした。 けれど、共同制作とても楽しそうだなぁと思いました。憧れます。 私のお気に入りのお話は↓ @ネタバレ開始 ・キミと話すのが好きだった  ヒビキソラさん まんまと騙され、最後に『えっ!』と言いました。 作者さんのあとがきでは、一番納得がいかないお話とありましたが、私はとても好きです。あの短いお話の中で、彼らの背景が全て見えたわけではありませんが、「落ちるときも一緒だよ」という言葉で犯人の正体に気づかされ、ゾッとしました。衝撃的な終わり方が印象的でした。 ・最下の頂点  アクアポラリスさん 結局のところ、二人の現状は何一つ解決はしていませんが、考え方の違いで180度変わり、明るい終わり方がとてもよかったです。 「革命だ!」というセリフがとても印象に残りました。 二人が友達になれてよかったです……! ・首絞め合うも多生の縁 九州壇氏さん 少女の心というか、考え方が歪んで変化していく描写にハラハラして、物語に引き込まれました。 最後の蝉の音とか、死にかけのセミを見つめる描写とか……とても印象に残りました。 ・最高の蛇足 義弓く一さん 共感! 私もあとがきが大好きです。作者さんが物語に込めた想いや、裏設定なども知ることができるし、作者さん自身の人物像を知ることができるのも面白い。 このゲームのあとがきも全て読みましたが、皆さん個性が爆発していて面白かったです。 私も、ノベルゲームを作る際にはほとんどあとがきを入れるし、あとがきに『仕掛け』をいれたりするので、『全てはあとがきのために作っている』というのも過言ではない……。とても共感できるお話でした。 ・釣り好きな祖父 ヒビキソラさん この話は『お気に入り』というか、単純にとても驚いたお話です。 あらすじを読まずに開始して、読み終わってから「普通にいい話だったな」と思ったんですが、ふと目に入ったあらずじで『女性は最後まで気づかない』とあって「もしや……」と思って読み返しました。気づかないまま終わるところだった……。 @ネタバレ終了 素人絵ですが、ファンアート描かせていただきました。 私の妄想で補完しているため、作者様のキャライメージと異なると思いますが、ご容赦ください……。 とても楽しくプレイさせていただきました! ありがとうございました。

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  • 死ぬよりもつらいこと
    死ぬよりもつらいこと
    なんだか重いタイトルに惹かれてプレイしました。 以前、浦田さんの作品の『生きていく勇気』と『あなたの命の価値』をプレイしたのですが、『命の大切さ、重さ』を描いていてとても考えさせられるお話だったので、今作も期待して始めました。 @ネタバレ開始 ……やはり、タイトルから想像できる通り、重いお話でしたね。最後は泣き腫らしてしまって、さらにラストで流れる歌で余計に泣かされました。 私が一番共感したのは、最初の、主人公の体験談に出てくる『栄一君』です。 私も、ゲーム製作に命をかけている……というか、依存している部分があり、おそらくゲームが作れなくなったら死ぬと思います。両目を失ったり、両手を失って、ずっと泣いている夢をよく見ます(両足をなくしたときは嬉々としてゲームを作っているのですが)。『ゲームを作ること』が私の生きる意味となってしまっている今、彼のように利き腕を失ってしまったら……そして、親友が作ったゲームを見せられたら……。考えただけで恐ろしいです。 真一郎君が、親友のためにゲームを作ったことは、はたから見たら良いことに見えますし、内容も栄一君を励ます内容でしたが、重要なのは内容じゃなくて、『お前は俺と違って、これからいくらでも作れる』というところに絶望してしまったのだなぁと思うと、なんとも言えないやり切れなさというか……後味が悪いですね。 放っておいても彼は自殺してしまったとは思いますが、確実に真一郎君の行動が最後の引き金を引いてしまったのだろうと思うと、主人公にイラついてしまいました。海翔君も言っていましたが、ポジティブを押し付けるのが正解とは限らない。弱音を吐いてもいい、死にたいと言うことは悪じゃない……彼にもたくさん共感しました。 最後にタイトル画面に戻ってきたときに、セーブ厨の私が一度もセーブしなかったことに気がつきました。それほど夢中で読み進めました。 ……さて、この先を書くかは迷ったのですが、浦田さんのブログで、『厳しい意見も書いて欲しい』とあったので、思ったことを少し書きます。 この作品は、タイトルからして見るからに『重い物語』です。 ほとんどのフリーゲームサイトでは、プレイヤーは『楽しく遊ぶため』に訪れる場合が多いと思います。要するにエンターテインメント性を求めて来ます。 よって、タイトルも内容も重たい作品は、なかなかプレイされづらいのではないでしょうか? ノベルゲームコレクションは、プレイヤーのほとんどが制作者の立場でもあるので、いろんなゲームをやってみようという方が多いですが、他サイトでは『いかにも』な内容は敬遠されるかもしれません。私は浦田さんの作る重いテーマをストレートに表現する作風は好きですが、ある年齢以上で、そこそこの人生経験がある大人ならともかく、若いプレイヤーには少し説教くさいと思われ、手に取りづらい物語かもしれません。大筋をファンタジーやSFにし、そこに上手く『本当に伝えたいテーマ』を紛れ込ませて伝えるというのも一つの手なのではないかと思いました。 上から目線ですみません。 @ネタバレ終了 長々と失礼しました。 いろいろ書きましたが、私にとって、とても心に残る物語でした。これから先、この物語を何度も思い返すことでしょう。ありがとうございました。

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  • 今宵、忘却列車にて。
    今宵、忘却列車にて。
    タイトル画面の美しさに惹かれてプレイしました。 切なくて、悲しくて、優しいお話でした。 橘くんが静かに語りかけてくる感じがとても心地良かったです。 とても短いお話ですし、舞台は現世ではないのに、世界観にすっと入れました。 音楽と、走る列車の音もとてもいいです。 薄幸美少年……。ハッピーエンドも切ないですねぇ……。

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  • 落下心中
    落下心中
    犯人を推理するのではなく、プレイヤーが犯人を『選ぶ』という斬新な内容でした。 選んだ人物によって、物語の背景が変わって(人物の性格とか)、結末が全く変わってしまう物語。小説とかと異なり、ゲームならではの仕組みなので面白いなぁと思いました。 @ネタバレ開始 立ち絵も背景もなく、文字だけで展開するのが新しいな〜なんかカッコイイ!と思いきや、まさかのエコロージーでした。 そして、本編はシリアスなのに、完全にコメディなあとがきに笑いました。 一番好きな『真相』は『男Cが犯人』ですね……エグい結末が好きなので(性癖こんにちはーですね)。 @ネタバレ終了 サクッとシリアスな雰囲気に浸りたい方にオススメです!

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  • いとこの友達
    いとこの友達
    『いとこの友達』という、人間関係でいうと、なんとなくちょっと遠い人物がタイトルになっているのが気になったのでプレイしました。 キャラクターグラフィックがとても綺麗でした! 小窓みたいな感じがおしゃれです。 選択肢が少ないので、エンド回収は簡単でした。 @ネタバレ開始 章君、可愛い顔してちょっとヤンデレですね……(と思いながらタグ見たらヤンデレって書いてました)。将来が心配ですが、頭良さそうなので完璧に隠してやえさんを丸め込んでしまうのかもしれませんね……。 短いお話ですが、ほんのりヤンデレで楽しかったです! @ネタバレ終了 ”ショックな表現あり”と注意書きがありましたが、私は全然気にならなかったので、これからプレイする方は、安心して(?)いいと思います。

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  • 愚者に捧げる■■の□□@IF
    愚者に捧げる■■の□□@IF
    あらすじの「今日は4月1日だな、間違いないぜ、という気持ちで遊んでください。」がツボにはまったのでプレイしました。 始まり方が……明るい感じで『世界の終わり』を告げられて驚きました。 よく見ると右上に数字があるのですが、選択肢を進むごとに愚者がガンガン上がっていき、『これはBad Endに行ってしまうのでは……?』とヒヤヒヤしました。最初に到達したENDは『箱庭の終焉』です。数字は見逃しました! 少しずつ背景が見えてくるので、周回が楽しいです。 ヒサツグくんも、カスミくんも可愛いです!が、どうやら背景が仄暗い……?  10周ほどしましたが、回収できたのは6ENDでした。真相はなんとなくしか分からずです。難しいですね。END18を回収すればすべてわかるのでしょうか……?もう少し頑張ります!(ダメだったら大人しく攻略を待ちます) 幕感の回想がとても気になりますね……。

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  • Dead_Or_Salvation
    Dead_Or_Salvation
    @ネタバレ開始 最初右に行っていきなり死亡し、「えっ!?」となり……そうか、即死ゲーかと気合いを入れ(DeadEnd回収するぞという気合い)ました。DeadEndにもそれぞれ一枚絵があり、この子は一体どういう状況なんだとハラハラしながら進めました。 女の子について行ってENDになり「え……?」となりましたが、最後までプレイして『あぁ、あの時のあれはそういうことか……』と理解しました。 @ネタバレ終了 男の子は可愛いけれど、目が死んでるし、背景が一色で全体的に不穏な雰囲気のゲームでした。とても好みです。 短いけれど、ハラハラさせられました!

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