heart

search

淡蒼9のレビューコレクション

  • トワコ
    トワコ
    永遠子さんとお付き合いをするゲームという紹介文に違わない内容ではありますが、永遠子さんの抱える問題とどう向き合っていくかという葛藤が重要なテーマとなっています。 「僕」と同じく、私自身も彼女の抱える悩みを理解することはできません。 ゆえに、「僕」と同じ視点で物事を捉えることができたのではないかと思います。自分自身が同じ状況に置かれたら、私は彼女に何と答えるのだろうか、と割と真剣に悩みました。そんな悩み、決断した二人だからこそ、きっと明るい未来が待っているのではないかと思います。

    レビューページを表示

  • ヘクソカズラ
    ヘクソカズラ
    結構前からやらせていただいてたんですが、いろいろありましてようやく全エンド見ることができました……。 製作者様のこだわりや好きなものなんかを丁寧に丁寧に、ぎっしりと固めてできた作品、という印象を受けました。特に文学などに対する造詣は非常に深く、私のような理系人間には全く新しい世界でした。それもあってか、世界観や雰囲気は圧倒的です。下手な商業作品よりも没入感があって、プレイに少し間が開いてしまっても再開時には一瞬で壇蛇羅に引き戻されました。 シナリオや音楽など、素敵な部分は多々あれど、個人的に一番惹かれたのは背景画像です。時代に取り残されたような街並みや、自然に半分飲み込まれた風景の写真はそれだけでいつまでも見ていられます。 読了に時間がかかってしまいましたが、そのおかげでフェス作品の中でも1、2を争うほど強く印象に残ったゲームでした。なにやら匂わせ気味な終わり方をしていたので、またこの世界に戻ってこられるのが楽しみです。

    レビューページを表示

  • Please call me…?
    Please call me…?
    英語の偏差値2なのでジョークを理解するのに少し時間がかかってしまったのですが何とか理解できました。ジョーク自体もうまいなと思いましたし、それをお話全体にかけているのもすごいです。 途中急展開なんかもあって、受験生の時を思い出したりなんかしつつ最後まで楽しんでプレイできました。

    レビューページを表示

  • 初恋は年齢天秤の中で
    初恋は年齢天秤の中で
    初恋天秤という特殊な設定を複雑になりすぎることなく、それでいてうまく活用した凝ったストーリーが素敵でした。この作品の肝は二つの物語がどのようにつながっていくのかにあると思いますが、なるほどなと感心させられる見事な結び方だと感じました。ぜひ各々自分の目で確かめてみてほしいです。

    レビューページを表示

  • その恋、保留につき、
    その恋、保留につき、
    正直に言うと、最初は恋愛応援委員会の強引な姿勢になんだこいつらは?とあまり良い印象を受けなかったのですが、それぞれのエンドを終えた後にはみんな可愛い!良い子!となっていました。私がチョロいという事が言いたいのではなくて、それだけキャラの魅せ方が上手いという事です。いやまあチョロいのも確かなんですが。そういえば姪浜さん√でそんな私そっくりのキャラが出てた気がします。 グラフィックはフリーとは思えないほどの出来で登場人物の魅力をより引き立てています。メイン以外のサブキャラたちも個性的でした。 和子ちゃんと剣道部部長が特に好きです。

    レビューページを表示

  • だいすき
    だいすき
    読み進めていきながら、(ああ、なるほどなるほど、多分そういうことね) なーーーんて思っていたのですが、最後には印象ががらりと変わりました。変えられました。これも全部製作者様の手のひらの上ということなのでしょう。全然「なるほどね」じゃなかったです。恥ずかしいですね。

    レビューページを表示

  • 節馬県の恐ろしい旅
    節馬県の恐ろしい旅
    登場人物の感情表現を極力削り、ひたすら淡々と行動・情景が描写されていく感じが、ひんやりとした怖さを醸し出しています。文字以外の描写が少ないのもより想像が掻き立てられてよかったです。お話の内容も、怖いだけでなくどことなくコズミックで好奇心がそそられるものでした。とても面白かったです。

    レビューページを表示

  • arizigoku
    arizigoku
    これはですね…生半可な気持ちでプレイしていい作品じゃあないですよ(?)強い覚悟と強靭な精神の準備をしてから始めるべきだと思います(??) 作品ページのサムネイル含む5枚の画像、それがこのゲームのすべてです。あ、あとリンゴ。 ちなみに、ホラーとありますが…いや、ある意味ホラー、なのか…?

    レビューページを表示

  • 神様の存在を忘れた巫女
    神様の存在を忘れた巫女
    神は人とは異なる存在であるがゆえに、人と同じ時間、空間、価値観で共存することはできないというある種の寂しさが漂う作品であると同時に、神様と理沙の会話からそれぞれの優しさ、思いが感じられるお話でした。現実でも、時代とともに人に忘れられた神様は沢山存在すると思います。そういった神々はいったいどんなことを思っているのか、想像が膨らみます。

    レビューページを表示

  • かくしてボクら兄妹は
    かくしてボクら兄妹は
    目が覚めた妹にバレないように兄が怪しさ全開で色々なものを隠していくお話。全体的にみれば隠すというよりは取り繕うといった方がいいかもしれません。一貫して妹想いのいいお兄ちゃんなのでとても好感が持てるのですが、私としては兄が自分では気づかなかったある一点にとても共感しました。同じ状況に置かれた場合、私も無意識にやってしまうと思いますね。間違いない

    レビューページを表示