一二七マコト@mclのレビューコレクション
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つくもと空の屋台お洒落でほのぼのした楽しいなぞなぞゲームでした! 出題される問題の難易度も高すぎず、ヒントもそれぞれの問題に必ず3つあるので、難しくて脱落…という事はないと思います。サクサクっと進められるので気軽にプレイ出来るのも魅力だなと思いました! また、ゲーム全体のデザインがお洒落で非常に凝っており、つくもちゃんや、お客様等、グラフィックへ特に目を奪われました…!! @ネタバレ開始 神様の皆様が美男美女~~!!! 目に嬉しい~~~!! そして目がぱちぱちと動く…!! 神様の皆様は麗しい&可愛いくてどの神様も主想いで好きですが、特にお気に入りの神様は「はし」の神様です!双子かわいい~~~!! スリムな双子という所にふふっとなってしまいました。 「はし」の神様見たさに3回ほどトライしました!(笑) @ネタバレ終了 穏やかな気持ちになれる、ステキな作品をありがとうございました!!
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1=1×1気になるタイトルに惹かれてプレイ致しました! 短いながらも細かで丁寧な演出が光り、「私」という存在と「1」について考えさせられる面白い作品でした。 @ネタバレ開始 "自分"という一人の中には沢山の、けれど独立した個々があり(作中で言及されていた「普段の私」「元気なときの私」「元気じゃないときの私」等、確かにどれも自分ではあるけれど、その時々によっては自分の分身のようであるかも?なんて考えました)、どれが欠けても"私"足りえない……とも言えるのかなぁとあれこれ考えてみました。 正解はこの作品をプレイした人の数だけあるのだろうなぁと、作品の多面性を垣間見たような気持ちになりました。 エンディングの一つである自分が自分に銃を向けるというシーンでは、ギョッとさせられました…! まぁ確かにそうだよなぁ…なんて妙に納得してしまいました。 @ネタバレ終了 本作の元となった漫画作品の方もプレイ後に拝読させて頂きました。 自分が一人、また一人…と増えていき最後は…という結末は本作にも通じる点がありましたが、また別個の味わいがあり面白かったです! 本作をプレイされた方はそちらも読まれるとより一層、本作を別の視点と共に楽しめるかと思います! あとはイラストが綺麗で可愛いです!! 作者様のイラストはSNSで度々拝見していたのですが、ゲーム内で沢山見ることが出来、目に嬉しかったです! ステキな作品をありがとうございました!!
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クリムゾンレッドの死神公開当初から気になっていた作品で、ようやくプレイ出来ました! キャラクター、BGM、台詞回し等どれもクールで作品の世界観と非常に良くマッチしており、どの場面も楽しく時にはドキッとしながらプレイ出来ました! 作品からヒシヒシと感じられるカッコよさに思わず何度も「かっこいいー!ひゅ~!!」となりました笑 @ネタバレ開始 レオ君とキャロルちゃんの過去の邂逅と、レオ君のパンケーキ好き(パンケーキも好きだけど、パンケーキが美味しいということを教えてくれたキャロルが好き、が正解でしょうか)が繋がった時は、わぁっ!!と胸が熱くなりました。あのシーン、スチルを含めとても印象的で好きです。 また、終盤でのロキとのバトルシーンのスチルが本当にカッコよく、台詞やBGM、演出も相成ってテンションが上がりました! どのキャラもそれぞれが抱く信念や想い、そして負い目等の一見すると弱みに見える部分があり、そこがまた人間らしさを醸し出していてそれぞれの人物たちへの愛着に繋がっているのかな、なんて思いました。 @ネタバレ終了 お洒落でクールな短編洋画を観たような満足感がある、カッコいい作品でした! ステキな時間と作品をありがとうございました!!
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私の声が聞こえますか声が小さい事を悩む高校生の主人公・黒木箔斗くんと、どんな些細な声(音)も聞き逃さない先輩・高峰明日架さんを中心とした、温かな青春ボーイミーツガールなお話でした。 まず、OPムービー、EDムービー共に良かったです!! 綺麗!! EDムービーは彼らの事を知ってから見るからこそ、感慨深かったです。 また、本編の細かな演出ですが、フォントのサイズによってボイスなしでも主人公の声が他の登場人物よりも小さいことが視覚的にわかり、黒木君視点だからか「皆の声の方が大きいのでは…?」と度々錯覚してしまいました笑 反して、黒木君の心の独白は他の登場人物達と変わらない点が面白いなと思いました。 屋上で先輩と会ってから、楽しそうに冗談を言い合ったりして他愛のない話をしている様子が微笑ましかったです…! なんて可愛いんだ、二人とも…! 当初、黒木君は内気な主人公なのかな?と思っていましたが、友人とゲーセンへ行ったり、屋上で美人の先輩と二人っきりで話したりと、声が他の子よりも控えめなトーンであること以外は普通の男子高校生だなと思いました。そこからどんどん成長していく姿に、頑張れー!と応援する気持ちが抑えられませんでした。 そして、個人的にすごく良いと思ったのは先輩の差分が多い!!そして可愛い!!所です!! 変わる度に、黒木くんではないですが「おおっ!!」となっておりました。 だけど先輩とは何度も会っているはずなのに、どこか寂し気で距離をとっている感じがありました。(本を読んでいた時の幽霊の話や、暑いはずなのに長袖な所、結っていた髪をすぐに下ろしてしまう所…など)きっと彼女にも言いづらい何かがあるんだなと思いながら、そのまま読み続けました。 何でもよく聞こえて回りが見えてしまうが故に、 @ネタバレ開始 ウグイスの綺麗な声(音)も、そうでない嫌な音も聞きとってしまうのかな…なんて思ったりしました。HSPのことにも触れていましたし。 後々その事が明かされますが、「ああ…やっぱり」と予想が合っていた嬉しさなんてものは全くなく、耳が良すぎるが故の苦痛、周囲との隔たりに苦しんでいたことが彼女の視点からわかって、胸がキュッとしました。 @ネタバレ終了 そんなこんなで(?)、友人の後押しもありつつ勇気を出して先輩と夏祭りデートへ! 先輩と浴衣夏祭りデート、いやったーーー!!!となりました! いつものセーラー服も可愛いけど、一度だけポニーテールのまま屋上にいた時のように、髪を結っている浴衣姿は良いですね!! とっても可愛いです!! 二人で花火を見るシーン、とても美しかったです。良い雰囲気になった所で、自分もドキドキしながら選んだ末の最初のエンディングは、 @ネタバレ開始 エンド1でした。友達同士で青春送るのも良いよね! でも、先輩の明かされていない色んな事が気になる…せっかく先輩と会えたのに、これで終わりは寂しいと思い、もう一つの選択肢へ。 夏が過ぎ、あっという間に卒業式の季節へ。屋上で保健室の坂入先生と出会うシーンでは「左利き」の話と「少数派は多数派に合わせなきゃいけない」という言葉にハッとさせられました。 このお話の中でこれ以前に何度も登場人物達の言葉でハッとさせられる所があったのですが、主人公黒木君を始めとした皆、違った悩みを持っており悩んだり、先生のように上手く折り合いをつけたり…と、現実の私達に通じるものを感じ、一気に身近にいる人物達のように思えました。 けれど独りよがりになってしまわず、前向きな行動や言葉を紡ぐ様子は勇気を貰えました。 @ネタバレ終了 読了後のおまけ要素も豊富で、一つ一つが丁寧でおしゃれだなぁと思いつつ、ワクワクしながらクリックしました。 @ネタバレ開始 アフターエピソードで語られる先輩視点の屋上での邂逅が、また違って見えたりと本作の奥行の深さを感じられました。 @ネタバレ終了 プレイしたのは30分強でしたが、それ以上の密度を感じられ満足感の高い優しい青春物語でした…! ステキな作品をありがとうございました!! 皆に幸あれ~!!
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運命のひと。不思議ちゃんな主人公と、主人公ちゃんの言動に振り回されながらも優しい姫田先輩との学園ラブコメディでした! 2人の何気ない会話のやり取りが終始可愛らしくて、青春だな〜!いいな〜!と温かい気持ちになりました! おまけでメタ的なツッコミをしている先輩にくすっとしてしまいました笑 甘くて優しい、ステキな時間を頂きました!ありがとうございました…!
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筋筋肉肉タイトルの全てに惹きつけられてプレイしました! そこってそういう名前の筋肉なんだ!?というツッコミが追いつかないくらい、筋肉、筋肉、筋肉…!!!でした!(?) 和やかなBGMと画面とのギャップ、そして筋肉…!!会話も筋肉!!でも微笑ましくて可愛い…!! 楽しいゲームをプレイできて元気が出ました!ステキな時間をありがとうございました!
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Last Halloween Night村で行われるハロウィンイベントが舞台で、主人公は子どもとして最後のハロウィンを迎え、その友達との交流とそれぞれの結末を描いた短編です。 分岐によってはゾクッとしたり、切なかったり、ビターな気分を味わえるお話でした。 ゾクッとする部分はホラー的でした。ハロウィンナイトにピッタリです。 @ネタバレ開始 実は最初に選んだ選択肢から、彼らの正体は「もしや仮装ではなく、本物のお化けなのでは?」とアタリをつけたのですが、タグにある通り彼らは人外でした。この世の者ではなく、湖を介して主人公のいる世界に来ていました。ハロウィンの事を考えると納得の世界観です。 そして三人のそれぞれの正体が主人公に判明してからが、この物語の始まりなのではないかな、と思いました。 @ネタバレ終了 可愛くポップな見た目の三人と、三者三葉の様々なエンディングが見られて楽しかったです。 個人的には無邪気で子どもっぽい、けど素直で明るいパンプキン君が特に好きです。 ステキな作品をありがとうございました!
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cosmic surprise宇宙の端にあるステーションで繰り広げられる、ほんわかあり、事件アリの綺麗にまとめられた短編ストーリーです。 狐耳のフォウちゃんとアンドロイドのユプシロン君とのやり取りが微笑ましく、きっといつもの日常もこんな感じなんだろうなぁ~と二人の関係性を垣間見ることが出来ました。二人のデザインや性格、とても可愛らしいです! そんな穏やかな空間の中で巻き起こる事件! 二人の和やかなやり取りにすっかり油断していまして、驚きました。 が、読み進めると「そういうことか!」となり、最後は一件落着。 テンポが良く、とても楽しめました。 そして、「別のお話」もとても気になります! 続きが気になる、ふんわりSFを短時間で楽しめるステキなお話でした。 ありがとうございました!
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どとこい以前より、ノベコレニュースで取り上げられているのを拝見し設定の斬新さに惹かれてプレイしました! どの登場人物達とのやり取りも楽しく、時間を忘れてプレイしていました(笑) 悪魔に呪いをかけられた主人公が、美少女のみ解像度の低い状態のグラフィックが画面に映し出されます。選択肢で好感度を上げると、徐々に解像度が上がっていく…なんて、発想の勝利としか言えません。そして、どの解像度でも細かに差分があったりと、細部まで拘りを感じました。 各登場人物、会話だけでもとても魅力的で一人目を攻略し終わった時に「これは全員のご尊顔を見なければ…!!」となり、夢中になってやり込みました。 一人、ルートに入るのが難しい子がいましたので、攻略サイトの方を参考にさせて頂き、無事に全てのルートをクリアすることが出来ました! 楽しかったのであっと言う間でした。 斬新なアイディアと随所にあるこだわりが光る、素晴らしい作品をプレイすることが出来て良かったです。ステキな作品と時間をありがとうございました!!
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虹のくじら-TyranoEdition-窮屈だと感じる環境や時間の中で、そこから逃げ出せたら…と、一見して対比的な二人の少女が「虹のくじら」という絵本をきっかけに展開されていくお話です。 淡く優しいタッチの絵と、それに対比するような学校という環境での重苦しさが見ていて胸がギュッとする思いでした。 スチルや立ち絵、背景が切り替わる演出が個人的にとても好きです。 ラストシーンは特にそれが効果的で思わず魅入ってしまいました。 読んでいるこちらまで窮屈さを感じる程リアリティのある描写と、「虹のくじら」という幻想的でどこか救いや希望を感じる世界観、対比的だけどどこか似ている二人の儚い少女たちが美しく、ステキな作品でした。 ステキな時間をありがとうございました!