日向日影@文化系物書きVtuberのレビューコレクション
-
スーパー家庭教師ロボット マナブくん実況させていただきました! マナブくんがロボットらしくロジカルに、でもだからこそどこまでも優しく見守っている姿がとてもよかったです。 雅人くんの苦しみと、時間が流れる度の成長を見ていると思わず顔が綻びました。 また、私自身家庭教師の経験があることもあり、マナブくんの立場から雅人くんが成長していく姿をみることを想像したらちょっと涙がこぼれてきました。 @ネタバレ開始 レンタルとはいえ、他のクラスメイトが持っていないロボット家庭教師をポンと持ってきたあたり、きっとお母さんも雅人くんのことを本気で考えているいいお母さんだったのでしょうね。 学校で問題の解き方をクラスメイトに教えたシーンと、それをマナブくんに伝えるシーンが本当に好きで、雅人君がいつの間にか自然に人と仲良くできているところや、きっと雅人くんは本当に嬉しそうにそれをマナブくんに話しているのでしょうし、それをマナブくん視点で見たらと思ったところで泣いてしまいました。 最後、答えはわからないままあの目線があった気がする…!ぐらいで終わるのがすごく上品で「これは感動の再会だ…!」と思った私の心を遥かに超えるいいエンディングでした。 雅人くんが生徒の卒業を見守る時、きっとマナブくんのことを思い出すのでしょうね。 本当に好きな作品になりました。ありがとうございます。 @ネタバレ終了 -
VOON最高です!!好きです!!! 映像とBGM、そして演出が細部にわたるまでバッチリで最高のショートムービーになっています。 @ネタバレ開始 Anytime Anywhere Any kindの通りどんどん色んな種が出てきてみんながそれぞれのやり方で連れて行ってくれるのが最高に熱いです!ローラースケートっていいですよね…。 かばんちゃんが盗まれてるのにニコニコしてるのがかわいい!! カウントダウンが実は動画の広告スキップって言うのも本当にオシャレかつテンションがあがります…!! 愉しかったです!ありがとうございます!! @ネタバレ終了 -
告白しないで実況させていただきました! 物語冒頭の語りからすでに引き込まれ、 二人がどんどん距離を詰めていく姿に身もだえながら読んでいきました。 本当に心に残る物語でした。 @ネタバレ開始 最初から両思い!って感じで、「だとしたらなんで告白しちゃダメなんだろう?まあでも、傍から見て両思いでも本人たちは自信ないとかあるものな」と思いながら読み進めていきました。 END2で心電図の音が聴こえて「あれ?」となり、これ、今の灯馬くんはどうなっているの…?と生まれた不安がどんどん具体化し、そこで水野さんの物語に転換していくところが本当に涙がこぼれそうになりました。個人的に同じ物語を逆の立場から語り直す物語に弱いので…。 あのレストランに水野さんは行ったことがあったことを知り、灯馬くんの頑張りに寄り添った彼女の優しさに胸が苦しくなり、最後の 「抱きしめるはずだったその腕で そっとラブレターを包み込んだ」 と言う言葉は本当に美しくも悲しかったです。 あれがTRUEなのが辛いけど、でも、物語としてはそれでよかったのだと思いますし、灯馬くんが最後、水野さんと時間を過ごせたのはせめてもの救いでした。 グッと来ました。ありがとうございます。 @ネタバレ終了 -
あなたの守護霊診断テスト!実況させていただきました! 沈黙型でした!黙って見守ってくれるのは嬉しいです! 守護霊ちゃんがどれもかわいくてよかったです! なんか嫌な予感がしますので2周目やってみます!! 全体にしっかり不気味な予兆が提示されていて それがちゃんと炸裂する感じがとてもよかったです! 怖がらせていただきました!ちゃんと「怖い」を楽しめる作品でとてもよかったです! @ネタバレ開始 もう最初の画面がへんにざらついているあたりから嫌な予感しかしませんでした。 「シノモトジュンコ」って誰だよ…、アキストゼネコみたいなもの…? と思っているうちにどんどん主張が強くなって、 ああもうこれろくなことにならないなと思いつつ、 シノモトジュンコさんの顔もそうですが、 何より手が怖かったです……。勘弁してくれ…と怖がらせてもらいました! いいホラーをありがとうございました! @ネタバレ終了 -
子想心霊的な体験と現代に実際に起きる悪が交わり、両方から胸が詰まる思いになりました。 言葉の流れ方や、どこで話がすっと進んだり止まったりかで登場人物がどこに強い思いがあるかなどがつたわってきて、だからこそ後半の展開にもこころを揺さぶられていきました。 (すいませんなぜか途中で切れてました) @ネタバレ開始 生安の時の教育虐待っぽい母親の姿が、感嘆符や文章の詰め方からありありと見えてくる文章力がすごかったです。 「子どもは親を選べない」と言う言葉がありましたが、 逆に優しい親の元に生まれた浩太くんがあんな風に命を奪われてしまう、その理不尽さに改めて胸が詰まりました。そこを逃げずに描くのはすごく大変だったろうと思いますし、同時にその必要さも感じます。 その上で、じゃあ最後、法を超えたところで必殺仕事人のように始末するのがいいことなのか…っていうのはいまだに答えが出ません。 一番の怪異はあんなに同僚を狂わせてしまう緋宮王子なのでは…?と思いながら読んでいました。 でもそんな彼も子どもの死には心を震わせ、クマさんと言う理解者のもとやっていける、そんな人間味が見られるのも良かったです。 まだまだ謎も、闇もたくさんあるので、この世界で続いていく物語がどうなってくのかすごく興味があります。 素晴らしい作品をありがとうございました。 @ネタバレ終了 -
ギプスバチャフェスで見かけた橋本さんの姿がストライク過ぎて読ませていただきましたが本当によかったです…。ルックスだけではなくその性格も、おとなしいようで冒険的で、でもぐっと心に潜めたものもあって、本当に魅力的で応援したくなるヒロインでした。不意に見せる薄い笑顔も最高です。主人公も同じように応援したくなるような青年です。 情景が絵や文章、そして優しいピアノの音楽でしっかりと描かれていて、教室や外の暑さ、シャープペンシルや自転車の音が聴こえてきそうな映像的な青春物語でした。なのですごく私自身の琴線にも触れる作品で、補習とか講習って、普段の学校とは違う時間が流れているようで、その時一緒だったクラスメイトとは確かに不思議な親近感を覚えたりしたよなとか、そんなことを思い出します。読み終わった後、自分にはこんな青春はなかったけど、それをほんの少しわけてもらったような喜びがありました。 @ネタバレ開始 橋本さんに「演技頑張らなきゃ」とか「ずっとにしようよ…」とか言われたい人生でした!! きっとあの文芸部室で過ごした時間や、二人乗りで陸上部の横を通過した時間って、二人、特に中村君にとっては忘れられない、何度も思い返すような時間になっていくんでしょう。 陸上部に戻るという橋本さんの言葉を聴いた時、中村君は心の底から嬉しいと同時に、ほんのちょっとだけあの夏休みから先に前に進まれたことの寂しさを感じたのかな?なんて妄想しています。全体に優しいからこそほんの少しほろ苦く感じるおまけでした。だからこそよい……!! 素晴らしい作品をありがとうございました。 @ネタバレ終了 -
夜道おもわず「ひっ!?」ってなりました。 自分の理解できないものはやっぱり怖いなと改めて思わされました。 @ネタバレ開始 キャベツから目が出てきた時は「なぜ…?」となり不気味な怖さを覚えました もしかして「目キャベツ」ってことだったりするのでしょうか…? 短いながらもちゃんと怖がらせていただきました!ありがとうございます。 @ネタバレ終了 -
ラストノート話はすごく、淡々としていて、でもすごくセリフ回しが自然なのがとても好きです。まるで自分が思い出話を本当に誰かとしているような懐かしさを感じますし、最初はちょっと怖いなと思っていた香水瓶頭に少しずつ愛着と表情の変化のようなものさえを感じていきました。絵やキャラクターがシーンごとに動くのもすごくいいです。 なんで青年が香水瓶なのか、それにも意味があって、すごく切ない話なのに、まるでリンゴの香りのように爽やかささえ感じるような物語でした。 @ネタバレ開始 最初のフジミのアップから心がすっと掴まれました。きっといいことは起きていないんだろうけど、この人のことを知りたいなって。 アップルパイの話になった途端アップルパイが出てきた時、「ああ、この二人は本当に仲が良かったんだなぁ」とすごく嬉しくなりました。 エンディングまで読み終わった後、タイトル画面のフジミが泣いているかのように香水がたれていることに涙腺が緩みました。そうだよね、本当はもっと地元で、ウェザに顔を覚えられて生きていきたかったですよね…。 私事ですが今作を読んでいると「確かに顔は思い出せないけど、その人の香水や部屋の匂いで覚えている昔の友人っているな…」などと、自分の過去にも思いを馳せました。 素敵な作品、ありがとうございました。 @ネタバレ終了 -
梅雨が明けるまでまず主人公のタマキがすごく好きです…! そもそもショートヘアが好きなので見た目もストライクでしたし、細かく変わる表情はどれもこれもよかったです…。その上で部屋のあの感じもすごくリアリティがありました。 青と緑の絵は全部書き込みもすごくて動きや命を感じました。だからこそ人外くんとの会話は「タマキがんばれ…!」と応援したくなりますし、梅雨が明けるあの瞬間の切なさと嬉しさがすごくグッとくる作品でした。 @ネタバレ開始 タマキの「雨の日、楽しみだな」という言葉がすごく好きです。 その楽しみな梅雨の日々、アメオ、そして世界から優しく見守れたことで少し回復したタマキが頑張って前に進んでいったのだと思うとすごく嬉しいです。 だからこそ、ヒールで「ああ、きっと社会に出ることを選んで、本当に頑張っているんだな」と思わせてくれて絆創膏で「もしかして、また出会える…!!」と思わせてくれたラストシーンが本当に好きです。 ステキな作品をありがとうございました。 @ネタバレ終了 -
箱空のニイナ実況させていただきました。 ニイナのかわいらしく、優しく、まっすぐな姿が、だからこそ切なく、真相がわかればわかるほど胸が詰まっていきました。 @ネタバレ開始 離れたモニターを見るニイナという構図がすごく好きで、あの距離を詰めるにはミサキが自らの優しい嘘を明かし、レオではなくミサキとしてニイナの前に現れる必要があったんだなと思うと胸がいっぱいになります。 でも、きっと、ニイナとオセロしたり、本の感想を聴く生活って、幸せだったと思うんですよね。それを捨てて、リスクを取ってでもニイナに本物の空を見せたい、救いたいというミサキの思いはすごく尊いし、これからも長く報われてほしいです。 スケートを知らなかったり、レオがどうも動物っぽいぞ…など少しずつ違和感が生まれてきて、BGMの停止や回想でどんどん違和感が具現化する時は思わず息を飲むような驚きと、ため息がでるような切なさがありました。 世界中の学者がアンドロイドを作るために集まるような時代、きっといい時代ではないのでしょうが、それでも二人には幸せでいてほしいです。 優しく素敵な作品をありがとうございました。私情ですがフェス開幕後最初に遊んだ作品が本作でよかったです。 @ネタバレ終了
