さむいそらのレビューコレクション
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タマキハル~石章 山沢損編~フェス最終日滑り込みで失礼します! 零章→序章→石章とプレイしました。単体でも楽しめるようになっているとのことですが、全部読んで本当によかったと思えるくらい素晴らしい構成でした。 グラフィックや演出など、様々な部分がパワーアップしたのはもちろん、キャラクターの顔芸もバリエーションが豊富で見ていてとても面白かったです。 読み終えたらすっかり椿姫さんのファンになりました。こんな子がいたら絶対友達になりたいです! かわいい!! @ネタバレ開始 出雲さんの台詞の、「ココで会ったのも、何かの縁……」にピンときました。Twitterで拝見した次回作のサムネイルが出雲さんだったと記憶しています。今作ではめちゃくちゃ頼りになるかっこいい姉貴という印象でしたが、まだまだ謎も多そうですしさらなる活躍が期待できるかも? わくわくします! 男の子3人+女の子1人=探偵団の発想が面白かったです。柳田くんに水をかけたら女の子になるとか、諦めた時点で恋は終了とか、神岡さんの疾走感あふれるダイナミックなスチルとか。全部好きな作品だったので元ネタがわかって嬉しくなりました。 いろいろあふれ出る想いみたいなのはあるんですが、心の中にしまっておいて次回を楽しみに待ちたいと思います。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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タマキハル~零章 プロト~ずっと読みたいと思っていたタマキハルシリーズ! 零章完走しました! 一周は記載通り一時間半~でしたが、面白くて結構読み返してました。雰囲気は全体的に高校生の日常って感じですが、じわじわとミステリーが近づいてくるような……。 キャラクターたちの会話も、独特のノリとテンポが癖になるくらい楽しいです! 序盤からみんなそれぞれ個性が光っていて、改めて物語の構成やデザインの良さを感じています。 @ネタバレ開始 っぱ香月さんなんだよなあ! めちゃくちゃ可愛い。わかっていたことですがこうして作品に触れて新たな魅力を発見できて嬉しい。 お料理上手で巫女さんでボケが達者で四天王!! こんな子が近くに居たら自分も陽介くんみたいになりますね。間違いない。 男子も女子もみんなそれぞれいいところがあって、ちょっとドジだったり思い込みが激しかったり暴走しちゃうところもあるけれど、それがまたいい具合に魅力的に描かれていたなあと思います。 学校の外で会った人たちについては、まだまだわからないことも多いので続編の方でまた会えたらいいなあ。 ここからは完全に想像なんですけど、通り魔は誰なんだろうってずっと考えてました。 最初は鮎川くん、次に先生、そして香月さん……。 メタ的なことを言うと正体は大抵作中の誰かだと思うので、ずっと陽介くんに突っかかっていたあの子なのかなあと。 鮎川くんは体育委員になっちゃうし、先生は適当に図書委員に任命しちゃうし、香月さんは……。 でもまだ理由付けとしては弱いような気もします。まだ序盤だから当たり前なのですが。 いろいろ想像しながら読むのが本当に楽しかったです。 そして、一日遅れではありますが陽介くんと巧くん、お誕生日おめでとうございます! 今のところおふたりのビジュアルがなかったので、こちらにて失礼します。これからも仲睦まじいおふたりが見られますように! @ネタバレ終了 ここからどんな風に物語が広がっていくのか楽しみです。続編ものんびり読ませていただきます。 素敵な作品をありがとうございました!
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スクールシャーク映画だと定番の題材ですが、ノベルゲームにまで進出しているとは! 無機質で飾り気の無いデザインが逆に恐怖感を駆り立てられます。 サムネイルのインパクトは絶大ですが、よく見ると愛嬌のあるお顔をしてらっしゃる気がします。 @ネタバレ開始 サメの存在よりも、身近にいる人間の方が怖いと感じさせられるお話ですね……。 浅井さんの奮闘するシーンが中和してくれていたというか、あれがなかったら読むのを断念していたかもしれません。見た目もやることも派手ですがいいキャラだと思います。 渡辺さんに脅威をもたらす人たちの言葉が真実でそれらを照らし合わせていくことで、高柴さんがなぜ夜遅くに学校にいたのか、高柴さんの身に起きていることに渡辺さんが気づかなかったのかがわかったような気がしました。 高柴さんが襲われた時も、手を伸ばしながらも笑っていたのではないか。そんな光景を想像してしまいました。 私の予想とは違った結末でしたが、フィクションとして大変楽しめました。渡辺さんが今後どうなるのか非常に気になる所です。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
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死と月は寄りそって眠る小さな村に住み続け、生死について答えを出せないまま生涯を終えようとしている老人のお話。 難しい題材ではありますが、やわらかい文体でキャラクター同士の掛け合いもくすっと笑えるものだったり。 一見不思議な世界観も、設定がしっかりしているのですんなり読むことができました。 @ネタバレ開始 どこか現代人に近い考えを持っているモルスさんとルナちゃんですが、屋敷に侵入してきた人間を殺したりこき使うことには抵抗が無いようで、狭いコミュニティの中で生き続けるということはそういうことなのだろうかと勝手に解釈するなどしました。 人は大事なものを守るためなら、時として残酷になるといいますものね……。 ふたりが屋敷に引き入れた奴隷の女性、もしかしてルナちゃんのお母さんだろうか……と思ってしまいました。ルナちゃんは「お母様」なんて言ってましたし、いい演出ですね。こういう展開とても好きです。 読み終えてタイトル画面に戻って、改めて作品名を目にしたとき……めちゃくちゃ感動しました。 どうか安らかに眠ってくれることを祈ります。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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【謎解きx脱出!】ありすえすけーぷありすちゃんの制服がかわいい! ポップなデザインだけど、難易度は比較的難しいと感じる脱出ゲームでした。 脱出してからもやり込み要素がたくさんあって、何度も周回して楽しめます。 別サイトではタイムアタックで他のプレイヤーと競うこともできるそうで、遊びの幅がさらに広がりますね。 @ネタバレ開始 おしがまの意味がわからないまま数カ月が過ぎ去ってしまったのですが、最近ようやく理解できたので満を持して遊びに来ました。 初回プレイではびっくりするくらい何もできなかったのですが、時間を気にせずアイテムを確認したりするうちに理科室でひらめきました。一度思いつくとその他の謎も解けるかと思います。アイデアの勝利ですね。これを実現できることがすごい! 一番難しかったのはボイス集めですかね……。何度聞いても癒されるので周回は苦ではなかったのですが、探す順番によってもボイスが変化するのでいろいろ試したりしました。 バスケは運。毎回お守りにバナナ持って行って、お腹がすいたら食べてがんばってもらいました。ありすちゃんの食べ方はお上品でいいですね(目を逸らしつつ)。 ありすちゃん新作の進捗もちょこちょこ拝見したのですが、また新たなシステムの構築に取り組んでおられるようで完成が待ち遠しいです。今後の活動も応援しております。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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親友を攻略したい!おまけ版別サイトに掲載されている本編の後日談のような位置づけのゲームで、短い時間でもほっこりした気持ちになれるお話でした。 @ネタバレ開始 本編の後日談ではまだお互いぎこちないというか、距離感をはかりかねている雰囲気でしたが、今作では仲睦まじいところを見ることができて良かったです! タイプの違うふたりだからこそ補い合えることがあるんだろうなあと思います。 今作では攻略要素が出てこないので、本編を読むことをおすすめします。最後まで読んでからタイトルの秀逸さに気づいて感動しました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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けもみみユーフォリア~complete!!~けもみみ好きにはたまらないゲームでした! どのキャラクターも魅力的に描かれていて、最初から最後までどきどきが止まりません。 それぞれの心境もさることながら、季節の変化も目で見てわかるような細かな演出が親切で良かったと思います。 何よりエンディングやスチルが盛り沢山で、コンプリートした後の満足感が半端ないです! @ネタバレ開始 プレイする前に世界観説明の動画を拝見したのですが、馴染みのあるボイスが聞こえてきてびっくりしました! 落ち着く声だあ……。そしてタイニーちゃんが可愛い。 ざわ…の文字もめちゃくちゃ面白かったです。 現在実装されているエンディングの中で一番好きなのは特攻のやつです。一生ついて行きます姉御! なんていうか本当に、ヒツジちゃんは応援したくなっちゃうようないい子だなあと思います。 見た目で特に気になっていたウサギ先輩、攻略後はもっと好きになりました。好きな子にどうしてもいじわるしたくなっちゃう先輩も、優しく接してくれる先輩も好きです。 何回も退部してしまう展開を見るのは少々辛いところもありました……。無事に救い出せてよかった! 作中に幾度となく「性根が~」「根を張る~」といった植物に関連する言葉が出てきて、作者さんも園芸好きなのかなあとあったかい気持ちになりました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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nail lainダークで美しい世界観を余すところなく描かれた長編作品で、とにかく読みごたえがありました。 同じ屋敷に住むという三人がみんな魅力的で、何気ないやり取りをする日々がずっと続いてくれたら……と思わせられます。グラフィックや演出も素晴らしかったです。 @ネタバレ開始 迎えるエンディングによって、タイトル画面が変化するたびに「うわーー!」と叫んでしまいました……。こういった演出はより物語に没頭してしまうというか、余韻を与えてくれますね。 私はあまり乙女ゲームに詳しくないのですが、選択肢がありつつも結末がひとつに絞られているところが珍しいと感じました。どちらかというと第三者目線で読んでいたので、なるほど主人公は彼を選んだかと納得しました。彼が主人公について言っていたように、彼もまた言葉を交わせば交わすほどに好きになってしまうような人だなあと思います。 あえて自分の好みのキャラクターを挙げるとするならば、ジルツィアさんです。サムネイルを見て一番気になっていた方というのもありますが、ゲームをプレイしてより好きになったかもしれません。盲目的に自分を愛してくれる騎士さん、めちゃくちゃかっこいい……!! しかも笑った時の顔はとてもかわいらしい。反則です。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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三十二日の怪物曰くとってもおしゃれなハロウィンゲームでした! 芙々李ちゃんは表情豊かでおっかなびっくりなところがかわいらしく、怪物さんは何を考えているのか見えてこないミステリアスなところに惹かれます。 探索パートでは、ふたりのいろいろなやりとりを見ることができて楽しめました。 @ネタバレ開始 何周かしてみたのですが、Trickを上げる方法がわからなかったのでサイトの攻略画像を拝見し、無事にコンプリートできました。ずっと芙々李ちゃんを逃がすべく玄関連打してたので気づかなかった……!! 2周目以降は選択肢の横にどの数値が上下するかが表示されるようになるので、何度も挑戦すればクリアできるような程良い難易度だと思いました。 おまけを読んだ後改めて芙々李ちゃんのお洋服を見ると、中華風の装いといった雰囲気ですごくかわいいですね。吟寧さんもふとした折に見せる表情の変化がよきでした。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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みどりの魔女と金の枷可愛らしい見た目の少年が毎日遊びにきてくれる素敵な日々……けれどビターな描写も多く、非常に読みごたえのある物語でした。 選択肢の数が結構あるので迷うかなとも思いましたが、すんなり全てのエンディングにたどり着くことができました。 @ネタバレ開始 最後のひとつがわからず、なんとなくカタリナさんならこんな行動を取るんじゃないかなと思った選択肢を選んでいったら、読んだことのある文章に続いて主人公が話しはじめたのでもしや……!? となりました。カタリナさんのことが理解できた気がしてちょっと嬉しかったです。 @ネタバレ終了 クオンさん、急に近づいてくることがあってその度にどきどきしました……。 みどりの魔女はカタリナさんのことで、金の枷は何を指しているんだろうと思っていましたが、まさかの展開でした……! @ネタバレ開始 タイトルロゴのお花もクオンさんが咲かせたものなのかなーと思うと涙腺が崩壊しそうです……。 後日談や後書きも拝見しました。作者さんのこだわりや、どんな想いで制作されたのかを知ることができて、より作品への理解が深まったように思います。 普段はこういったお話を読む機会が少ないのですが、けっこうハマってしまったかもしれません。執着心の強い子、良いですね……! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!