富井サカナ/DIGITALLのレビューコレクション
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.スケールの大きな設定で、とても面白いゲームでした。 テンポが良くて様々なぶっ飛び展開が楽しますし、おまけの読後感も良かったです。 また、沢山のイベント絵や立ち絵、背景が用いられており豪華な作りでした。 個性的なメインの神様のインドを思わせるキャラデザが秀逸だと感じました。 個人的にはエンディングのスロットっぽい演出がお気に入りです! ゲームの印象にとても合ってました!どうやってるんだろう。
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ようこそ。この美しき世界へゲームが終わった後の世界の広がりを感じさせられる、心温まる掌編でした。 実写背景や白や黒を用いた画面演習が秀逸で雰囲気がとても良かったです。 個人的には、今後もちょっとふしぎな状態が続くことを祈らざるをえないです。
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神祓 ~ミハライ~ ノベル版説明の通りに1話完結で楽しめる面白いゲームでした。 グラフィックの素晴らしさは言うまでもなくイベントスチルも多数あります。 冒頭やクライマックス、エンドロールなど、要所要所の演出も光っていました。 また、和風のとてもカッコ良い音楽が多数使われており、それだけでテンションは最高潮です。 本作で発生する不穏な事件は納得の展開とともに綺麗に幕が閉じられます。 シナリオは意外性もあり、その後の展開の興味を大きく引かれました。 精神科や心理学関連の描写についてもとても本格的なモノだと感じたました。 総じて、ゲームのクオリティの高さに圧倒されました。流石の作者様です。 SRPGの完成版を待とうかとも思ったのですが、我慢できず遊んでしまいました。 完成がとても待ち遠しいです。
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読み聞かせの館3つのお話を2人のキャラクターに朗読してもらえるゲームです。 絵本のように一枚絵がたくさん出てくる豪華な作りになっていて、 またいずれも優しくもあり教訓が得られるような良いお話でした。 多くの方の労力が注がれた素敵な作品です。
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素直な赤ずきんと嘘つきなオオカミほのぼのやさしいせかいな心温まるストーリーでした。 冒頭のナレーターがメッチャツボでした。なんて強引な語り口。よろしい。 素直な赤ずきんちゃんも悪になれないオオカミ少年も可愛らしかったです。 ストーリーも綺麗にまとまっているし、柔らかいグラフィックが最高の作品でした。 心温まる作品をありがとうございます。
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無限論の教室;Re読後感の良い乙女向けビジュアルノベルゲームでした。 両ルート、かなり雰囲気の違いが楽しめました。 タイトル画面と雅尚エンドの演出が印象的でした。 あとがきがサラリとCGモードに入っているの、良いですね。
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夜半の夏、地下鉄にて非常にインパクトの強い短編作品で、とても面白かったです。 序盤は全く気付きませんでしたが、みんな大好き並行世界のお話です。 無条件でテン上げな二重スリット実験やシュレディンガーの猫やらも出てきますよ! テンポが早い展開と意表を突かれた切ない読後感も素敵でした! 作者の方は中国江蘇省の若き学生クリエイターということでそちらにも興味が甚大! 制作・翻訳同じコンビでsteamでもゲーム出されているらしいのでそちらも要チェック! @ネタバレ開始 自分がもし15年遅く生まれてたら、 中国産ノベゲを日本語翻訳するのをライフワークにしてただろうなぁ。 日本語ペラペラな中国人はビックリするほどたくさんいますが、 本作の翻訳者さんのような逆はあまり見たことないですから。 一般的には翻訳後の言語がネイティブの方が自然な仕上がりにできますもんね。 というわけで?これから5年10年は中国産ノベゲから超傑作がポンポン出ると予想。 中国に届いた優れた日本のノベゲの反応として、人口通りの10倍返しを期待したい! @ネタバレ終了
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ウィッチ・イン・ホワイトマクュアスウィさんの登場シーンと公園イベントがともかく可愛いです! TGIFのプレイ時も思いましたが本当に可愛い。心から推せます!! 彼女とのほのぼのした会話にもほっこりとさせられました。 選択肢がとても多いので彼女と会話している気分が楽しめました。 つけられるあだ名の数々も面白かったです。 最後の1バッジの取得は苦労しましたが、入手出来て感動もひとしおでした!
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まほろば商店街 たそがれ金魚堂ジャンル:怪異アドベンチャーがぴったりの作品でした。 まず使用されている背景写真がとても綺麗ですっと作品世界に入っていけました。 グラフィックもとても綺麗で、かつ背景にもとても合っています。 ベストエンドのイベント絵を筆頭にすごく綺麗で感動しました。 バックログの文字が見にくいのでプレイ時はテキストに要集中ですが、 そのおかげもあってか怪異の住む街での少し不思議な物語を満喫できました。 非常に雰囲気の良い作品でしたので、続編も遊ばせて頂きます。
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順路の女神非常に印象深いストーリーでした。引き込まれるとはまさにこのことかと。 序盤からシーン毎にグラフィックが用意されており、すぐに物語世界に没入しました。 主人公の心情が丁寧に描かれるため、そういう感情もあるのかな、と。 終盤、主人公が人形師の気持ちに気付いてからの展開がとても意外に感じましたが、 それもまた主人公の偽りのない感情だったのでしょう。 人形師に会いに行く展開や複雑な気持ちを抱えたまま人形と過ごす結末も見たかったですが、 「主人公」の物語としてはこれが正しい形なのかと感じました。