投稿作品
-
「時間感傷旅行の少女たち」の第二弾。Live2D使用。僕は職場の冷めた人間関係と上司の理不尽さや暴力に苦しんでいた。そんなとき見知らぬ少女が現われ「わたしがついています」と微笑した。後日少女がまた現われ、不満を聞いてくれると同時に、内観法という精神修養の方法を教えてくれた。それは一日の間に起きた「よかったこと」を調べるというものだった。調べることで日常の何気ないことが実は幸せだったことに気づいた。僕は少女の支えと内観によって苦境を脱出するが、それから少女も姿を見せなくなった。そして長い年月のあと、少女が現われ、ある真実を告げられるが……。ゲームのプレイヤーも内観が体験できる画期的ノベルゲーム。
-
レトリッカー 評価 11.あらすじ 2040年、大学で心理学を学ぶ賢語は、公認心理師という職業を目指していたものの、 殺人や戦争ばかりの社会のなかで、心理師の無力さを思い、 無気力になっていた。かといって他に興味ある仕事もない。 そんなある日、2050年の近未来に足を踏み入れてしまう。 人類はほとんど滅亡し、魔物が跋扈する世界であった。 そしてそこには、レトリック(修辞法)を駆使して魔物と戦う者がいた。 名を、レトリッカーという。 賢語は、レトリッカーの少女、彩露葉(いろは)と出会い、話を聞く。 人間たちの吐いたマイナスの言葉(盗んでやる、とか、死ね、など)が、蓄積されて、 ブラックタワーと魔王が生まれ、その魔王が負言語を構築した。 魔王は負言語で「世界滅亡」と言い、世界を滅ぼしたという。 魔物たちもまた、魔王の負言語で生み出された存在だ。 だからこそ、レトリックによる言葉の攻撃が有効なのだった。 そして彩露葉は魔物と戦うとき、中国語でレトリックを言うのだった。 それは、中国語が歴史ある言語で、特に成語には深淵たる意味があるからだ。 ー―まったくの新しい近未来世界で、賢語の壮大な冒険が始まる。 ✒キンドル作家として多くの著作(小説、日本語教材、中国語教材)を持つ作者が 贈る、超大作「レトリッカー」第1話。
レビューコレクション
まだ、レビューはありません