SHIAのレビューコレクション
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クリムゾンレッドの死神読み終わった後、とってもパンケーキが食べたくなる熱くて甘いお話でした。 キャロルさんとレオさんの二人が末永く末永く「のうのうと生きて」幸せでありますように! @ネタバレ開始 キャロルさんとレオさんの二人のスイートな時間のおかげで肌がとても潤いました!(効果については個人の感想です(笑)) スチルで二人が触れ合う度に画面の前の私もドキドキしておりました…あああ、近い、二人とも近いよー! あ、チキンはお邪魔そうなので向こう行ってますね!と謎の撤退宣言をしたくなるくらい、二人の会話やスチルが尊かったです! レオさんは髪を結んだ時も下ろした時も、どちらもとてもカッコイイのですが、ロキさんとの戦闘シーンなど髪を下ろしていると死神本気モードっぽくてさらにカッコ良さ倍増でした。 戦闘のスチルがカッコ良すぎて、胸熱でした。 私もこんなカッコいいスチルを描いてみたい~~!!と夢見るカッコ良さでした。鼻血出ちゃう(拭け) そして、サラマンダのロキさんが思っていたよりもちょっぴり悪い人でした…TLで見かけていた時から「なんか悪そうな人だ!」と思っていましたが、思っていたより斜め上方向に悪い人でした…。 最後は危険なドラッグに頼っても勝てなかったところなど、ロキさんはスラムなど裏社会の犠牲になった本当に人生が狂ってしまった人の一人なんだなと思うと、人生のどこかで救われてほしいな…とも思いました(もうヤクをキメすぎてその未来は望み薄しかもですが…)。 家族という言葉やその意味そのものに執着はあるみたいだったので、認識に歪みがありましたが、たぶん真っ当な道を行っていれば真っ当に人を愛せたのだろうなとも思いました。 キャロルさんにもレオさんにも、50年と言わず70年とか80年とかもっと先まで、ずっとずっと幸せでいてほしいです! キャロルさんが作るパンケーキに、レオさんがこれからも幸せになってくれるといいな。 そして、幸せそうなレオさんを見てキャロルさんも幸せになってくれるといいな。 そんなことをほんわかと幸せな気持ちになりつつ思う、読了でした。 @ネタバレ終了 後日談などもう少し二人の先の未来を見てみたいと思う、とても素敵な物語でした! 素敵な作品をありがとうございました!
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運命のひと。姫田先輩との楽しくてきゅんする物語、堪能させていただきました! ちょうど描いていた背景の作業に一区切りがつき、「一息つきたいなー何か糖分取りたいなー」と思っていたところに、視界に飛び込んできたので……これは正しく「運命のひと。」!!と飛びつかせていただきました! @ネタバレ開始 姫田先輩の心が少しずつこちらへと向いてきて、先輩本来の素の部分だったりやさしさだったりがどんどん溢れてくる流れが大好きです。 最後の照れ隠しは「先輩! そこはもう一歩! セルフ背中押しをお願いします! 好きと言って!」と画面の前で二人の青春に「100年後ってー! もにゃー! もにゃー!」と謎の奇声をあげたりしていました。 おまけの主語がない事件、あとがきの主人公さんと姫田先輩の様々な日常模様、最後の愛の力まですべて素敵でした。 海といえば…の「あっはは! てめーこのヤロウ」のキラキラ感を現実には秒で否定していそうな先輩がツボです。 4日間という超特急制作、お疲れ様でした! @ネタバレ終了 地の文なしの会話のみで進む軽快なテンポがとても心地よく、子犬のワルツのような軽快で心を潤してくれる曲が思い浮かぶ素敵な作品でした。 ありがとうございました!
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非公開中監禁しちゃった☆から始まる「あなたはどこの誰ですかー!」な女性との首の皮一枚ギリギリの綱渡りの会話を繰り広げ、時々刺されたりする全方向既に完全包囲な物語でした。 @ネタバレ開始 初回プレイで奇跡的に命の綱渡りを無事にうまく成し遂げ、誓います!!まで辿り着きました。 その後で各種理不尽エンドを回収しましたが……に、逃げられない! オムツをはかされている時点で「この人…できる!」という印象でしたが、監禁の心得を熟知されている前世からの記憶を持ちし御方から逃げる術はなかったのも、これはこれでとても味がありました! @ネタバレ終了 主人公には是非、監禁されつつも幸せになっていただけたら…(震え声) 素敵な作品をありがとうございました!
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そらから来たのは宇宙人宇宙から王女様が日本に侵略を開始するとか言い出した…しかもとある方のお宅と間違えて! 選択肢次第で日本の運命が決まる!? そんなドタバタから始まるシャルさんとのお話、無事にハッピーエンドをお迎えできました。 バッドエンドも意外と平和に暮らせたりしていてホッとしましたが、天の声さんの残念そうなところがツボでした。 「うるさい」のシャルさんの立ち絵、特に可愛かったです! ありがとうございました!
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こんなのアイスなのちょっとしたことでも溶けてしまう「あいくすん」が溶けずにお気に入りのあの子を取り戻せるか…何度も溶けましたが無事に取り戻しました! 本当にちょっとしたことで溶けてしまって「あああ~~!!」と悲鳴を上げることになっていました。 クリアまで何度溶けたか分かりませんが、きちんと手順を踏めば誰でも解ける難易度になっていたのがとても親切でした。 昨年、超時空ジュース屋さんをプレイしていた身としては「おっ!」と思うシーンがあり、思わず嬉しくなりました。 見た目も可愛いあいくすん、ぬいぐるみや人形型ストラップになったりしたら思わず買ってしまいそうです! ありがとうございました!
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ラザロは夜嘆くクトゥルフ神話が巧みに用いられた世界観が奥深く、物語もどっしりと骨太で面白い物語でした。 本作だけではまだ完結ではないのでしょうか…謎の存在など、続きが気になります。 三者三様のルートで、誰と行動をともにするかで話がガラリと変わるのが面白かったです。 別の人のときにはぼかされていたものが、別の人のときだと何があったのか分かったり…と、三ルートすべてをそれぞれ新鮮な気持ちで楽しめました。 みんなが小夜さんのことをとても大切にしていて、小夜さんに関する皆さんの言動には思わずニコニコしながら眺めていました。 褒められすぎると理性がとか、眼鏡を貸してほしいとか、微笑ましいやり取りの数々に、シリアスな物語の合間合間に癒されました。 演出もとても凝っていて、攻撃時のスチルも皆さんとても格好良かったです! 一瞬しか見られなかったので、もっとじっくり見たかったです…! 続編などがあるのでしたら、楽しみにしています! ありがとうございました!
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非公開中お地蔵さんを見ると、手を合わせる人、何か願いごとをする人、お供えをする人など、色々な方がいますが、そんなお地蔵さんととある一家のお話はちょっと怖いものでした。 @ネタバレ開始 祖父、苦しんでのたうち回って身体中の関節が砕けるくらいの目に遭わないと駄目ですね(お地蔵さんの微笑み) 世の中には一定数、そういった浮気性の方がいるのは分かりますが……祖父、オメーはガチでダメだ(ちょっと言葉が乱暴ですみません!) 自分の妻が亡くなった時に愛人を連れて現れるとか、そりゃ呪うよ。呪う。呪われて当然。 件の浮気相手Sさんがあの形で死んだのも、お地蔵さんが祖母の願いを叶えたのか…それは不明ですが、少なくとも多くの方に看取られなかったのはある意味で因果応報かなと思いました。 @ネタバレ終了 お地蔵さんの微笑みは見る時々によってもしかしたら違う見え方もあるのかも…と思いました。 ちょっぴり怖くて面白い作品をありがとうございました!
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One day; a stereotypical girl時間at式の様々な断片の連続の中で、女の子がちょいちょい感情の変化を見せるのが楽しかったです。 屋台などのちょっとしたお話はもちろん、桜の木が悲しそうにしていたりと、その背景にあるものを想像するのも面白い試みかなと思いました。屋台で買っている人の情景などを想像したり。 悲しげな桜の木のあとに楽しそうなセリフが入ってくると、そのギャップに「おぉう…」となったりもしました。 一度クリアするとどこからでもまた読み返せるのがとても親切でした。 ありがとうございました!
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GIRLOOK BOYSそれぞれタイプが異なるヤンデレさんたちとのお話が4話オムニバス形式で入っている、読みごたえもある作品でした。 各話はまったく異なる主人公や舞台かつ15分くらいで読めるので、一日1話ずつ読んでいくのもアリです。 @ネタバレ開始 個人的に好きだったのは『愛'm theらすとLOVE』と『ヒミツのドクオクン』です。 後者はスタンダードなヤンデレくんでしたが、前者はまさかの展開で驚きました。 オール愛さんの元カレ…!(震え声) 初見で愛さんを見たときは本当にかわいい女の子にしか見えなかったのですが、実は男の子だよと明かされた後からは「この子が本当にヤンデレなのだろうか…」と思っていたら、本当にヤンデレでした。 最後のあの終わり方、海底の底に沈みそうなほどの愛の重みでした。 キャラクターの設定を見ても4人の中で一番色々と溜めて爆発しそうな感じでしたので、いつか爆発してしまわないといいなと思いました。 ドクオくんの話は「もう会うのはやめよう」と告白したあたりで「始まる! ここから崖落ち一直線みたいになるやつだ!」と待ち構えていたら案の定でした。 ウェディングドレスまで纏っていたドクオくんには驚きましたが、綺麗でした。似合っています。 ウェディングドレスで血しぶきを浴びながら呪う姿はなかなかに強烈でしたが! @ネタバレ終了 読んでいるときは「ヒェッ…!」となったりしましたが、好きな人のためにならなんだってできるようなヤンデレさんたちの愛に大満足の作品でした。 ありがとうございました!
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中生代好きの後輩と古生代好きの先輩恐竜と言えばすべて一括りにして「あ、恐竜!」と何でもかんでも片付けてしまう無知な私でしたが、このゲームで「生代と古生代」という言葉を初めて知り、全く異なるものだという知識を得ました。 問題は完全に知識があるかないかで難易度が大きく変わるかと思いますが、予想できるものもあったり、知識がなくてもおそらくの勘で正解できるときもありました。 二人とも自分の好きなものに情熱を注いでいて、とても深い世界で話しているので輝いて見えました。 一般的に恐竜で括られているものではありますが、少し詳しくなったので次に恐竜展などに行ったら「お、これ見たことあるぞ」となりそうです! ありがとうございました!