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お風呂かこのレビューコレクション

  • ティラノフェス2020オープニング
    ティラノフェス2020オープニング
    ティラノゲームフェス2020開催おめでとうございます! 今年も楽しみたいと思います!

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  • 実話系怪談 深海からの足音
    実話系怪談 深海からの足音
    怖すぎる。得体のしれないものへの恐怖心、込み上がってくる不快感、嫌でも想像してしまう気味の悪い情景。 とても底気味悪い話でした。 今作は実話系怪談ということで、方言が使われています。それが生々しさを深化させているように思いました。

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  • シロツメクサの恋心
    シロツメクサの恋心
    過去を抱えた人物がたどる道のり。 交わされた約束の末にあるものとは。 シロツメクサの恋心。 かわいらしい絵柄には似つかわしくない、不穏なタグが並んでいる作品です。 @ネタバレ開始 調べたところ、シロツメクサの花言葉には「約束」や「復讐」、「私を思って」などがあるそうです。「約束」はおそらくリクとウミのものですよね。「復讐」や「私を思って」は、そのまま各人の行動かなと思います。 以下は作品についているタグについて考えたものです。 メンヘラとは心に病気を患った人という意味ですが、一般的には「重い」や「かまってちゃん」といった意味でも使われるようです。後者の意味で捉えると、ソラもウミもリクも当てはまるように思います。 共依存に関しては、「重い」や「かまってちゃん」では片付けられないですね。ここらが、この兄妹の本質でしょうから。依存のもとにして、恋心という形でもって成り立っているように見えるのが、この兄妹なのかなと。まあこれはタグがあらわしているように、ただの共依存だと思います。 約束に依存して過ごした人生は、そう簡単には変わらないでしょう。それは、お互い同じだと思います。だからこそ、ソラを選んでもすぐに後を追うのだと思います。当人たちにとって、依存と恋が違うものなのかは疑問ではありますが。 しかしそれも、形であるのかなと思います。 そしてこの共依存のことを踏まえると、心に病気を患った人というのはリクとウミ、重いかまってちゃんで済んでいるのがソラということなのかなと思います。 なのでこの話には、本来の意味でのメンヘラも、俗語的な意味でのメンヘラも存在していますね。メンヘラというタグにふさわしいキャラクターたちだと思いました。三人とも、最初から考え方が固まっていますしね。 @ネタバレ終了 絵は枚数や差分が多いため、そこから読める情報がたくさんありました。こういった文章に頼り過ぎない描写や演出が特によかったと思います。

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  • 名もない吐息
    名もない吐息
    紹介文にある「“青春後”を生きる」という文言に惹かれて読みました。 それぞれの理由でもって、描いていた未来とは異なる生き方をすることになった直井さんと鴨野さん。そんな人間が抱えている感情や、溜息となって吐き出される思いなどが感じられる作品です。 @ネタバレ開始 早めの自立を求められたから短大を選んだ。 申し出が受け入れてもらえず、別れることになった。 その行為は、少しの失敗で自身を追い込むものになった。 これらに関して何が悪いなどは、特にないのかなと思います。これらは全て当たり前に起こりえることで、ある意味ではありきたりでもある。人生において溜息に内包されるものが変わるのは、それほど珍しいことでもないように思います。数ある可能性のひとつだと思います。 鴨野さんが自分と似ている人を見つけられたのは、必然でもあるのかもしれません。鴨野さんは、そういう人が生きている姿を見て、自分の在り方について考えたかったのだと思います。だからこそ、直井さんを見つけることができたのかなと。 それに、ほんとうに終わらせたいだけだったら、荷物なんて要らないですし、誰かに話しかける必要もありませんからね。鴨野さんは選択肢もそれほど多くはないので、迷ってはいましたが、おそらく選択自体は最初から決まっていたようにも思いました。直井さんも、理由を求めていただけのように思えます。 二人がたどり着いた結末については、結局のところ簡単に言ってしまえるもので、事情によりけり、人によりけりなのだと思います。 私としては、二人が選んだ道も、選ばなかった道も、決して間違いではないと思います。 確たる答えはなく、普遍的な答えもない。 そんな何が正解なのか分からないものこそが、生きることなのだと感じました。 事の大小は関係なく、人は苦しいときがある。そのときに、力強く話すことができていたら、もう少し生きやすいのかなと思います。 二人での遠回りは、いい方向に働いたように思いました。 @ネタバレ終了 いろいろ考えながら、たのしく読むことができました。 ありがとうございました。

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  • あいちゃんピキング!
    あいちゃんピキング!
    Twitterにある超ハイパーウルトラパーフェクトスクリュー攻略情報を見たら、全エンド到達できた! @ネタバレ開始 エンド3で苦手なあの子が来ているという情報が明かされますが、これがエンド1の結末なのだと思います。エンド名も、「負けて悔しい はないちもんめ」ですしね。 エンド2はその結末にたどり着きたくないがための、逃避ですかね。そう考えると、エンド2のあいちゃんは、主人公のぼくからはあいちゃんに見えていますが、あいちゃんではないのかもしれません。 なので幸福度というのは、あのときの再現や、現実からの逃避を織り交ぜたものとも捉えられると思います。幸福度が足りなければ事実にあたり、幸福度が足りていても記憶の再現になる。そして虚妄の舞台装置は、事実と記憶の認識を歪めてしまう。 主人公は、何にだってなれなかったのかな。いいえ、仮にそれにはなれていたとしても、おそらく本当になりたかったのは、消防士でも警察官でもなく、あいちゃんの◯◯だったのでしょう。 エンド1を見た後だと、道中で時折入っていた回想が、また切ないですね。 @ネタバレ終了 おもしろかったです。 ありがとうございました。

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  • 君と二人で歩くことが
    君と二人で歩くことが
    やさしさに触れることができる作品です。 本作の魅力は、人のやさしさという部分から描かれる、温かさだと思います。 @ネタバレ開始 前編。凛ちゃんと優介さんは、お互いに気を遣って生きていました。そんな二人の言葉は拙く、届かないこともあります。しかし、たとえ気を遣う間柄でも伝わっているものはある。それがよく描写されていたと思います。 後編。そんなやさしい側面を持った二人だからこそ、話し合うことができたようにも思います。お互いのよさを知覚しているからこそ、悩んでしまっていた二人。話し合うにあたり、きっかけは必要になってしまいましたが、その結末はやはり温かさを伴うものでした。陰鬱なものはかけらも感じない、明るくやさしい温かさでした。 個人的には、そのきっかけがなくてゆっくりと進んでいた場合でも、いずれは同じ結末にたどり着けていたように思います。 @ネタバレ終了 人のやさしさや温かさが素敵な作品でした。 ありがとうございました。

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  • パーソナル・スペース
    パーソナル・スペース
    物語の作りがいい作品でした。 時系列がばらばらに散らばっていますが、他の方の感想にもある通り、読み進めるにあたっての難解さはないように感じました。 @ネタバレ開始 ばらばらになったものをつなぎ合わせて、届いた先にあったのは、揺るがない思い。それは、ともすれば悲しいという感情なのかもしれない。しかし、悲しいだけではない。 多くの不安を抱えながら、遥かな時をこえて、形を変えて、そうしてつながれてきたものは、期待に満ちた言葉となる。 読者に物語を紡いでもらうという形式は、読了の満足感が非常に大きいですね。本作の読後感は、最後の文章に目を落としたけれど、まだ本を閉じたくないなあ、となったときの感覚に近しいものがありました。 物語の中にとどまらず、自分自身の頭の中でも話がつながっていくという感覚が、本作の大きな魅力であると感じます。その意味では、冒頭の軽快に思える会話こそが、この構成の本質的な部分にも感じられますね。想像をなす頭の中という空間は、宇宙である。その宇宙にこれから想像のかけらを与えるので、つないでみませんか? という話なのだと私は思いました。 想像ができるからこそ、相手を強く思っていられる。感情を強く持ち続けられるのは、大きな想像力を持っているから。 結末の展開を、直接の言葉ではなく、アンドロイドであるラズリの「想像」による行動で描いたことにより、この物語が持つ意味は確立されたように思います。 @ネタバレ終了 キャラクターはラズリが特に好きです。 ありがとうございました。

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  • Escape Box
    Escape Box
    シンプルな脱出ゲームです。難易度も高くないと思われます。 ……ですが、私は一個わからないのがあったのでそれだけは総当たりでやりました(笑) たのしかったです!

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  • タマキハル~序章 艮為山編~
    タマキハル~序章 艮為山編~
    登場人物が非常に魅力的な作品です。その魅力はかわいらしさはもちろんのこと、温かさや優しさ、おもしろさやかっこよさや不思議さなどなど、多岐に渡ります。そんな個性豊かな登場人物たちと、主人公弥城陽介くんのたのしい日常が楽しめます。 @ネタバレ開始 なんて終わり方をするんだ……。続きが気になって仕方ないのですが……! いったいどうなったんだ……! 貴方って誰だ……! この物語はまだまだこれからですよね。残っている謎もたくさんありますし。続き、ほんとうにたのしみにしています。 物語としては、視点主の陽介くんがやさしい人間だったので、終始気分よく読むことができました。玉子焼きのシーンは、陽介くんの頑張りがよく感じられました。しっかりしていますが、まだ高校生なんですよね。ほんとうに強くて優しい人間なのだと感じました。 繰り返しになりますが、登場人物がほんとうに魅力的でした。見ていたくなるといいますか、人物を知れば知るほどに愛着が湧くので、ひたすらこの世界に没頭していたいという感覚になりました。 個人的には特に神岡さんが気になります。やはりギャップがよかったのと、ご家庭の事情などもあるのでそこらを見てみたいなと思いました。柳田くんとのお話も、もっとあるんですかね。しかし沖崎さんのことも気になりますし、出雲さんとお兄さんのことや、胡桃ちゃんのことも気になります。そして何より香月さんはどうなったのか。現状ではいろいろなところが気になって仕方ないですね。水城くんや高松くんのことももっと知りたいので、この物語の続きが見られることを切に願います。 @ネタバレ終了 続編心待ちにしております。 ありがとうございました。

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  • 吹き溜まりの彼女
    吹き溜まりの彼女
    良くも悪くも現実的な話でした。 記憶の中だけで収まっていた依存が、ふとしたきっかけで実態を持ってしまう。そうして、ひとたびすがるもの見つけてしまった依存、在り方を変えて果てまで続く。 @ネタバレ開始 やるせない気分になったというのが率直な感想です。 結末に関しては、何がだめだったとかは、おそらく関係ないのでしょうね。現実に明るい未来が約束されているなんてことは、ありえませんから。それが真の現実であるならば、救いがないこともまた現実です。悲劇のヒロインは、悲劇のヒロインのまま。 そもそも何が良いことで、何が良くないことだったかなんてものは、当人たちの尺度次第でしょうし。むしろ幻想にすがって生きなくてもよくなったという部分に目を向ければ、それほど悪いことではないようにも思えます。たとえ短い間だったとしても、二人は関係を取り戻して、枯れない愛の花も咲いていたのですから。残されたそれは、それほど長くは持たないでしょうけれど。 エンディング後のタイトル画面は、吹き溜まりではなさそうですね。 @ネタバレ終了 おもしろいとかいう種類の話ではなく、現実的な話です。 現実が見たいという方にはおすすめです。

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