富井サカナ/DIGITALLのレビューコレクション
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私と兄語り過ぎず、想像力に委ねる部分も大きい情緒のある作品でした。 決断した私も素晴らしいし、それを見守るほど良い距離感の兄も素晴らしいです。 この後どんな展開が待ち受けているかは知る由もないのですが、 こんな兄がいればきっとなんとかなるだろうと安心できました。 兄との会話における選択肢の1つ1つも良かったです。 とてもしんみり心に染みました。
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可惜夜奇譚兄妹愛を描いた倒錯的かつ耽美なとても美しい物語でした。 TRUE⇒BADの順でクリアしましたが、この順でクリアして良かったと感じました。 雨音の狂気にも似た(狂気そのもの?)強い愛情の理由は非常に納得できるものでした。
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幻景探索プリンセスブレイクが面白かったのでこちらもプレイしました。 ADVベースに探索とジャンケンが付いた遊び応えのあるゲームでした。 丁寧な攻略ブログのおかげで凝った設定とストーリーに集中できました。 なんだかとっても壮大な設定の切ないお話で、思わずジーンとします。 個人的にはグラフィックは本作のちょいリアル路線の方がずっと好みです! 塗りも含めて立ち絵メチャクチャお上手でテンション上がりました。 初見から麗しかったイルミさんですが、ED3は特に魅力的でした!! 素敵なゲームをありがとうございます。
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リビングデッド・ダイアリーズ初回プレイ・ノーロードで無事にGOOD ENDが見られました! ゲームバランスは少し甘目かもしれないですがとても面白かったです! 凄く面白かったので、設定を膨らませて中長編にしても面白そうと思いました。 作る作品ごとに異なる面白い要素があって、作者さんは本当にアイデアマンだなぁ、と。 今後のご活躍も勝手に期待させて頂きます!
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「怪獣綺譚 蜘蛛の糸、吊り人形」以前から気になっていたとても有名な同人サークルさんの作品があったのでプレイしました。 本職が本気出したらこうなる、という凄まじさの一端を見せつけられた気がします。 ストーリーは和風怪奇モノの鉄板中の鉄板と言った感じで王道みが溢れます。 グラフィック周りはさることながら動画演出がこりゃもう本当に凄い。 ノベルゲームの域からは完全にはみ出していて、ムービーに文章が付いている感じです。 特にクライマックスはゴジラ対キングギドラ(いやガメラ?)を見ているかのような迫力。 クレジットでキャラデザよりも怪獣デザインが先にくる気合の入り方に痺れました。 ラストに流れるシリーズ作の予告動画も相当なクオリティで思わず見とれてしまいました。
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キミのことめっちゃ触りたい!
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クロスナイトメアポップな演出と少しダークなストーリーがとても面白かったです! 主人公のネガティブな感情も描いている部分と、 主人公自身がきちんとそれに向き合っているところが良かったです。 演出は会話パートもクライマックスシーンもとってもリッチでした。 線がくっきりなキャラクターたちも少年マンガのように活き活き躍動していました。 悪夢関連のグラフィックのセンスと迫力も凄いです! とってもおもしろい作品をありがとうございました。
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All Rightこれは完全に一本取られました。プレイ前にはその発想に全く気付きませんでした。 プレイ後の解説もまた素晴らしい。そして改めて見ると本当にタイトルが秀逸です。 アイデアがこれ以上ない形で実現されていたと感じました! グラフィックもこの頃から洗練されていてとても綺麗でした。
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よよいのよみものアプデ版は未プレイだったので久々にプレイしてみました。 ご褒美グラフィックたっぷりの脱衣野球ゲー(+ちょいシリアス)という記憶でしたが、 こんな印象的なエピローグって付いてましたっけ!? 念のため旧版を確認したら、おおっ!となった部分は追加エピソードだったようです。 世界観設定がより明確になるもので、私はこの部分とっても良かったです。 制作中の時から気になっていたドット絵もそこで使われるのね、と納得。 またグラフィック多めのゲームの制作をこっそり期待してます!
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本能 :いのちのない詩 :かなり不気味な雰囲気で進んでいくホラー系ノベルですが、 最後は不思議にも嫌じゃない読後感が残りました。 サウンドとBGMに凝っているので深夜のヘッドフォンプレイがおススメです。 死への躊躇と生への執着が感じられる展開が興味深かったです。 縦書きでウェイトの置き方なども個性的だと感じました。