日向日影@文化系物書きVtuberのレビューコレクション
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ゲームセンターHome.21条店パステルで素敵な雰囲気と店員さんの表情が非常に印象に残りました。 私は幼いころゲームセンターに行く習慣がなかったのですが、 こういうゲームセンターだったら行ってみてもよかったかな?なんて思いました。 何度も繰り返して色んな一日を過ごすような感じがとてもよかったです。 @ネタバレ開始 復学という言葉が出てきたり、 なんとなくのモラトリアム的な感じ?が、 時間が止まったようなレトロゲーセンとすごくあっていてじんわりと来ました。 そんな場所にも新しいゲームが来て結構広い場所を取っているのも印象的です。 この前地元のゲーセンに試しに入ったらクレーンゲームと大規模筐体で埋め尽くされていたのを思い出しました。 素敵な時間をありがとうございました。 @ネタバレ終了
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海鳥野ガクの精神鑑定録クトゥルフ好きとして実況させていただきました! とにかく濃厚なクトゥルフ体験ができて大満足です! 母親を刺したという少年と精神科医の面談が中心ですが、 ちょっとずつ現れてた違和感がどんどん広がっていくのもすごくきゅーっとなりましたし、 予測通り、予兆通りに事態が進んだり、 逆に突然状況が変化したりなど、あれやこれやでドキドキさせてもらいました! ドット絵調のデザインもシンプルだけどだからこそ「日常の中に起きた事態」感があってすごく好きです。 あとエンディングがあそこで終わるの本当に最高でした……! @ネタバレ開始 シャッガイとシャンのことはちゃんと知らなかったので今CoCのルルブを見ながら、アレンジや匂わせがすごくよかったのを改めてかみしめています…! 「海鳥野くんは乗っ取られているだけであくまでやばいのははーくんなんだろうな…」と思っていたのが海鳥野くんが母親を刺したのがわかったり、あの逃走フェイズで「あっこれそういうことじゃないんだ!」ってなった瞬間めっちゃ怖かったです。もちろん海鳥野くんには同情するところは多いですが…。 エンディング、あくまで自分が生き残れただけで何も解決できていない感じが最高にクトゥルフで最高でした。 あと看護師さんのグラフィックが全員好きです。 続編、というか本編もとても楽しみです! 素晴らしい作品をありがとうございました。 @ネタバレ終了
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Coda.短い中でも、細やかな表現が散りばめられていて、 すごく読みごたえがある物語でした。 主人公が先輩を見る視点や、そこに流れる空気をを共有したかのような感覚を受ける、静かで切ないお話でした。 @ネタバレ開始 辞める、を選んだ時の、物語がぷつん、と切れるように終わる感じが何かすごく印象に残りました。 素敵な作品をありがとうございました。 @ネタバレ終了
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異世界ラジオラジオパーソナリティになってお悩みに答えるというテーマが非常に興味深かったですし、実際に私もトークをする身として「実際にこうなったらどうする?」と思ったりもしました。ラジオ局の仲間も素敵で、ちょっとここに転生してみたいななんて思ったりもします。 @ネタバレ開始 実際に回答をして、実際にフリートークで答えるというのが斬新で、これは実況すればよかった…とも思ってしまいました。 いざ喋るとお悩みに即時答えるのってやっぱり難しいな……!と改めて思わされました。異世界に送られる前にトークを磨いていこうと思います!楽しかったです! @ネタバレ終了
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『セイギノミカタ』なるほどなぁ、実際この世界にはこういうある種の不条理さってあるよなぁと思いながら読み進めていくと… 短いながらも仕掛けたっぷりで「ノベルゲーム」らしい「ノベルゲーム」で、考えさせられつつも非常に楽しませてもらいましたし、また考えさせられました。 @ネタバレ開始 テレコってなんだっけって思って調べて「ああ、あべこべになるのか」と思ってから始めたのですが、 あべこべになったらすっきりするのかなと思ったらそれでも何か引っかかる展開になるというのがすごくリアルでよかったです。そのあとタイトル画面のお二人があべこべになっているのもよくて、さあ最後に話聞こうと思ったらああいわれたらさすがに殴ってしまいました。 ノベルゲームという自身の選択で物語が進むスタイルや言葉と映像の組み合わせた演出がすごく生きていてとても楽しかったです! @ネタバレ終了
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僕と彼女の人生バラ色すごかったです。 人生お先真っ暗になっている主人公が、突然セレブっぽい女性と出会い、一目ぼれされ人生が大きく変わっていくという、まるでそういう詐欺のようだけど、でも本当に美しい物語でした。 物語全体から出てくる優しくも鋭い空気感からこの恋物語に思いっきり引きこまれていきました。本当に忘れられないです。 強烈に印象に残るタイトル画面から始まり、個々の一枚絵、サブタイトルの出方はすごくシャレているけどそこに切実さがあって、文章のレトリックのうまさや美しいけどちょっと不安になるBGM、ヒロインの表情一つ一つなど、その全てを見ているとこの恋が他人事と思えなくなってきて、最後の結末には胸が打たれました。あと主人公のモノローグ全般が好きです。ぜひみなさんにも楽しんでほしいラブストーリーです。 @ネタバレ開始 今こうしている間にも「今日こそ瑞稀エンドを見よう」と思いながら「佐藤千絵が好きだ」を押してしまう自分がいます。 私は一つの物語を複数の人間の視点から語り直すストーリーテリングが大好きなので、千絵の物語が語り直された時は心を思いっきり掴まれました。千絵が、自分の短い人生で、少しでも幸助の人生に自分を残すため、ある部分では徹底して打算的に、だからこそ本気の愛をこめて動いていたことを見たら、もう瑞稀が選べなくなっています。あの姿を見た後、宗谷岬での2ショットの「アカリ」の笑顔を見ると目が潤みます。横でなんだかんだピースしてるのも好きです。 最後に幸助が千絵と同じようにベッドの中から外を見て人生を述懐する姿を見ながら、自分もこんな風に自分の人生をポジティブに振り替えられるだろうか?とも考えさせられました。 本当に素晴らしい、大好きな物語です。ありがとうございました。 @ネタバレ終了
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そうだ、Vtuberになろう同じVtuberとして、「あ!これ知ってる!!」というあるあるネタがたっぷりでとても楽しめました。「そうそういるよねこんな人」とか「いやほんとこれ苦労するんだよ…」と楽しませていただきました! 沢山ある活動目的やエンディングが本当にVtuber界みたいでそこもとてもよかったです。 彼女のリアクションがいちいちフレッシュでちょっとだけデビューした時の気分を思い出せました!ありがとうございます。 @ネタバレ開始 ライアームーン、もう心当たりありすぎて笑ってしまいましたw あと「Vtuberになりました!お金欲しいです」とかてぇてぇしか言わない万物の父とかこっそりずんだがいたりとか細かいギャグが好きです。 まだ全てのエンディングを見ていないですがこれからも楽しく遊ぼうと思います! @ネタバレ終了
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『Human Rights,Human Like』 ヒューマンライツ・ヒューマンライク前から気になっていましたが、ビジュアルノベルオンリーで拝見し遊ばせていただきました! ヒューマノイド型のロボットに飼われて過ごす一週間を描いた作品です。とにかく最初から映像・BGMがおしゃれでワクワクしますし、あのタイトルの出方が本当に好きなやつです…。 ちょっとずつ自分のいる状況がわかってくる、その順番もすごくよかったし、それを主人公がどう感じるかの表現も非常にグッとくるような言葉だったりと、すごく読み応えのあるSFでした!エンディングも @ネタバレ開始 「尊厳の味がする!!」とか「未来って、生きてて楽しいのかな」など、非常に印象的な言葉がたくさんあって、「もし自分がこの時代に行って同じように誰かに飼われたらなんて思うんだろう」などと考えたりしました。 探索がしたくてお見送りをしなかったら「探索がしたくてたまらないのでね?」のように出た時は「心が読まれている……?!」と驚きました。 サルビア先生に飼われたい……!という感じではないですが映画を楽しんだりロボットの姿にこだわるのはなんかいいですよね……。 すごく楽しめるSF作品でした!ありがとうございます。 @ネタバレ終了
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妹侵蝕 - ソロリズム妹と何度も会話をしながら間違いを指摘するというゲームシステム、そして妹浸蝕という意味深なタイトル、妹のかわいらしいけど何かちぐはぐな衣装…、最初から沸き上がる不安感。それが読み進め指摘を重なるごとにどんどん膨らみ、具現化していきます。そして「妹浸蝕」の意味を理解した瞬間、もう、なんか、すごかったです。各エンドも本当に「あ…」となるものばかりでした。 文章、絵、演出、全てが凝りに凝っていて、短いながらもとんでもない物語を味わうことができました。遊んでいる間感情が動きに動きました。 @ネタバレ開始 「妹ちゃんは妹ちゃんじゃないんだろうなぁ」とは思っていたのですがまさかそもそもお姉ちゃんが妹ちゃんだった、それどころかそもそもいなかったとは…。おばさんが「妹…?色々あるものね……」と言ったその「色々」の意味を理解した時、あのオーバーオール?に描かれた動物が主人公、そして画面ごしをこっちを見ていることに気づいてゾクッとしました。 「僕を知ってる人はどうせ僕に優しくないから」 というセリフが非常に胸に来たのですが、これもまほろの心が生んだものだとすれば、きっとおばさんや警察の人など、彼女の周りにいた人たちの優しさを受け取ることができないぐらい、それぐらい彼女は痛んでしまっていたんだろうなぁなんてことを考えたりしました。実際、あんなことが起きてしまったらどうなってしまうのか想像もつきません…。 プレイしている間、本当に胸が苦しくなりました。失った時間は戻らないけれど、せめてこの先の彼女に少しでも多くの平穏が訪れることを願うばかりです。 全てを見終わった後、概要欄の最初に、 「悪辣で悍ましい妹の秘密を暴こう」 と書いてあるのを見て戦慄しました。 あらゆる意味で本当にすごい作品でした。ありがとうございます。 @ネタバレ終了
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kara no utsuwa優しい絵柄の中で描かれる宇宙、漂流したそこで出会う人々、誰もが癖があり、でもどことなく愛おしい、そんな物語です。 やりとりはどこかちょっとずれながらも、でも人間ってそういうものだよね?と、本当に人間らしさを感じさせてくれますし、二人の何かが通じたような一枚絵を見た時は胸がきゅんとする嬉しさを覚えました。そこで生まれる優しさや嬉しさの「意味」も含めて、遊んでよかった作品です。あとメニュー画面めっちゃ好きです。 @ネタバレ開始 出会う人々が最初のメールで出てきた自分の弱点に近いな、と思っていたのですがメタファーではなく実際に自分との対話だったのは非常に印象的でした。私事ですが最近自分自身の心理と向き合うこともあり、他者以上に自分を抱きしめることの難しさを感じることが結構あり、私自身の現状に刺さったところもありました。物語が進むごとに自分のセリフがちょっとずつ増えてくるのが非常に印象的で、それが自分を受け入れる過程になっていて、私自身もいいものを持ち帰ることができたような気がします。 思い出深い作品をありがとうございます。 @ネタバレ終了