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丹綿樫のレビューコレクション

  • 仙年六花 ー引き継がれし想いー 第二章
    仙年六花 ー引き継がれし想いー 第二章
    第一章プレイ済みで、二章も拝見させて頂きました。画面を起動して雛ちゃんのお顔を見たときに、前回のお話がブワーッと脳裏に浮かんで来ましたね…! 相変わらず、感情豊かで個性的なキャラクターたちがのびのびと活躍している素敵な作品でした。 設定部分の核心に近付いて来ている気がしますね! 雛ちゃんはこれからどうするのだろう… 以下内容を含むので畳みます。 @ネタバレ開始 結菜ちゃん、ほわほわしてるけど前回に引き続きちょっと利口いところがある! そして原田くんは相変わらず面白い…!! このコンビがいると場がパッと明るくなりますね。しかし結菜ちゃんは今回気になる発言や行動がたくさんありましたね…。 薩摩くんは雛ちゃんのことも結菜ちゃんのこともすっかり手懐けていてすごい。 そして兄様! かわいい! めっちゃ好きです! 新しいものを素直に勉強して取り込んでいる雛ちゃんも可愛らしかったです。色んなものに感銘を受けている… 薩摩くん、えっまさか!? という引きでしたね…続きも楽しみにしてます! @ネタバレ終了

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  • 片恋スターマイン
    片恋スターマイン
    主人公ちゃん(桃耶ちゃん)がとんでもなくかわゆい~!! ウインドウの横にいる桃耶ちゃんの表情やお洋服が変わるのを楽しみにプレイしました…(特に糸目の表情とビッキー耳が可愛いです…) もし自分だったらどうするだろう? と思ったり、逆に桃耶ちゃんだったらどうするだろう、どうしたいのだろう? とも考えながら読み進めていました。 ただ単に「好き」という感情で片付けられないような、ちょっと大人な恋愛模様のように感じます。そういうところがお話に深みを与えているのかも。 気軽な気持ちで読み始めたら、どっちのルートも涙腺破壊されまくってやばかったです…。   以下は内容を含むので畳みます。 @ネタバレ開始 >紫希せんぱい! 良い意味でお金持ちっぽくないってなんだ…!?(笑) 桃耶ちゃんの言葉に思わず笑ってしまいつつも、紫希先輩のルートを読みました。シッカリした人で、何だかいつも憂慮なさっている…序盤はこんな印象でした。 桃耶ちゃんが一生懸命に積極的な言葉を投げ掛けるところは、本当に頑張っているんだろうなあと思いました。やっぱりその、どんな形でもいいからという気持ちがワッと出て来ることも往々にしてあると思うのですが、それをちゃんと伝えられるところが凄いなあと…! そしてしっとり流れるタイムリミットまでの時間…翔くんと一緒にお店に入るところ、何やら自分のことのように心が痛んでじわっとしていました。そしてEND3でアホみたいに泣いておった…こういうダイレクトなのが一番きますね… >翔くん! こちらは逆片恋ですね! こういうぶっきらぼうでいてハートが熱い男はハチャメチャにいいぞ…と思いながらルートに入りました… 序盤はなんだか紫希先輩が出て来ると、やましいことをしているような気分になってドキッとしたりもしました。途中からずっと滝の涙です……保湿てぃっしゅが足らん……このまま順風満帆にいくとは思っていなかったですけど、ここまでおつらいとは……! 落ちたビッキーくんの挿絵がほんま涙腺にダイレクト攻撃してきました…紫希先輩も良いこと言いなさるでぇ…! 翔くんは二面性というか三面性くらいあって、とても面白い子だなと思いました。モテるのもわかるぞ…(そして紫希先輩がモテるのもわかる)   どちらの恋も桃耶ちゃんによってこじれ、また桃耶ちゃんのおかげで本当に幸せになれたという気がします。三人に幸あれ…! @ネタバレ終了

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  • 透明人間(仮)
    透明人間(仮)
    考えさせられる場面の多い、不思議な物語でした。なかなか答えの出ない、難しい質問の前に立たされる感覚は、やっぱり我々が「捨て置いてきた話」なのかもしれません。 いつ何が起こって誰を傷付けているか、日常的に思案して生きている人間はあまり居ないかもしれませんね…。立ち止まって色んなことを考えたくなる作品でした。 @ネタバレ開始 本当に、「わからない」という回答以外は難しいのかもしれません。悲しみに答えはない、というのが非常に心に響きました。 こういうのはさださんの「償い」という歌が有名だと思いますが、過ちを犯して立ち戻れる人間がどれほどいるのか…誰もが「贖」エンドに至れるわけではないのだろうなあとしみじみ思ったりもしました。 @ネタバレ終了

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  • 暴君フィアンセ
    暴君フィアンセ
    うおおお四方八方から可愛いと罵倒が飛んでくるー!! その透き通るような色使いのキャラデザから、展開される物語に至るまで、綺麗で可愛らしい素敵な作品でした。 以下内容を含むので畳みます。 @ネタバレ開始 ディルくんなんでこんなこと言うんだー! とおろおろしながら読んでいました、さすが暴君許婚に虐げられるADV! 私はアリガトウゴザイマス! と画面のこっち側で言っていたけれど、ルリカちゃんの表情を見ていると喜んでばかりもいられないな…と心配になって(完全にハゼリくん目線)見ていました。 でも冒頭のめっちゃくちゃ可愛いディルくんを見ているので、きっとこれはツンデレと判っていました(笑) そういうところもあって、罵倒されて悲しい…みたいな感情ではなく、いつデレるんだ…という期待が先行していて、始終楽しく拝見出来ました! どのエンドもすっごく好きでした。ハゼリくんとのエンド、とても雰囲気がいいですね。何だかハゼリくんが一番幸せを願ってくれているのではとすら…思ってしまう…かわいい…(エクストラ見てちょっと歪んでるのかなとも思いましたかわいい…) あとルリカちゃんのがディルくんより背が高いのがすっっっごくイイです! あとヒビネくんのプロフィール読んで刺さりまくりました、こういう子もいいなあ…下げ眉ぱっつん… 可愛いばっかり言ってますが、お話もとても素敵でした。ルリカちゃんは心のどこかでは判っていたのではないかな、と勝手に思っています。 @ネタバレ終了

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  • アルルベルの異邦人
    アルルベルの異邦人
    読み応えのある力作でした! インモラルなスタート画面から一体どんなストーリーが展開されるのか、好奇心のままプレイさせて頂きました。 非常に魅力的・奔放な妹のアビーちゃんと、そんなアビーとは性格も違った兄のジュリアンをメインに、ふたりが移り住んだ辺境の、田舎気質なアルルベル王国で巻き起こる一大事件を追う物語です。 まるで古典映画のようなしっかりとした設定と、流れていく重厚なストーリーに惹き込まれました。 非常に魅力的なキャラクターがたくさん出て来て、特にフレーンはたまに見せる女性らしいところが良いなあと思いました…! 他の登場人物も個人個人に想いを持っていて、注目して読みました。アビーもリアもフレーンもタイプの違う女性で、とても興味深かったです。 アビーとジュリアンは性格にかなり差があるので、どちらのルートも印象が違って見えますね。「英雄は君だ」のエンドとても好きです…(勿論リアのことも好きですが!(*⁰▿⁰*)妖精のところの挿絵がとてもきれい) それぞれに幾つかの愛の形があって、ルートによってキャラクターの色んな側面が見られるのも楽しかったです。

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  • 怒ると死にます。
    怒ると死にます。
    \わーおー/ \ぱちぱちぱちぱち/ タイトルそのままの内容で、そして可愛い。さらにおもしろいです!(ふたつの意味で!) 選択の場面が始まって、なるほどこれはこういうことかァ! と合点がいくのと同時に、その疾走感が一瞬で好きになりました。めちゃくちゃ身構えてしまう。シンジャッタ(直球) お医者さんのキャラがとても良いですね…言動すべてに笑ってしまいました…でもよくよく考えたらナオくんの思考回路も面白い… 恋愛面も非常に可愛らしく、エンドロールまで素敵で、芸が細かくところどころに目を惹かれる素敵な作品です…! @ネタバレ開始 タモリでも死ぬのかァ~~~!(断末魔) ここの選択肢めちゃくちゃ好きです!!(笑) なんでフュージョンしてグラサン取ってひとつに溶けあうんだ!! 好き!笑 @ネタバレ終了

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  • しようよ七海君!
    しようよ七海君!
    ポップな画面、音楽から放たれるものすごい勢いのアプローチ…! 柘榴雨さん一回存在を抹消して新たに一から組み立てられた? と思うほどに作風の違う作品でびっくりしました、コメディを作るセンスもめちゃくちゃある… 七海くんのようなカタイ男がなぜ熊籠ちゃんと付き合っているのか、そこが逆にたぎるぜと色々想像しながら読み進めて、読み終わるとともに「そうかあ~~~(大の字)」ってなりながら尊さに包まれました。えげつねぇ尊さだ…!! ふたりの仲よ永遠なれ…

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  • 昏き三伏の秤《ED追加ver》
    昏き三伏の秤《ED追加ver》
    とにかく言いたいことは、郡ちゃん大好きです。スキャラッタ大天狗笑いました。全然掠ってない…! 初っ端から個性的な登場人物がどんどん現れて、翔くんのひとりひとりへの評価の違いにも面白味を感じながら読みました。特に渉羽ちゃんへの感情は青臭くて良きもの。そして翔くんのもとに集まったのはめちゃくちゃいいメンツ。はらはらしながら見守っていたけれど、彼らが一堂に会したとき不思議な安心感が出て来ました。 (読んでいくにつれてそれもまた儚く脆いものなのかと思ったりもしました…翔くんが無意識にもこの子らをまとめているんだ…) 独特な文体と、島の閉鎖的な倫理観の中で展開される物語でした。ここからまたエピソードが加わるようで、楽しみにしています。 以下は内容を含むので畳みます。 @ネタバレ開始 加害者なのか被害者なのか、この感情はもしかしたら控えめな人間はよく考えていることなのかもしれないですね。特に小学生時分であれば…向こうも楽しくいたいだけなのだろうと思うし…恐らく…(非常に自信のないコメント) 浅生さんが登場してから、パッと場の雰囲気が変わったような感じがありました。翔くんが腹に一発入れるところが非常に好きです。笑 なんというか、彼の登場を待っている自分が居ましたね…。 ゆるゆると読んでいるうちに突然ゾッとする部分も多々あり、これがプロローグというのにも驚きました。ここからまた展開があるんですね…。逸見ちゃんの家庭のことも気になるし、途中で出て来た女性もきっと一連のことに関係あるんだろうなと想いを馳せつつ、物語の行く末を楽しみにしています。 @ネタバレ終了

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  • 女のフリしてゲーム作ったら、女装することになりました
    女のフリしてゲーム作ったら、女装することになりました
    タイトルを読んで「一体どういうことなの」と思いつつ恐る恐るはじめました…しかしそのタイトルを回収する前にめちゃくちゃ可愛く動く立ち絵と素敵なボイスが…! 一気に物語に引き込まれました。 私もこんな感じで美少女にSNSを盗み見られて鬼絡みされたいです…ワンチャン起こらんか…? 起こらんですね… ビジュアル面が視覚的に楽しいこともひとつ、そして展開や台詞も面白くてところどころで笑っていました。 以下内容を含むので畳みます。 @ネタバレ開始 一弥くん、人気実況者さんよりもお近づきになりたい女子のことを優先で考えてるのめちゃくちゃいいですね…応援したくなる…! あと男に厳しい!笑 哀れな隣の人めっちゃ哀れで笑いました。ぶるぶる震えてるりんごちゃんの立ち絵がかわいい。なんというドスケベなゲームだこれは。 あとなんだか創作者の縮図を見たようでちょっと遠い目になりました(?)。トゥルーエンドとても良いですね…。やっぱり持つべきものは友達だ。玲香ちゃんと同じ位置で見守りたいと思います。 @ネタバレ終了

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  • 泣けない兎 短編集
    泣けない兎 短編集
    本編中で語られなかった登場人物のエピソードがわかる短編集です。もちろん、単体でも問題なく読めます! そして本編と変わらないクオリティの演出…! 以下各話の内容を含むので畳みます。 @ネタバレ開始 1)ジニアさんの怒りの表情差分があまりにも綺麗だった…! こんな過去があったジニアさんが歌ってくれるようになるなんて、アンゼや笛さんの影響って凄いんだろうなあと思います。好きなことをするたびに後悔が滲むというのは本当につらいですね…。 2)初っ端から凄惨な場面…。イリスさんはお喋りしない子だったので、こうやって文章で彼女について知ることが出来ると非常に嬉しいですね…! そして内側ではこんなことを考えているんだ、と切なくなるばかり…それに結構激情家なところもツボでした。やっぱりイリスさん好きだ! あとシーラ様が右往左往してて可愛かったです(笑) 3)ヒョウカちゃんー!! なんて心優しい強い子だったんだ… セツカちゃんも、ヒョウカちゃんのしたことを「裏切り」と呼んでいるのがものすごく痛ましいですね…。セツカちゃんに必要だったのは壁をぶち破ってくれる存在だったんだなあとしみじみ。 4)このふたりの関係、本編中からずっと気になってました! なんで後から来たセージさんが兄貴なんだろうって思っていたことがようやくわかった! 生き残り組の恋愛模様がヤバイ…どうして一周してしまうんだ…こういうの好きです… セージさん女性に好かれ過ぎで羨ましい!!笑 イケメン正義… あとシオンは本当にどこでも世話焼いて回っててすごいなあ。一番優しいのはたぶんこの子なのだろうと思います。 5)なんだかテイストが違って、おや! と思いながら読み進めていきました。これだけで一本の作品に出来そうなくらい素敵だ…! もしかして今後に関わるようなお話なんでしょうか。動く挿絵が可愛かったです。 なかなか濃い内容で非常に楽しかったです! @ネタバレ終了

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