dearのレビューコレクション
-
点鬼簿行路人形の首を集める演劇部の男の子と、お芝居が大好きな先輩のお話。 凄まじくクオリティの高い作品でした。 読ませる文章に演出、二人のボイスと、どれもがこの作品に必要な要素だったと思います。 二人のいびつな関係性が大好きです。 END-Aいいですね。こういう青春も素敵だと思います。 最後まで不気味な雰囲気を味わうことができ、綺麗な終わり方を味わえた素敵な作品でした。 楽しく遊ばせていただきありがとうございました。
-
怒ると死にます。怒るとと死ぬ病気にかかったヒロインを怒らせないように選択肢を選んでいくゲーム。 勝手にシリアスなゲームを想像していたのですが、実際はシリアスとギャグの比率が3:7くらいだったのではないかと思います(これも全てドイツ帰りの医者のせい)。 最初から最後まで楽しかったです! 選択肢を選ぶ際に出てくる英語の文字もお遊びがきいていて、クスっとしました。 全キャラを通してドイツ帰りの医者が本当好きでした。 声の当て方も最高で、出てくるたびに毎回笑っていました。 ヒロインの女の子も可愛かったです! 全部のエンドが見たくて、わざと怒らせてしまいごめんなさい。 @ネタバレ開始 「難」の難易度では午前と午後の選択肢が本当に強敵でした……! もし私が怒ると死ぬ病気にかかっていたのなら、死んじゃっていた可能性もありますw @ネタバレ終了 クリア後に見れるスチルもよかったです! 素敵な作品ありがとうございました!
-
消灯コーヒーとあるコーヒー店で男女が少しだけお話をする作品。 背景やUIがオシャレですね。静かなコーヒー店の雰囲気を感じ取ることが出来ました。 短い時間でしたが、全体的にほのぼのとした二人のやり取りに楽しめました。 素敵な作品ありがとうございました。
-
Sea glass(シーグラス)とある女性有名画家に関する動画によって描かれるお話。 全体的にオシャレな作品でした。 青っぽい雰囲気の背景や動画をメインに、すっと流れ込んでくる文章がいい感じに合わさっていたと思います。 背景とBGMの方が程よく主張され、文章はそれを壊さないように支えているような印象を受けました。 今作も英語の音声が作品とマッチしていて素敵ですね。 素敵な作品をありがとうございました。
-
パーソナル・スペースとある惑星で見つけた宇宙船に主人公が乗り込み、点のように散らばった記録データを見ながら綺麗な線が結ばれていくのを感じる作品。 自分は2時間ほどですべての記録データを見終えることが出来ました。 非常に面白かったです……! 休憩することなく一気に読み終えました。自列系がバラバラなので想像と考察をしながら読み進めていくのが楽しかったです。 散らばっていた点が読み進めるにつれて繋がっていく感覚はいいですよね。 そして繋がった先が素敵なお話だった際の喜びや興奮は素晴らしいものです。 メインの登場人物も全員魅力的で、感情移入しながらお話をより楽しむことができました。 シロエとラズリの信頼関係や、ラズリとミドリが築いた関係も素敵だと思います。 全てにおいて高水準な作品をありがとうございます。 おかげで楽しい時間を過ごすことができました。
-
星を食べる子少年がとある夜に少し不思議な少女出会い、ある物を探しにいくお話。 各エンディングの後にスチルが見れるのですが、どのスチルも素敵です。プレイ時間は短めですので、是非全てのエンドを見てみましょう。 ほのぼのとした流れで進んでいく良い短編作品でした!
-
わたしのしたい夜の時間に山へと写真を撮りにきた主人公が、少し不思議な女の子と出会うお話。 タイトルと紹介イラストから想像していたお話とはかなり違いました。 綺麗なゲームですね。 音楽、UI、背景に文章とすべてが綺麗に合わさっで素敵でした。 クリア後のタイトル画面もすごく好きです。 素敵な作品をありがとうございました。
-
タイトル無し黒い背景に現れる文字を追いながら選択をしていき、箱の中へとキーワードを増やしていくといった流れのゲーム。 BGMも立ち絵もなく、文字と選択肢だけで進んでいく独特の作品ですが、しっかりと物語の雰囲気を感じ取ることができました。 セーブ機能を用意するのではなく、選択肢と途中の文を消していくというのは面白い発想ですね。それが作品の雰囲気に合っているというのも素晴らしいです。 「タイトル無し」にセンスを感じますね。
-
サイレンとわたしとサイレンとのお話。 レトロな雰囲気がすごく素敵です。 BGMがゲームの雰囲気と綺麗にマッチしていて不思議な空間を感じることが出来ました。 バッジ取得までの道のりは大変困難でしたが、取得できたときの達成感は良いものでした。 素敵なゲームをありがとうございました。
-
忍者爆発「現代にいる忍者」と自称する主人公が学校に爆弾をぶちこんでいくお話。 意味がわからない? 深く考えずに主人公の忍者っぷりを感じましょう。 あなたに心の忍者があるのならば(?)、きっと素敵なエンディングにたどり着けるはずです。 無駄に疾走感のあるBGMに、終始ハイテンションで進む物語とサクサクプレイすることが出来ます。 数多くの選択肢がありますが、どれを選んでも面白い方向にお話が進むので楽しめました。 勢いのある良作ありがとうございました。