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加藤 匠のレビューコレクション

  • 魔物ダービー ~うさぎとカメと勇者と竜~
    魔物ダービー ~うさぎとカメと勇者と竜~
    スクリーンショットからわかるように、 まず全体のデザイン、雰囲気がすごく良い! BGMもそれっぽくて、ファンタジーな世界観がGoodすぎる。 競馬のようにどちらの魔物がレースに勝つか、 コインを賭けていって、大金持ちを目指すゲームです。 単純に走行距離で決着がつくこともあれば、 魔物同士の攻撃などでHPが0になって、 さほど走らずに勝つという波乱の結果になることも。 コツがつかめると、事前情報である程度は 勝敗の予測がつくようになるのも面白いですが、 それでもランダムな部分に翻弄されることも…。 「もんすたあレース」とか、 FFタクティクスの「ナナイ人生真書」とか好きな人には たまらないゲームですね(私がそれでした)。 うさぎさん達が言っていたように、 1万コイン以上でエンディングが分岐したっぽいですが、 何にせよエンディングはややサラッとしてたのが惜しいです。 会話シーンではレースに登場する魔物もチラホラ出てくるので、 「私が出るレースで一緒にイカサマしよう」と、 誘ってくるやつがいるとか、 そういったドラマも作れそうだなぁと思いました。 色々とまだ広がりがありそうなポテンシャルを感じさせる、 良いゲームでした。 ともかく面白かったです!

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  • 5文字TALKミヨコちゃん
    5文字TALKミヨコちゃん
    AIのミヨコちゃんと会話できるシミュレーション。 プレイヤが自由に入力した文字に対して、反応を返してくれるというもので、 かなり癒し系なゲームですね。 足とか胸を触ろうとして、ちゃんと反応があるのもお約束(笑) 特定ワードでミヨコちゃんから電話がかかってきたりして、 芸の細かいワードがいくつかあって、ドキッとしました。 シミュレーションに特化した作品でしたが、 何らか会話していくにつれて 明らかになるストーリーとかもできそうだなぁと、 創作意欲を刺激されたゲームでした!

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  • ちょっと気になる販売機
    ちょっと気になる販売機
    自動販売機がヒロインという挑戦的な作品でしたが、 ハートフルであたたかい物語でした! 後半は涙腺にも攻めてくる盛り上がりも。 前向きになれる良いゲームですね…! 全然ゲームとは関係ないですが、 この手のポイントカードの有効期限が切れて、 それをキッカケにそのまま利用しなくなったのを思い出して、 申し訳ない気分になりました。ごめんよ。。。

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  • 真説安達ケ原
    真説安達ケ原
    作品紹介ページのゲーム画像を見て、 こりゃあいったいどんな物語が繰り広げられるのだろうと 軽い気持ちで手ェ出してみましたが、 奇妙奇天烈摩訶不思議な世界へとダイブしました。 熱量と勢いがすごくて、 なんか勢いのまま最後まで押しきられた感じ(ホメてます)。

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  • 白いプリンター
    白いプリンター
    以前にも遊ばせてもらいましたが改めて。 サクッと読み終わる良質の短編ホラーノベルゲームです。 プリンターから紙が出てくる演出/音がリアルで、 すぐに世界観に引き込まれます。 個人的にですが、ゲームの音ってめっちゃ大事だなぁと、 改めて気付かせてくれたゲームでもありました。

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  • イミュ・アカナムの迷宮
    イミュ・アカナムの迷宮
    ハッ!?気付けばクリアまで、10時間近くドハマリしていました。 タイトルの通り、 イミュ・アカナムという魔術師が作り出した謎の巨大迷宮に、 冒険者達が挑むゲームです。 いわゆる読み物がメインのノベルゲームとは、毛色が少し違う感じで、 RPGのように育成、強化、戦闘などもしっかり楽しいゲームでした。 迷宮内では、自動で迷宮を1歩ずつ進んでいき、 そのつど起きるイベントにプレイヤは選択肢で対応していきます。 TRPGを遊んでる感覚に近いかもしれません。 「自動で進行する」という珍しいシステムですが、 のんびりしてると勝手に選択肢が選ばれてしまうので、 即判断が求められますが、コレがかなり刺激的で良かった。 (もちろんゆっくり設定にもできる) 戦闘においても、やることを選ばないと、 ただ攻撃するだけになってしまいますが、 選択ミスがけっこう命取りになることもあるので、 一見すると繰り返しプレイでダレそうな戦闘も刺激的だったのは、 良いシステムだなぁと思いました。 ひさびさに手に汗握りつつ、ゲームしていました。 特に個人的には戦闘バランスはかなり良くて、 油断すると死ねる、でもレベルや装備を強化していくと、 しっかり成長を実感できる強さになり、 どんどん迷宮の先に進める、という感触がすごく良かったです。 4枠セットできるスキルについても、 燃費は悪いけど強力なスキルをつけるかどうか…とか、やりくりが楽しい。 町で準備⇒迷宮探索⇒町で準備…というゲームサイクルですが、 自動で進行してくれるので気楽な面もあり、 「もう一回挑んでみるか」と思いやすく、 ついつい止め時を見失ってドハマリできる楽しいゲームでした。 死に際の描写(文章)がやけに詳細なのも特徴なゲームですが、 迷宮後半でボロボロになっていくNPC達の生き様も なかなか見所ありました!

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  • 振り返ってはいけない道
    振り返ってはいけない道
    とにかく「振り向いてはいけない」がルールのシンプルゲーム。 一部、選択肢の出方とかに悪意があって、 それが逆に面白かったです(笑)。 欲を言うと、 「進む」だけの単純作業になりがちなので、 もっと振り向きたくなる仕掛けとか、 悪意のある選択肢ネタを強めても良かったのかなぁとも思いました。  ・ボタンを押そうとすると、ボタンが逃げやがる  ・ボタンを押そうとすると、文字が「振り返る」にすり変わる  ・鏡が置いてある(気になって見る=後ろが…)  ・後ろで急に、日常会話をしてる人達が(気になる…)  ・後ろでイチャついてるカップルの声がする(気になる…) …とか? シンプルゆえにわかりやすいゲームなので、 選択肢や、振り向きたくなる仕掛けを増やすだけで、 今よりももっと面白くなりそうだなぁと感じたゲームでした。

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  • 最終電車
    最終電車
    10分ほどでサクッと読み終える短編でした。 気付いたら深夜の電車の中。 次の駅のアナウンスが「天国」だなんて、 もうそれだけで気になりますね。導入バッチリ。 色々と考えさせられる部分もありますが、 疲れた時、元気がないときに遊ぶと、 特に刺さりそうな感じでした。

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  • 夢記憶短編集
    夢記憶短編集
    作者さんが実際に見た"夢"を詰め合わせた短編集。 面白そうな夢ばかり見ていて良いな~と思ったのが素直な感想。 夢を詰め合わせた「本」という設定になっており、 急にゲームっぽいボタンやメニューが出ることもなく、 雰囲気や世界観を崩さないよう、丁寧に作られているのが もうすごく良いなあと思いました。 フリーダムで何でもアリな夢らしく、 途中で主人公が変わっちゃったり、急な場面転換があったり、 これというオチがないまま終わったりすることもあるけれど、 どれも不思議で魅力的な世界観に浸れます。 そのまま話を膨らませたら、 1つのマンガ、ゲーム、映画とかも作れるんじゃないか?と思わせる、 世界が広がりますね。 自分は『空を飛ぶ島』がお気に入りです。 得体の知れない赤の王、赤の女がいる謎の城が魅力的。 一度は自分もあの場所にいたのに、今は城に到達できない状況。 そこになぜか不思議な物悲しさがあって、いちばん印象的でした。

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  • 虚無、あるいは絆の家
    虚無、あるいは絆の家
    5分程でサクッと読み終わる短編。 短いながらも「え?まさか…」という展開になり、 その後も期待した通りの展開に。 ジワジワと怖いような、不気味なような、 印象深いゲームでした。 物静かなトーンのBGM、黒いシルエットの登場人物、 ボカシの入った風景なども相まって、 ゲーム全体の雰囲気もかなり良かったです。

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