Forever Timeのレビューコレクション
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赤レンガの駅で会いましょうⅢ今回の第三章とても良かったです。 今まで、メインではなかったキャラクター増野と唐橋を通して 赤レンガの駅にあるおにぎり屋という「居場所」が どんな場所だったのかというのが描かれているのですが、 おにぎりの具のようにいろんな思いが詰まっていることに気づかされる。 人生の岐路に立った登場人物の 描写がどことなくリアリティがあり、話に説得力と深みが抽出されていた。 シーンに沿った音楽をつけるのがとても上手で 感情をテキストと音楽によって持って行かれる体験ができたのも良かったです。 人を成長させてくれたり、新しい人とのめぐり逢いがある そんな居場所があるのはとても素敵なことだと改めてこの作品を通して思いました。 この作品から感じ取れる赤レンガ駅の空気を、音楽や背景写真を通して是非味わってほしい。 赤レンガ駅という「居場所」がこれからも人々を癒し、旅立ちと再会を祝福してくれるだろう。
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星降る草原で星は綺麗に輝いているのに、僕らの住む世界は残酷だ。 短いけど、この作品は「愛情」とは何なのかを自分は考えさせられました。 @ネタバレ開始 最後の問いかけに深みがあった。 この水晶を渡された人は、一体どんな選択をとったのだろうか? 人の想いというのは、無償の愛で紡がれていくのか。 それとも何かしらの対価や代償がないと愛は紡がれていかないのか。 子ども時代に育んだ無償の愛が、戦争という大人のエゴに巻き込まれた世界で 変わろうとしていく。 どうか、二人の愛は変わらないものでいて欲しい。 タイトル画面のイラストはそんな願いが込められているのかもしれない。 @ネタバレ終了 とても丁寧に作られて好印象な作品でした! もっともっと、苦しみながらも自分が創りたいものを創って人を感動させて欲しいです。 これからも応援しております!
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テオデ・サーガ~流浪のヴォータン~1周目は世界観を理解するのが大変だったが 2周目で作品の世界観を理解し楽しむことが出来た。 アクションをノベルゲームでするのは結構大変だと思うんですけど 音楽やカットインするイラストを駆使して見事に表現している。 占い師という主人公の設定や海から泳いでやってくるヒロインなど キャラクターの個性も魅力的だ。 @ネタバレ開始 魔法使いの里での話などあればもっと感情移入できたんじゃないか と思ったりしました。 あとはヒロインがなぜあんなに泳げるかの話とかも読んでみたい。 (川原まよいとの水着イベント・・・・) @ネタバレ終了 新鮮なSFバトルファンタジー作品ありがとうございました!
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変な意味怖まさかあの有名な○○とホラーを掛け合わせてこんな怪作を生み出す人がいるなんて..... 登場人物は皆旅に出るのですが旅先で出会うキャラクター達にジェットコースターのように振り回されていくのが魅力的。 赤と黒のUIやタイトル画面や音楽からこの作品のどす黒さを感じさせて「何かある」と気になりいつのまにかこの世界を最後まで堪能してしまってた。 @ネタバレ開始 ニノ話のギャグマンガのような滑稽さが好きで、人形を殴ると同時にメタルが流れる演出がとても面白かったです!(関西出身クリエイターはどうしてもボケたくなってしまいますよね・・・・(笑)) おまけもプレイしたのですが キャラクター一人一人にあそこまで設定を持たせるのはとても狂気とこだわりを感じられます。 キャラクター一人一人に設定を持たせることによってゲームの世界が広くなった様に感じられ作者様はとても高度な技術をお持ちの方だと思いました。 @ネタバレ終了 個人的に最後のイラストの構図とねね子ちゃんの表情がとても印象に残るアート性のある素晴らしいイラストだと思いました。 あのイラストを見るためだけでもゲームをプレイしてみる価値がある作品。
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道徳ビデオ「道徳ビデオ」とは一体何なのか?まるで桐島、部活辞めるってよの桐島とは何かを追いかけるように道徳ビデオの存在を追いかけていたらあっという間にクリアしていました。 ストーリー構成がとても緻密に作り上げられていて、 描かれていることがどんどん計算されたかのように繋がっていく。 登場人物もみんな歪んでいて個性がメチャクチャ。(良い意味で) セリフひとつひとつに気持ちがちゃんと乗っかっていて歪んだ登場人物たちの存在を読み手側は肯定せざる終えないように思えてくる。 @ネタバレ開始 何かをされた人が被害を訴え続け、他人を支配しようとする構図は最近の社会や人でもよくみかけます。 ミナミ君は今の社会風刺のようなキャラクターに個人的に思えて、最後プレイヤーに助けるか助けないかの選択をゆだねられるのは奥が深いなあと思いました。 @ネタバレ終了 Xでたまたまみかけたのですが、作者様は絵本作家を目指していたみたいなので 何か子供の時には分からなったけど大人になってから分かる 名作絵本のようなものを生み出して欲しいし純粋に絵本も読んでみたいです。 素敵な作品をありがとうございました。
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Don't Dream It's OverDon't Dream It's Over (夢は終わらない)クラウデッドハウスのあの名曲 から作品のタイトルが来ているのかなあと思い気になりプレイしました。 小学校中学校のありふれた日常の話かと思いきやストーリーが一転二転していくのが面白かったです。 ゲームの最後に流れたエンディング曲が凄い良かったのでもっと同人音楽の話を掘り下げて欲しかったなあと思いました。 夢は終わらないで欲しいと思えるそんな素敵な作品でした。
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Ĉi tio estas…-人間改良計画-BGMを担当されいていた真島さんと知り合いで 気になっていた作品だったのでゲームをプレイしてみました。 ハンコを押して新たな生命を生み出し、文化を創るお話。 最初プレーヤーは言語を選ばされるのですが何故か日本語とあまりなじみの ないエスペラント語のどちらかの言語を選ばされる。 エスペラント語について全く知らなかったので調べてみるとどうやら 文化がないから普及しなかったが、1880年代に世界共通語を目指して生み出されたマイナー言語らしい。 言葉と文化を生み出す『口』をマスクで隠した 美人職員さんとハンコを押して文化を一から生み出さんとする、この作品を体現した言語なんだなあと勝手ながら思いセンスを感じました。 @ネタバレ開始 エンド2の夏休みが個人的に好きで夏休みという特別な時間は 人間じゃないと味わえない素敵な文化だということを教えてくれる。 「人間っていいなあ」ってほかのエンドを観たうえだとなおのこと思いました。(猫エンドも魅力的ですが・・・笑) @ネタバレ終了 最後にエンド8をプレイしたのですが最後に流れるピアノがとても美しい旋律でゲームの世界観とマッチしていてとても良かったです。 哲学的で独創的なゲームをありがとうございました。
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Moral2つの働き方に対する視点から仕事と給料×時間に対して語られるこちらの作品。 どちらの視点が正しくどちらが正しくないのかは人それぞれだと思いますが 対立した働き方に対する考え方から今の日本の会社組織の働き方の問題点が見えてきます。 この作品をプレイする前もプレイした後も最初のなんの変哲もないビルが不穏なBGMと相まってずっと違和感を感じる。 今の日本の会社の働き方に対して横から斬りかからんとするそんな作品だと思いました。
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かげきをつくろう!とんでもない始まり方で物語がはじまる、ドタバタコメディーな学園アイドルもの。 物語を進めて行くうちに、プロデューサーとマネージャーとアイドルの絆が深まっていき熱い展開になっていく。 アイドルをプロデュースするために仲間が集まって団結していくのはいい話だなあと思いました。 随所にあるバトルミニゲームも面白かったです。 (バトルがあるのは作品タイトルが歌劇と過激がかかってるからなのかなあとか思いを馳せたり・・・・・)
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赤レンガの駅で会いましょう赤レンガの駅で会いましょうⅠ&Ⅱと続けてプレイさせていただきました。 人と距離をとって生きている主人公が、赤レンガの駅でおにぎり屋さんとして働くお話。 赤レンガの駅の写真やピアノの美しい旋律、美味しそうなおにぎり。 この駅での日常が愛おしくなる描写が散りばめられいて、行ったことないのにこの駅での日々が懐かしさを感じさせる。 (きっと自分が旅先でお腹が空いてるときに、どこかの駅で食べた五臓六腑に染みるおにぎりを思い出しそんな気持ちにさせるのかもしれない) 「おにぎりが握れたら高谷君は何でもできるわよ」 「これまでの歩いてきた日々には必ず手を使って何かをしようとしていたように思える」 というセリフが印象的で『手』を使い苦しみも喜びも味わうことになるということをこの作品は教えてくれる。 作者さんはピアノで音楽を創る方なので、手を使って何かを生み出し届けることの大切さや難しさを分かっているからこそ書けた話なのかもしれない。