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個人宇宙のレビューコレクション

  • つくもと空の屋台
    つくもと空の屋台
    とても気軽に挑めるなぞなそゲームでした。ヒント機能も入っているので、答えに迷っても簡単に正解を導き出せる内容になっていると思います。楽しいひと時を過ごすことができました。 @ネタバレ開始 答えを導き出せた後の神様たちのイラストもどれも魅力的(目パチもするので尚更)で、クリア後のちょっとした物語を連想させる絵の部分など、細かい演出も凝っていて楽しかったです。

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  • その恋、暫定につき、バレンタインシチュエーションボイスZ
    その恋、暫定につき、バレンタインシチュエーションボイスZ
    『その恋』シリーズは1作目から順番に追いかけています。改めてボイスの素晴らしさを耳で感じつつ、甘いひと時を過ごすことができました。 @ネタバレ開始 直方先生について、最初は「!?」となりましたが、2回目で「なるほど」と納得しました。チョコもオシャレな大人な感じがして良かったですね。川端ちゃんは『旦那』という言葉がたまらなかったです(笑)。 個人的に推している薬院さんについて、まさかの一口で数万円が吹き飛んでしまう高価チョコに「これは食べるのがもったいなくなる...!」と思いましたし、まさかの実家招待に謎のガッツポーズをしてしまいました(笑)。

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  • 3MEN6P!
    3MEN6P!
    とても丁寧かつ大胆にブッ飛んでる、大変楽しくて面白い作品でした。 グラフィックはUIの細かい部分まで手書きで丁寧に描かれていますが、世界観はギャグとか超展開とか様々な要素を初めから強烈にブッ放していて、この制作者様でしか出せない個性をひしひしと感じました。「アニメかな?」と思うくらいイラストも激しく動くので、最後の最後までとにかく目が離せませんでした。 @ネタバレ開始 個人的に好きなシーンは、やはり勘違いネタの場面でしょうか。どんどん加速していく勘違いに笑いが止まりませんでした(笑)。 あと推したいのはメインヒロインの面子ちゃん。とにかく可愛いかったです。目つきが悪くて無口でツンとしているのに全力でギャグをするので、そのギャップにどんどん愛着が出てきました。おまけの合戦モードのカットインで出てきた戦国衣装もすごく可愛かったです。

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  • 燕に餞 -10 minutes to airplane fall-
    燕に餞 -10 minutes to airplane fall-
    残り10分で墜落する飛行機を舞台にしたシチュエーションの面白さはもちろん、マルチエンドの中に数々の謎や伏線を絶妙に入れており、シナリオを読みながら様々な想像を巡らせてしまう構成がとにかくすごいと感じました。 モノクロで統一された画面もオシャレで、ゲームとして大変面白かったですし、上質な短編小説を読み終わった時のような読後感がありました。 @ネタバレ開始 墜落する直前の飛行機の操縦室で何が起こったのか(エンディング3は結構な衝撃でした)。彼と一緒に話していた彼女の正体は何なのか。最後まで具体的に明言されませんでしたが、あれこれ考えてしまうくらいの吸引力がありました。個人的にエンディングは1と4が好きです。

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  • 足の下が透視できる少年加賀地くんと誘拐犯のおじさんの話
    足の下が透視できる少年加賀地くんと誘拐犯のおじさんの話
    マンガの吹き出しのようなセリフでテンポ良く動いていくシナリオ。ある種の世知辛さを含みつつも、加賀地くんとおじさんの会話がとても楽しい内容でした。 @ネタバレ開始 タイトルから誘拐の一部始終という感じで進んでいくんだろうなと思っていたら、あっさり逮捕されてしまった部分が面白かったです(笑)。幼い頃にいろいろあったせいか、高校生になった加賀地くんの言動がかなり堅実的になっていて、おじさんとの会話のギャップも良かったです。 ただ、超堅実志向の加賀地くんもいざという時はおじさんを見捨てずに助けてくれるし、おじさんも子供のように素直な時もあればクズな部分もあったりなど、そこが妙に人間味があると言いますか、2人の魅力をより引き出していると感じました。終盤のUFOはまさかの超展開でしたが、この時のおじさんは本当に格好良かったですね。

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  • 天使のロマンホリデー
    天使のロマンホリデー
    まず特筆するべき部分は、登場キャラクターの個性を存分に引き出しているイラストデザインです。とにかく綺麗で、オシャレに彩られたサムネイルにグッと惹き込まれながらプレイを始めました。 シナリオ部分も文章がとても読みやすく、各キャラクターの個性を出しながら、それぞれが所属していた国の背景やキャラ毎の関係性などを想像できる構成になっており、最後の最後まで夢中になって読みました。 短めの時間ながらスチル数も非常に多く、選択肢のパターンによって一つ一つ用意されているので、「どういう結末になるんだろう?」と楽しみながらコンプリートすることができました。 @ネタバレ開始 作中に出てくるキャラクターは確かに全員罪人ですが、それぞれ確固たる信念があったりやむを得ない背景があったりなど、決して憎めない部分がありました。 好きなキャラクターはミヤコ(ビジュアルが純粋にストライクでした)。ウラ(ビジュアルはもちろん、とあるエンドでギルを物理的にボコボコにしているシーンは笑ってしまいました。間違いなく強い)。クガイ(格好良くて凄腕の暗殺者なのに、根っこが恐ろしくピュアなのが良きでした)。センパイ(全体的な言い回しとか、とにかく好き)です。

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  • 宇宙のカタコンベより。
    宇宙のカタコンベより。
    率直に申し上げて、とても自分好みの世界観で面白かったです。 あらすじから物悲しい雰囲気が大きく漂っており、プレイしながら孤独感や宇宙らしい冷たさも感じましたが、主人公とナーヴァシアンの少し自棄気味な会話は読んでて面白く、途中で何度も流れる『星めぐりの歌』も基本的にBGMが無い状態でストーリーが進行していくからこそ、より印象的に聞こえてきました。 @ネタバレ開始 バッド、ノーマル、トゥルー(これだけ攻略を参照しました)の順で読みました。途中からナーヴァシアンの正体について何となく察したところで、トゥルーのAIに関する設定を聞いて、「そうきたか」と驚きました。 AIについては最近いろいろと考える機会がありますが、とりあえず「会社は吐き気を催すくらいのブラックだな!」とだけ言わせてください(笑)。ナーヴァシアンが例の猫に驚いているシーンはとても可愛かったです。全体のシナリオもなかなか印象的で、主人公の愛憎をひしひしと感じましたし、トゥルーの行動も彼女らしい塩梅だと個人的に感じました。

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  • You Make a Space Cat
    You Make a Space Cat
    宇宙猫が好きなので、欲望のままにたくさんクリックをしました。 シンプルな連打ゲームですが、ゆるっとした雰囲気に惹かれて何度も挑戦しました。自分の最高記録は56回ですが、ツイッターのタグ機能で検索すると、60回を超える猛者もおり、「やっぱすごいなあ」と思いました(笑)。 @ネタバレ開始 隠し要素は探しきれなかったので、その部分はヒントを完全に参考にさせていただきました。想像以上にSFで不穏な要素も入っており、そのギャップに驚きました。まさに1粒で2度おいしい作品でした。

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  • 試作品0号
    試作品0号
    AIをテーマにしたシナリオの面白さはもちろん、Live2Dを駆使した数々の演出に制作者様のこだわりと愛情を強く感じる作品でした。 基本的にキャラクターのゼロと一緒に会話をしたり、お触りしながらストーリーが進行していきますが、とにかくLive2Dの表現が素晴らしく、ゼロの感情が発達していくにつれ、反応もどんどん多彩になっていきます。 Live2Dに関する制作は詳しくありませんが、各パート毎にしっかりと繊細な表現を作ってきたことに驚きと感銘を受けました。Live2Dではないイラスト部分も非常に綺麗で、特定のエンドでは目と口が動いている演出もさりげなく入っているので、幸福感が半端なかったです(笑)。 エンド数は多めで、特定のレアエンドは作中のヒントを参照させていただきました。アイキャッチの時間は短めなので、自分は慌ててスマホを用意して画面を撮影しました(笑)。 @ネタバレ開始 いろいろと語りたい部分はありますが、ゼロはとにかくマスター一筋で男女問わず可愛かったです。 シナリオで印象的だったのは、N×Z_ENDですね。NAVIのクールで保護者的な立ち位置のキャラでしたが、気付いたらゼロに対する人間的な感情が出ていて、「あぁ……」と胸が苦しくなりました。AIに人間的な感情が生まれてくるSF作品はよく見かけますが、こちらの作品もゼロとNAVIの自我が出てくる過程がとても自然に丁寧に語られるので、その部分も読み応えがありました。 イラスト部分で特に良かったのは、ゼロがNAVIに無理やり連行されるシーンです。この瞬間のNAVIの顔面偏差値がとにかく高くて、めちゃくちゃ格好良かったです。 あと先述でも少し触れましたが、恋心エンドで出てくる大人の女性と化したゼロも素晴らしかったです。実はこれが最後に見たエンドで、そこに辿り着くまで少し苦労してしまいましたが、それが一瞬で吹き飛んでしまうくらいの幸福感がありました(笑)。

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  • 異種間エンパシー
    異種間エンパシー
    9/25更新分のver.でプレイ。本編はバイオロイドの彼と主人公の交流をメインにした心温まるシナリオでしたが、一転して各エンド完走後に開放される3つのアフターストーリーでは、バイオロイドの存在を軸にした近未来SF的なストーリーが盛り込まれており、(個人的にSFジャンルも大好きなので)大満足の内容でした。 @ネタバレ開始 個人的に印象的だったのは、やはり3つのアフターストーリーでしたね。ストーリー1で身を挺して彼女の守ってくれたり、ストーリー2で葛藤の末に壊されることを選んだアルの姿はグッとくるものがありました。ストーリー3の伊集院さんが出てきた場面では、SF的な部分でいろいろ考えさせるものがありました。 トゥルーエンド完走後の目玉焼きバッジも良かったです。「そうか。ここまで上手くなったんだな」と思いましたし、ストーリー3では格段に料理の腕が上がっていて驚きました(笑)。

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