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SHIAのレビューコレクション

  • 命
    命という落書きからホラーゲームを作ろうという試み、選択肢を選ぶときはいつもドキドキします。 正しく、主人公の命に直結している気がして。 @ネタバレ開始 この物語は主人公の命までは取られていませんが、人生には直結してしまっているエンドもあるので、やはり「いのちだいじに」だなと思いました。 そのエンドだと主人公が少しおかしくなってしまいましたが、私が苦手な怨霊画像などは出てこなくて本当によかったです…写真を撮るなんてフラグでは!?と、すごく身構えていました(ビビり) @ネタバレ終了 壁に命と書いた人は、どんな思いでそれを書いたのかな…と気になりました。 ありがとうございました!

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  • フロスパヴァーヌ
    フロスパヴァーヌ
    魔王様がとにかくひたすらにカッコかわいい!!!&セサさんが美しい!!!&カナリアさんが激かわいい!!!&サタン様急にワイルドになったらこっちの心臓が持たない!!! ……と、キャラクターがとても魅力的で思わず叫ばずにはいられない物語でした。 (お話的にはかなりシリアスなのですが、どうしても魔王様の可愛さに目が行ってしまう…!) @ネタバレ開始 どっしりとした世界観と重厚な物語もさることながら、キャラクターの魅力がとても素晴らしい作品でしたので、キャラクターへの感想中心で失礼します。 セサさんの初めての入浴、その時に見せた柔らかな笑顔がとても美しくてかわいかったです。 その後も無表情な感じがしばらく続きましたが、魔王様との会話で照れてみたり笑顔を見せてくれたりと、知識の吸収と魔王様たちとの触れ合いで成長するにつれて表情豊かになっていく姿がとても印象的でした。 魔王様の涙を指で拭っていたときの微笑は女神かと見紛うほどに神々しかったです!(おねショタ命な方は尊さでここでAEDが必要になるくらい悶絶なさること間違いなしですね!) これから先もどんな成長を遂げるのか、魔王様とどんな日々を送るのか、もっと2人の先を見ていたいと思いました。 そして、物語の中心の魔王様は、もうクルクル変わる表情のかわいいこと! 破顔しているときなどのかわいい御姿はもちろん、激怒しているときも「カッコイイ!」と思わず声に出てしまうほど、普段の少しクールでやさしくセサさんの前だと陽気なときもある御姿とはまた違う側面にもハートをもっていかれました。 顔が紅くなっているときの魔王様は耳まで紅くなっていて「かわいすぎる!」と画面の前でかわいい・かわいいを連呼しました。 セサさんと一緒にいる時の魔王様はひたすらにやさしい&かわいいが続きました。 ラスト付近のほっぺちゅーは破壊力がありすぎて、ぺろっと出された舌は反則にもほどがあるかわいさでした。かわいさの究極形を拝んでいる気分でした。 EXTRAで大人になったポニテ魔王様や女性版魔王様は本編の魔王様と違って大人の魅力に溢れていて、これはこれで…!と思うカッコ良さ&セクシーさです! 魔王様自身はすごく重たい過去を背負っていますし、現在進行形でその複雑で重たい過去に心苦しめられたりすることもありますが、セサさんがこれからも魔王様の心の拠り所として寄り添い、心穏やかに暮らせる日が一日でも増えればと願わずにはいられませんでした。 特に物語の中では笑顔と同じくらい深い悲しみや怒り、辛さから泣いておられた印象なので、セサさんと一緒に暮らす中で多くの幸せを感じてほしいと思いました。 倫理クラッシャー白様は「白様マジ白様」と言いたくなる恐ろしくも美しい御方でした。 銀さんとの会話でニコニコしながら落としどころを述べる御姿、鳥肌が立ちました。 カナリアさんの「今の下種な会話の流れで娘として紹介される~」のセリフには思わずクスリとしてしまいました。 その後のセサさんの一撃(過ぎた好奇心への言及)は、魔王様と一緒に思わず「セサさんww強いww」と笑いました。 白様は底が見えない御方という感じで、今回は登場時間的にも控えめな白様を機会があればもう少し内面も含めて見てみたいと思いました。 カナリアさんは恋する無敵の乙女で、とてもかわいかったです! ふわっとしたやさしいウェーブ、ツンとした耳、やわらかな笑顔、素敵なメイド服…セサさんとの会話で立ち絵が表示されたときに「すごく好みの女の子出てきた!」と思わず興奮しました。 その後もサタン様との会話で「キューン!」と口に出したりする元気っぷりがとても可愛いなと思いました。 なお、唐突に出てくるサタン様のワイルドさは画面の前のプレイヤーも殺しにかかるのでお気を付けくださいと言いたくなるワイルドさでした…なんで急に激烈にカッコ良いセリフを…心臓が持たない…!! この2人には(今も幸せだと思いますが)末永く幸せであってほしいです。 フロスパ2とか作りたいねとさらりと隅っこに書かれていましたが、また魔王様たちにお会いできる日を楽しみにしています! 物語的にもあの後どうなったのか、150年という時間の間に問題は解決したのかなど、気になるところ満載です。 こだわりのおねショタ、最高でした。 @ネタバレ終了 魔王様がとにかくかわいい&カッコイイ、そして登場するすべてのキャラクターが魅力に溢れている素晴らしい作品でした。 ありがとうございました!

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  • 永劫皆既
    永劫皆既
    タイトルからそこはかとなくお察しできる人も多いかなと思う本作は、いつもながらセリフに一捻りある会話のキャッチボールが面白く、そして特殊なギミックが手ごわかったです…! Read meのヒントがなかったらタイトルの…は気づかなかったと思います。 ヒントをありがとうございました。助かりました。 @ネタバレ開始 「私また来るからね」「不運は三度兆候を示す」…というセリフが最後にあったので、タイトルの意味合いも兼ねて「まさかね…まさかねー。……でもハコニワ観測所さんならあるかもしれない。試してみる価値はある。」と完全に同じ選択肢で三度繰り返したら、まさかでした。 バッドエンドも三度繰り返すとまた別の展開なんですね! 哲学的なやり取りが面白く、今回もハコニワ観測所さんのテイストを存分に楽しめました。 イラストもいつもながらとてもかわいいです! それにしても、魔女さんがマジ魔女さん…かわいい顔して一番怖いです。 @ネタバレ終了 人と少し距離を置いた感じのブランさんとハツラツとしていながら奥が深い発言が多い魔女さんから生み出される哲学的なお話は、コーヒーなど片手にゆるりと読むととても味わい深いです。 素敵な作品をありがとうございました!

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  • エデンの天使とアンジュの吸血鬼
    エデンの天使とアンジュの吸血鬼
    悲恋の名手かしのきかなさんの新作と聞いて、飛んできました! 今回の悲恋は、この設定だからこそできる今までにない悲恋で「そんなことあるー!?」と思わず美園さんに代わって叫びました。 @ネタバレ開始 祖父に当たる人とお孫さんという絶対に打ち破れない壁が分厚すぎて、今までの悲恋とは桁違いのショッキングさがありました。 私の初恋~と美園さんが告白したあとに、君は孫だと一撃で打ち砕いていくクローフィさんの言葉の破壊力たるや「そんなことあるー!?」と叫びたくなる運命のすれ違いっぷりでした。 おばあさまに恋していたのだから、もちろん美園さんと恋に落ちるという展開は無理だろうと薄々感じていたのですが、プレイヤーは知っていても美園さんはクローフィさん言われるまで事実を知らないので、物凄くショックだったろうなと思います。 お膝の上に乗せて可愛がられたりしていたので、余計に…。 初めにトゥルー、その後にロストエンドを迎えて、短期間で心臓がいくつか破裂しました(なんて?) エデンさん…復活!! しかし「…」(←お久しぶりですー!と声をかけたいが状況的に最早沈黙するしかないプレイヤー) 直後、エデンさんが衝撃的な状況を把握。 「エ、エデンさーーーーん!!!!」(←担架とAEDを慌てて取り出すプレイヤー) 別作品で初めてお会いしたときには「ああ…これは…また襲われるやつ」という終幕でしたが、今回でその後が分かり「そうか、お子さんができたんだね!」と喜んだのも束の間、いや、喜ぶ束の間もなかったです…エデンさん、こんなことある? 息してる?と心配になるラストでした。 エデンさんと私が双方ラストでショックを受けた後にタイトル画面(?)が幸せそうな三人に切り替わって、心臓が3つくらい破裂しました。 その後でロストエンドを見ましたが、こちらはこちらでタイトル画面(?)が幸せそうな三人で…最後の最後にこのイラストを持ってくるかなさんのセンスに全世界の私の目から涙が…とんでもない衝撃作品でした! @ネタバレ終了 どちらのエンドもハッピーエンドではありませんでしたが、どちらのエンドも納得できる終わり方で(そしてどちらもその後どうなったのかが気になる…!)、話の壮大さも相まってとても印象的な物語になっていました。 今回も素敵な悲恋をありがとうございました!

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  • 普通の人と普通に日常会話を楽しむほのぼのゲーム
    普通の人と普通に日常会話を楽しむほのぼのゲーム
    タイトル通りに日常会話をほのぼのと楽しむゲームですが、お話する相手によってカラーがかなり異なるので、誰か一人でもフィーリングが合う人がいると楽しくてしょうがないゲームです! 私はフィーリングが合う方がいて、その人と会うだけで「今日は朝からいい日♪」とテンションが上がりました。 @ネタバレ開始 大月さんとお話するのが特に楽しかったです。 バーのマスターとお話しする機会なんてなかなかないので、ほわほわ~と楽しませていただきました。 大月さんと話していると言葉のシャワーを浴びている感じで、とても癒されました。 最後のエンディングを見終える頃には、毎日大月さんと話したいくらい好きになりました。 お話の内容などが個人的にとても好みな感じで、言葉のフィーリングが合う人、大好きです! おまけシナリオでは、ちょっとおちゃめなところも見られて幸せでした。 予めすべてのコップに飴を入れておくとか、こういうテンションでこられると、沼ってしまいます…!! とても落ち着いた話し方はもちろん、言葉と言葉の間に適切な余白を保ったまま滑らかで深い意味を持たせたりもできるかただなと感じたので、大月さんのパートは読んでいて脳が幸せでした!(もちろん佐々さんたち他のかたとのお話も楽しかったです!) @ネタバレ終了 もっとお話したいなぁと思う、ほんわかした癒しの一時を過ごさせていただきました。 ありがとうございました!

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  • 目覚めたら知らない男が枕元にいた
    目覚めたら知らない男が枕元にいた
    目が覚めた瞬間に枕元に誰かがいたら恐怖以外のなにものでもないと思いますが、本作は枕元に立っていた謎の男律さんとのかなり粘着質な恋愛を楽しむと同時に、主人公が過去にしたことが物語の厚みを激厚にして盛り上げてくれる素晴らしくダークな作品でした。 @ネタバレ開始 初回は実家エンド→気を取り直して2回目はゴミはゴミ箱へエンドを迎えて、おそらく本作の一番の真相エンドへ辿り着けたかと思います。 元彼に関してはあまりにも酷いので「もっと刺してもいいのよ。むしろ生きたまま解体してもいいのよ。」くらいのことは軽く思いました(プレイヤーが病んでる) 律さんのゴミ処理能力の高さに驚くと同時、ある意味でこれはこれで幸せなのかも…と思いました。 監禁したりするのはもちろん良くないことですが、色羽さんにとって本当に必要な助けを差し出せる律さんはある種の救いでもあるのかなと。 しあわせ…が、彼女にとってどれほど望ましいことなのかは分かりませんが、逃げ切れたと思った実家エンドもやっぱりアレだったりして全方面律さんエンドっぽいので、彼女が自分の心の置き場を見つけられたらと思いました。 トラバサミエンドなども回収しつつ、エンド6の天使の微笑みはやはり一番インパクトのあるエンドでした。 @ネタバレ終了 これからプレイされる方にはぜひ私が辿り着いたエンドまで辿り着いてもらいたいと思いました。 素敵な作品をありがとうございました!

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  • とらうまごっこ
    とらうまごっこ
    初回は素直にアドバイスに従って「怖い人」たちをすべて避けるという「とらうまごっこ」の本質を理解しているのか!?と思う進め方を致しました。 ふう、怖いもののない日常って素敵(しかしながら「何がいるのか」が分からないって怖い)…さあ、気を取り直して!! とらうまごっこ!! @ネタバレ開始 近づいたり、振り返ってみたり…いざ正体が分かると怖さも薄れますが、分からない状態というのはとても怖いものなんだなと思いました。 特に階段のほうが安全だからとエレベーターを避けた一周目に比べてエレベーターを使用することにした2周目は「この男、怪しすぎる」と警戒感MAXでした(これはプレイヤーの性別や年齢などによるところも大きいかもしれませんが) 男性が「自分のどこがおかしいか?」的な感じで矢継ぎ早に問うてきた時は特に怖かったです。 @ネタバレ終了 恐怖は死の友人だと思いますが、まさに自分の身に何が起きるか分からない安全でない心の状態を上手くついた素敵なゲームでした。 素敵な作品をありがとうございました!

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  • Re:aco
    Re:aco
    かわいい女の子たちと仲良くなったりするゲームなのかな…なんて思いませんでした、今回だけは。 起ち上げたときのあの演出などから警戒感を保ちつつ、せっかくなので皆さんをぷにぷにしたりして、最後まで遊ばせていただきました。 @ネタバレ開始 女の子たちがみんなディランさんにとても好意的だったり、すぐにいい雰囲気になったりと…これは「何か、ある!」と逆に警戒感マシマシで読み進めていたら「そういうことだったのか!」となりました。 一番になりたい・自分のものにしたいというある意味で究極的なエゴ、承認欲求…それらが肥大化した姿が起こしたものがあの世界だとすると、とても怖いなと思いました。 同時に、そこまで追い詰められる人がゲーム内の彼女だけではなく、彼女と同じように心を駆り立てられる人がリアルにもたくさんいるだろうと思うと少し切なくもなりました。 アイテムを駆使して論破していくシステム、とても面白かったです。 また、色々なところをタッチできるギミックが楽しいです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!

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  • オートマタは旅をする
    オートマタは旅をする
    面白すぎて時間が瞬く間に溶けていくゲームでした! オートマタの主人公とお部屋を自分の好みにカスタマイズしていくのはもちろん、マス目ごとに発生する各種イベントもプラスだったりマイナスだったりと、サイコロを振る度に一喜一憂しました。イベントマスに止まったときに挿し込まれるストーリーもとても面白かったです! なお、私は妖精の輪ととても仲が良いらしく初マップのGOALマスを踏むのにもおつかいが5回近くかかるくらいに転移し続けました(笑) どのマップも基本的に妖精の輪に吸い寄せられて、転移しては最初のほうに戻るためかサイコロがなくなりおつかいから撤退し続けるので、次のマップへ移る頃にはお金が有り余っているという…一度で全アイテムを購入してしまえるお金が懐にあるホクホク状態のことが何度もありました。 私のオートマタは転移大好きさんだったようです(笑) 一度にすべてクリアする必要がなく、ゆるい気持ちでプレイできるのがとても良かったです。 壁紙や家具、服装などを変えて自分だけのオートマタで旅をというアイディアのすばらしさ、堪能させていただきました! 素敵な作品をありがとうございました!

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  • カナタの夏初月 ~石垣島編~
    カナタの夏初月 ~石垣島編~
    石垣島(や沖縄)に行ったことがあると、楽しさ倍増で楽しめる素敵なゲームでした。 「これ私も食べたことあります!」や「ああ、こんな感じの私も見ました!」と昔行った旅行を思い出し、ゲームの楽しさと思い出を引っ張り出す面白さで、特別な一時を過ごさせていただきました。 @ネタバレ開始 奏多さんがとても可愛くて、膝枕のスチルは最高でした。 神アングルすぎてもっとたくさん表示していてほしいくらいの神スチルでした…! 緑士さん、寝ないで…! 目を見開いていて!と膝枕シーンは画面の前で願いました(笑) 三日目は水着姿が本当に眼福でした(昇天) それからいい雰囲気になったときは指の隙間から二人を見ることに(ひゃー!という感じでした) 若さゆえの勢いみたいなものも感じて、二人ともバレちゃうよ!とヒヤヒヤしたりもしました。 色々な意味でドキドキでした。 最後は無事に幸せへの道を掴んだ二人、末永くお幸せに! @ネタバレ終了 旅行を満喫できるアップテンポな楽しい音楽、現地の空気まで伝わってきそうな写真の数々、そしてかわいいかわいい奏多さんと緑士さんの愛溢れる旅行模様、すごく楽しかったです! 素敵な作品をありがとうございました!

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