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NaGISAのレビューコレクション

  • ドリーミングナイト
    ドリーミングナイト
    地味で誰も評価もコメントもつけていませんが、これは非常に素晴らしい作品でした。 システム面はかなりなおざりです。クリックが2回必要だったり、BGMが2曲同時に流れるシーンがあったり、文字速度が突然遅くなって変更できなくなったり……。 しかし、物語はとても見事です。うだつの上がらない、等身大の主人公と、夢で出会った少女ユメのちょっと不思議な物語、と思いきや、それを途中からうまく現実生活にリンクさせ、最後には義三自身に過去の心残りを払拭させ、非常に前向きなクライマックスを描き出しています。等身大で弱い主人公だからこそ、ラストには非常に強い感銘を受けました。 また、色鉛筆のイラストもとても素敵で、一部どぎついところのある物語を和らげてくれていました。1時間ほどで読めます。お薦めします。 詳しいレビューはこちらに書いてあります。 http://nagisanet.blog.fc2.com/blog-entry-818.html

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  • 思ひ出のラプソディ
    思ひ出のラプソディ
    タイトルとかわいらしいタイトル画面で、ほのぼのとした恋愛ものなのかと思ってプレイしたら、とんでもない展開に巴投げを食らいました(笑)。 かなりのワイド画面ですが、それを生かしたスクロール・拡大縮小などの演出が動きを感じさせ、これならワイドもありだと思いました。展開も短いなりに起伏がしっかり効いており、何よりキャラクターがいいですね。2人の主人公はもちろん、Dは渋いボイスもあいまって、非常に存在感がありました。 そのDの力によるハッピーエンドは、できすぎの感はあれど、描かれていた彼の言動からすると「彼ならそうするだろう」と思えるもので、綺麗かつ納得のいく終わり方。途中はグロテスクだったり人を選ぶ要素もありますが、読後感はさわやかでした。 詳しい感想はこちらに書いてあります。 http://nagisanet.blog.fc2.com/blog-entry-785.html

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  • マサユメテンシ
    マサユメテンシ
    いわゆる「ボーイミーツガール同居型」「ルームメイト型」の恋愛物語。前半は、淳と三和子が仲良くなる過程があまり描かれておらず、ちょっと急ぎ過ぎの印象もあります。 が、ラストのイベントの見せ方が見事でした。タイトルをも上手く使った演出、そのための仕込みが効いており、ストレートな物語ながら、非常に読み手の心を動かしてくれます。 キャラクターも、姉の樹理や妹の芽衣がよく立っており、もちろんヒロインの三和子のちょっと抜けた様子も可愛く、キャラクターがよく物語を支えていました。キャラクタードラマとしてもよくできた短編です。 詳しい感想はこちらに書いてあります。 http://nagisanet.blog.fc2.com/blog-entry-762.html

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  • たそがれユヴァスキュラ
    たそがれユヴァスキュラ
    攻略対象2人(エンドは3つ)の乙女ゲーム。男性の目から見ても、男性キャラクターが魅力的です。黎牙と蓮都の関係がとてもよく、特に蓮都エンドでの「後腐れのなさ」は、恋愛ゲームでは珍しい展開かも知れません。 また、ほとんど王城の中で展開する物語ですが、退屈さを感じることがほとんどない構成の上手さもあります。若干、ラスト前の展開に唐突さを感じなくもありませんが(少し前半から伏線を張っておけば?)、そこからラストへの畳み掛けるような、そしてキャラクターの魅力を生かした展開は、とても読み応えがありました。 乙女ゲームがお好きな女性の方はもちろん、男性の方が読んでも楽しめる作品だと思います。 詳しいレビューはこちらに書いてあります。 http://nagisanet.blog.fc2.com/blog-entry-718.html

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  • 取調室
    取調室
    掌編ミステリーの佳作。トリックの面白さというより、事件で起こった出来事の意外性(1万円札が大量に燃やされていた)で読者を掴む作りと、それが後半の解決編で無理のない形で解決する構成が上手いです。 難易度も適度で、少し考えれば解ける程度なので、ミステリーならではの爽快感もあります。20分で読める短編ミステリーとして、このジャンルが好きならお勧めします。 詳しいレビューはこちらに書いてあります。 http://nagisanet.blog.fc2.com/blog-entry-708.html

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  • Last Memory
    Last Memory
    物語としては、捻りを効かせたタイプではないのですが、各キャラクターの個性と、物語上での立ち位置の分け方がよく、テンポよく読むことができます。また、特に緊張感のコントロールが上手く、一番緊張感が高まったままぷつっと終わってしまうラストは、見事でした。 特にエピローグは素晴らしい。ハッピーエンドではないにも関わらず、非常に爽やかな読後感の物語でした。ただ、誤字や誤用が多かったのは、少々気になりました。 とても美しい少女達の友情物語。お薦めします。私は、全部読んで1時間半くらいでした。 詳しいレビューはこちらに書いてあります。 http://nagisanet.blog.fc2.com/blog-entry-680.html

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  • キキタイコトバ
    キキタイコトバ
    文章だけの地味な作品ですが、物凄いインパクトがありました。 腹に顔が見え、その顔が口に出せない本音を語るというユニークな設定ですが、最初はこの設定の面白さを生かした恋愛ものです。純愛ものと言ってもいいくらいです。楓が非常に魅力的なヒロインとして描かれており、ほのぼのと読めます。 と思っていたら、後半で雰囲気がガラリ一変。驚かされました。読み手を選ぶでしょうが、この後半(第3章)は一読の価値があります。後半では独特の設定が生かされているとは言い難い気がしたのですが……。しかしサイコサスペンスがお好きな方なら、きっと楽しめるはずです。 詳しいレビューは以下のブログに書いてあります。 http://nagisanet.blog.fc2.com/blog-entry-645.html

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  • ハゲクロニクル
    ハゲクロニクル
    見た目はキワモノですが、中身は極めて王道の熱い物語。ハゲ松とハゲ男の友情がいいですね。そこにヒロインのでこぽんがとても効いています。 王道ではありますが、ハゲ松達と羽下先生の過去や、駄菓子屋のおばあちゃんのエピソードなど、ちょっとした味付けも効果的です。アニメ風の演出(次章予告とか)もよく出来ていました。 ただ、文章読み返しが出来ず、スキップが選択肢を選んだ後も効いてしまうのには、ちょっと困りました。全体的には、見た目からは想像も出来ないほど真面目に作られた物語で、作者さんの熱量を感じました。 詳しいレビューはこちらのブログに書いています。 http://nagisanet.blog.fc2.com/blog-entry-609.html

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  • 「ようこそ、聖夜の猫柳堂書店へ。」
    「ようこそ、聖夜の猫柳堂書店へ。」
    「ようこそ、猫柳堂書店へ。」の、続編というか外伝風の作品。前作とキャラクターは共通ですが、人間関係の描写などは一切ありませんし、尺の短さの割に登場人物も多いので、前作から読む事をお薦めします。 書店ならではのリアリティのある描写と、暖かい人間関係、それにちょっと笑えるオチが用意されており、前作が気に入った方ならきっと楽しめるはずです。

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  • あなたのお家に行ってもいいですか?
    あなたのお家に行ってもいいですか?
    立ち絵も何もない、テキストだけの短編ですが、構成が実に見事です。 テンポが良いのに急ぎすぎも唐突さも感じさせない展開、それに何気ない設定が上手く繋がる展開の妙。また後半の緊迫感も素晴らしい。 ただ、文章だけの作品なのにバックログが使えないのが難点です。文章自体は、改行を多めに入れていて読みやすく、読み手に対する配慮を感じました。 詳しいレビューはこちらに書いています。 http://nagisanet.blog.fc2.com/blog-entry-547.html

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