富井サカナ/DIGITALLのレビューコレクション
-
八月は星の調べの館から【Ver.2.0】人が死なない日常ミステリ作品でした。
私は全然犯人が当てられずにポンコツ探偵ぶりを発揮してしまいました!残念!
主人公を含む同級生3人のキャラクターと関係性がとても良かった!一風変わってるけど主人公もいいやつで女の子2人も甲乙付けがたい可愛らしさ。タイトル画面の通りキャラクターはみなとても綺麗なグラフィックで表現されています。
音楽を題材にした作品らしくBGMにもこだわりを感じました。それぞれのシーンとマッチした選曲だったように思います。
キャラクター設定がとても良かったので短編ではもったいなく感じたので、シリーズ展開なんてあったら嬉しいなと思いました! -
ある日、天使が楽園から落ちてきた。面白かったですし、好みの設定&構成のゲームでした!
あらすじだけ読んで予備知識なくプレイしたので存分に楽しめました。
まず、登場する女性キャラが大変魅力的でした。空花も末那もどちらもLive2Dでヌルヌルっと動きますし、表情が変化します。こちら、うまいこと組み込むと表現力が増すなぁと感じました。私はかなり末那派でして、特に水着シーンはひしひしと魅力を感じました!!
ストーリーは凝った設定ではあるもののきちんとプレイしていれば内容がすっと入ってくるあたり整合性も取れているお話なんだろうなと感じました。終盤の展開がとても好きなものでした。是非最後までネタバレなしで遊んでほしい!
ラストまでプレイするとタイトルからあとがきが読めるようになるのですがこれも面白かったです。表示形式やプロローグなど、きちんと作者さんの意図が読み取れると分かって嬉しくなります。
というわけで面白かったです! -
夢見月に咲く「月不見月の彼女」と対になるような作品だと感じました。
こちらはご主人ではなく激カワメイドのアメリアちゃんが主人公となります。
主人公メイドのアメリアの魅力がとても炸裂しておりましたし、
選択肢で表示されるミニキャラも凄く可愛らしかったです。
徐々にストーリーが明らかになりますが、かなり好みな設定でした。アメリアの想いの強さや深さが道中からラストまで強く感じられました。
【ここからネタバレ含む。クリックで表示】 -
月不見月の彼女ヒロインのメイちゃんの魅力がとにかく光るゲームだと思いました。
立ち絵が可愛らしくお着替えパターンも多い!
フルボイスで更に魅力がマシマシとなっています!
BEST ENDの美しさと言ったらもう!
本作ではあまりのヒロイン魅力についセクハラに勤しんでしまうほどですが、選択肢を間違えると即BADに突入します。この場合の時間経過は光速を超えていましたが、何度もデジャヴのようなBAD ENDを見ているうちに「あの狭い空間で過ごす長い時間はどんなものだったのか」と、とても気になってしまいました。
通常ルートも非常にストーリーはテンポ良く進み、メイの魅力を味わいながら美味しいストーリーの美味しい所だけが楽しめるなぁと感じました。先に拝見したBEST ENDではメイの魅力が炸裂しておりましたが、ノーマルエンドも味のある結末でした。いずれにせよ他の即BADとは異なり主人公に大きな成長が見られて満足でした。
唯一気になったことと言えば、
【ここからネタバレ含む。クリックで表示】
ちなみに私のプレイ時間は全部で1時間弱でした! -
マッチングアプリで出会い厨してみたメッチャ面白かったです!!
マッチングアプリ風画面の作り込みが素晴らしく、そもそも誰が待ち合わせに来るのだろうというドキドキ感も相まってプレイする手が止まりませんでした。各ルートの展開も変化に富んでおり、Good EDのルートの展開はテンションが上がりました。
以降、プレイ時の感想となります。
【ここからネタバレ含む。クリックで表示】
というわけでネタバレ部分は少し長くなりましたが凄く面白かった! -
トキゴエ列車からの脱出作者さんの大ファンなので楽しみに温存してこの度晴れてプレイしました!
既にたくさんの好評の声が上がっている通りでとても面白かったです。
本作は探索ありのホラーゲームとなっておりますが、ホラーはスパイスであって人間関係の機微までしっかりと描いた作品でした。が、ネタバレに繋がるのでここは思い切って割愛します!
順不同な時系列や断片的な情報の開示が多いのに混乱せず事実関係が理解できるあたり、構成が凄くしっかりしていると感じました。ストーリーは多くの謎をはらんだ状態で始まるのですが、ステップ的に明らかになっていくのでとても気持ち良いです。エピソードごとに細かい起伏があって読み手を飽きさせません。
マニアックな話かもしれませんが、シナリオ以外の面でもとてもユーザーフレンドリーだと感じました。テキストは読みやすいようにフォントを大きめにして表示領域を狭めています。表示2行でこのボリュームのストーリーを進めていくのは至難の業だったのではないかと思いました。
また、探索モノは割と画面移動で迷うことも多いのですが、本作は一駅目で完全に位置関係を理解することができました。「進む」と「戻る」でポイントの色分けがされているゲームは初めてです。方向音痴な自分がこれは非常に珍しいです。移動による時間の消費が増えないように改札口から効率的に移動できるのが嬉しかったです。
TRUE EDは演出も凝っており感動を味わえますので、是非1周目からきっちりと必要なフラグを回収してその目で味わってください! -
アカイロマンション〜ホラー編〜某有名メーカーのサウンドノベルの影響を色濃く感じる作品です。
タイトルにわざわざ記載されている通りジャンルはホラーなのですが、
サウンドノベル愛に溢れているのでジャンルのファンの方に特にお勧めです。
特に序盤に多めに配置されているお遊び的な選択肢には懐かしさを覚えるはず。
全23種のマルチエンドが示す通りの力作ですが、即EDが少な目で話が展開した先の枝別れなのがなかなか凄いなと思いました。どんな作品かプレイ前はなかなか想像が付かなかったのですが、マンション全体がクローズドサークル的に機能していてとてもスリルのあるゲームでした。
攻略サイトが完備されているので安心してフルコンプが可能です。また、エンド回収の際に直前の選択肢に戻るボタンはとても親切で助かりました。クリア後の後書きもジャンルのファンにはとても嬉しい内容でした!
フルコンプしたのにバッジ取りそびれてしまったので、いずれまた住民と再会しに行きます! -
コーヒーのくに素敵な表現でつづられた優しさに溢れた作品でした。
気疲れしやすい現代人にそっと寄り添ってくれます。
お話とイラストがとても素晴らしいのですが、
文字表示の演出やシステムを活用したギミックなど、
システム面でも凝った作りでとても楽しめました。
エンディング~あとがきを含むも読後感もとても良かったです。 -
3名、不足。本作もとても可愛らしいホンワカした作品でした!!
不足した仲間を集めるだけなので簡単に遊べてとてもほっこりできます!
タイトル画面に象徴されるように、結構冒頭の人が抜けていく様は切ないかも。
まだ図鑑を埋め切れていないので、引き続きプレイさせて頂きます。
組み合わせによるパターンが豊富なので手探りで探していくのも面白いですし、
プレイ後の親切なヒントもあるので周回プレイがはかどります! -
こっくりさんのお告げこっくりさんを題材にした学園オカルトホラーですが、ミステリー・サスペンス要素も多分に含まれている作品です。オムニバス形式でストーリーの引きが強く、最後まで一気にプレイしました!
エピソードが進む中で登場人物の個性も徐々に見えてきますが、表情を描かない主人公たちの立ち絵描写が怪しい雰囲気を高められ、一連の事件の犯人が誰なのか?という疑心暗鬼さに拍車を掛けているように感じました。
演出は全般的に凄く良かったです。プロローグの段階のスタッフ表示からおっ!と思う感じで終始センスを感じました。こっくりさんを行う際の演出はシンプルながら光るアイデアと思いましたし、毎回ある気の抜けない即BAD選択肢のおかげで緊張感も上手く醸し出されていました。
ストーリーは序盤から面白い上に尻上がりで面白くなりのめり込みました!
【ここからネタバレ含む。クリックで表示】
というわけで長くなりましたがとても面白かったです!