おぎはらのレビューコレクション
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Want To Kiss Youツン子は第一印象よりずっとかわいい女の子でした! ツン子は優しく、そしてゲームは易しい! 初キスという目標自体は素直に選択肢を選んでいけば難なく達成できます。 主人公はけっこうお調子者ですが、 あらぬタイミングでキスさせようとすると拒否する冷静さもあったりして、 うおっ、細かいなあ!とプレイしながら思ってました。
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卯月のオリ最初の名前決定でいきなり少し笑ってしまいましたが、 始まってみると、いや、これはもう、サイコホラーでした。 強烈な脅かし表現はありませんが、じわじわと迫る恐怖があります。 結局「オリ」とは何なのだろう? と考えると、いろいろ解釈ができそうです。
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紅乙女
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俺たちのギャルゲまさに夏!という感じです。 全体的にちょっとギャグ寄りでしょうか? 明るい気持ちでルートを通して笑いながらプレイできました。 舞子編のテロリストのくだりで現れる二つの選択肢には思わず吹き出してしまい、 下の選択肢の誘惑にとても耐えることができませんでした。笑 舞子に限らずキャラクターの表情が豊かで、その変化を見ているだけで楽しいです。 いままで見てきたノベル・アドベンチャーゲームでも一番ではないか、 と思うほどインターフェースに気が利いている点もグッドだと思います。
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Doll'sひとりの少女との不思議な出会いが誰かを変えるお話です。 背景画やBGM等、全体的にしっとりとした雰囲気で、 読み心地がとてもよかったです。 哲学的な文章がたびたび挿入され、こちらについてはお恥ずかしながら わかったような、わからないような気分で読んでおりました。 いったい作中でどのような意味を持つのでしょう⋯。
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喫茶logicとても読みやすい文章で、キャラクター・音楽・イラストなどとあわせて 牧歌的な雰囲気を感じることができました。 嫌味なところがなく、もう少し読みたいな、と思うような作品です。 なぞなぞ要素については、 もともとちょっとしたおまけとして挿入されたものかもしれませんが、 もうすこしプレイヤーに考えさせるような作りでも面白かったかな? とも思います。
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発情婆2実は前作『発情婆』よりこちらを先にプレイしてしまったのですが、 前作をプレイしてきてから改めてこの作品を見てみると、 作風は変わらず、婆の表現に磨きがかかっているなと感じます。 まず画像がすでにパワーアップしています⋯!
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発情婆
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テバドリカナメがグレたワケキャラクターやシナリオ、BGMはいずれもポップで楽しい感じなのですが、 文章自体はまるでハードボイルド小説のようなシブい文体で書かれていて、 主人公は40代の中年私立探偵かと思わんばかりでした。笑 文体については説明文にもあるとおり難しい言い回しが多いものの、 振り仮名は多めに振られているので読むこと自体に不自由はなく、 またテキストの演出が凝っているので、楽しく文章を読んでいけます。 最終日の動く一枚絵も印象的で、 最後には心地の良い読後感が残る作品です。
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スリーシェルゲーム改めてプレイしてみて、音が気持ち良いゲームだなと思い直しました。 効果音のチョイス、そしてそれを出すタイミング等が動作と噛み合っているので、 操作しているだけで大変気持ちが良いです! また、プレイしていて"迷う""つっかかる"ということが一切ないUIもよく練られていると思いました。