向風鈴gのレビューコレクション
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さむいからきた心が洗われる絵本のような作品です。 読み進めてタイトルの意味がわかった時は、心が温かくなりました。 これからの寒い季節にピッタリな、いろいろな年齢層の方におすすめできる作品です。 -
Paranoia: A Reportageジャーナリストが精神医療研究施設を取材するノベル作品です。 常識人の主人公が、非倫理的な施設のスタッフと話をするうちに、 だんだん精神を汚染されていく描写が非常に巧みで、 プレイヤーすらも巻き込んだ演出が、震えるほどのリアリティを感じさせます。 細部まで設定の作り込みが素晴らしい作品です。 ダーク、サイコホラー寄りの作品が好きな方に、おすすめの作品です。
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SHOCK-Lastliquor(リメイク版)完全犯罪って難しい……!! 探索で情報を集めて、正解を見つけ出すゲームです。 探索パートは作り込みが素晴らしく、その分難易度も少し高めですが、 次々にパズルのピースがはまっていく時の爽快感は素晴らしいです。 特に序盤のテンションが振り切った犯人側のパートが斬新で面白く、 この作品の見どころになっていると思います。 サスペンス好きの方、リアリティのある探索ゲームが好きな方に、おすすめの作品です。 -
リコレクトエデン超能力「GIFT」を持つ者たちの戦いと愛を描いた大作です。 長編ですが、TIPSによる用語解説やチャプター選択などのシステム面が充実しており、快適にプレイすることができました。 シナリオは複数の主人公の視点が存在し、 SFありバトルあり心理戦ありで、冒頭で問いかけられるテーマが一貫して描かれており、 登場人物たちが答えを求めてもがく葛藤と、その先のブレイクスルーが印象的でした。 また、単に読み進めるだけではなく、超能力発動のタイミングをプレイヤーが判断できるため、 常に臨場感と没入感が持続する点が素晴らしいです。 SFが好きな方、心に共鳴する作品を求めている方に、おすすめの作品です。 -
友達以上、成仏未満主人公が過去の傷と向き合う泣きゲーです。 文字や背景を使った演出のうまさ、イベントCGの構図のうまさが卓越した作品だと思います。 シナリオは心理描写がうまく、主人公以外のキャラクターも口に出せない何かを胸に秘めているのがよく伝わってきます。パートボイスもそこに花を添えています。 キャラクター同士の関係性や距離感がとても繊細に描かれていると思います。 そのため終盤の選択肢は、より重みが感じられます。その先にあるエンディングはどれも必見です。 泣けるゲームを求めている方におすすめの作品です! -
マッチングアプリで出会った女の子とデートしてみたら猫耳美少女が来た件について猫耳Vtuberの「めるゆき」ちゃんとデートができるシミュレーションゲームです。 デート中の選択肢が割とリアル寄りで、選択肢を間違うとなかなか悲惨なことになります。 「めるゆき」ちゃんの表情の変化やリアクションが可愛く、プレイしていると癒されます。 短編マルチエンディングで意外性のある結末を求めている方に、特におすすめの作品です。 -
ツヅリサガシ田舎を舞台にしたノスタルジックな夏の物語です。 主人公が記憶喪失の女の子に出会うところから、ストーリーが動き出します。 シナリオは終始テンポが良くて読みやすく、 主人公と記憶喪失の女の子、そこに主人公の幼なじみが加わって、3人で記憶を探すパートがワイワイしていて楽しかったです。 真相が明らかになる終盤のクライマックスは必見です。 「和」の雰囲気が漂うノスタルジックな作品が好きな方に特におすすめの作品です。 -
黄昏の彼女夕暮れの風の中で、セーラー服の少女と言葉をかわすノベルゲームです。 サウンドノベルとビジュアルノベル、シーンによってメッセージの表示の仕方を切り替えたり、 画面全体に流れる風の演出、絶妙に表情が見えそうなカメラ角度など、 プレイヤーに対する見せ方が非常にうまい作品だと思います。 ノスタルジックな空気感のある作品が好きな方におすすめの作品です。 -
セシル=テイラーと謎の秘宝ミステリアスな洋館を探索するゲームです。 ステージごとにヒント機能も用意されており、 難易度も総当たりすればクリアできるくらいで、ちょうどいいバランスだと思います。 シナリオは単なる探索だけではなく、 ダークファンタジー的な要素を含んでおり、中盤でのギアチェンジが素晴らしいです。 探索+ダーク、この2つの要素が好きな方におすすめの作品です。 -
早坂姉弟と幼なじみ4人の主人公の視点で進行する物語です。 4人それぞれ口調も性格も違うので、モノローグに個性が出ているところが面白いと思います。 とある主人公のシナリオを選択すると、インパクト強めの展開の連続となり、 それまで他の主人公の視点で見てきた要素が一気に回収されることになります。 少し刺激が強めの表現があります。 視点の切り替わりがある多視点型ノベルゲームが好きな方におすすめの作品です。
