おぎはらのレビューコレクション
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Farewellゆっくり読んで10分ほどでした。
朗読したくなるような作品ですね。
イラスト、文章、BGMがまとまっていて、ああ、よい掌編だなと感じました。
最初の方は文章の時系列にやや戸惑いがありましたが、
最後まで読んでから読み返すとはっきり分かる作りになっています。 -
今日の行く末、明日への小径 第1章ボイスを全部聞いて3時間くらいでしょうか。
特に事前情報を見ずに読み始めてみると、モノローグも含めてフルボイスでしたので、
びっくりしました。このテキスト量でフルボイス、、、豪華で良いですね。
巡と幽霊の女の子の二人の出番が多めで、
この二人がいろんなキャラクター性を見せてくれました。
どちらもいわゆるテンプレ的なキャラクター性では全然ないですね。
二人とも最初はなんだかつかみ所がない性格に感じていたんですが、
読み進めていくとリアルというか、人間味のあって、
それでいて正義感もある性格をしていて、カッコよいと思います。
わたしとしては意外だったのが、問題解決のために二人が選んだ方法です。
あら、そういくの、という感じでした。わたしが最初に思い浮かべた解決方法
(それを作中のキャラクターも挙げていました)が本命かなと思っていたので、
ははあ、なるほど、という感じでなかなか面白かったです。
「第1章」ということですので、この世界にはまだ続きがあるのですよね。
とても気になる引きでしたので、楽しみにしています。 -
怨あそびサウンドノベル風の影絵の立ち絵を使っていて、
それがホラーな雰囲気とよく合っています。
ふつうに見ればただの子供の影絵なのに、
それが演出次第ではこうなるんだなあ⋯と思ったものです。
ルート分岐があるようで、いくつか選択肢の組み合わせを試しましたが、
いまいち分岐がわからず、1ルートのみクリアしました。
今後、時間があれば他の組み合わせも試してみたいと思っています。 -
萌ちゃんとあ・そ・ぼもともとサムネイルを見かけた際に興味を惹かれていましたが、
Twitter等で情報を見てなんか凄そうだなと思ってプレイ。
正直に言うと最初は声に違和感が多少あったのですが、
聞き慣れてくるとかなり違和感が減って自然に聞こえてきます。スゴイ。
調声はあえて行っていないということで、なおさらスゴイ!
音声技術も機械学習も全然わからないので頓珍漢なことを言っているかもしれませんが、
これは「あ」「い」「う」⋯などの50音+αをサンプリングした音声を合成しているのでしょうか。
それとももっと根本的に違って、サンプリング音声は教師データ以外には使っていないのでしょうか。
ちょっと気になったので聞いてみたいです。
HAPPY ENDはふふっとなりました。わたしも萌ちゃんにデータを提供したいなあ! -
おばけアタック!アクションゲームという、ノベル・アドベンチャーゲームの対極にあるようなゲームが
ティラノゲームフェスで見られるとは思いませんでした⋯!
結果をTwitterで共有したくなる、そしてそれを見た人がプレイしたくなる、
そういう仕組みになっている点がとても良いなと思います。
わたし自身、他人のつぶやきを見て「やってみよう」となったクチです。
個人的には、スコアアタックが好きかな!
どのまとまりから攻めるかというささやかな戦略性があって。 -
select読了までおよそ1時間弱。
タカヒロと《神様》、そして《神様》のことが見えていないはずのユズ、
この3人のやりとりが軽妙に描かれていました。
本編では明らかにされなかった読んでいて一番気になっていた部分も、
クリア後のシナリオで補完されたので、大変満足。
一点だけちょっとわからなかったのが、物語後半の主人公のセリフ
「【●●●●●●●●●●●】なんてルール、今まで聞いたこと無いからな」
です。このルールはかなり前半で説明されていなかったかな⋯⋯
記憶違いかもしれませんが、このセリフ前後がぴんと来ませんでした。
読み終えてみると、山あり谷ありでとても良いお話だったなあと思います。 -
キミのことめっちゃ触りたい!サムネイルとタイトルに一本釣りされました!が、内容は釣りではなく、期待通りのものでした。
サンプル画像にもありますが、ヒロインのぽえ子のお触りゲームですね。
さらさらっと読んでいれば10分くらいで1周できると思います。
何気に、高級感が合って拡張高いウィンドウデザイン&背景画のマッチ具合もかなり良いと思います。 -
お父さんのPCクエストわたしは父親のPCから父親の自作ゲームを発見した経験はさっぱりなく、
たぶん未来永劫ないと思うのですが、それなのにこの話には妙なリアリティを感じます。
本当に自分の父親のPCからゲームを見つけたかのようです。
作中作のエンドロールは心に来るものがありますね。 -
モンスタービタミンデザインがとても好きです!
小気味良い演出でテンポよくお話が進みます。
クレジットロールでこの作品がティラノビルダーで作られていることがわかり、
個人的には、そこに驚きと感心を覚えました。 -
神様の助手おぞましい怪異がとてもよく描写されていました。
あまりにおぞましいのでちょっとプレイ止めようかと思ったほどです⋯汗
結局そこまで心臓を脅かすシーンはなく、無事読み終えることができました。
後半の覚醒シーンはやや唐突に感じ、若干ぽかんとしながら読んでいましたが、
文章やBGM・SEを用いたシーンの盛り上げ方自体が巧みであるため、
ぽかんとしつつも非常にアツい気分で読むことができました。
ああいう演出はとても好きです。
RPGのラストシーンなんかでああいう演出が使われるともうたまらないですね。